説明

無線機

【課題】ダイバーシチ受信が可能な無線機において、複数の受信系を有効に活用する技術を提供する。
【解決手段】無線機10の空中線系切替器60は、信号処理部41と送受信部50の間に設けられ、第1の受信部51と第2の受信部52を切り替えて、受信する空中線系を選択する。局発部43は、周波数シンセサイザであって、制御部42の制御により、第1の受信IF部14及び第2の受信IF部24の周波数変換処理に参照する基準周波数の局発信号を発振して、第1の受信IF部14及び第2の受信IF部24へ送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線機に係り、特に、複数の空中線系で受信可能な無線機に関する。
【背景技術】
【0002】
近年の無線機は、通信品質(受信品質)の向上のためダイバーシチ機能を備えていることがある。周知のように、ダイバーシチ技術、特に受信について言えば、受信状態が良好なアンテナの信号を優先的に選択したり、あるいは複数系統で受信した信号を合成したりする。そして、ダイバーシチ技術として、基本的な技術として空間ダイバーシチがあり、通信方式の発展とともに、多くの技術が導入され、例えば、偏波ダイバーシチや、周波数ダイバーシチなどがあり、携帯電話をはじめとして多くの移動局に採用されるようになっている。
【0003】
そして、ダイバーシチ技術を適用した無線機において、製品の性能向上、コスト低減などを実現して訴求力を上げるために様々な提案がされている。例えば、一般的なデジタル無線機にあっては共用器を設けて信号を切り分ける構成がとられるが、共用器を用いずに送受信路を切り替えることで無線機の小型化とコストダウンを図った技術も提案されている(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2000−224085号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来、ダイバーシチ受信が可能な無線機において、ノンダイバーシチ受信を行う場合、一つの受信系(空中線)しか使用しないこととなる。そのため、使用していない受信系が無駄になってしまうという課題がある。また、複数の受信系において同一周波数を受信するために設けられているフィルタは受信する周波数帯域全てをカバーする必要があるという課題がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、ダイバーシチ受信が可能な無線機において、複数の受信系を有効に活用する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る装置は、無線機に関する。この無線機は、第1及び第2の空中線系を受信してダイバーシチ受信可能な無線機であって、前記第1の空中線系の信号を受信する第1の受信部と、前記第2の空中線系の信号を受信する第2の受信部と、前記第1の受信部及び第2の受信部から信号を取得して、ダイバーシチ又はノンダイバーシチの受信信号処理を行う信号処理部と、前記第1の受信部と前記第2の受信部と、前記信号処理部の経路中に設けられ、前記第1の受信部及び前記第2の受信部と前記信号処理部との接続を切り替える接続切替部と、を備え、前記第1の受信部と前記第2の受信部は、受信可能な異なる周波数帯域を有している。
【発明の効果】
【0007】
以上、本発明によると、ダイバーシチ受信が可能な無線機において、複数の受信系を有効に活用する技術を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
次に、本発明を実施するための最良の形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。図1は、本実施形態に係る無線機10の概略構成を示す機能ブロック図であり、ここでは主に送受信の機能に関する構成について表記し、他の機能に関する構成については省略している。また、本実施形態では、受信の処理及び動作について詳述し、本実施形態で特徴的でない送信については一般的な処理及び動作であるので説明を適宜省略する。詳細については、以下に説明するが、無線機10は、いわゆる合成ダイバーシチによる通信を行う。具体的には、無線機10は、二つの空中線系を受信可能であって、空中線ごとに扱う周波数を切り換える。さらに、基地局と移動局(無線機10)との間の通信時には2周波単信方式によって、また、移動局同士の通信時には1周波単信方式によって通信を行い、通常はダイバーシチ受信、設定により又はユーザの操作によりノンダイバーシチ受信、さらに、受信周波数切替運用に対応する。
【0009】
本実施形態の無線機10は、第1及び第2の受信部51、52を有する送受信部50と、空中線系切替器60と、信号処理部41と、制御部42と、局発部43とを備えている。信号処理部41は、第1及び第2の受信部51、52で受信した信号に対して所定の処理を施す。制御部42は、信号処理部41や局発部43の発振、空中線系切替器60の切り替えを制御する。空中線系切替器60は、信号処理部41と送受信部50の間に設けられ、第1の受信部51と第2の受信部52を切り替えて受信する空中線系を選択する。局発部43は、周波数シンセサイザであって、制御部42の制御により、後述する第1の受信IF部14及び第2の受信IF部24の周波数変換処理に参照する基準周波数の局発信号を発振して、第1の受信IF部14及び第2の受信IF部24へ送信する。また、送受信部50は、送信に関して、一般的な変調送信を行うために、送信部45と、変調部46とを備える。
【0010】
第1の受信部51は、上流側から空中線系切替器60へ向けて、第1のアンテナ11と、第1のフィルタ12と、第1の受信RF部13と、第1の受信IF部14とが直列に設けられ空中線系切替器60に接続しており、第1の空中線からの信号を受信する。さらに、第1のフィルタ12の下流側には、送受信切替スイッチ44が設けられており、第1の受信RF部13または送信部45とを選択して第1のフィルタ12(第1のアンテナ11)と接続する。また、第1のフィルタ12は、第1及び第2の周波数f1、f2の二つの周波数帯域の信号を選択的に通過させる特性を有している。したがって、第1の受信部51では、第1及び第2の周波数f1、f2を受信可能である。そして、送受信切替スイッチ44が第1の受信RF部13側に切り替えられているときには、第1の受信部51では、第1のアンテナ11で受信された高周波信号が、第1のフィルタ12から送受信切替スイッチ44を経由して第1の受信RF部13に入力される。第1の受信RF部13は、入力された高周波信号を周波数弁別及び増幅の各処理を行い第1の受信IF部14に出力する。第1の受信IF部14は、第1の受信RF部13から出力された信号を制御部42によって制御される局発部43の発信周波数により周波数変換して、空中線系切替器60を介して信号処理部41の第1入力部41aに出力する。なお、送信部45の送信周波数は、第1の周波数f1であり、その周波数の信号は次に説明する第2のフィルタ22を通過しない。
【0011】
また、第2の受信部52は第1の受信部51と並列に配置され、上流側から、第2のアンテナ21と、第2のフィルタ22と、第2の受信RF部23と、第2の受信IF部24とが直列に設けられ空中線系切替器60に接続して第2の空中線系を受信する。第2のフィルタ22は、第2の周波数f2の帯域の信号を選択的に通過させる特性を有している。したがって、第2の受信部52では、第2のアンテナ21で受信された高周波信号は、第2のフィルタ22を経由して第2の受信RF部23に入力される。第2の受信RF部23は、入力された高周波信号を周波数弁別及び増幅の各処理を行い第2の受信IF部24に出力する。第2の受信IF部24は、第2の受信RF部23から出力された信号を制御部42により制御される局発部43の発信周波数により周波数変換して空中線系切替器60を介して信号処理部41の第2入力部41bに出力する。
【0012】
空中線系切替器60には、第1の受信IF部14と信号処理部41の第1入力部41aとを結ぶ経路に第1のスイッチ61が設けられている。同様に、第2の受信IF部24と信号処理部41の第2入力部41bとを結ぶ経路に第2のスイッチ62が設けられている。さらに、第1のスイッチ61と第1入力部41aの間の経路と第2のスイッチ62と第2入力部41bの間の経路とは、第3のスイッチ63を介して接続されている。
【0013】
図2は、第1〜第3のスイッチ61〜63のオンオフ状態、局発部43の局発信号と受信経路(受信可能周波数)の組合せのテーブルを示した図である。ここでは、ダイバーシチ受信と第1〜第3のノンダイバーシチ受信の計4種類の運用例について説明している。また、図3は、図2の運用に対応して受信する空中線系を強調した無線機10の機能ブロックである。
【0014】
図3(a)は、ダイバーシチ受信の状態の無線機10を示している。このきは、空中線系切替器60は、制御部42の制御信号をもとに、第1及び第2のスイッチ61、62をオンし、第3のスイッチ63をオフする。そして、第1及び第2の受信部51、52の両方の受信信号を信号処理部41に出力する。信号処理部41では、第1及び第2の受信部51、52の両方の信号を合成して使用したり、受信品質の良好な受信部を選択して使用する。第1の受信部51が第1及び第2の周波数f1、f2の何れかの信号が受信できるように、局発部43から第1の受信IF部14へ、第1及び第2の発信周波数f1’、f2’の信号が出力される。また、第2の受信部52が第2の周波数f2の信号が受信できるように、局発部43から第2の受信IF部24へ第2の発信周波数f2’の信号が出力される。信号処理部41では、第1及び第2の受信部51、52の信号を合成したり、一方を選択したりする。
【0015】
図3(b)は、第1のノンダイバーシチ受信の状態の無線機10を示している。空中線系切替器60は、制御部42の制御信号をもとに、第1のスイッチ61及び第3のスイッチ63をオンし、第2のスイッチ62をオフし、第1の受信部51の信号が信号処理部41へ出力される。また、第1のノンダイバーシチ受信の状態では、第1の周波数f1または第2の周波数f2のいずれかの信号を選択可能になっている。そのため、局発部43から第1及び第2の発信周波数f1’、f2’の信号が出力される。これによって、信号処理部41には、第1入力部41a及び第2入力部41bに、第1の受信部51で受信した信号が入力される。なお、ここで第3のスイッチ63をオフしたままの場合、第2入力部41bが開放状態になりノイズが増幅されて信号処理部41の信号処理に影響を与えることがある。そのため、第1入力部41a及び第2入力部41bの両方が信号を取得する構成とした。以下の図3(c)及び(d)の説明でも同様である。
【0016】
図3(c)は、第2のノンダイバーシチ受信の状態の無線機10を示している。第1のノンダイバーシチ受信の状態と同様に、空中線系切替器60は、制御部42の制御信号をもとに、第1のスイッチ61及び第3のスイッチ63をオンし、第2のスイッチ62をオフし、第1の受信部51の信号が信号処理部41へ出力される。そして、第1のノンダイバーシチ受信の状態と異なり、第1の周波数f1の信号のみを受信可能になっている。そのため、局発部43から第1の発信周波数f1’の信号が出力される。これによって、信号処理部41には、第1入力部41a及び第2入力部41bに、第1の受信部51で受信した第1の空中線系の信号が入力される。
【0017】
図3(d)は、第3のノンダイバーシチ受信の状態の無線機10を示している。空中線系切替器60は、制御部42の制御信号をもとに、第2のスイッチ62及び第3のスイッチ63をオンし、第1のスイッチ61をオフし、第2の受信部52の信号が信号処理部41に出力される。ここでは、第2の周波数f2の信号のみを受信可能になっている。そのため、局発部43から第2の発信周波数f2’の信号が出力される。これによって、信号処理部41には、第1入力部41a及び第2入力部41bに、第2の受信部52で受信した第2の空中線系の信号が入力される。
【0018】
このように空中線系切替器60を信号処理部41の前段に配置して適切にオンオフ制御をすることで、従来通りダイバーシチ受信を行うとともに、ノンダイバーシチ受信の状態のときであっても、第1の受信部51だけでなく第2の受信部52も使用し、リソースが無駄にならずに有効に活用することができる。また、上述の無線機10は、一方の受信部(第2の受信部52)の受信周波数を固定する構成とした。したがって、受信周波数が固定されている第2の受信部52において、受信した高周波信号の帯域制限処理をするフィルタ(第2のフィルタ22)の周波数弁別特性を一つの目的周波数に絞った設定が可能となる。これによって、第2の空中線系の受信特性を向上させることができる。
【0019】
より具体的な効果について説明する。例えば、放送事業用連絡無線において、基地局送信周波数168MHz帯及び移動局送信周波数166MHz帯が使用されている。移動局無線機は、移動局無線機同士の通信も行うため166MHz帯と168MHz帯との両方の周波数帯域の信号を受信しなければならない。そのため、フィルタは、166MHz帯と168MHz帯との両方の周波数帯域の信号を通過帯域とする必要がある。この場合、例えば、2台の移動局無線機が近接して運用されると、一方の移動局無線機が送信をすると、他方の移動局無線機の受信部に強いレベルで入力される。このとき、他方の移動局無線機は、感度抑圧(強電界入力による受信感度劣化)を起こし、基地局送信波を受信できなくなる。このような移動局無線機に上述の無線機10の構成を適用することで、基地局受信時は空中線系を切り替えて、166MHz帯の移動局送信波を落とすフィルタを介して受信できるので、感度抑圧を防止できる。
【0020】
なお上述の実施形態では、第1の受信部51は、第1及び第2の周波数f1、f2を受信可能とした。つまり、第1のフィルタ12の帯域特性は、第1及び第2の周波数f1、f2の信号を選択的に通過させる。しかし、これに限らず、第1のフィルタ12の周波数弁別を、第1の周波数f1に特化してもよい。つまり、第1の受信部51では、第1の周波数f1のみが受信可能としてもよい。この場合、第1及び第2のフィルタ12、22の両方の特性を最適化することができる。なおここでは、図3(c)及び(d)に示した、第2及び第3のノンダイバーシチ受信の状態のみ無線機10の運用となる。したがって、ノンダイバーシチ受信の状態では、第1の受信部51及び第2の受信部52において受信経路(受信周波数)が固定されることになる。このように、第1及び第2のフィルタ12、22の両方の周波数弁別特性をそれぞれ狭い周波数帯域をカバーすればよいので、幅広くカバーしなければならないケースと比較して、フィルタの選択に自由度が向上する。
【0021】
以上、本実施形態の無線機10の概略をまとめると以下の通りである。
第1及び第2の空中線系を受信してダイバーシチ受信可能な無線機10であって、前記第1の空中線系の信号を受信する第1の受信部51と、前記第2の空中線系の信号と受信する第2の受信部52と、前記第1及び第2の受信部51、52から信号を取得して、ダイバーシチ又はノンダイバーシチの受信信号処理を行う信号処理部41と、前記第1の受信部51と前記第2の受信部52と、前記信号処理部41の経路中に設けられ前記第1の受信部51と前記第2の受信部52と前記信号処理部41との接続を切り替える接続切替部(空中線系切替器60)と、を備え、前記第1の受信部51と前記第2の受信部52は、受信可能な異なる周波数帯域を備えている。ここで、受信可能な周波数帯域が異なるとは、二つの周波数帯域に含まれる周波数について、一部が重複してもよいし、全く異なってもよい。
また、無線機10は、前記第1の受信部51及び前記第2の受信部52は、それぞれ受信可能な周波数帯を設定する帯域フィルタ(第1のフィルタ12、第2のフィルタ22)を備えてもよい。
さらに、無線機10では、前記第1の受信部51又は前記第2の受信部52のいずれかは、当該無線機10が備える送信部45の送信周波数帯域を受信できないように設定されてもよい。
さらにまた、ノンダイバーシチ受信のときに、前記第1及び第2の受信部51、52の切り替え制御を行う切替制御部(制御部42)を備え、ノンダイバーシチ受信のときに、前記第1及び第2の受信部51、52のそれぞれの受信周波数が異なるように制御する受信周波数制御部(制御部42、局発部43)と、を備えてもよい。
さらに、空中線系は、3系統以上であってもよい。つまり、複数の空中線系を受信してダイバーシチ受信可能な無線機であって、前記複数の空中線系を受信するために設けられた複数の受信部と、前記複数の受信部から信号を取得して、ダイバーシチ又はノンダイバーシチの受信信号処理を行う信号処理部と、を備え、前記複数の受信部は、それぞれ受信可能な周波数帯域が設定され、少なくとも一つの受信部の受信可能な周波数帯域が他の受信部の受信可能な周波数帯域と異なって設定されている。
例えば、三つの受信部で三つの周波数帯域を受信可能であれば、二つの周波数帯域を落とすフィルタを備えてひとつの周波数帯域のみを受信可能とする受信系を備えてもよいし、逆に、一つの周波数帯域を落とすフィルタを備え二つの周波数帯域を落とすフィルタを備えてもよい。フィルタ特性の設定の観点では、一つの周波数帯域のみを選択するようにすることがより好ましいが、上述したように、近接の無線機10で送信動作がされたとき、その送信の周波数帯域のみを無効にして残りの二つの周波数帯域で受信できる構成にしてもよい。受信妨害する周波数帯域のみを除去し、残りの周波数帯域の信号で良好な空中線系を選択することができる。
【0022】
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明による実施形態に係る、無線機の機能ブロック図である。
【図2】本発明による実施形態に係る、無線機の第1〜第3のスイッチのオンオフ状態、局発部の局発信号と受信経路(受信可能周波数)の組合せのテーブルを示した図である。
【図3】本発明による実施形態に係る、ダイバーシチ受信の状態と第1〜第3のノンダイバーシチ受信の状態の各状態の無線機を示した図である。
【符号の説明】
【0024】
10 無線機
11 第1のアンテナ
12 第1のフィルタ
13 第1の受信RF部
14 第1の受信IF部
21 第2のアンテナ
22 第2のフィルタ
23 第2の受信RF部
24 第2の受信IF部
41 信号処理部
41a 第1入力部
41b 第2入力部
42 制御部
43 局発部
44 送受信切替スイッチ
45 送信部
46 変調部
50 送受信部
51 第1の受信部
52 第2の受信部
60 空中線系切替器
61 第1のスイッチ
62 第2のスイッチ
63 第3のスイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1及び第2の空中線系を受信してダイバーシチ受信可能な無線機であって、
前記第1の空中線系の信号を受信する第1の受信部と、
前記第2の空中線系の信号を受信する第2の受信部と、
前記第1の受信部及び第2の受信部から信号を取得して、ダイバーシチ又はノンダイバーシチの受信信号処理を行う信号処理部と、
前記第1の受信部と前記第2の受信部と、前記信号処理部の経路中に設けられ、前記第1の受信部及び前記第2の受信部と前記信号処理部との接続を切り替える接続切替部と、
を備え、
前記第1の受信部と前記第2の受信部は、受信可能な異なる周波数帯域を有していることを特徴とする無線機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−16741(P2010−16741A)
【公開日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−176677(P2008−176677)
【出願日】平成20年7月7日(2008.7.7)
【出願人】(000001122)株式会社日立国際電気 (5,007)
【Fターム(参考)】