説明

液体燃料の燃焼装置用油量調節器

【課題】
油量調節器外部への油漏れを防止し、大きな取付けスペースも必要とせずに、入口側に電磁弁を設けて油漏れ防止性を高めた油量調節器を提供すること。
【解決手段】
油タンクから油量調節器を介して燃焼器に油を供給する燃焼装置の前記油量調節器において、フロートの上下動により弁体を上下させて油面を一定に保持すると共に、油面が異常に上昇したときにフロートを吸引し、弁体を閉塞方向に作用させる磁石を配設した異常流入遮断装置を有し、前記油量調節器本体の油流入口の流入管に設けたストレーナから前記弁体に到る流路に通電時は開口し、非通電時は閉止する機能を有する電磁弁を設けたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、液体燃料の燃焼装置に用いられる油量調節器の油漏れ防止に対する安全性を高めた構成とする油量調節器に関する。
【背景技術】
【0002】
液体燃料の燃焼装置における油量調節器の従来の技術として、特許第2706623号公報(特許文献1)には、油量調節器が開示されていて、この先行技術の概要を図7及び8に基づいて参酌すると、油量調節器の本体34が油室8へ供給される流入管9が形成され、一端には流入口6が、他端部には弁孔24に通じる流路が形成されている。また、流入管9内に流入口6から供給される油に含まれる異物の流入を防止するストレーナ7が適時取り出し掃除可能とするストレーナキャップ35とガスケット36が設けられている。他方には、筒状の入口弁25の下端部に弁座25aと弁孔24が形成され、弁座25aに対して上下動して閉鎖するようにゴム製の弁体26がステム27の先端に係着されている。
【0003】
次に、浮きの作用をする発泡ゴム又はプラスチックで作られたフロート32は、磁性材のフロートアーム30で支えられて、後述する吸着用磁石33に当接する面が形成される一方、フロートアーム30の下面側には板ばね31が固設されている。フロート32と一体のフロートアーム30と板ばね31は、油室の昇降によりフロートレバーピン29を支点として上下に揺動すると共に、もう一方の側にロックナットピン28により支持されたステム27が同様にフロートレバーピン29を支点として、油面上昇により下方に移動され、油面下降により上方へ移動されることにより、ステム27の下端部に係着した弁体26が連動され、油面下降時は弁体26が上昇し、弁座25aが開放し、弁孔24から油が流入し、油面上昇時は弁体26が下降し、弁座25aが閉鎖されて弁孔24から油の流入が止まる。
【0004】
油面が何らかの不都合により異常に上昇し、それに伴いフロート32が強い浮力を受けれると、フロートアーム30に固設された板ばね31を押上げて本体34に設けられた磁石33に磁性材のフロートアーム30が吸着され、この吸着力とフロート32の浮力と相まって弁体26が弁座25aにより強く押しつけられ、油の油量調節器への流入は止められる。この先行技術では、油面が異常に上昇したときに磁石を用いたフロートの吸着力を高めた弁座と弁体の弁閉鎖機構(異常流入遮断装置)について、信頼性の改良を目的とするものである。
【0005】
そして、特許第3621281号公報(特許文献2)の先行技術には、定油面器(油量調節器)と燃料供給源(油タンク)とを接続する接続管に常時は閉鎖状態に保たれる自動開閉弁(電磁弁)を設け、該自動開閉弁を前記液体燃焼器の運転スイッチの操作で開閉させると共に該運転スイッチとは別のスイッチでも開弁させ得るようにした液体燃焼器における燃料供給装置が開示されている。
【0006】
この先行技術は、定油面器と燃料供給源の接続管に入り込んだ空気を抜くために空気抜きねじを備えるオイルストレーナを配設していると、前記オイルストレーナの空気抜きねじの締め付けが不完全な場合に運転停止時や長期間使用しないとき、燃料漏れが発生することを防ぐために、オイルストレーナより上流に燃焼中のみ開く電磁弁を設ける方法が有るが、運転停止や長期間使用しないときには、接続管に入り込んだ空気を抜くことが出来なかったことに関しての改良を目的としている。
【0007】
さらに、定油面器の安全技術としては、実開平2ー36750号公報には、容器内のフロートの上下動に流入弁を開閉して液面を一定高さ範囲に保つ定油面器において、容器内の上部に液面検知器を設置すると共に容器への供給管路に電磁開閉弁を設けて液面検知器の検知信号により電磁開閉弁を閉弁する安全装置が開示されている。
【0008】
また、実開昭63−80437号公報には、フロートスイッチと連動する電磁弁を給油パイプに設けた石油燃焼器が記載されていて、安全弁が完全に閉止されずに、燃料が溢れ出るのを二重の安全装置で燃料の供給を停止させ、安全性・取扱性を向上させる先行技術が開示されている。
【特許文献1】特許第2706623号公報
【特許文献2】特許第3621281号公報
【特許文献3】実開平2−36750号公報
【特許文献4】実開昭63−80437号公報
【特許文献5】特許第3134219号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
従来の油量調節器では定油面に達すると、フロートが上昇し、そのフロートの上昇力をステムに伝達して、その下端に係着した弁体を弁座に押し付けて油面の上昇を防止している。しかし、油が流入口からストレーナを通過して弁機構部に流入するが、弁体又は弁座に極まれに異物が付着したり、又は燃焼装置の設置の傾斜や長期の使用により油の不純物がフロートの支持部やステムの作動抵抗になったりした場合に、フロートの浮力や、更に異常な油面上昇での磁石吸着力による弁体の弁座への押し付け力が働いても閉止が不完全で微量の油漏れを生じることが有る。
【0010】
上記不都合を防止する目的では、油量調節器の入口側に電磁開閉弁を設け、燃焼器停止時には油タンクからの流路を閉じることが考えられる。電磁弁を設けた先行技術には前記特許文献2が知られている。油量調節器と油タンクの接続管に自動開閉弁を設ける構成によれば、前述した従来の不具合である油量調節器外部への漏れは防止可能である。しかし、この従来の方法によると、油量調節器の外部に電磁弁を設けるため大きな取付けスペースを必要とし、また接続部が多く接続によるストレスが係るので、電磁弁の作動不良や接続部からの油漏れの恐れが有ることと、油タンクからの接続管内に浮遊する異物を防ぐためのストレーナも設ける必要が有る。
【0011】
それ故に、この発明の課題は、先行技術の欠点を解消すべく、大きな取付けスペースも必要とせずに、流入側に電磁弁を設けて油量調節器外部への油漏れを確実に防止し、安全性を高めた油量調節器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
この課題は、油タンクから油量調節器を介して燃焼器に油を供給する燃焼装置の油量調節器において、フロートの上下動により弁体を上下させて油面を一定に保持すると共に、油面が異常に上昇したときにフロートを吸引し、弁体を閉塞方向に作用させる磁石を配設した異常流入遮断装置を有し、前記油量調節器本体の油流入口の流入管に設けたストレーナから前記弁体に到る流路に通電時は開口し、非通電時は閉止する機能を有する電磁弁を設けたことによって、解決される。
【0013】
この発明の請求項2に記載の油量調節器によると、電磁弁が該油量調節器の本体に貫設した流路を開閉自在に配設し、その流入側に弁シートを設けて電磁弁の可動コアに弁を係着したことを特徴とする。
【0014】
この発明の請求項3に記載の油量調節器によると、前記油量調節器内の上部に油面を検知する検知器を備えて、油面が危険レベルに達したことを検知して電磁弁の通電を絶つことをことを特徴とし、二重の安全手段で油供給を停止させ、安全性を向上させる。
【0015】
この発明の請求項4に記載の油量調節器によると、電磁弁が前記燃焼器の運転中には電磁弁に通電開口し、運転停止時には通電停止閉止すると共に、異常流入遮断装置が作動しても、油面がなお上昇すると、油面検知器が危険レベルを検知して、検知信号によって燃焼器を停止し、電磁弁の通電も停止して流入口からの流路を閉止することを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
油タンクから油量調節器を介して燃焼器に油を供給する燃焼装置の油量調節器において、流入口から弁体に通じる油流路の流入管内の入口側にストレーナを設け、その下流側に電気的に開閉する電磁弁を一体的に構成して、燃焼器が停止時には電磁弁も停止し、流入口からの流路を閉じている。
【0017】
油量調節器には、油面を一定レベルに保つためのフロートと連動して流入路を開閉する弁体を有し、なお、且つ何らかの不都合により弁体の閉止に不具合を生じた場合、磁石を利用した異常流入遮断装置が設けられているが、流入路に電磁弁を配設することで、燃焼装置停止時に前記油量調節器の油室への油の流入は二重に閉止可能となる。
【0018】
また、地震等の災害で燃焼装置が傾斜したり、異常な振動を受けた場合でも、燃焼器の運転停止と同時に流入口を閉鎖し、フロートによる閉止よりも安全・確実に閉止できる。
【0019】
この発明の構成によれば、従来技術の油タンクと油量調節器の接続管の途中に電磁弁を設けたものと比べて、油タンクと油量調節器は直接に接続できるので、複雑な配管を必要とせず、小型、軽量で安全性、信頼性が高い製品の提供を可能とした。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
【実施例】
【0021】
次に、この発明の請求項1及び2の係る油量調節器を、図面の記載に基づいて説明する。まず、図1はこの発明の油量調節器の一実施例の縦断面図(電磁弁開口時)であり、図2はその横断面図である。この油量調節器1は油室8を形成する油量調節器本体34内に、入口弁25、フロート32や磁石33から成る入口弁閉鎖機構に設けると共に、電磁弁2を油量調節器本体34と一体的に構成して成る。
【0022】
図5はこの発明の油量調節器を燃焼装置に使用した時の概略図であり、油は油タンク5から接続管4を介して油量調節器1の流入口6からストレーナ7を介して流入管9に入り、流入管9から流路10を通って電磁弁2に到り、更に流路23を通って入口弁25を介して油量調節器本体34の油室8に導入される。導入された油は、電磁ポンプ3で吸引され燃焼器に送られ燃焼する。
【0023】
流入管9に設けられたストレーナ7は供給されてきた油の中に含まれる異物を除去するために用いられ、このストレーナ7は随時取り出し掃除又は交換可能なようにガスケット36を備えたストレーナキャップ35を設けている。流入管9から接続された流路10の出口は電磁弁2の弁12に対する弁座11を成している。
【0024】
この電磁弁2は、流入管9と入口弁25との間に配置されていて、燃焼装置にスイッチをいれた運転状態には、電磁弁コイル21が通電されて可動コア13が磁気ヘッド16に吸引されて、弁12が弁座11から離れて、油を流すように開放されている。この電磁弁2では、非通電時には、可動コア13に設けられたばね15により可動コア13を移動させて、弁12が弁座11に着座して電磁弁2を閉鎖している。
【0025】
図1、2と4に開示される如く、電磁弁の外函17が油量調節器1の本体34に固定ビス37によって固定されていて、磁気ヘッド16はその一部をシリンダ18に挿入接触される箇所にOーリング14を設けて、シリンダ一端を閉鎖するようにシリンダ18の片側に設置されている。電磁弁コイル21が油量調節器本体34との間に磁気座金19を介してシリンダ18の外周部分に設置されて磁路を形成している。Oーリング20は本体34とシリンダ18をシールしている。
【0026】
電磁弁2を流れた油は流路23を通って入口弁25に到るが、この入口弁25は筒状をなし、その下端部には流入量を制限するように弁座25aの径を小さくした円錐状弁孔24が形成され、その弁座25aに対して当接するように設けられた弁体26がステム27の先端に形成されている。
【0027】
フロート32はフロートアーム30によって支えられている。このフロートアーム30は磁性材によって形成され、そのフロートアーム30の下面側には、板ばね31がその先端をフロートアーム30の段差部に固定し、他端をフロートレバーピン29に支承されて設けられている。このフロートアーム30には、ステム27がその上部に垂直に設けられたロックナットピン28を介して支えられている。
【0028】
入口弁25の閉鎖機構は、フロート32が固定設置されたフロートアーム30の先端部分に設けられていて、フロートアーム30を吸着させる磁石33を備えている。そして油面が異常に上昇したときにフロート32を吸引し、弁体26を閉塞方向に作用させる磁石33を配設した異常流入遮断装置が構成されている。また、油量調節器本体34の上部には、蓋38が配置されている。
【0029】
次に、この発明の油量調節器の作用を説明すると、燃焼装置が運転されると、電磁弁2が開放されて、流入口6から流入管9に流入した油がストレーナ7によって不純物が取り除かれ、電磁弁2と入口弁25を介して油室8に流れ込み所定量の油が蓄えられる。油室8に蓄えられた油の油面Aが定常油面レベルに達していない時には、油面の下降に伴ってフロート32も下降する。そのために、フロートアーム30がロックナットピン28を中心に時計回りに回転することによりステム27が上昇し、それに伴って入口弁25の弁体26が上昇して弁孔24が開口されて、油が油室8に流入する。
【0030】
また、油室8内の油の増加により油面が上昇するときには、フロート32も油面の上昇に伴って上昇する。図3に開示される如く、通常には、油面が所定レベルBに達すると、フロートアーム30がロックナットピン28を中心に反時計回りに回転することによりステム27が下降し、それに伴って入口弁25の弁体26が下降して弁孔24が閉鎖されて、油が油室8に流入しなくなる。
【0031】
油室8の油面が低下すると、フロート32と一体のフロートアーム30によりステム27が上昇し、弁体26が弁座25aを開口して、新たな油が油室8に補充され、油室8は常にほぼ一定の油面を維持する。
【0032】
燃焼停止時には、電磁弁2の通電も停止し、弁12と弁座11が閉鎖され、流入管9からの流路10を閉じるので、停止時の油面はそのまま保持される。
【0033】
次に、異常流入遮断装置について説明すると、ストレーナ7を有していても長時間の使用等により弁孔24に不純物が挟まってしまい、フロート32の浮力だけでは、弁孔24が完全に閉じないと言ったことが発生し、油面の異常上昇が生じることが有る。この際には、フロートアーム30が入口弁25閉鎖機構の磁石33の吸着鉄片へ接近しているので、磁石33の磁力によってフロートアーム30の当接面が磁石33の吸着鉄片へ吸着されて、フロート32が強制的に持ち上げられる。
【0034】
この際に、フロートアーム30は反時計回りに回転し、ステム27が下降して弁座25aに当接し、弁孔24が強制的に塞がれると同時に、フロート浮力より大きい板ばね31の反力が弁体26の弁座25aに対する押え力となる。この異常流入遮断装置により、油室8内への油の流入が制限され、油面の位置が一定レベルを越えることはない。
【0035】
次に燃焼装置運転中に前述した異常流入遮断装置が作用し、フロート及び板ばねの力が働いてもなお弁孔が完全に閉じない事態が発生し、油量調節器の本体外部にへ油漏れを生じる可能性が絶対皆無とは言えず、更なる安全性を追求した発明として請求項3及び4に係る油量調節器について説明する。
【0036】
図6に開示される如く、油量調節器1の本体34の上部には油面を検知する油面検知器40を備えて、油面が危険レベルに達したことを検知して電磁弁2の通電を絶つ。この検知器40は例えば特許第3134219号公報(特許文献5)などから知られる光学的手段でも、フロートスイッチなどの機械・電気的手段でもよい。
【0037】
電磁弁2が燃焼器の運転中に通電開口しているとき油面が異常に上昇し、異常流入遮断装置が作動しても、油面がなお上昇すると、油面検知器40が危険レベルを検知して、検知信号によって燃焼器を停止し、電磁弁2の通電も停止して流入口6からの流路10を閉止する。それにより油漏れに関して二重の安全性が保持される。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】この発明の油量調節器の一実施例の縦断面図を示す。
【図2】この発明の油量調節器の一実施例の横断面図を示す。
【図3】図1の油量調節器において油面レベルが上昇して入口弁及び電磁弁を閉止したときの縦断面図を示す。
【図4】この発明の油量調節器の電磁弁取付け状態の側面図を示す。
【図5】この発明の油量調節器を燃焼装置に使用した時の概略図である。
【図6】この発明の油量調節器の上部に油面検知器を備えた縦断面図を示す。
【図7】従来技術の油量調節器の縦断面図を示す。
【図8】従来技術の油量調節器の横断面図を示す。
【符号の説明】
【0039】
1.....油量調節器
2.....電磁弁
3.....電磁ポンプ
4.....接続管
5.....油タンク
6.....流入口
7.....ストレーナ
8.....油室
9.....流入管
10....流路
11....弁座
12....弁
13....可動コア
14....Oリング
15....ばね
16....磁気ヘッド
17....外函
18....シリンダ
19....磁気座金
20....Oリング
21....電磁コイル
22....電源端子
23....流路
24....弁孔
25....入口弁
25a...弁座
26....弁体
27....ステム
28....ロックナットピン
29....フロートレバーピン
30....フロートアーム
31....板ばね
32....フロート
33....磁石
34....本体
35....ストレーナキャップ
36....ガスケット
37....固定ビス
38....蓋
40....油面検知器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
油タンクから油量調節器を介して燃焼器に油を供給する燃焼装置の前記油量調節器において、フロートの上下動により弁体を上下させて油面を一定に保持すると共に、油面が異常に上昇したときにフロートを吸引し、弁体を閉塞方向に作用させる磁石を配設した異常流入遮断装置を有し、前記油量調節器本体の油流入口の流入管に設けたストレーナから前記弁体に到る流路に通電時は開口し、非通電時は閉止する機能を有する電磁弁を設けたことを特徴とする油量調節器。
【請求項2】
前記電磁弁は、該油量調節器の本体に貫設した流路を開閉自在に配設し、その流入側に弁シートを設けて電磁弁の可動コアに弁を係着したことを特徴とする請求項1に記載の油量調節器。
【請求項3】
前記油量調節器内の上部に油面を検知する油面検知器を備えて、油面が危険レベルに達したことを検知して電磁弁の通電を絶つことを特徴とする請求項1或いは請求項2に記載の油量調節器。
【請求項4】
電磁弁が前記燃焼器の運転中には通電開口し、運転停止時には通電停止閉止すると共に、異常流入遮断装置が作動しても、油面がなお上昇すると、油面検知器が危険レベルを検知して、検知信号によって燃焼器を停止し、電磁弁の通電も停止して流入口からの流路を閉止することを特徴とする請求項3に記載の油量調節器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−287809(P2009−287809A)
【公開日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−139026(P2008−139026)
【出願日】平成20年5月28日(2008.5.28)
【出願人】(000203689)太産工業株式会社 (5)
【Fターム(参考)】