説明

機械式メータのカウンターを反射板を利用してイメージセンサーで撮影しデジタル化してその画像データを無線で送信して管理する地理情報システム(GIS)

【課題】
メータを交換しないと自動検針、流量監視ができない。
データの入力ミス、送信ミスが生じる。
検針することが、むずかしい場所がある。
通信コストが非常に高い。
センサーの位置を管理できない。
指定した時間に、指定した場所のデータを取得するセンターコール式の
システムが無かった。
カメラをカウンターの前に設置すると目視できない。




【解決手段】
メータを交換せずに、電子データを取得可能。
反射板を使用して、イメージセンサーでメータを撮影して
直接目視可能な状態をつくる。
中継局までは特定省電力などの無線を使用して、データを送信して
通信料を安くする。
GIS(地理情報システム)を使用して管理と監視を行い、センターコール
方式での運用が可能。
イメージで送信するので入力ミス、目視ミスがなくなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、メータの検針を遠隔で実施するものである。
【背景技術】
【0002】
目視が不可能だったものを反射板で対応した。
【特許文献1】特開2005−018720
【特許文献2】特開2005−182288
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
流量監視、電子検針を実現するために機械式メータを電子式メータに交換する
必要があります。これは高額で、取替えの手間もかかり実現が困難です。
また カメラ(デジタルカメラを含む)で撮影する方法も現実的には
人間の目視でメータの値を確認できないといけないため実現がむずかしいですが
本発明は反射板を用いて、イメージセンサーと目視の両面から確認が
可能になっています。
特定省電力無線を使用することによって、通信の手続きや、中継器までの
通信コストをなくするようにしています。
GISシステムでの管理を行うことで、センサーの設置位置と画像データの
一元管理および監視を可能にしています。

【課題を解決するための手段】
【0004】
図2のように、目視も可能にする為の反射板を使用してイメージセンサーでカウンタを撮影して 無線で送信します。
また図1のように中継器から公衆回線で画像をセンターに送信して 地理情報システムでセンターが設置されている位置情報まで管理します。メータを交換しなくても流量監視、電子検針が可能です。
また地図の位置を指定することで、必要な時間に必要な場所の検針を実施できます。
またシステム側で住所で抽出をしてその適応センサーだけを検針したり
データベース機能で特定のセンサーをまとめて指定時間にデータを取得
することが可能です。






本発明は、既存の機械式メータに反射板を利用して、目視可能な状態で、イメージセンサーを用いて撮影した画像データを通信で送信して、管理するシステムである。
撮影した画像を特定省電力無線で中継器に無料で送信して、中継器から公衆回線で
センターに画像データを送信するシステムである。
通信してセンターに受信した画像データを地理情報システム(GIS)と連動して
メータの位置情報まで一元管理をするシステムである。
メータの値を送信することで、検針システムへの連動や、使用量監視システムを
構築できる。
センターコール方式で、指定した時間での値を取得することが可能なシステムで
ある。(時間帯の使用量計測や、サマータイム等の時間変更に対応できる)
水道の場合は、漏水の発見に貢献することも可能で、ブロックごとに区切られた
元のメータに設置することで、流量監視、漏水監視、有収率監視のシステム
にもなる。
電力の場合は、頻繁に計測することで、使用量の時間帯や曜日の把握システム、
電力設備の設置計画補助システムとなり、計測データを一般ユーザーに開示
することで,省エネナビを実現するものです。
【発明の効果】
【0005】
誤検針の防止、検針困難箇所の対応、自動検針化可能、使用量監視可能
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
既存メータに設置して、特定省電力無線で画像データを送信し、中継局で
公衆回線にて、センターに送信し、センターでGISシステムで位置情報を
含めて管理する。
【実施例】
【0007】
水道で、小中学校の大型メーターに設置して データを取得した。
以前は、教頭先生が検針に回っていたけれどメータの蓋を開閉したり
運動場の向こうまで、見に行くのがたいへんだった。また駐車場のメータ
は父兄が自動車で来られると、確認できなかった。
センサー設置後、画像データは、100%確認できた。(約一ヶ月)


【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】全体の構成を示した図である。
【図2】目視可能なように反射板で撮影するところを示した図である。
【図3】撮影した画像を示した図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明は、既存の機械式メータに反射板を利用して、目視可能な状態で、イメージセンサーを用いて撮影した画像データを通信で送信して、管理するシステムである。
【請求項2】
撮影した画像を特定省電力無線で中継器に無料で送信して、中継器から公衆回線で
センターに画像データを送信するシステムである。
【請求項3】
通信してセンターに受信した画像データを地理情報システム(GIS)と連動して
メータの位置情報まで一元管理をするシステムである。
【請求項4】
メータの値を送信することで、検針システムへの連動や、使用量監視システムを
構築できる。
【請求項5】
センターコール方式で、指定した時間での値を取得することが可能なシステムである。(時間帯の使用量計測や、サマータイム等の時間変更に対応できる)
【請求項6】
水道の場合は、漏水の発見に貢献することも可能で、ブロックごとに区切られた
元のメータに設置することで、流量監視、漏水監視、有収率監視のシステム
にもなる。
電力の場合は、頻繁に計測することで、使用量の時間帯や曜日の把握システム、
電力設備の設置計画補助システムとなり、計測データを一般ユーザーに開示
することで、省エネナビを提供するシステムである。












【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−52613(P2008−52613A)
【公開日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−230108(P2006−230108)
【出願日】平成18年8月28日(2006.8.28)
【出願人】(306022410)株式会社シスコ・コミュニケーションズ (1)
【Fターム(参考)】