照明装置
【課題】器具や光源の交換時期を確実に使用者に知らせる。
【解決手段】主光源点灯回路110(点灯回路)は、外部電源ACから供給された電力を主光源LAを点灯する電力に変換する。交換時期判定部130は、主光源点灯回路110及び主光源LAのうち少なくともいずれかが交換時期であるか、交換時期ではないが交換時期が近いか、交換時期ではなく交換時期まで余裕があるかを判定する。交換時期表示灯160は、交換時期である場合に、赤色(第一の表示色)で点灯し、交換時期が近い場合に、黄色(第二の表示色)で点灯し、交換時期まで余裕がある場合に、緑色(第三の表示色)で点灯する。
【解決手段】主光源点灯回路110(点灯回路)は、外部電源ACから供給された電力を主光源LAを点灯する電力に変換する。交換時期判定部130は、主光源点灯回路110及び主光源LAのうち少なくともいずれかが交換時期であるか、交換時期ではないが交換時期が近いか、交換時期ではなく交換時期まで余裕があるかを判定する。交換時期表示灯160は、交換時期である場合に、赤色(第一の表示色)で点灯し、交換時期が近い場合に、黄色(第二の表示色)で点灯し、交換時期まで余裕がある場合に、緑色(第三の表示色)で点灯する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、交換時期を使用者に知らせる照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
照明装置(照明器具)の点灯回路に使われている電子部品や光源が寿命を迎えると、光源の照度が低下したり、光源が点灯しなくなったりする場合がある。これを避けるため、器具や光源の交換時期を使用者に知らせ、交換を促す必要がある。
そのため、例えば、器具や光源の交換時期を使用者に知らせるための表示灯を設け、器具や光源の交換時期であると判定すると、表示灯を点灯する装置がある。
特に、近年、光源としてLED素子を用いた照明装置が普及し始めている。LED素子を用いた照明装置の寿命時間は、蛍光灯を使用した照明装置の寿命時間をはるかに上回り、例えば4万時間(一日10時間の使用で10年以上)を超える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−251441号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
照明装置の長寿命化により、照明装置の交換時期に達するころには、使用者がその照明装置を購入した時期を覚えていない場合がある。また、表示灯や表示灯を点灯するための回路にも寿命があり、故障する場合がある。器具や光源が交換時期になる前に、表示灯や表示灯を点灯するための回路が故障すると、交換時期を使用者に正しく知らせることができない可能性がある。更に、交換時期に達してから使用者に知らせたのでは、交換時期に達する前に使用者が照明装置の状態を把握できないという課題がある。
この発明は、例えば上記のような課題を解決するためになされたものであり、器具や光源の交換時期を、確実に使用者に知らせることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明にかかる照明装置は、外部電源から供給された電力を、主光源を点灯する電力に変換する点灯回路と、上記点灯回路及び上記主光源のうち少なくともいずれかが交換時期であるか否かを判定する交換時期判定部と、交換時期であると上記交換時期判定部が判定した場合に、交換時期であることを表わす第一の表示色で点灯し、交換時期でないと上記交換時期判定部が判定した場合に、交換時期でないことを表わす第二の表示色で点灯する交換時期表示灯とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
交換時期に達した場合だけでなく、交換時期に達する前の状態でも、交換時期表示灯が点灯するよう構成されているので、交換時期表示灯の表示色の違いや、交換時期表示灯がが点灯しないことにより、照明装置を交換/修理すべきことを、確実に使用者に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】実施の形態1における照明装置100の構成を示すブロック構成図。
【図2】実施の形態1における照明装置100の外観を示す斜視図。
【図3】実施の形態1における照明装置100の回路構成を示す回路図。
【図4】実施の形態1における照明装置100の動作の流れを示すフローチャート図。
【図5】実施の形態1における交換時期判定処理S520の流れを示すフローチャート図。
【図6】実施の形態1における表示判定処理S530の流れを示すフローチャート図。
【図7】実施の形態1における交換時期表示処理S560の流れを示すフローチャート図。
【図8】実施の形態2における照明装置100の動作の流れを示すフローチャート図。
【図9】実施の形態2における交換時期判定処理S520の流れを示すフローチャート図。
【図10】実施の形態2における表示判定処理S530の流れを示すフローチャート図。
【図11】実施の形態2における全表示処理S550の流れを示すフローチャート図。
【図12】実施の形態2における交換時期表示処理S560の流れを示すフローチャート図。
【図13】実施の形態2における交換時期表示処理S660の流れを示すフローチャート図。
【図14】実施の形態3における照明装置100の回路構成を示す回路図。
【図15】実施の形態4における照明装置100の回路構成を示す回路図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施の形態1.
実施の形態1について、図1〜図7を用いて説明する。
【0009】
図1は、この実施の形態における照明装置100の構成を示すブロック構成図である。
照明装置100は、外部電源ACから供給された電力により、主光源LAを点灯する。外部電源ACは、例えば商用電源などの交流電源である。外部電源ACと照明装置100との間には、例えば電源スイッチSW(入力電源スイッチ)が介在している。使用者は、電源スイッチSWをオンオフすることにより、照明装置100の主光源LAを点灯あるいは消灯する。
主光源LAは、照明装置100から供給された電力により発光する光源である。主光源LAは、例えばLEDや有機ELなど直流電力により発光する光源であってもよいし、放電灯など交流電力により発光する光源であってもよい。主光源LAは、照明装置100に着脱自在に取り付けられる。なお、主光源LAは、照明装置100の一部として、照明装置100に固定された構成であってもよい。
照明装置100は、例えば、主光源点灯回路110と、交換時期判定部130と、表示判定部140と、表示灯点灯回路150と、交換時期表示灯160とを有する。
主光源点灯回路110(点灯回路)は、外部電源ACから供給された電力を、主光源LAに対して供給する電力に変換する。主光源点灯回路110は、例えば電力変換回路である。
交換時期判定部130は、主光源点灯回路110や主光源LAの交換時期を判定する。交換時期とは、主光源点灯回路110や主光源LAがいつ寿命を迎えてもおかしくない状態をいう。交換時期判定部130は、例えば、交換時期であるか否かの2段階、もしくは、交換時期までまだ余裕があるか交換時期が近いか交換時期かの3段階で交換時期を判定する。交換時期判定部130は、例えば、外部電源ACから主光源点灯回路110に電力が供給されている時間や、主光源LAが点灯している時間などを測定し、測定した時間に基づいて交換時期を判定する。交換時期判定部130は、例えば判定結果を表す信号を出力する。
交換時期表示灯160(LED表示部)は、交換時期判定部130が判定した判定結果を表示する。交換時期表示灯160は、例えば表示用LEDなど、主光源LAとは別に設けられた光源である。交換時期表示灯160は、例えば色の違いで判定結果を表わす。交換時期表示灯160は、例えば交換時期である場合を赤(第一の表示色)、交換時期が近い場合を黄(第二の表示色)、交換時期まで余裕がある場合を緑(第三の表示色)で表わす。交換時期表示灯160は、表示灯点灯回路150から供給された電力により点灯する。あるいは、交換時期表示灯160は、3段階の場合分けではなく、2段階の場合分けで表示色を変える構成であってもよい。例えば交換時期である場合を赤(第一の表示色)、交換時期でない場合(交換時期が近い場合と交換時期まで余裕がある場合とを含む)を緑(第二の表示色)で表わす。以下では、3段階の場合分けをする構成を主に説明するが、これに限定する意図ではない。
表示判定部140は、交換時期判定部130が判定した判定結果を交換時期表示灯160に表示させるか否かを判定する。例えば、表示判定部140(交換時期表示操作入力部)は、使用者の操作にしたがって、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させるか否かを判定する。例えば、表示判定部140は、使用者が操作する交換時期表示スイッチを有し、使用者が交換時期表示スイッチを押している間、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させると判定する。あるいは、表示判定部140は、使用者が操作するリモコンからの信号を受信して、リモコンに設けられた交換時期表示スイッチを使用者が押している場合に、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させると判定する。あるいは、表示判定部140は、外部電源ACから照明装置100に電力が供給されているか否かを判定することにより、使用者による電源スイッチSWの操作を取得し、取得した操作に基づいて、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させるか否かを判定する。例えば、使用者による電源スイッチSWの操作パターンが所定の操作パターン(例えばオンオフを所定時間以内に所定回数繰り返すなど通常の点灯操作や消灯操作と異なる特殊な操作パターン)である場合に、表示判定部140は、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させると判定する。あるいは、表示判定部140は、外部電源ACからの電力供給が開始した直後や、外部電源ACからの電力供給が停止した直後に、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させると判定する。
なお、表示判定部140は、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させると判定したのち、所定の時間(例えば3秒)が経過するまでの間、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させるとの判定を続け、その後、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させないと判定する構成であってもよい。
表示判定部140は、判定結果に基づいて、表示灯点灯回路150を制御する信号を出力する。交換時期判定部130の判定結果を表示させると判定した場合、表示判定部140は、交換時期判定部130の判定結果を表わす信号を出力する。交換時期判定部130の判定結果を表示させないと判定した場合、表示判定部140は、表示灯点灯回路150の動作を停止させる信号を出力する。
表示灯点灯回路150は、交換時期表示灯160に対して電力を供給する。表示灯点灯回路150は、例えば、外部電源ACから供給された電力を、交換時期表示灯160に供給する電力に変換する。表示灯点灯回路150は、表示判定部140からの信号にしたがって、交換時期表示灯160を点灯あるいは消灯する。
【0010】
図2は、この実施の形態における照明装置100の外観を示す斜視図である。
照明装置100は、例えば、器具本体1と、ソケット3と、第一表示部4と、第二表示部5と、第三表示部6とを有する。器具本体1は、主光源点灯回路110などを内蔵する。ソケット3は、主光源LAを着脱自在に固定し、主光源LAを主光源点灯回路110に電気接続する。3つの表示部4〜6は、交換時期表示灯160の一例である。表示部4は、緑色に発光するLEDを有する。表示部5は、黄色に発光するLEDを有する。表示部6は、赤色に発光するLEDを有する。このように表示部を発光色によって分割することにより、交換時期表示灯160は、発光色だけでなく、発光位置によっても交換時期の判定結果を表わす。
【0011】
図3は、この実施の形態における照明装置100の回路構成を示す回路図である。
照明装置100は、主光源点灯回路110と、電源回路120と、表示灯点灯回路150と、交換時期表示灯160と、入力電源検出回路170と、点灯制御回路180とを有する。
電源回路120は、外部電源ACから供給された電力を、直流電力に変換する。電源回路120は、例えば、入力フィルタ回路121と、全波整流回路122と、昇圧チョッパ回路123と、平滑コンデンサ124とを有する。入力フィルタ回路121は、照明装置100の外部から電源回路120にノイズが侵入するのを防ぐとともに、昇圧チョッパ回路123で発生したノイズが照明装置100の外部に漏れるのを防ぐ。全波整流回路122は、外部電源ACから供給される交流電力を全波整流する。昇圧チョッパ回路123は、全波整流回路122が整流した脈流を昇圧して、直流にする。平滑コンデンサ124は、昇圧チョッパ回路123が生成した直流を平滑する。平滑コンデンサ124は、比較的容量が大きいコンデンサであり、外部電源ACからの電力供給が停止したあと所定の時間(例えば数秒間)は、点灯制御回路180や表示灯点灯回路150を動作させることができる。
入力電源検出回路170は、外部電源ACから照明装置100に電力が供給されているか否かを検出する。
点灯制御回路180は、主光源点灯回路110や表示灯点灯回路150を制御することにより、主光源LAや交換時期表示灯160の点灯状態を制御する。点灯制御回路180は、例えばマイコンである。点灯制御回路180は、プログラムやデータを記憶する不揮発性メモリや揮発性メモリを有する。点灯制御回路180は、不揮発性メモリを用いてあらかじめ記憶したプログラムを実行することにより、上述した交換時期判定部130や表示判定部140として機能する。点灯制御回路180は、電源回路120が変換した直流電力により動作する。
主光源点灯回路110は、電源回路120が変換した直流電力を、主光源LAに対して供給する電力に変換する。主光源点灯回路110は、点灯制御回路180による制御にしたがって動作する。主光源点灯回路110は、例えば、点灯制御回路180による制御にしたがって、主光源LAを点灯あるいは消灯し、もしくは、主光源LAを点灯する明るさを変化させる。
表示灯点灯回路150は、点灯制御回路180による制御にしたがって動作する。表示灯点灯回路150は、例えば、点灯制御回路180による制御にしたがって、交換時期表示灯160の表示部4〜6を点灯あるいは消灯する。表示灯点灯回路150は、電源回路120が変換した直流電力により動作する。
【0012】
図4は、この実施の形態における照明装置100の動作の流れを示すフローチャート図である。
【0013】
照明装置100は、電源スイッチSWがオンになって電源が投入されると、まず、点灯処理S510を実行する。
点灯処理S510において、主光源点灯回路110は、外部電源ACから供給される電力を、主光源LAに対して供給する電力に変換する。これにより、主光源LAが点灯する。
交換時期判定処理S520において、点灯制御回路180(交換時期判定部130)は、主光源点灯回路110や主光源LAの交換時期を判定する。
表示判定処理S530において、点灯制御回路180(表示判定部140)は、交換時期を表示するか否かを判定する。表示すると判定した場合、照明装置100は、交換時期表示処理S560へ処理を進める。表示しないと判定した場合、照明装置100は、消灯判定処理S580へ処理を進める。
交換時期表示処理S560において、表示灯点灯回路150は、交換時期判定処理S520での判定結果にしたがって、交換時期表示灯160を点灯する。
消灯判定処理S580において、点灯制御回路180は、主光源LAを消灯するか否かを判定する。例えば、点灯制御回路180は、入力電源検出回路170の検出結果に基づいて、外部電源ACからの電力供給が所定の時間(例えば1秒)以上ない場合、主光源LAを消灯すると判定する。消灯すると判定した場合、照明装置100は、消灯処理S590へ処理を進める。消灯しないと判定した場合、照明装置100は、交換時期判定処理S520に処理を戻す。
消灯処理S590において、主光源点灯回路110は、動作を停止する。これにより、主光源LAが消灯する。
【0014】
図5は、この実施の形態における交換時期判定処理S520の流れを示すフローチャート図である。
この例において、点灯制御回路180(交換時期判定部130)は、外部電源ACからの電力供給がある時間(通電時間)を累計することにより、主光源点灯回路110の交換時期を判定する。
交換時期判定処理S520は、例えば、通電判定工程S521と、通電時間累積工程S522と、交換時期判定工程S529とを有する。
通電判定工程S521において、点灯制御回路180は、入力電源検出回路170の検出結果に基づいて、外部電源ACからの電力供給があるか否かを判定する。外部電源ACからの電力供給がある(通電状態である)場合、照明装置100は、通電時間累積工程S522へ処理を進める。外部電源ACからの電力供給がない(通電状態でない)場合、照明装置100は、交換時期判定工程S529へ処理を進める。
通電時間累積工程S522において、点灯制御回路180は、通電時間を累積する。点灯制御回路180は、不揮発性メモリを用いて、通電時間を記憶している。点灯制御回路180は、記憶した通電時間に基づいて、通電時間を累積する。点灯制御回路180は、累積した通電時間を、再び不揮発性メモリなどを用いて記憶する。
交換時期判定工程S529において、点灯制御回路180は、記憶した通電時間に基づいて、主光源点灯回路110の交換時期を判定する。例えば、点灯制御回路180は、通電時間を、所定の第一閾値(例えば4万時間)と比較する。通電時間が第一閾値より大きい場合、点灯制御回路180は、主光源点灯回路110が交換時期である(交換期間)と判定する。通電時間が第一閾値より小さい場合、点灯制御回路180は、通電時間を、第一閾値より小さい所定の第二閾値(例えば3万時間)と比較する。通電時間が第二閾値より大きい場合、点灯制御回路180は、主光源点灯回路110の交換時期が近い(寿命予告期間)と判定する。通電時間が第二閾値より小さい場合、点灯制御回路180は、主光源点灯回路110の交換時期までまだ余裕がある(耐用期間)と判定する。
【0015】
図6は、この実施の形態における表示判定処理S530の流れを示すフローチャート図である。
この例において、点灯制御回路180(表示判定部140)は、電源スイッチSWが所定の操作パターンで操作された場合に、交換時期の判定結果を表示すると判定する。
表示判定処理S530は、例えば、表示要求操作判定工程S532を有する。
表示要求操作判定工程S532において、点灯制御回路180は、入力電源検出回路170の検出結果に基づいて、電源スイッチSWが所定の操作パターンで操作されたか否かを判定する。所定の操作パターンで操作されたと判定した場合、照明装置100は、交換時期表示処理S560へ処理を進める。所定の操作パターンでの操作がないと判定した場合、照明装置100は、消灯判定処理S580へ処理を進める。
【0016】
図7は、この実施の形態における交換時期表示処理S560の流れを示すフローチャート図である。
交換時期表示処理S560は、例えば、交換時期分岐工程S561と、第一表示点灯工程S562と、第二表示点灯工程S563と、第三表示点灯工程S564と、時間経過待ち工程S565と、表示消灯工程S566とを有する。
交換時期分岐工程S561において、点灯制御回路180は、交換時期判定処理S520での判定結果に基づいて、処理を分岐する。交換時期まで余裕ありとの判定結果の場合、照明装置100は、第一表示点灯工程S562へ処理を進める。交換時期が近いとの判定結果の場合、照明装置100は、第二表示点灯工程S563へ処理を進める。交換時期であるとの判定結果の場合、照明装置100は、第三表示点灯工程S564へ処理を進める。
第一表示点灯工程S562において、表示灯点灯回路150は、表示部4(緑)を点灯し、表示部5(黄)、表示部6(赤)は点灯しない。照明装置100は、時間経過待ち工程S565へ処理を進める。
第二表示点灯工程S563において、表示灯点灯回路150は、表示部5(黄)を点灯し、表示部4(緑)、表示部6(赤)は点灯しない。照明装置100は、時間経過待ち工程S565へ処理を進める。
第三表示点灯工程S564において、表示灯点灯回路150は、表示部6(赤)を点灯し、表示部4(緑)、表示部5(黄)は点灯しない。照明装置100は、時間経過待ち工程S565へ処理を進める。
時間経過待ち工程S565において、表示灯点灯回路150は、所定の時間(例えば3秒)が経過するのを待つ。所定の時間が経過した場合、照明装置100は、表示消灯工程S566へ処理を進める。
表示消灯工程S566において、表示灯点灯回路150は、表示部4〜6をすべて消灯する。
【0017】
このように、交換時期判定部130の判定結果にしたがって、交換時期表示灯160は、いずれかの表示部4〜6を点灯する。交換時期である場合や、交換時期が近い場合だけでなく、交換時期まで余裕がある場合でも、交換時期表示灯160が点灯する。
【0018】
通常、照明装置100において、主光源点灯回路110や主光源LAが最も寿命が短いと想定される。しかし、主光源点灯回路110や主光源LAが交換時期になるよりも前に、交換時期表示灯160など照明装置100の他の部分が故障する可能性もある。
例えば、表示部6が故障して点灯しなくなった場合、主光源点灯回路110や主光源LAが交換時期になっても、表示部6が点灯しないので、交換時期であることを表示できない。しかし、いずれかの表示部4〜6が点灯するはずなのに、いずれの表示部4〜6も点灯しないので、照明装置100のどこかに不具合があることを、使用者に知らせることができる。このため、使用者は、照明装置100を修理あるいは交換すべきことを認識することができる。
【0019】
なお、交換時期表示灯160は、独立した表示部4〜6ではなく、1つの表示部を有し、表示部が点灯するときの色の変化だけで交換時期の判定結果を表示する構成であってもよい。例えば、交換時期表示灯160は、発光色が異なる3つもしくは2つのLEDと、全体を覆う拡散透過性のカバーとを有する構成であってもよい。その場合、発光色が異なる2つのLED(例えば赤と緑)が同時に発光することにより、2つのLEDの発した光が混色して3つ目の発光色(例えば橙)を作ることができるので、2つのLEDで3つの状態を区別して表示することができる。
【0020】
また、照明装置100は、時間経過待ち工程S565における待ち時間を、交換時期判定処理S520での判定結果にしたがって変化させる構成であってもよい。例えば、交換時期まで余裕がある場合は待ち時間を短くし、逆に、交換時期である場合は待ち時間を長くする。そうすれば、交換時期表示灯160の発光色や発光位置だけでなく、交換時期表示灯160が点灯している時間によっても、交換時期の判定結果を表わすことができるので、交換時期であることを使用者に確実に知らせることができる。
【0021】
なお、交換時期であるか否かの2段階の場合分けにより、交換時期判定部130が判定し、交換時期表示灯160が表示色を変更する構成の場合については、上記説明から明らかであるので、説明を省略する。
また、例えば、交換時期までの余裕がどれくらいあるかを更に細かく区別し、4段階あるいはそれ以上の段階の場合分けにより、交換時期判定部130が判定し、交換時期表示灯160が表示色を変更する構成としてもよい。
【0022】
実施の形態2.
実施の形態2について、図8〜図13を用いて説明する。
なお、実施の形態1と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
【0023】
図8は、この実施の形態における照明装置100の動作の流れを示すフローチャート図である。
【0024】
表示判定処理S530で表示すると判定した場合、照明装置100は、減光処理S540へ処理を進める。
減光処理S540において、主光源点灯回路110は、主光源LAへ供給する電力を小さくする。これにより、主光源LAは、通常時よりも暗く点灯する。
全表示処理S550において、表示灯点灯回路150は、すべての表示部4〜6を点灯する。
交換時期表示処理S560において、表示灯点灯回路150は、交換時期判定処理S520での判定結果にしたがって、交換時期表示灯160を点灯する。交換時期表示灯160が交換時期を表示している間に消灯操作が行われた場合、照明装置100は、消灯処理S690へ処理を進める。それ以外の場合、照明装置100は、復帰処理S570へ処理を進める。
復帰処理S570において、主光源点灯回路110は、減光処理S540で小さくした主光源LAへ供給する電力を元に戻す。これにより、主光源LAは、通常時と同じ明るさに戻る。照明装置100は、交換時期判定処理S520へ処理を戻す。
消灯処理S690において、主光源点灯回路110は、動作を停止する。これにより、主光源LAが消灯する。
【0025】
消灯処理S590ののち、照明装置100は、全表示処理S650へ処理を進める。
全表示処理S650において、表示灯点灯回路150は、すべての表示部4〜6を点灯する。
交換時期表示処理S660において、表示灯点灯回路150は、交換時期判定処理S520での判定結果にしたがって、交換時期表示灯160を点灯する。
【0026】
図9は、この実施の形態における交換時期判定処理S520の流れを示すフローチャート図である。
この例において、点灯制御回路180(交換時期判定部130)は、主光源LAが点灯している時間(点灯時間)を累計することにより、主光源LAの交換時期を判定する。
交換時期判定処理S520は、交換判定工程S524と、点灯時間初期化工程S525と、点灯判定工程S526と、点灯時間累積工程S527と、交換時期判定工程S529とを有する。
交換判定工程S524において、点灯制御回路180は、主光源LAが交換されたか否かを判定する。交換されたと判定した場合、照明装置100は、点灯時間初期化工程S525へ処理を進める。交換されていないと判定した場合、照明装置100は、点灯判定工程S526へ処理を進める。
点灯時間初期化工程S525において、点灯制御回路180は、点灯時間を初期化する。点灯制御回路180は、不揮発性メモリを用いて、点灯時間を記憶している。点灯制御回路180は、記憶した点灯時間を初期化して、0にする。点灯制御回路180は、初期化した点灯時間を、不揮発性メモリを用いて記憶する。
点灯判定工程S526において、点灯制御回路180は、主光源LAが点灯しているか否かを判定する。点灯していると判定した場合、照明装置100は、点灯時間累積工程S527へ処理を進める。点灯していないと判定した場合、照明装置100は、交換時期判定工程S529へ処理を進める。
点灯時間累積工程S527において、点灯制御回路180は、点灯時間を累積する。点灯制御回路180は、記憶した点灯時間に基づいて、点灯時間を累積する。点灯制御回路180は、累積した点灯時間を、再び不揮発性メモリなどを用いて記憶する。
交換時期判定工程S529において、点灯制御回路180は、記憶した点灯時間に基づいて、主光源LAの交換時期を判定する。例えば、点灯制御回路180は、点灯時間を、所定の第一閾値(例えば4万時間)と比較する。点灯時間が第一閾値より大きい場合、点灯制御回路180は、主光源LAが交換時期であると判定する。点灯時間が第一閾値より小さい場合、点灯制御回路180は、点灯時間を、第一閾値より小さい所定の第二閾値(例えば3万時間)と比較する。点灯時間が第二閾値より大きい場合、点灯制御回路180は、主光源LAの交換時期が近いと判定する。点灯時間が第二閾値より小さい場合、点灯制御回路180は、主光源LAの交換時期までまだ余裕があると判定する。
【0027】
図10は、この実施の形態における表示判定処理S530の流れを示すフローチャート図である。
この例において、点灯制御回路180(表示判定部140)は、交換時期判定処理S520で交換時期であると判定した場合、強制的に、判定結果を表示すると判定する。
表示判定処理S530は、例えば、交換時期分岐工程S531と、表示要求操作判定工程S532とを有する。
交換時期分岐工程S531において、点灯制御回路180は、交換時期判定処理S520での判定結果に基づいて、交換時期であるか否かを判定する。交換時期であると判定した場合、点灯制御回路180は、減光処理S540へ処理を進める。交換時期でない(交換時期まで余裕あり、もしくは、交換時期が近い)と判定した場合、照明装置100は、表示要求操作判定工程S532へ処理を進める。
【0028】
図11は、この実施の形態における全表示処理S550の流れを示すフローチャート図である。
全表示処理S550は、例えば、全表示点灯工程S551と、時間経過待ち工程S552と、表示消灯工程S553とを有する。
全表示点灯工程S551において、表示灯点灯回路150は、表示部4〜6をすべて点灯する。
時間経過待ち工程S552において、表示灯点灯回路150は、所定の時間(例えば1秒)が経過するのを待つ。所定の時間が経過した場合、照明装置100は、表示消灯工程S553へ処理を進める。
表示消灯工程S553において、表示灯点灯回路150は、表示部4〜6をすべて消灯する。
【0029】
図12は、この実施の形態における交換時期表示処理S560の流れを示すフローチャート図である。
交換時期表示処理S560は、実施の形態1で説明した工程に加えて、更に、主光源消灯待ち工程S567と、表示消灯工程S568とを有する。
第三表示点灯工程S564ののち、照明装置100は、主光源消灯待ち工程S567へ処理を進める。
主光源消灯待ち工程S567において、点灯制御回路180は、入力電源検出回路170の検出結果に基づいて、使用者が電源スイッチSWをオフにするのを待つ。電源スイッチSWがオフになった場合、照明装置100は、表示消灯工程S568へ処理を進める。
表示消灯工程S568において、表示灯点灯回路150は、表示部4〜6をすべて消灯する。照明装置100は、消灯処理S690へ処理を進める。
【0030】
図13は、この実施の形態における交換時期表示処理S660の流れを示すフローチャート図である。
交換時期表示処理S660は、例えば、交換時期分岐工程S661と、第一表示点灯工程S662と、第二表示点灯工程S663と、第三表示点灯工程S664と、時間経過待ち工程S665と、表示消灯工程S666とを有する。
この例における交換時期表示処理S660は、実施の形態1で説明した交換時期表示処理S560と同様である。
【0031】
このように、交換時期表示灯160が交換時期の判定結果を表示するとき、主光源LAを暗くするので、交換時期表示灯160の表示が見やすくなる。交換時期表示灯160に、比較的照度の低いLEDを使うことができるので、照明装置100の製造コストを抑えることができる。また、主光源LAが暗くなることにより、交換時期表示操作を照明装置100が受け付けたことを、使用者に知らせることができる。なお、照明装置100は、交換時期の判定結果を表示するとき、主光源LAを暗くするのではなく、主光源LAを一時的に消灯する構成であってもよい。
【0032】
また、交換時期の判定結果を表示する前に、表示部4〜6をすべて点灯するので、交換時期表示操作を照明装置100が受け付けたことを、使用者に知らせることができる。
更に、いずれかの表示部4〜6が故障して点灯しなくなった場合、どの表示部4〜6が故障しているかがわかる。例えば、すべての表示部4〜6が点灯するはずなのに、表示部4だけが点灯しない場合、表示部4が故障していることがわかる。このため、交換時期の判定結果を表示するときに、いずれの表示部4〜6も点灯しない場合でも、判定結果を使用者に知らせることができる。例えば、表示部4が故障していることがわかっている場合、いずれかの表示部4〜6が点灯するはずなのに、いずれの表示部4〜6も点灯しなければ、本来点灯するべきは表示部4であり、交換時期まで余裕があることがわかる。また、表示部6が故障していることがわかっている場合なら、交換時期であることがわかる。
【0033】
なお、照明装置100は、全表示処理S550で表示部4〜6をすべて同時に点灯するのではなく、1つずつ順番に点灯する構成であってもよい。
また、照明装置100は、全表示処理S550で表示部4〜6を点灯して消灯したのち、交換時期表示処理S560で判定結果にしたがった表示部4〜6を点灯するのではなく、全表示処理S550で表示部4〜6を点灯したのち、交換時期表示処理S560で判定結果にしたがった表示部4〜6だけを残して、他の表示部4〜6を消灯する構成であってもよい。
【0034】
また、使用者による操作がなくても、主光源LAを消灯するとき、交換時期の判定結果を自動的に表示するので、交換時期の判定結果を使用者に知らせることができる。これにより、使用者が交換時期の確認を怠った場合でも、交換時期が近いことなどを確実に使用者に知らせることができる。
更に、消灯時に必ず交換時期表示灯160が点灯することを使用者が学習する学習効果が見込めるので、交換時期表示灯160が点灯しなくなった場合に、使用者が故障と認識し、修理や交換など必要な措置を講じることが期待できる。
【0035】
また、交換時期であるとの判定結果の場合、使用者による操作や、主光源LAの消灯がなくても、自動的に判定結果を表示するので、交換時期であることを確実に使用者に知らせることができる。
更に、交換時期であるとの判定結果を表示した場合、所定の時間が経過しても復帰せず、使用者が主光源LAを消灯するまで表示を続けるので、交換時期であることを確実に使用者に知らせ、修理や交換など必要な措置を講じさせることができる。
なお、照明装置100は、交換時期であることによる強制表示の場合、主光源LAを暗くしない構成であってもよい。あるいは、照明装置100は、所定の時間が経過したのち、交換時期であることの表示を続けたまま、主光源LAの明るさだけを元の明るさに戻す構成であってもよい。そうすれば、主光源LAなどを交換するまでの間、照度が不足することなく照明装置100を使い続けることができる。
【0036】
実施の形態3.
実施の形態3について、図14を用いて説明する。
なお、実施の形態1または実施の形態2と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
【0037】
図14は、この実施の形態における照明装置100の回路構成を示す回路図である。
照明装置100は、実施の形態1で説明した構成に加えて、リモコン受信回路191を有する。
リモコン受信回路191(交換時期表示操作入力部)は、リモコン210が送信した信号を受信する。リモコン210は、使用者の操作にしたがって、例えば赤外線信号などを送信する。リモコン210には、照明装置100に交換時期を表示させるための交換時期表示ボタンが設けられている。使用者が交換時期表示ボタンを押すと、リモコン210は、交換時期表示ボタンが押されたことを表わす信号を送信する。
点灯制御回路180(表示判定部140)は、リモコン受信回路191が受信した信号に基づいて、リモコン210の交換時期表示ボタンが押されたか否かを判定する。交換時期表示ボタンが押されたと判定した場合、点灯制御回路180は、交換時期の判定結果を表示すると判定する。
【0038】
このように、照明装置100は、リモコン210に設けた交換時期表示ボタンを使用者が押すことにより、交換時期の判定結果を表示する構成であってもよい。
【0039】
実施の形態4.
実施の形態4について、図15を用いて説明する。
なお、実施の形態1〜実施の形態3と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
【0040】
図15は、この実施の形態における照明装置100の回路構成を示す回路図である。
照明装置100は、実施の形態1で説明した構成に加えて、更に、スイッチ検出回路192を有する。
スイッチ検出回路192(交換時期表示操作入力部)は、押しボタン220(外部スイッチ)と接続されている。スイッチ検出回路192は、押しボタン220の状態を検出する。押しボタン220は、照明装置100に交換時期を表示させるためのスイッチであり、電源スイッチSWとは別に設けられている。
点灯制御回路180(表示判定部140)は、スイッチ検出回路192の検出結果に基づいて、押しボタン220が押されている場合に、交換時期の判定結果を表示すると判定する。
【0041】
このように、照明装置100は、外部に設けた押しボタン220を使用者が押すことにより、交換時期の判定結果を表示する構成であってもよい。
【0042】
なお、照明装置100は、押しボタン220が押されていない場合に交換時期の判定結果を表示すると判定する構成であってもよいし、押しボタン220が所定の操作パターンにしたがって押された場合(例えば、押しボタン220を所定の時間内に所定の回数押すなど)に、交換時期の判定結果を表示すると判定する構成であってもよい。
また、押しボタン220は、照明装置100の外部に設けるのではなく、照明装置100が押しボタン220を有する構成であってもよい。
【0043】
以上、各実施の形態で説明した構成は一例であり、これに限るものではない。例えば、異なる実施の形態で説明した構成を組み合わせた構成としてもよいし、重要でない部分の構成を他の構成で置き換えた構成としてもよい。
【符号の説明】
【0044】
1 器具本体、3 ソケット、4,5,6 表示部、100 照明装置、110 主光源点灯回路、120 電源回路、121 入力フィルタ回路、122 全波整流回路、123 昇圧チョッパ回路、124 平滑コンデンサ、130 交換時期判定部、140 表示判定部、150 表示灯点灯回路、160 交換時期表示灯、170 入力電源検出回路、180 点灯制御回路、191 リモコン受信回路、192 スイッチ検出回路、210 リモコン、220 押しボタン、AC 外部電源、LA 主光源、SW 電源スイッチ。
【技術分野】
【0001】
この発明は、交換時期を使用者に知らせる照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
照明装置(照明器具)の点灯回路に使われている電子部品や光源が寿命を迎えると、光源の照度が低下したり、光源が点灯しなくなったりする場合がある。これを避けるため、器具や光源の交換時期を使用者に知らせ、交換を促す必要がある。
そのため、例えば、器具や光源の交換時期を使用者に知らせるための表示灯を設け、器具や光源の交換時期であると判定すると、表示灯を点灯する装置がある。
特に、近年、光源としてLED素子を用いた照明装置が普及し始めている。LED素子を用いた照明装置の寿命時間は、蛍光灯を使用した照明装置の寿命時間をはるかに上回り、例えば4万時間(一日10時間の使用で10年以上)を超える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−251441号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
照明装置の長寿命化により、照明装置の交換時期に達するころには、使用者がその照明装置を購入した時期を覚えていない場合がある。また、表示灯や表示灯を点灯するための回路にも寿命があり、故障する場合がある。器具や光源が交換時期になる前に、表示灯や表示灯を点灯するための回路が故障すると、交換時期を使用者に正しく知らせることができない可能性がある。更に、交換時期に達してから使用者に知らせたのでは、交換時期に達する前に使用者が照明装置の状態を把握できないという課題がある。
この発明は、例えば上記のような課題を解決するためになされたものであり、器具や光源の交換時期を、確実に使用者に知らせることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明にかかる照明装置は、外部電源から供給された電力を、主光源を点灯する電力に変換する点灯回路と、上記点灯回路及び上記主光源のうち少なくともいずれかが交換時期であるか否かを判定する交換時期判定部と、交換時期であると上記交換時期判定部が判定した場合に、交換時期であることを表わす第一の表示色で点灯し、交換時期でないと上記交換時期判定部が判定した場合に、交換時期でないことを表わす第二の表示色で点灯する交換時期表示灯とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
交換時期に達した場合だけでなく、交換時期に達する前の状態でも、交換時期表示灯が点灯するよう構成されているので、交換時期表示灯の表示色の違いや、交換時期表示灯がが点灯しないことにより、照明装置を交換/修理すべきことを、確実に使用者に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】実施の形態1における照明装置100の構成を示すブロック構成図。
【図2】実施の形態1における照明装置100の外観を示す斜視図。
【図3】実施の形態1における照明装置100の回路構成を示す回路図。
【図4】実施の形態1における照明装置100の動作の流れを示すフローチャート図。
【図5】実施の形態1における交換時期判定処理S520の流れを示すフローチャート図。
【図6】実施の形態1における表示判定処理S530の流れを示すフローチャート図。
【図7】実施の形態1における交換時期表示処理S560の流れを示すフローチャート図。
【図8】実施の形態2における照明装置100の動作の流れを示すフローチャート図。
【図9】実施の形態2における交換時期判定処理S520の流れを示すフローチャート図。
【図10】実施の形態2における表示判定処理S530の流れを示すフローチャート図。
【図11】実施の形態2における全表示処理S550の流れを示すフローチャート図。
【図12】実施の形態2における交換時期表示処理S560の流れを示すフローチャート図。
【図13】実施の形態2における交換時期表示処理S660の流れを示すフローチャート図。
【図14】実施の形態3における照明装置100の回路構成を示す回路図。
【図15】実施の形態4における照明装置100の回路構成を示す回路図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施の形態1.
実施の形態1について、図1〜図7を用いて説明する。
【0009】
図1は、この実施の形態における照明装置100の構成を示すブロック構成図である。
照明装置100は、外部電源ACから供給された電力により、主光源LAを点灯する。外部電源ACは、例えば商用電源などの交流電源である。外部電源ACと照明装置100との間には、例えば電源スイッチSW(入力電源スイッチ)が介在している。使用者は、電源スイッチSWをオンオフすることにより、照明装置100の主光源LAを点灯あるいは消灯する。
主光源LAは、照明装置100から供給された電力により発光する光源である。主光源LAは、例えばLEDや有機ELなど直流電力により発光する光源であってもよいし、放電灯など交流電力により発光する光源であってもよい。主光源LAは、照明装置100に着脱自在に取り付けられる。なお、主光源LAは、照明装置100の一部として、照明装置100に固定された構成であってもよい。
照明装置100は、例えば、主光源点灯回路110と、交換時期判定部130と、表示判定部140と、表示灯点灯回路150と、交換時期表示灯160とを有する。
主光源点灯回路110(点灯回路)は、外部電源ACから供給された電力を、主光源LAに対して供給する電力に変換する。主光源点灯回路110は、例えば電力変換回路である。
交換時期判定部130は、主光源点灯回路110や主光源LAの交換時期を判定する。交換時期とは、主光源点灯回路110や主光源LAがいつ寿命を迎えてもおかしくない状態をいう。交換時期判定部130は、例えば、交換時期であるか否かの2段階、もしくは、交換時期までまだ余裕があるか交換時期が近いか交換時期かの3段階で交換時期を判定する。交換時期判定部130は、例えば、外部電源ACから主光源点灯回路110に電力が供給されている時間や、主光源LAが点灯している時間などを測定し、測定した時間に基づいて交換時期を判定する。交換時期判定部130は、例えば判定結果を表す信号を出力する。
交換時期表示灯160(LED表示部)は、交換時期判定部130が判定した判定結果を表示する。交換時期表示灯160は、例えば表示用LEDなど、主光源LAとは別に設けられた光源である。交換時期表示灯160は、例えば色の違いで判定結果を表わす。交換時期表示灯160は、例えば交換時期である場合を赤(第一の表示色)、交換時期が近い場合を黄(第二の表示色)、交換時期まで余裕がある場合を緑(第三の表示色)で表わす。交換時期表示灯160は、表示灯点灯回路150から供給された電力により点灯する。あるいは、交換時期表示灯160は、3段階の場合分けではなく、2段階の場合分けで表示色を変える構成であってもよい。例えば交換時期である場合を赤(第一の表示色)、交換時期でない場合(交換時期が近い場合と交換時期まで余裕がある場合とを含む)を緑(第二の表示色)で表わす。以下では、3段階の場合分けをする構成を主に説明するが、これに限定する意図ではない。
表示判定部140は、交換時期判定部130が判定した判定結果を交換時期表示灯160に表示させるか否かを判定する。例えば、表示判定部140(交換時期表示操作入力部)は、使用者の操作にしたがって、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させるか否かを判定する。例えば、表示判定部140は、使用者が操作する交換時期表示スイッチを有し、使用者が交換時期表示スイッチを押している間、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させると判定する。あるいは、表示判定部140は、使用者が操作するリモコンからの信号を受信して、リモコンに設けられた交換時期表示スイッチを使用者が押している場合に、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させると判定する。あるいは、表示判定部140は、外部電源ACから照明装置100に電力が供給されているか否かを判定することにより、使用者による電源スイッチSWの操作を取得し、取得した操作に基づいて、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させるか否かを判定する。例えば、使用者による電源スイッチSWの操作パターンが所定の操作パターン(例えばオンオフを所定時間以内に所定回数繰り返すなど通常の点灯操作や消灯操作と異なる特殊な操作パターン)である場合に、表示判定部140は、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させると判定する。あるいは、表示判定部140は、外部電源ACからの電力供給が開始した直後や、外部電源ACからの電力供給が停止した直後に、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させると判定する。
なお、表示判定部140は、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させると判定したのち、所定の時間(例えば3秒)が経過するまでの間、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させるとの判定を続け、その後、交換時期判定部130の判定結果を交換時期表示灯160に表示させないと判定する構成であってもよい。
表示判定部140は、判定結果に基づいて、表示灯点灯回路150を制御する信号を出力する。交換時期判定部130の判定結果を表示させると判定した場合、表示判定部140は、交換時期判定部130の判定結果を表わす信号を出力する。交換時期判定部130の判定結果を表示させないと判定した場合、表示判定部140は、表示灯点灯回路150の動作を停止させる信号を出力する。
表示灯点灯回路150は、交換時期表示灯160に対して電力を供給する。表示灯点灯回路150は、例えば、外部電源ACから供給された電力を、交換時期表示灯160に供給する電力に変換する。表示灯点灯回路150は、表示判定部140からの信号にしたがって、交換時期表示灯160を点灯あるいは消灯する。
【0010】
図2は、この実施の形態における照明装置100の外観を示す斜視図である。
照明装置100は、例えば、器具本体1と、ソケット3と、第一表示部4と、第二表示部5と、第三表示部6とを有する。器具本体1は、主光源点灯回路110などを内蔵する。ソケット3は、主光源LAを着脱自在に固定し、主光源LAを主光源点灯回路110に電気接続する。3つの表示部4〜6は、交換時期表示灯160の一例である。表示部4は、緑色に発光するLEDを有する。表示部5は、黄色に発光するLEDを有する。表示部6は、赤色に発光するLEDを有する。このように表示部を発光色によって分割することにより、交換時期表示灯160は、発光色だけでなく、発光位置によっても交換時期の判定結果を表わす。
【0011】
図3は、この実施の形態における照明装置100の回路構成を示す回路図である。
照明装置100は、主光源点灯回路110と、電源回路120と、表示灯点灯回路150と、交換時期表示灯160と、入力電源検出回路170と、点灯制御回路180とを有する。
電源回路120は、外部電源ACから供給された電力を、直流電力に変換する。電源回路120は、例えば、入力フィルタ回路121と、全波整流回路122と、昇圧チョッパ回路123と、平滑コンデンサ124とを有する。入力フィルタ回路121は、照明装置100の外部から電源回路120にノイズが侵入するのを防ぐとともに、昇圧チョッパ回路123で発生したノイズが照明装置100の外部に漏れるのを防ぐ。全波整流回路122は、外部電源ACから供給される交流電力を全波整流する。昇圧チョッパ回路123は、全波整流回路122が整流した脈流を昇圧して、直流にする。平滑コンデンサ124は、昇圧チョッパ回路123が生成した直流を平滑する。平滑コンデンサ124は、比較的容量が大きいコンデンサであり、外部電源ACからの電力供給が停止したあと所定の時間(例えば数秒間)は、点灯制御回路180や表示灯点灯回路150を動作させることができる。
入力電源検出回路170は、外部電源ACから照明装置100に電力が供給されているか否かを検出する。
点灯制御回路180は、主光源点灯回路110や表示灯点灯回路150を制御することにより、主光源LAや交換時期表示灯160の点灯状態を制御する。点灯制御回路180は、例えばマイコンである。点灯制御回路180は、プログラムやデータを記憶する不揮発性メモリや揮発性メモリを有する。点灯制御回路180は、不揮発性メモリを用いてあらかじめ記憶したプログラムを実行することにより、上述した交換時期判定部130や表示判定部140として機能する。点灯制御回路180は、電源回路120が変換した直流電力により動作する。
主光源点灯回路110は、電源回路120が変換した直流電力を、主光源LAに対して供給する電力に変換する。主光源点灯回路110は、点灯制御回路180による制御にしたがって動作する。主光源点灯回路110は、例えば、点灯制御回路180による制御にしたがって、主光源LAを点灯あるいは消灯し、もしくは、主光源LAを点灯する明るさを変化させる。
表示灯点灯回路150は、点灯制御回路180による制御にしたがって動作する。表示灯点灯回路150は、例えば、点灯制御回路180による制御にしたがって、交換時期表示灯160の表示部4〜6を点灯あるいは消灯する。表示灯点灯回路150は、電源回路120が変換した直流電力により動作する。
【0012】
図4は、この実施の形態における照明装置100の動作の流れを示すフローチャート図である。
【0013】
照明装置100は、電源スイッチSWがオンになって電源が投入されると、まず、点灯処理S510を実行する。
点灯処理S510において、主光源点灯回路110は、外部電源ACから供給される電力を、主光源LAに対して供給する電力に変換する。これにより、主光源LAが点灯する。
交換時期判定処理S520において、点灯制御回路180(交換時期判定部130)は、主光源点灯回路110や主光源LAの交換時期を判定する。
表示判定処理S530において、点灯制御回路180(表示判定部140)は、交換時期を表示するか否かを判定する。表示すると判定した場合、照明装置100は、交換時期表示処理S560へ処理を進める。表示しないと判定した場合、照明装置100は、消灯判定処理S580へ処理を進める。
交換時期表示処理S560において、表示灯点灯回路150は、交換時期判定処理S520での判定結果にしたがって、交換時期表示灯160を点灯する。
消灯判定処理S580において、点灯制御回路180は、主光源LAを消灯するか否かを判定する。例えば、点灯制御回路180は、入力電源検出回路170の検出結果に基づいて、外部電源ACからの電力供給が所定の時間(例えば1秒)以上ない場合、主光源LAを消灯すると判定する。消灯すると判定した場合、照明装置100は、消灯処理S590へ処理を進める。消灯しないと判定した場合、照明装置100は、交換時期判定処理S520に処理を戻す。
消灯処理S590において、主光源点灯回路110は、動作を停止する。これにより、主光源LAが消灯する。
【0014】
図5は、この実施の形態における交換時期判定処理S520の流れを示すフローチャート図である。
この例において、点灯制御回路180(交換時期判定部130)は、外部電源ACからの電力供給がある時間(通電時間)を累計することにより、主光源点灯回路110の交換時期を判定する。
交換時期判定処理S520は、例えば、通電判定工程S521と、通電時間累積工程S522と、交換時期判定工程S529とを有する。
通電判定工程S521において、点灯制御回路180は、入力電源検出回路170の検出結果に基づいて、外部電源ACからの電力供給があるか否かを判定する。外部電源ACからの電力供給がある(通電状態である)場合、照明装置100は、通電時間累積工程S522へ処理を進める。外部電源ACからの電力供給がない(通電状態でない)場合、照明装置100は、交換時期判定工程S529へ処理を進める。
通電時間累積工程S522において、点灯制御回路180は、通電時間を累積する。点灯制御回路180は、不揮発性メモリを用いて、通電時間を記憶している。点灯制御回路180は、記憶した通電時間に基づいて、通電時間を累積する。点灯制御回路180は、累積した通電時間を、再び不揮発性メモリなどを用いて記憶する。
交換時期判定工程S529において、点灯制御回路180は、記憶した通電時間に基づいて、主光源点灯回路110の交換時期を判定する。例えば、点灯制御回路180は、通電時間を、所定の第一閾値(例えば4万時間)と比較する。通電時間が第一閾値より大きい場合、点灯制御回路180は、主光源点灯回路110が交換時期である(交換期間)と判定する。通電時間が第一閾値より小さい場合、点灯制御回路180は、通電時間を、第一閾値より小さい所定の第二閾値(例えば3万時間)と比較する。通電時間が第二閾値より大きい場合、点灯制御回路180は、主光源点灯回路110の交換時期が近い(寿命予告期間)と判定する。通電時間が第二閾値より小さい場合、点灯制御回路180は、主光源点灯回路110の交換時期までまだ余裕がある(耐用期間)と判定する。
【0015】
図6は、この実施の形態における表示判定処理S530の流れを示すフローチャート図である。
この例において、点灯制御回路180(表示判定部140)は、電源スイッチSWが所定の操作パターンで操作された場合に、交換時期の判定結果を表示すると判定する。
表示判定処理S530は、例えば、表示要求操作判定工程S532を有する。
表示要求操作判定工程S532において、点灯制御回路180は、入力電源検出回路170の検出結果に基づいて、電源スイッチSWが所定の操作パターンで操作されたか否かを判定する。所定の操作パターンで操作されたと判定した場合、照明装置100は、交換時期表示処理S560へ処理を進める。所定の操作パターンでの操作がないと判定した場合、照明装置100は、消灯判定処理S580へ処理を進める。
【0016】
図7は、この実施の形態における交換時期表示処理S560の流れを示すフローチャート図である。
交換時期表示処理S560は、例えば、交換時期分岐工程S561と、第一表示点灯工程S562と、第二表示点灯工程S563と、第三表示点灯工程S564と、時間経過待ち工程S565と、表示消灯工程S566とを有する。
交換時期分岐工程S561において、点灯制御回路180は、交換時期判定処理S520での判定結果に基づいて、処理を分岐する。交換時期まで余裕ありとの判定結果の場合、照明装置100は、第一表示点灯工程S562へ処理を進める。交換時期が近いとの判定結果の場合、照明装置100は、第二表示点灯工程S563へ処理を進める。交換時期であるとの判定結果の場合、照明装置100は、第三表示点灯工程S564へ処理を進める。
第一表示点灯工程S562において、表示灯点灯回路150は、表示部4(緑)を点灯し、表示部5(黄)、表示部6(赤)は点灯しない。照明装置100は、時間経過待ち工程S565へ処理を進める。
第二表示点灯工程S563において、表示灯点灯回路150は、表示部5(黄)を点灯し、表示部4(緑)、表示部6(赤)は点灯しない。照明装置100は、時間経過待ち工程S565へ処理を進める。
第三表示点灯工程S564において、表示灯点灯回路150は、表示部6(赤)を点灯し、表示部4(緑)、表示部5(黄)は点灯しない。照明装置100は、時間経過待ち工程S565へ処理を進める。
時間経過待ち工程S565において、表示灯点灯回路150は、所定の時間(例えば3秒)が経過するのを待つ。所定の時間が経過した場合、照明装置100は、表示消灯工程S566へ処理を進める。
表示消灯工程S566において、表示灯点灯回路150は、表示部4〜6をすべて消灯する。
【0017】
このように、交換時期判定部130の判定結果にしたがって、交換時期表示灯160は、いずれかの表示部4〜6を点灯する。交換時期である場合や、交換時期が近い場合だけでなく、交換時期まで余裕がある場合でも、交換時期表示灯160が点灯する。
【0018】
通常、照明装置100において、主光源点灯回路110や主光源LAが最も寿命が短いと想定される。しかし、主光源点灯回路110や主光源LAが交換時期になるよりも前に、交換時期表示灯160など照明装置100の他の部分が故障する可能性もある。
例えば、表示部6が故障して点灯しなくなった場合、主光源点灯回路110や主光源LAが交換時期になっても、表示部6が点灯しないので、交換時期であることを表示できない。しかし、いずれかの表示部4〜6が点灯するはずなのに、いずれの表示部4〜6も点灯しないので、照明装置100のどこかに不具合があることを、使用者に知らせることができる。このため、使用者は、照明装置100を修理あるいは交換すべきことを認識することができる。
【0019】
なお、交換時期表示灯160は、独立した表示部4〜6ではなく、1つの表示部を有し、表示部が点灯するときの色の変化だけで交換時期の判定結果を表示する構成であってもよい。例えば、交換時期表示灯160は、発光色が異なる3つもしくは2つのLEDと、全体を覆う拡散透過性のカバーとを有する構成であってもよい。その場合、発光色が異なる2つのLED(例えば赤と緑)が同時に発光することにより、2つのLEDの発した光が混色して3つ目の発光色(例えば橙)を作ることができるので、2つのLEDで3つの状態を区別して表示することができる。
【0020】
また、照明装置100は、時間経過待ち工程S565における待ち時間を、交換時期判定処理S520での判定結果にしたがって変化させる構成であってもよい。例えば、交換時期まで余裕がある場合は待ち時間を短くし、逆に、交換時期である場合は待ち時間を長くする。そうすれば、交換時期表示灯160の発光色や発光位置だけでなく、交換時期表示灯160が点灯している時間によっても、交換時期の判定結果を表わすことができるので、交換時期であることを使用者に確実に知らせることができる。
【0021】
なお、交換時期であるか否かの2段階の場合分けにより、交換時期判定部130が判定し、交換時期表示灯160が表示色を変更する構成の場合については、上記説明から明らかであるので、説明を省略する。
また、例えば、交換時期までの余裕がどれくらいあるかを更に細かく区別し、4段階あるいはそれ以上の段階の場合分けにより、交換時期判定部130が判定し、交換時期表示灯160が表示色を変更する構成としてもよい。
【0022】
実施の形態2.
実施の形態2について、図8〜図13を用いて説明する。
なお、実施の形態1と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
【0023】
図8は、この実施の形態における照明装置100の動作の流れを示すフローチャート図である。
【0024】
表示判定処理S530で表示すると判定した場合、照明装置100は、減光処理S540へ処理を進める。
減光処理S540において、主光源点灯回路110は、主光源LAへ供給する電力を小さくする。これにより、主光源LAは、通常時よりも暗く点灯する。
全表示処理S550において、表示灯点灯回路150は、すべての表示部4〜6を点灯する。
交換時期表示処理S560において、表示灯点灯回路150は、交換時期判定処理S520での判定結果にしたがって、交換時期表示灯160を点灯する。交換時期表示灯160が交換時期を表示している間に消灯操作が行われた場合、照明装置100は、消灯処理S690へ処理を進める。それ以外の場合、照明装置100は、復帰処理S570へ処理を進める。
復帰処理S570において、主光源点灯回路110は、減光処理S540で小さくした主光源LAへ供給する電力を元に戻す。これにより、主光源LAは、通常時と同じ明るさに戻る。照明装置100は、交換時期判定処理S520へ処理を戻す。
消灯処理S690において、主光源点灯回路110は、動作を停止する。これにより、主光源LAが消灯する。
【0025】
消灯処理S590ののち、照明装置100は、全表示処理S650へ処理を進める。
全表示処理S650において、表示灯点灯回路150は、すべての表示部4〜6を点灯する。
交換時期表示処理S660において、表示灯点灯回路150は、交換時期判定処理S520での判定結果にしたがって、交換時期表示灯160を点灯する。
【0026】
図9は、この実施の形態における交換時期判定処理S520の流れを示すフローチャート図である。
この例において、点灯制御回路180(交換時期判定部130)は、主光源LAが点灯している時間(点灯時間)を累計することにより、主光源LAの交換時期を判定する。
交換時期判定処理S520は、交換判定工程S524と、点灯時間初期化工程S525と、点灯判定工程S526と、点灯時間累積工程S527と、交換時期判定工程S529とを有する。
交換判定工程S524において、点灯制御回路180は、主光源LAが交換されたか否かを判定する。交換されたと判定した場合、照明装置100は、点灯時間初期化工程S525へ処理を進める。交換されていないと判定した場合、照明装置100は、点灯判定工程S526へ処理を進める。
点灯時間初期化工程S525において、点灯制御回路180は、点灯時間を初期化する。点灯制御回路180は、不揮発性メモリを用いて、点灯時間を記憶している。点灯制御回路180は、記憶した点灯時間を初期化して、0にする。点灯制御回路180は、初期化した点灯時間を、不揮発性メモリを用いて記憶する。
点灯判定工程S526において、点灯制御回路180は、主光源LAが点灯しているか否かを判定する。点灯していると判定した場合、照明装置100は、点灯時間累積工程S527へ処理を進める。点灯していないと判定した場合、照明装置100は、交換時期判定工程S529へ処理を進める。
点灯時間累積工程S527において、点灯制御回路180は、点灯時間を累積する。点灯制御回路180は、記憶した点灯時間に基づいて、点灯時間を累積する。点灯制御回路180は、累積した点灯時間を、再び不揮発性メモリなどを用いて記憶する。
交換時期判定工程S529において、点灯制御回路180は、記憶した点灯時間に基づいて、主光源LAの交換時期を判定する。例えば、点灯制御回路180は、点灯時間を、所定の第一閾値(例えば4万時間)と比較する。点灯時間が第一閾値より大きい場合、点灯制御回路180は、主光源LAが交換時期であると判定する。点灯時間が第一閾値より小さい場合、点灯制御回路180は、点灯時間を、第一閾値より小さい所定の第二閾値(例えば3万時間)と比較する。点灯時間が第二閾値より大きい場合、点灯制御回路180は、主光源LAの交換時期が近いと判定する。点灯時間が第二閾値より小さい場合、点灯制御回路180は、主光源LAの交換時期までまだ余裕があると判定する。
【0027】
図10は、この実施の形態における表示判定処理S530の流れを示すフローチャート図である。
この例において、点灯制御回路180(表示判定部140)は、交換時期判定処理S520で交換時期であると判定した場合、強制的に、判定結果を表示すると判定する。
表示判定処理S530は、例えば、交換時期分岐工程S531と、表示要求操作判定工程S532とを有する。
交換時期分岐工程S531において、点灯制御回路180は、交換時期判定処理S520での判定結果に基づいて、交換時期であるか否かを判定する。交換時期であると判定した場合、点灯制御回路180は、減光処理S540へ処理を進める。交換時期でない(交換時期まで余裕あり、もしくは、交換時期が近い)と判定した場合、照明装置100は、表示要求操作判定工程S532へ処理を進める。
【0028】
図11は、この実施の形態における全表示処理S550の流れを示すフローチャート図である。
全表示処理S550は、例えば、全表示点灯工程S551と、時間経過待ち工程S552と、表示消灯工程S553とを有する。
全表示点灯工程S551において、表示灯点灯回路150は、表示部4〜6をすべて点灯する。
時間経過待ち工程S552において、表示灯点灯回路150は、所定の時間(例えば1秒)が経過するのを待つ。所定の時間が経過した場合、照明装置100は、表示消灯工程S553へ処理を進める。
表示消灯工程S553において、表示灯点灯回路150は、表示部4〜6をすべて消灯する。
【0029】
図12は、この実施の形態における交換時期表示処理S560の流れを示すフローチャート図である。
交換時期表示処理S560は、実施の形態1で説明した工程に加えて、更に、主光源消灯待ち工程S567と、表示消灯工程S568とを有する。
第三表示点灯工程S564ののち、照明装置100は、主光源消灯待ち工程S567へ処理を進める。
主光源消灯待ち工程S567において、点灯制御回路180は、入力電源検出回路170の検出結果に基づいて、使用者が電源スイッチSWをオフにするのを待つ。電源スイッチSWがオフになった場合、照明装置100は、表示消灯工程S568へ処理を進める。
表示消灯工程S568において、表示灯点灯回路150は、表示部4〜6をすべて消灯する。照明装置100は、消灯処理S690へ処理を進める。
【0030】
図13は、この実施の形態における交換時期表示処理S660の流れを示すフローチャート図である。
交換時期表示処理S660は、例えば、交換時期分岐工程S661と、第一表示点灯工程S662と、第二表示点灯工程S663と、第三表示点灯工程S664と、時間経過待ち工程S665と、表示消灯工程S666とを有する。
この例における交換時期表示処理S660は、実施の形態1で説明した交換時期表示処理S560と同様である。
【0031】
このように、交換時期表示灯160が交換時期の判定結果を表示するとき、主光源LAを暗くするので、交換時期表示灯160の表示が見やすくなる。交換時期表示灯160に、比較的照度の低いLEDを使うことができるので、照明装置100の製造コストを抑えることができる。また、主光源LAが暗くなることにより、交換時期表示操作を照明装置100が受け付けたことを、使用者に知らせることができる。なお、照明装置100は、交換時期の判定結果を表示するとき、主光源LAを暗くするのではなく、主光源LAを一時的に消灯する構成であってもよい。
【0032】
また、交換時期の判定結果を表示する前に、表示部4〜6をすべて点灯するので、交換時期表示操作を照明装置100が受け付けたことを、使用者に知らせることができる。
更に、いずれかの表示部4〜6が故障して点灯しなくなった場合、どの表示部4〜6が故障しているかがわかる。例えば、すべての表示部4〜6が点灯するはずなのに、表示部4だけが点灯しない場合、表示部4が故障していることがわかる。このため、交換時期の判定結果を表示するときに、いずれの表示部4〜6も点灯しない場合でも、判定結果を使用者に知らせることができる。例えば、表示部4が故障していることがわかっている場合、いずれかの表示部4〜6が点灯するはずなのに、いずれの表示部4〜6も点灯しなければ、本来点灯するべきは表示部4であり、交換時期まで余裕があることがわかる。また、表示部6が故障していることがわかっている場合なら、交換時期であることがわかる。
【0033】
なお、照明装置100は、全表示処理S550で表示部4〜6をすべて同時に点灯するのではなく、1つずつ順番に点灯する構成であってもよい。
また、照明装置100は、全表示処理S550で表示部4〜6を点灯して消灯したのち、交換時期表示処理S560で判定結果にしたがった表示部4〜6を点灯するのではなく、全表示処理S550で表示部4〜6を点灯したのち、交換時期表示処理S560で判定結果にしたがった表示部4〜6だけを残して、他の表示部4〜6を消灯する構成であってもよい。
【0034】
また、使用者による操作がなくても、主光源LAを消灯するとき、交換時期の判定結果を自動的に表示するので、交換時期の判定結果を使用者に知らせることができる。これにより、使用者が交換時期の確認を怠った場合でも、交換時期が近いことなどを確実に使用者に知らせることができる。
更に、消灯時に必ず交換時期表示灯160が点灯することを使用者が学習する学習効果が見込めるので、交換時期表示灯160が点灯しなくなった場合に、使用者が故障と認識し、修理や交換など必要な措置を講じることが期待できる。
【0035】
また、交換時期であるとの判定結果の場合、使用者による操作や、主光源LAの消灯がなくても、自動的に判定結果を表示するので、交換時期であることを確実に使用者に知らせることができる。
更に、交換時期であるとの判定結果を表示した場合、所定の時間が経過しても復帰せず、使用者が主光源LAを消灯するまで表示を続けるので、交換時期であることを確実に使用者に知らせ、修理や交換など必要な措置を講じさせることができる。
なお、照明装置100は、交換時期であることによる強制表示の場合、主光源LAを暗くしない構成であってもよい。あるいは、照明装置100は、所定の時間が経過したのち、交換時期であることの表示を続けたまま、主光源LAの明るさだけを元の明るさに戻す構成であってもよい。そうすれば、主光源LAなどを交換するまでの間、照度が不足することなく照明装置100を使い続けることができる。
【0036】
実施の形態3.
実施の形態3について、図14を用いて説明する。
なお、実施の形態1または実施の形態2と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
【0037】
図14は、この実施の形態における照明装置100の回路構成を示す回路図である。
照明装置100は、実施の形態1で説明した構成に加えて、リモコン受信回路191を有する。
リモコン受信回路191(交換時期表示操作入力部)は、リモコン210が送信した信号を受信する。リモコン210は、使用者の操作にしたがって、例えば赤外線信号などを送信する。リモコン210には、照明装置100に交換時期を表示させるための交換時期表示ボタンが設けられている。使用者が交換時期表示ボタンを押すと、リモコン210は、交換時期表示ボタンが押されたことを表わす信号を送信する。
点灯制御回路180(表示判定部140)は、リモコン受信回路191が受信した信号に基づいて、リモコン210の交換時期表示ボタンが押されたか否かを判定する。交換時期表示ボタンが押されたと判定した場合、点灯制御回路180は、交換時期の判定結果を表示すると判定する。
【0038】
このように、照明装置100は、リモコン210に設けた交換時期表示ボタンを使用者が押すことにより、交換時期の判定結果を表示する構成であってもよい。
【0039】
実施の形態4.
実施の形態4について、図15を用いて説明する。
なお、実施の形態1〜実施の形態3と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
【0040】
図15は、この実施の形態における照明装置100の回路構成を示す回路図である。
照明装置100は、実施の形態1で説明した構成に加えて、更に、スイッチ検出回路192を有する。
スイッチ検出回路192(交換時期表示操作入力部)は、押しボタン220(外部スイッチ)と接続されている。スイッチ検出回路192は、押しボタン220の状態を検出する。押しボタン220は、照明装置100に交換時期を表示させるためのスイッチであり、電源スイッチSWとは別に設けられている。
点灯制御回路180(表示判定部140)は、スイッチ検出回路192の検出結果に基づいて、押しボタン220が押されている場合に、交換時期の判定結果を表示すると判定する。
【0041】
このように、照明装置100は、外部に設けた押しボタン220を使用者が押すことにより、交換時期の判定結果を表示する構成であってもよい。
【0042】
なお、照明装置100は、押しボタン220が押されていない場合に交換時期の判定結果を表示すると判定する構成であってもよいし、押しボタン220が所定の操作パターンにしたがって押された場合(例えば、押しボタン220を所定の時間内に所定の回数押すなど)に、交換時期の判定結果を表示すると判定する構成であってもよい。
また、押しボタン220は、照明装置100の外部に設けるのではなく、照明装置100が押しボタン220を有する構成であってもよい。
【0043】
以上、各実施の形態で説明した構成は一例であり、これに限るものではない。例えば、異なる実施の形態で説明した構成を組み合わせた構成としてもよいし、重要でない部分の構成を他の構成で置き換えた構成としてもよい。
【符号の説明】
【0044】
1 器具本体、3 ソケット、4,5,6 表示部、100 照明装置、110 主光源点灯回路、120 電源回路、121 入力フィルタ回路、122 全波整流回路、123 昇圧チョッパ回路、124 平滑コンデンサ、130 交換時期判定部、140 表示判定部、150 表示灯点灯回路、160 交換時期表示灯、170 入力電源検出回路、180 点灯制御回路、191 リモコン受信回路、192 スイッチ検出回路、210 リモコン、220 押しボタン、AC 外部電源、LA 主光源、SW 電源スイッチ。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部電源から供給された電力を、主光源を点灯する電力に変換する点灯回路と、
上記点灯回路及び上記主光源のうち少なくともいずれかが交換時期であるか否かを判定する交換時期判定部と、
交換時期であると上記交換時期判定部が判定した場合に、交換時期であることを表わす第一の表示色で点灯し、交換時期でないと上記交換時期判定部が判定した場合に、交換時期でないことを表わす第二の表示色で点灯する交換時期表示灯とを有することを特徴とする照明装置。
【請求項2】
外部電源から供給された電力を、主光源を点灯する電力に変換する点灯回路と、
上記点灯回路及び上記主光源のうち少なくともいずれかが交換時期であるか、交換時期ではないが交換時期が近いか、交換時期ではなく交換時期まで余裕があるかを判定する交換時期判定部と、
交換時期であると上記交換時期判定部が判定した場合に、交換時期であることを表わす第一の表示色で点灯し、交換時期が近いと上記交換時期判定部が判定した場合に、交換時期が近いことを表わす第二の表示色で点灯し、交換時期まで余裕があると上記交換時期判定部が判定した場合に、交換時期まで余裕があることを表わす第三の表示色で点灯する交換時期表示灯とを有することを特徴とする照明装置。
【請求項3】
上記交換時期表示灯は、複数の上記表示色すべてで点灯したのち、上記交換時期判定部の判定結果にしたがった表示色で点灯することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
上記点灯回路は、上記交換時期表示灯が点灯しているとき、上記主光源を、上記交換時期表示灯が点灯していないときよりも暗く点灯し、もしくは消灯することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の照明装置。
【請求項5】
上記交換時期表示灯は、上記外部電源からの電力供給が停止した場合に点灯することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の照明装置。
【請求項6】
上記照明装置は、
使用者による交換時期表示要求操作が入力される交換時期表示要求操作入力部を有し、
上記交換時期表示灯は、上記交換時期表示要求操作入力部が交換時期表示要求操作を入力した場合に点灯することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の照明装置。
【請求項1】
外部電源から供給された電力を、主光源を点灯する電力に変換する点灯回路と、
上記点灯回路及び上記主光源のうち少なくともいずれかが交換時期であるか否かを判定する交換時期判定部と、
交換時期であると上記交換時期判定部が判定した場合に、交換時期であることを表わす第一の表示色で点灯し、交換時期でないと上記交換時期判定部が判定した場合に、交換時期でないことを表わす第二の表示色で点灯する交換時期表示灯とを有することを特徴とする照明装置。
【請求項2】
外部電源から供給された電力を、主光源を点灯する電力に変換する点灯回路と、
上記点灯回路及び上記主光源のうち少なくともいずれかが交換時期であるか、交換時期ではないが交換時期が近いか、交換時期ではなく交換時期まで余裕があるかを判定する交換時期判定部と、
交換時期であると上記交換時期判定部が判定した場合に、交換時期であることを表わす第一の表示色で点灯し、交換時期が近いと上記交換時期判定部が判定した場合に、交換時期が近いことを表わす第二の表示色で点灯し、交換時期まで余裕があると上記交換時期判定部が判定した場合に、交換時期まで余裕があることを表わす第三の表示色で点灯する交換時期表示灯とを有することを特徴とする照明装置。
【請求項3】
上記交換時期表示灯は、複数の上記表示色すべてで点灯したのち、上記交換時期判定部の判定結果にしたがった表示色で点灯することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
上記点灯回路は、上記交換時期表示灯が点灯しているとき、上記主光源を、上記交換時期表示灯が点灯していないときよりも暗く点灯し、もしくは消灯することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の照明装置。
【請求項5】
上記交換時期表示灯は、上記外部電源からの電力供給が停止した場合に点灯することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の照明装置。
【請求項6】
上記照明装置は、
使用者による交換時期表示要求操作が入力される交換時期表示要求操作入力部を有し、
上記交換時期表示灯は、上記交換時期表示要求操作入力部が交換時期表示要求操作を入力した場合に点灯することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の照明装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【公開番号】特開2012−160270(P2012−160270A)
【公開日】平成24年8月23日(2012.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−17427(P2011−17427)
【出願日】平成23年1月31日(2011.1.31)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【出願人】(390014546)三菱電機照明株式会社 (585)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年8月23日(2012.8.23)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年1月31日(2011.1.31)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【出願人】(390014546)三菱電機照明株式会社 (585)
【Fターム(参考)】
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