産業用車両における油圧・電気系統の接続部構造
【課題】油圧配管および電気配線の途中における分離・接続作業を容易に行い得る産業用車両における油圧・電気系統の接続部構造を提供する。
【解決手段】走行輪および油圧式荷役装置が設けられた車両本体2に、取付用台枠3を介して運転台4が設けられたフォークリフトにおいて、車両本体2側に配置された油圧駆動機器と運転台4とに亘って配設された油圧配管31途中に継手ブロック33を設けるとともに、車両本体2と運転台4とに亘って配設された電気配線32途中に電気継手具34を設け、且つ上記継手ブロック33および電気継手具34を、運転台4の下方位置の車両本体2側に配置したものである。
【解決手段】走行輪および油圧式荷役装置が設けられた車両本体2に、取付用台枠3を介して運転台4が設けられたフォークリフトにおいて、車両本体2側に配置された油圧駆動機器と運転台4とに亘って配設された油圧配管31途中に継手ブロック33を設けるとともに、車両本体2と運転台4とに亘って配設された電気配線32途中に電気継手具34を設け、且つ上記継手ブロック33および電気継手具34を、運転台4の下方位置の車両本体2側に配置したものである。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、産業用車両における油圧・電気系統の接続部構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えばフォークリフトなどの産業用車両においては、油圧式リフト装置などの荷役装置が具備されるとともに、その運転台においては、油圧の操作レバーおよびエンジン関係の計器・スイッチ類が配置されている。
【0003】
ところで、フォークリフトは、大きく分けて、走行輪およびリフト装置が設けられた車両本体と、この車両本体に搭載されて走行および荷役の各操作を行うための運転台とから構成され、当然に、車両本体側に設けられた油圧シリンダなどの油圧駆動機器側およびエンジン側と運転台との間には、多数の油圧配管および電気配線が設けられている(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2001−240386
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そして、通常、油圧配管および電気配線における継手位置(接続位置)については、単に、油圧配管・電気配線の作業を行う際の都合に基づき、適宜、選択されていた。
ところで、フォークリフトにおいては、運転台の下方にトランスミッションが配置されており、例えばトランスミッションの修理を行う場合、運転台を車両本体から外す必要があり、したがって油圧配管および電気配線については、それぞれ異なる位置で分離・接続作業をしなければならず、その作業に時間を要するという問題があった。
【0005】
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、油圧配管および電気配線途中での分離・接続作業を容易に行い得る産業用車両における油圧・電気系統の接続部構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る産業用車両における油圧・電気系統の接続部構造は、走行輪および油圧式荷役装置が設けられた車両本体に、直接にまたは取付用台枠を介して運転台が設けられた産業用車両において、
車両本体側と運転台とに亘って配設された油圧配管途中に継手ブロックを設けるとともに、車両本体側と運転台とに亘って配設された電気配線途中に電気継手具を設け、
且つ上記継手ブロックおよび電気継手具を、運転台の下方位置の車両本体側に配置したものである。
【0007】
また、請求項2に係る産業用車両における油圧・電気系統の接続部構造は、請求項1に記載の接続部構造の車両本体、取付用台枠または運転台に、継手ブロックおよび電気継手具へのアクセスホールを設けたものである。
【発明の効果】
【0008】
上記の構成によると、運転台の下方位置の車両本体側に、油圧配管の継手ブロックおよび電気配線の継手である電気継手具を配置したので、運転台を取り外す際に、油圧・電気系統の分離・接続作業を容易に行うことができる。
【0009】
また、上記分離・接続作業については、車両本体、取付用台枠または運転台に設けられたアクセスホールから行うことができるので、より、容易に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態に係る産業用車両における油圧・電気系統の接続部構造について説明する。
【0011】
なお、本実施の形態においては、産業用車両として、例えば大型のフォークリフトである場合について説明する。
図1に示すように、このフォークリフト1は、大きく分けて、走行輪を有する車両本体2と、この車両本体2の前部に取付用台枠(平面視が矩形状にされ且つ所定高さの枠状部材にされたもの)3を介して搭載(配置)された運転台(運転席)4と、同じく車両本体2の前方に配置された油圧式のリフト装置(荷役装置の一例である)5とから構成されている。
【0012】
上記車両本体2の主要構成部材である本体フレーム11は、例えば前後方向に配置された左右の側板材12と、これら前後の所定位置に配置されて左右の側板材12同士を連結する連結材13とから構成されている。なお、この本体フレーム11の前部および後部には、走行輪である前輪14および後輪15がそれぞれ前輪用車軸(フロントアクスルともいう)16および後輪用車軸(リアアクスルともいう)17を介して取り付けられている。
【0013】
また、上記本体フレーム11の後部にはエンジン6が搭載されるとともに、エンジン6の前方には、トランスミッション7およびリフト装置5並びに油圧式操舵装置8を作動させるための油圧ポンプ、油圧配管、油圧機器などからなる油圧駆動系統が配置されている。
【0014】
上記運転台4は、図2および図3に示すように、例えばリフト装置5および操舵装置8を操作する操作レバー類21およびエンジンなどの制御を行うための計器・スイッチ類22が配置された操作盤・シートなどからなるコックピット23と、このコックピット23全体を覆うように設けられるとともにランプ・エアコンなどの電気機器24が配置された運転者を保護するための保護用箱枠(以下、キャビンという)25とから構成されており、このため、本体フレーム11と運転台4とに亘って、油圧系統である油圧配管31および電気系統である電気配線32が配設されている。なお、電気配線32については、バッテリから電気機器24への電源供給の他に、エンジン類の制御信号用の配線も含まれている。
【0015】
また、この運転台4については、車両本体2から取り外し可能に構成されており、具体的には、車両本体2の前部の上面に取付用台枠3が載置され、この取付用台枠3の上面に、例えばゴムマウント材(図示せず)を介してコックピット23およびキャビン25が載置されるとともに、それぞれボルト・ナットなどの連結具(図示せず)を介して互いに連結されている。
【0016】
そして、上記本体フレーム11の前部の上側連結材13(13A)には、油圧配管31途中を纏めて分離・接続(着脱)し得る継手ブロック33が取り付けられるとともに、この上側連結材13(13A)または当該継手ブロック33の近傍位置に、電気配線32途中を纏めて分離・接続し得る電気継手具(配線用カプラともいう)34が配置されており、さらにこの継手ブロック33および電気継手具34に対応する取付用台枠3の側面には、その分離・接続作業を行い得るアクセスホール35が形成されている。勿論、このアクセスホール35には、蓋板36が設けられている。
【0017】
したがって、上記構成に係るフォークリフト1において、例えばトランスミッション7が故障して修理を行う場合には、運転台4、すなわちコックピット23およびキャビン25並びに取付用台枠3が取り外されるが、まず取付用台枠3のアクセスホール35の蓋板36を取り外し、次にこのアクセスホール35から手を入れて、継手ブロック33に接続されている運転台4側からの油圧配管31を分離するとともに、同じく、電気継手具34を分離すればよい。
【0018】
このように、運転台4の下方位置(運転台寄り)の車両本体2側に、継手ブロック33および電気継手具34すなわち接続位置を配置したので、運転台4を取り外す際に、油圧配管31および電気配線32の分離・接続作を容易に且つ短時間で行うことができる。
【0019】
また、上記分離・接続作業については、取付用台枠3に設けられたアクセスホール35から行うことができるので、より、容易に行うことができる。
そして、油圧・電気系統の分離作業が済んだ後に、運転台4、取付用台枠3などを取り外せばよい。勿論、その接続作業についても、アクセスホール35から、容易に且つ短時間で行うことができる。
【0020】
なお、上記実施の形態においては、電気継手具34を運転台4の下方位置の車両本体2側に配置しただけであるが、この電気継手具34を、継手ブロック33と同様に、車両本体2側例えば上側連結材13Aにブラケットなどを介して支持してもよい。
【0021】
また、上記実施の形態においては、運転台4を取付用枠台3を介して車両本体2に取り付けたが、例えば運転台4を、直接、車両本体2に取り付けることもでき、この場合には、車両本体2側または運転台4側にアクセスホールが設けられる。勿論、取付用枠台3の有無に拘わらず、車両本体2側または運転台4側にアクセスホールを設けてもよい。
【0022】
また、上記実施の形態においては、産業用車両としてフォークリフトの場合について説明したが、これ以外の車両には、例えばホイールローダにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の実施の形態に係るフォークリフトの概略構成を示す一部切欠側面図である。
【図2】同フォークリフトにおける分離・接続構造を説明する要部断面図である。
【図3】同フォークリフトにおける分離・接続構造を説明する要部分解斜視図である。
【符号の説明】
【0024】
1 フォークリフト
2 車両本体
3 取付用台枠
4 運転台
5 リフト装置
8 操舵装置
11 本体フレーム
12 側板材
13 連結材
21 操作レバー類
22 計器・スイッチ類
23 コックピット
24 電気機器
31 油圧配管
32 電気配線
33 継手ブロック
34 電気継手具
35 アクセスホール
【技術分野】
【0001】
本発明は、産業用車両における油圧・電気系統の接続部構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えばフォークリフトなどの産業用車両においては、油圧式リフト装置などの荷役装置が具備されるとともに、その運転台においては、油圧の操作レバーおよびエンジン関係の計器・スイッチ類が配置されている。
【0003】
ところで、フォークリフトは、大きく分けて、走行輪およびリフト装置が設けられた車両本体と、この車両本体に搭載されて走行および荷役の各操作を行うための運転台とから構成され、当然に、車両本体側に設けられた油圧シリンダなどの油圧駆動機器側およびエンジン側と運転台との間には、多数の油圧配管および電気配線が設けられている(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2001−240386
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そして、通常、油圧配管および電気配線における継手位置(接続位置)については、単に、油圧配管・電気配線の作業を行う際の都合に基づき、適宜、選択されていた。
ところで、フォークリフトにおいては、運転台の下方にトランスミッションが配置されており、例えばトランスミッションの修理を行う場合、運転台を車両本体から外す必要があり、したがって油圧配管および電気配線については、それぞれ異なる位置で分離・接続作業をしなければならず、その作業に時間を要するという問題があった。
【0005】
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、油圧配管および電気配線途中での分離・接続作業を容易に行い得る産業用車両における油圧・電気系統の接続部構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る産業用車両における油圧・電気系統の接続部構造は、走行輪および油圧式荷役装置が設けられた車両本体に、直接にまたは取付用台枠を介して運転台が設けられた産業用車両において、
車両本体側と運転台とに亘って配設された油圧配管途中に継手ブロックを設けるとともに、車両本体側と運転台とに亘って配設された電気配線途中に電気継手具を設け、
且つ上記継手ブロックおよび電気継手具を、運転台の下方位置の車両本体側に配置したものである。
【0007】
また、請求項2に係る産業用車両における油圧・電気系統の接続部構造は、請求項1に記載の接続部構造の車両本体、取付用台枠または運転台に、継手ブロックおよび電気継手具へのアクセスホールを設けたものである。
【発明の効果】
【0008】
上記の構成によると、運転台の下方位置の車両本体側に、油圧配管の継手ブロックおよび電気配線の継手である電気継手具を配置したので、運転台を取り外す際に、油圧・電気系統の分離・接続作業を容易に行うことができる。
【0009】
また、上記分離・接続作業については、車両本体、取付用台枠または運転台に設けられたアクセスホールから行うことができるので、より、容易に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態に係る産業用車両における油圧・電気系統の接続部構造について説明する。
【0011】
なお、本実施の形態においては、産業用車両として、例えば大型のフォークリフトである場合について説明する。
図1に示すように、このフォークリフト1は、大きく分けて、走行輪を有する車両本体2と、この車両本体2の前部に取付用台枠(平面視が矩形状にされ且つ所定高さの枠状部材にされたもの)3を介して搭載(配置)された運転台(運転席)4と、同じく車両本体2の前方に配置された油圧式のリフト装置(荷役装置の一例である)5とから構成されている。
【0012】
上記車両本体2の主要構成部材である本体フレーム11は、例えば前後方向に配置された左右の側板材12と、これら前後の所定位置に配置されて左右の側板材12同士を連結する連結材13とから構成されている。なお、この本体フレーム11の前部および後部には、走行輪である前輪14および後輪15がそれぞれ前輪用車軸(フロントアクスルともいう)16および後輪用車軸(リアアクスルともいう)17を介して取り付けられている。
【0013】
また、上記本体フレーム11の後部にはエンジン6が搭載されるとともに、エンジン6の前方には、トランスミッション7およびリフト装置5並びに油圧式操舵装置8を作動させるための油圧ポンプ、油圧配管、油圧機器などからなる油圧駆動系統が配置されている。
【0014】
上記運転台4は、図2および図3に示すように、例えばリフト装置5および操舵装置8を操作する操作レバー類21およびエンジンなどの制御を行うための計器・スイッチ類22が配置された操作盤・シートなどからなるコックピット23と、このコックピット23全体を覆うように設けられるとともにランプ・エアコンなどの電気機器24が配置された運転者を保護するための保護用箱枠(以下、キャビンという)25とから構成されており、このため、本体フレーム11と運転台4とに亘って、油圧系統である油圧配管31および電気系統である電気配線32が配設されている。なお、電気配線32については、バッテリから電気機器24への電源供給の他に、エンジン類の制御信号用の配線も含まれている。
【0015】
また、この運転台4については、車両本体2から取り外し可能に構成されており、具体的には、車両本体2の前部の上面に取付用台枠3が載置され、この取付用台枠3の上面に、例えばゴムマウント材(図示せず)を介してコックピット23およびキャビン25が載置されるとともに、それぞれボルト・ナットなどの連結具(図示せず)を介して互いに連結されている。
【0016】
そして、上記本体フレーム11の前部の上側連結材13(13A)には、油圧配管31途中を纏めて分離・接続(着脱)し得る継手ブロック33が取り付けられるとともに、この上側連結材13(13A)または当該継手ブロック33の近傍位置に、電気配線32途中を纏めて分離・接続し得る電気継手具(配線用カプラともいう)34が配置されており、さらにこの継手ブロック33および電気継手具34に対応する取付用台枠3の側面には、その分離・接続作業を行い得るアクセスホール35が形成されている。勿論、このアクセスホール35には、蓋板36が設けられている。
【0017】
したがって、上記構成に係るフォークリフト1において、例えばトランスミッション7が故障して修理を行う場合には、運転台4、すなわちコックピット23およびキャビン25並びに取付用台枠3が取り外されるが、まず取付用台枠3のアクセスホール35の蓋板36を取り外し、次にこのアクセスホール35から手を入れて、継手ブロック33に接続されている運転台4側からの油圧配管31を分離するとともに、同じく、電気継手具34を分離すればよい。
【0018】
このように、運転台4の下方位置(運転台寄り)の車両本体2側に、継手ブロック33および電気継手具34すなわち接続位置を配置したので、運転台4を取り外す際に、油圧配管31および電気配線32の分離・接続作を容易に且つ短時間で行うことができる。
【0019】
また、上記分離・接続作業については、取付用台枠3に設けられたアクセスホール35から行うことができるので、より、容易に行うことができる。
そして、油圧・電気系統の分離作業が済んだ後に、運転台4、取付用台枠3などを取り外せばよい。勿論、その接続作業についても、アクセスホール35から、容易に且つ短時間で行うことができる。
【0020】
なお、上記実施の形態においては、電気継手具34を運転台4の下方位置の車両本体2側に配置しただけであるが、この電気継手具34を、継手ブロック33と同様に、車両本体2側例えば上側連結材13Aにブラケットなどを介して支持してもよい。
【0021】
また、上記実施の形態においては、運転台4を取付用枠台3を介して車両本体2に取り付けたが、例えば運転台4を、直接、車両本体2に取り付けることもでき、この場合には、車両本体2側または運転台4側にアクセスホールが設けられる。勿論、取付用枠台3の有無に拘わらず、車両本体2側または運転台4側にアクセスホールを設けてもよい。
【0022】
また、上記実施の形態においては、産業用車両としてフォークリフトの場合について説明したが、これ以外の車両には、例えばホイールローダにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の実施の形態に係るフォークリフトの概略構成を示す一部切欠側面図である。
【図2】同フォークリフトにおける分離・接続構造を説明する要部断面図である。
【図3】同フォークリフトにおける分離・接続構造を説明する要部分解斜視図である。
【符号の説明】
【0024】
1 フォークリフト
2 車両本体
3 取付用台枠
4 運転台
5 リフト装置
8 操舵装置
11 本体フレーム
12 側板材
13 連結材
21 操作レバー類
22 計器・スイッチ類
23 コックピット
24 電気機器
31 油圧配管
32 電気配線
33 継手ブロック
34 電気継手具
35 アクセスホール
【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行輪および油圧式荷役装置が設けられた車両本体に、直接にまたは取付用台枠を介して運転台が設けられた産業用車両において、
車両本体側と運転台とに亘って配設された油圧配管途中に継手ブロックを設けるとともに、車両本体側と運転台とに亘って配設された電気配線途中に電気継手具を設け、
且つ上記継手ブロックおよび電気継手具を、運転台の下方位置の車両本体側に配置したことを特徴とする産業用車両における油圧・電気系統の接続部構造。
【請求項2】
車両本体、取付用台枠または運転台に、継手ブロックおよび電気継手具へのアクセスホールを設けたことを特徴とする請求項1に記載の産業用車両における油圧・電気系統の接続部構造。
【請求項1】
走行輪および油圧式荷役装置が設けられた車両本体に、直接にまたは取付用台枠を介して運転台が設けられた産業用車両において、
車両本体側と運転台とに亘って配設された油圧配管途中に継手ブロックを設けるとともに、車両本体側と運転台とに亘って配設された電気配線途中に電気継手具を設け、
且つ上記継手ブロックおよび電気継手具を、運転台の下方位置の車両本体側に配置したことを特徴とする産業用車両における油圧・電気系統の接続部構造。
【請求項2】
車両本体、取付用台枠または運転台に、継手ブロックおよび電気継手具へのアクセスホールを設けたことを特徴とする請求項1に記載の産業用車両における油圧・電気系統の接続部構造。
【図1】
【図2】
【図3】
【図2】
【図3】
【公開番号】特開2006−8363(P2006−8363A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−190583(P2004−190583)
【出願日】平成16年6月29日(2004.6.29)
【出願人】(000003241)TCM株式会社 (319)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年6月29日(2004.6.29)
【出願人】(000003241)TCM株式会社 (319)
【Fターム(参考)】
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