説明

機器間情報交換機能を有するストレージのデータ管理方法

【課題】非接続の複数オフラインストレージに対しても映像データ等の検索支援機能を提供する。
【解決手段】映像データ実体を夫々のストレージに格納することなく、ストレージ本体のDBへ他のストレージに格納された映像データに関わる管理情報を双方で共有しながら登録し、他のストレージ装置と同期するようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、機器間情報交換機能を有するストレージのデータ管理方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、映像データのデジタル化が進んだことや、ストレージ製品の価格も下がり、ユーザが手軽に映像データ等を保存するために必要なストレージ製品として、複数の装置を購入する機会も増えつつある。
【0003】
従来のストレージに関する装置は、映像データやそれを閲覧するためのDB(Data Base)を格納し、ユーザの閲覧を支援する機能を有するものや、複数のストレージ間で情報を共有するものが例えば特許文献1に示すように提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−219644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1は、複数の仮想制御装置を備える制御装置を含みオーバレイネットワークを構成する通信システムにおいてコストを増大させることなく、仮想ノードがもたらす負荷分散効果を損なわずに転送回数の少ないノード間通信を実現するパケット転送方法を提案するものである。
【0006】
しかし、上記のものをはじめ従来の技術では、映像データ等の検索支援機能はあったものの、複数のストレージに対して、非接続のオフラインストレージに対してもこの機能を提供することは考慮されていなかった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明では、上述のような課題に対して、例えば特許請求の範囲記載の構成を用いる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】実施方法を示したハードウェア接続構成図である。
【図2】実施方法を示したハードウェア接続構成図である。
【図3】実施方法を示したソフトウェア構成図である。
【図4】実施方法を示したDB構成図である。
【図5】外部装置とのDB共有処理を示した処理フロー図である。(実施例1、2、3)
【図6】外部装置識別処理を示した処理フロー図である。(実施例1)
【図7】実施方法を示したDB構成図である。(実施例1、2、3)
【図8】検索処理フロー図である。(実施例2)
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の好適な実施例を図面を用いて説明する。
【0011】
図1は、実施方法を示したハードウェア接続構成図である。
【0012】
100は、本実施例における外付けストレージ装置を示したものである。110は、本実施例における別の外付けストレージ装置を示したものであり、外付けストレージ装置110と同等の装置である。120は、一般的な外付けストレージ装置を示したものであり、通信制御部やR/W制御部やストレージを備える。130は、一般的な外付けストレージ装置を示したものであり、外付けストレージ装置120と同等の装置である。140は、PDA(Personal Data Assistant)であり、ユーザからのコマンド入力や画面表示などのUI(User Interface)機能と外部機器との通信機能を備えた携帯情報端末である。150は、パソコンであり、PDA140と同様に、ユーザからのコマンド入力や画面表示などのUI機能と外部機器との通信機能を備えたコンピュータ端末である。190は、ネットワークであり、通信機能を備えた機器が接続される。
【0013】
図1では、110をストレージ装置A、120をストレージ装置B、130をストレージ装置C、140をストレージ装置Dとする。
【0014】
図1では、ストレージ装置AおよびBおよびPDA140およびパソコン150が、ネットワーク190に接続されており、相互に通信が可能である。また、ストレージ装置CおよびDが、パソコン150に接続されており、パソコン150上で動作するソフトウェアからストレージ装置CおよびDへのR/Wアクセスが可能である。
【0015】
本実施例ではネットワーク190との接続をLAN(Local Area Network)に接続されているものとして説明し、パソコンとストレージ装置CおよびDとの接続をUSB(Universal Serial Bus)で接続されているものとして説明するが、eSATA(external Serial ATA)やその他汎用の接続経路であっても良い。
【0016】
図2も、実施方法を示したハードウェア接続構成図である。
【0017】
200は、メディアプレイヤーを示し、ネットワーク経由で映像データを送受信し、再生可能な機器である。
【0018】
210は、TVであり、ストレージ装置からの映像データを読み出し再生が可能な機器である。
【0019】
図3は、実施方法を示したソフトウェア構成図である。
【0020】
300は、本実施例における外付けストレージ装置の処理範囲を示したものである。301は、本装置と接続されデータを送受信する外部装置を示す。301は、本実施例の装置と同様の装置でも良いし、PCあるいは、その他のストレージ装置でも良い。また、接続先は、単数でも複数でも良い。
【0021】
302通信制御部は、外部装置とのデータの送受信制御を行う。本実施例ではLAN(Local Area Network)に接続されているものとして説明するが、USB(Universal Serial Bus)やその他汎用の接続経路であっても良い。
【0022】
303CPU制御部は、装置全体の各処理部を制御する。以降特に記載がない場合は、CPU制御部が処理を行うものとする。
【0023】
304DB(Data Base)操作部は、後述のストレージに格納されるDBの操作に関する処理を行う。
【0024】
305同期制御部は、外部装置との間でストレージに格納されるデータの整合取る処理を行う。
【0025】
306共有処理部は、外部ストレージとの間でDBをコピーして共有するための制御を行う。
【0026】
307R/W制御部は、ストレージに格納される各種データを読み書きする制御を行う。
【0027】
308ストレージは各種データを保存するための記録媒体を示す。
【0028】
304DB操作部が308ストレージ内の情報を更新する際には必ず307R/W制御部経由で処理される。よって以降特に明記されない場合は、DBの更新は上記手順で行われるものとする。
【0029】
309映像変換部は、静止画データや、動画データから適当なフレーム(ここでは静止画と同様)を取り出し、情報の圧縮処理を行う。例えば、画像のリサイズ処理等を示す。
【0030】
310顔認識処理部は、画像データから顔が映っている箇所を特定し、その画像内の位置を抽出する処理を示す。本実施例では、顔認識処理としているが、認識に用いられる比較データとして認識したい物体に適したものを用いることで物体認識にも流用可能である。
【0031】
本実施例による装置で使用するDBの構成例を図4に示す。
【0032】
図に示したDBは、前述の304DB操作部にて使用される。
【0033】
401は、IDを管理する領域を示し、DBにて管理するデータの固有の番号である。新たに映像データが追加されると新たな番号が使用される。
【0034】
402は、ファイル名を管理する領域を示し、映像データが308ストレージに格納される際にユーザが指定するか、装置が決めたファイル名が設定され、このファイル名情報を管理する。
【0035】
403は、タグを管理する領域を示し、映像データが格納される装置が本体か否かに関する情報や、顔認識処理を実施された情報(図中の例では、FRと表記)、サムネイル画像(図中の例では、THUMBNAILと表記)を格納する。
【0036】
404は、タグ付加情報を管理する領域を示し、映像データが格納される装置を特定するための情報(例えば、IPアドレス等)が格納される。その他、顔認識された映像データの場合は、その認識情報(例えば、映像データ内で顔認識した箇所の座標情報や大きさの情報、認識の際に適合した比較用のデータの識別情報)、サムネイル画像情報(例えば、元画像データを縮小化した一覧表示に適した画像データ)を格納する。
【0037】
405は、予備領域を示す。
【0038】
このDBは、1つのストレージに格納された全ての映像データに対して、ID401やファイル名403やタグ付加情報404などの情報が登録され、ストレージ上に格納される。
【実施例1】
【0039】
本発明の好適な実施例のうち、複数ストレージの全DBを各ストレージで重複して持つ実施例1について、以下説明する。
【0040】
図5は、ある外部装置(たとえば、NAS(Network Attached Storage))に本実施例の機能を有するストレージのみを接続した状態で運用しているシステム、つまり、図1のストレージ装置A100とストレージ装置B110がネットワーク190を介して接続された構成のみに着目したシステムにおける、処理フロー図である。
【0041】
S101にて、外部装置301との接続時に、302通信制御部が接続を検知して既知の汎用プロトコル(たとえば、HTTP)による接続処理を行い、データ伝送のための準備を整える。
【0042】
S102にて、302通信制御部と303CPU制御部にて、後述の各種識別処理(例えば、外部装置が本実施例の機能を有する装置か否かの判定)を行い、後段の処理に移る。
【0043】
S103にて、303CPU制御部が、304DB操作部経由で308ストレージに保存されている外部装置301のDBのコピーから更新すべき情報が外部装置301のDBに存在するかを判定し、なければそのまま処理を終了する。もし更新すべき情報がある場合は、後段の処理へ移る。
【0044】
S104にて、302通信制御部経由で外部装置に格納されている前述で判定された更新すべき情報(例えば、画素数やデータ本体を圧縮した映像データ)を取得して後段の処理を行う。
【0045】
S105にて、304DB操作部経由で更新情報を結合して308ストレージ内DBの保存データを更新する。
【0046】
S106にて、全ての更新処理が完了したかを判定し、完了していれば処理を終了し、完了していなければS104の処理へ移る。
【0047】
上述は、接続される301外部装置は本実施例による機能を有しない場合について説明したが、301外部装置が本実施例による機能を有する場合は、301外部装置内のDBと本体の308ストレージ内のDBの役割を逆にして、301外部装置内のDBに保存してある本体の308ストレージ内のDBのコピーに、差分データを追加して更新することで、同様の処理が可能である。
【0048】
続いて、上述のS102識別処理の1つについて詳細に説明する。
【0049】
図6は、外部装置識別処理を示した処理フロー図である。
【0050】
S201にて、302通信制御部経由で外部装置301の機種情報を取得する。
【0051】
S202にて、本実施例の機能を有する装置か否かを判断して、本実施例の機能に対応しているか否かの情報を戻し処理を継続する。
【0052】
続いて、複数のDBをひとつのストレージ内で管理するデータ構造について詳細に説明する。
【0053】
図7は、ひとつのストレージ内に存在する複数のDBを管理するDB管理テーブルと、複数のDBを示した図である。
【0054】
701IDは、DBを識別するIDである。
【0055】
702ストレージIDは、DBが格納されたストレージ装置を識別するIDである。この図では、701IDが0001であるDBは、ストレージ装置Aに格納されたデータについてのDBであり、DB管理情報1で管理されるDBを指す。また、0002であるDBは、ストレージ装置Bに格納されたデータについてのDBであり、DB管理情報2で管理されるDBを指す。
【0056】
703更新日時は、DBが最後に更新もしくは差分コピーされた日時を示す。ここで更新とは、オリジナルDBにレコードが追加登録された場合を意味し、差分コピーとは、コピーDBにオリジナルDBから差分のレコードが追加登録された場合を意味する。この図7のDB管理テーブルとDBが、ストレージ装置Aに格納されているとすると、DB管理情報1が更新された場合は、701IDが0001の欄の703更新日時がアップデートされ、DB管理情報2が差分コピーされた場合は、701IDが0002の欄の703更新日時がコピー元の703更新日時と同じ値にアップデートされる。図5のS103で差分を比較する場合に、各ストレージに格納されているDB管理テーブル中のストレージIDが同じDBについて、それぞれの703更新日時を比較し、異なっていれば差分あり、と判定することが可能である。
【0057】
DB管理テーブルを比較するだけで、差分があることを検出できるので、DB管理情報に含まれるレコードをひとつひとつ比較するよりも、高速に比較できるという効果がある。
【0058】
上述により、あるDBを複数のストレージにコピーして持つことができ、オリジナルDBのデータが破損した場合でも、このコピーDBからリカバリ処理が可能になるという効果がある。さらに、ひとつのストレージ内に全部のストレージのDBを持つため、そのストレージひとつに対して検索をかけるだけで、全ストレージの検索を行うことができるという効果がある。さらに、ネットワークを介して接続した複数のストレージすべてに対して検索をかける場合でも、ひとつのストレージに対して検索をかければ済むため、検索処理中のネットワークを介したデータ転送が不要になり、検索時間の短縮という効果がある。さらに、本実施例の機能を持ったストレージ同士を接続することで、お互いにDBをコピーして持つことができるので、どのストレージに対して検索をかけても全ストレージの検索を行うことができ、検索対象のストレージを選択する手間を削減できるという効果がある。
【実施例2】
【0059】
本発明の好適な実施例のうち、複数ストレージの全DBを各ストレージで重複して持つシステムから、ひとつのストレージを取り外した場合の実施例2について、以下説明する。
【0060】
この実施例2では、図7に示すDB管理テーブルとDBを、ストレージ装置A内に保持する。
【0061】
図8は、実施例1のシステムで運用されたストレージ装置Aを取りはずした後、1つの外部装置(たとえば、140PDA)にのみ接続した状態で運用しているシステムにおけるDB検索の処理フロー図である。
【0062】
S301にて、DB管理テーブルを参照し、701IDが0001のストレージ装置AのDBを検索対象のDBとする。
【0063】
S302にて、DB管理情報1を検索し、検索結果を取得する。
【0064】
S303にて、DB管理テーブルを参照し、未検索のDBがあるかどうか判定し、未検索のDB管理情報2があることを検出する。
【0065】
S301にて、DB管理テーブルを参照し、701IDが0002のストレージ装置BのDBを検索対象のDBとする。
【0066】
S302にて、DB管理情報2を検索し、検索結果を取得する。
【0067】
S303にて、DB管理テーブルを参照し、未検索のDBがあるかどうか判定し、すべてのDBを検索済みであることを検出する。
【0068】
S304にて、上述の全検索結果を返す。ここで、検索対象のDBがオリジナルのDB(ここではDB管理情報1に相当)であれば、実体ファイルにアクセス可能であり、コピーのDB(ここではDB管理情報2に相当)であれば、実体ファイルにアクセス不可であるので、これらの区別を検索結果に含めて返すことができる。コピーのDBであっても、接続されているかどうかにより、実体ファイルにアクセス可能かどうかが異なるが、この違いを検出するには、実施例1の図5のS101と同様な処理を行うことで、実現可能である。
【0069】
たとえば、検索条件が、「403タグ情報として、“THUMBNAIL”を含む」であれば、DB管理情報1からは、401IDが0001と0004の2件が検索結果に含まれ、DB管理情報2からは、411IDが0002と0003の2件が検索結果に含まれる。
【0070】
上述により、複数のストレージのDBをひとつのストレージ上にコピーして持つことにより、接続されていないアクセス不可能なファイルも検索可能であり、たとえば多数のストレージの中から、目的のファイルを探す場合に効率的かつ網羅的に探すことが可能となる。
【実施例3】
【0071】
本発明の好適な実施例のうち、複数ストレージの全DBを各ストレージで重複して持つシステムからいったん取り外したストレージを、再びシステムに戻して接続する場合の実施例3について、以下説明する。
【0072】
この実施例3では、図7に示すDB管理テーブルとDBを、ストレージ装置A内に保持する。
【0073】
システムから取り外したストレージ装置Aを再びシステムに戻して接続する場合、図5で示した処理フローと同様の処理が行われる。
【0074】
取り外したストレージ装置Aが接続されると、S101にて、接続確認が行われ、S102にてDB共有機能有無が確認され、S103にて、ストレージ装置A内のオリジナルDBと、ストレージ装置B内のコピーDBの比較が行われる。
【0075】
取り外していた間に、ストレージ装置Aに対するデータ書き込みが発生していなければ、S103の比較の結果は、差分なしとなり、終了する。データ書き込みが発生していても、ストレージ装置A内のオリジナルDBへの影響がなく、オリジナルDBが更新されていなければ、差分無しとなり、終了する。
【0076】
一方、取り外していた間に、ストレージ装置Aに対するデータ書き込みが発生し、ストレージ装置A内のオリジナルDBが更新されていれば、S103の比較の結果は、差分ありとなり、S104にて、差分データが取得され、S105にて、マージされる。
【0077】
上述により、複数ストレージが接続された状態から、任意のストレージを取り外したり、戻したりしても、継続して運用が可能であり、ユーザの使い勝手を損なわないという効果がある。
【0078】
以上、本発明の好適な実施例を図面を用いて説明した。本発明の好適な実施例によれば、前述のような課題に対して、映像データ実体を夫々のストレージに格納することなく、本発明のストレージ本体のDBへ、他のストレージに格納された映像データに関わる管理情報を双方の機器で共有しながら登録し、他のストレージ装置と同期するようにする。
【0079】
そして、本発明の好適な実施例によれば、上述の手段により、映像データ実体を夫々のストレージに格納することなく、本発明のストレージ本体のDBへ他のストレージに格納された映像データに関わる管理情報を登録し、他のストレージ装置と同期することで、ユーザが全てのストレージを接続していない場合でも、ユーザは映像データの有無の確認をできるようになる。
【0080】
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
【0081】
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
【0082】
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
【符号の説明】
【0083】
300・・・本実施例における外付けストレージ装置
301・・・外部装置
302・・・通信制御部
303・・・CPU制御部
304・・・DB(Data Base)操作部
305・・・同期制御部
306・・・DB共有処理部
307・・・R/W制御部
308・・・ストレージ
309・・・映像変換部
310・・・顔認識処理部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数接続しても利用可能なストレージのデータ管理方法であって、
接続された複数ストレージ間でデータを送受信するステップと、
前記複数ストレージのそれぞれに格納されるデータに関する管理情報をそれぞれのストレージに格納するステップと、
前記複数ストレージのうち任意のストレージに格納されたオリジナル管理情報を前記複数ストレージのうち前記任意のストレージ以外のストレージにコピー管理情報としてコピーするステップと、
接続時に前記複数ストレージ間で前記オリジナル管理情報と前記コピー管理情報を比較するステップと、
前記比較による差分を前記オリジナル管理情報から前記コピー管理情報にコピーして同期させるステップを有することを特徴とするデータ管理方法。
【請求項2】
請求項1のデータ管理方法に関わり、
映像データから抽出された前記映像データに写る物体に関する認識情報を管理情報に含むことを特徴とするデータ管理方法。
【請求項3】
請求項2のデータ管理方法に関わり、
前記映像データが圧縮された映像データであることを特徴とするデータ管理方法。
【請求項4】
請求項2ならびに3のデータ管理方法に関わり、
前記認識情報が、顔を認識して得られたものであることを特徴とするデータ管理方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−243250(P2011−243250A)
【公開日】平成23年12月1日(2011.12.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−113820(P2010−113820)
【出願日】平成22年5月18日(2010.5.18)
【出願人】(509189444)日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 (998)
【Fターム(参考)】