説明

画像形成装置

【課題】飛散したトナーが転写材上の画像を乱したり、装置内を汚したりするのを防ぐことのできる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】転写ベルト36の搬送方向下流端から転写後ガイド39にかけての領域の上方には、トナー吸着装置41が設けられている。トナー吸着装置41には、供給ローラ42および巻取りローラ43の間に架設されているウェブ44と、ウェブ44の上方に設けられたファンモータ45とが備えられている。そして、転写ベルト36によって搬送されてきた用紙上から飛散したトナーは、ファンモータ45によって作りだされる空気の流れにより舞い上がり、ウェブ44に向かって流れる。ウェブ44は、トナーと逆電位に帯電しているので、静電気力によりトナーがウェブ44に吸着する。よって、飛散するトナーが用紙や装置内を汚すのを防ぐことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、画像形成装置に関し、特に、感光体ドラムに形成されたトナー像を転写材に転写し、トナー像が転写された転写材を搬送するためにベルト搬送接触転写方式が採用された画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電子写真方式を採用した複写機、プリンタなどの画像形成装置には、ベルト搬送接触転写方式の装置を用いたものがある。
ベルト搬送接触転写方式の装置とは、転写ベルトを複数のローラで回転可能に支持してその一部を感光体の周面に接触させ、転写ベルトに転写材を載せて搬送しながら感光体ドラムの周面に接触させることにより、感光体に形成されたトナー像を転写材に転写するものである。転写ベルトには転写バイアスローラを接触させていて、転写材を介して感光体ドラムへ転写バイアスを印加しており、この転写バイアスにより、感光体のトナー像が転写材に移動する。
【0003】
トナー像が転写された転写材は、転写ベルト上を搬送された後、この転写ベルトから分離され、その後、転写後ガイドにより定着装置に案内される。そして、転写材上に転写されたトナー像は、定着装置において転写材に定着される。
このような画像形成装置では、転写材が感光体ドラムから定着装置へ進入するまでの搬送工程において、画像を形成しているトナーが飛散して、転写材上の画像を乱したり、装置内を汚したりするといった問題をかかえている。そこで、トナー飛散を防止する技術については、種々の提案がされている(たとえば、特許文献1または2参照)。
【特許文献1】特開2003−316171号公報
【特許文献2】特開平2−81060号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ベルト搬送接触転写方式を用いたシステムにおいては、トナー飛散や各機構の汚染を完全に防げていないのが現状である。すなわち、上述のようなベルト搬送接触転写方式の装置においては、転写ベルトから転写後ガイドに転写材を受け渡すといった構成であり、転写ベルトから転写材を分離させる瞬間や、転写材が転写後ガイドに接触する瞬間が必ず存在するため、多少のトナーの飛散は生じてしまい、それを完全に防ぐことは不可能である。
【0005】
この発明は、かかる背景のもとになされたもので、飛散したトナーが転写材上の画像を乱したり、装置内を汚したりするのを防ぐことのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、感光体(25)に形成されたトナー像を転写材に転写する転写装置(26)として、転写ベルト(36)を含むベルト搬送接触転写方式が採用された画像形成装置(1)であって、上記転写ベルトの搬送方向下流側に配置され、転写ベルトによって搬送されてくるトナー像が転写された転写材を受けとって後方へ案内するための転写後ガイド(39)と、上記転写ベルトの搬送方向下流端から転写後ガイドにかけての所定領域の上方に設けられ、飛散トナーを吸着するためのウェブ(44)と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
【0007】
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素などを表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、転写ベルトから転写後ガイドにかけての所定領域の上方には、飛散するトナーを吸着するためのウェブが備えられているので、トナー像が転写された転写材が転写ベルトから分離する際や、転写後ガイドに接触した際に転写材上のトナーが飛散しても、ウェブによりそのトナーを吸着することができる。よって、飛散するトナーが転写材上の画像を乱したり装置内を汚したりするのを防ぐことができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、上記ウェブ(44)は、供給ローラ(42)と巻取りローラ(43)との間に架設されており、所定のタイミングで、供給ローラからウェブが繰り出され、かつ、架設されているウェブが巻取りローラにより巻取られ、上記所定領域の上方にあるウェブが新しいウェブに更新されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置(1)である。
【0009】
この構成によれば、ウェブは所定のタイミングで新しいウェブに更新されるので、ウェブのトナー吸着力を常に一定以上に保つことができ、飛散するトナーを安定して吸着することができる。
請求項3に記載の発明は、上記ウェブ(44)の上方に、ウェブ越しに下方の空気を吸引できる吸引手段(45)が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置(1)である。
【0010】
この構成によれば、ウェブの上方には吸引手段が設けられているので、吸引手段によりウェブ越しに下方の空気を吸引することで、下方からウェブに対して向かう空気の流れを作りだすことができる。よって、ウェブの下方の空気中に存在するトナーが、空気とともにウェブに向かって流れるのでよりウェブに吸着しやすくなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態にかかる画像形成装置を備えたデジタル複写機1の構成を示す正面図である。
デジタル複写機1には、略直方体形状の本体2と、本体2上に設けられた原稿送り装置3とが備えられている。また、本体2内には、原稿送り装置3により送られる原稿の内容を画像データとして読取る画像読取部21と、画像読取部21が読取った画像データに基づいて用紙に画像を形成(印刷)する画像形成部22と、画像を形成する各種サイズの用紙(転写材)を収容する用紙収容部23とが備えられている。さらに、本体2の上方前面には、ユーザが所定の操作をする操作表示部24が備えられている。
【0012】
図2は、画像形成部22の内部構成を概略的に示す図である。
画像形成部22には、一定速度で回転する感光体ドラム25と、感光体ドラム25上に形成されたトナー像を用紙に転写し、その用紙を搬送するための転写・搬送装置26と、転写・搬送装置26から用紙を受けとるための転写後ガイド39と、転写後ガイド39から用紙を受けとるための定着進入ガイド40と、用紙にトナー像を定着させるための定着装置27と、飛散するトナーを吸着するためのトナー吸着装置41とが備えられている。
【0013】
感光体ドラム25は、その表面(周面)に感光層が形成され、紙面と垂直方向に延びる筒状の部材である。感光体ドラム25の周囲には、その回転方向に沿って、メインチャージャ28、露光器29、現像装置30およびクリーニング装置31が備えられている。
メインチャージャ28は、感光体ドラム25を一定電位に帯電させるためのものである。
【0014】
露光器29は、感光体ドラム25の感光層に対して、形成すべき画像に対応したレーザ光を照射するためのものである。
現像装置30は、感光体ドラム25に現像剤としてのトナーを供給するためのものであり、紙面に垂直方向に延びる現像ローラ32と、現像用ローラ32を囲む現像用ケーシング33とが備えられている。また、現像装置30では、トナーを一定電位に帯電させることができるようになっている。
【0015】
クリーニング装置31は、感光体ドラム25の表面に残留したトナーを除去するためのものである。
転写・搬送装置26には、紙面と垂直方向に延びる駆動ローラ34と、駆動ローラ34に対して用紙の搬送方向上流側に配置され、駆動ローラ34と同一水平面内において並列している従動ローラ35と、これらの駆動ローラ34および従動ローラ35に巻回された転写ベルト36と、転写ベルト36を挟んで感光体ドラム25の下方に位置し、紙面と垂直方向に延びる転写ローラ37とが備えられている。すなわち、転写・搬送装置26は、ベルト搬送接触転写方式を用いたものである。
【0016】
駆動ローラ34は、図示しない駆動機構からの駆動力が伝達されるようになっており、所定速度で回転する。
従動ローラ35は、回転自在に設けられており、巻回されている転写ベルト36が回転するのに伴って回転する。
転写ベルト36は、一定の張力を保って駆動ローラ34および従動ローラ35に巻回されている。これにより、駆動ローラ34が回転すると、それに伴って転写ベルト36および従動ローラ35が回転する。
【0017】
転写ローラ37は、その周面が転写ベルト36に接触しており、転写ベルト36とともに回転することができるようになっている。また、転写ローラ37は、導電性を有しており、一定の電圧が印加されるようになっている。
定着装置27には、紙面と垂直方向に延びる熱ローラ46と、熱ローラ46の下方に配置され、熱ローラ46と並列している圧ローラ47とが備えられている。
【0018】
熱ローラ46には、図示しない温度制御機構が備えられており、その表面が所定の温度(たとえば、約200℃)に保たれている。
圧ローラ47は、熱ローラ46に対して所定のニップ圧で接している。また、熱ローラ46および圧ローラ47はともに回転可能とされており、熱ローラ46が高温状態を保った状態で、熱ローラ46と圧ローラ47とが圧接しつつ回転する。
【0019】
転写・搬送装置26と定着装置27との間であって、転写・搬送装置26側には、転写後ガイド39が備えられており、定着装置27側には、定着進入ガイド40が備えられている。
転写後ガイド39および定着進入ガイド40は、搬送されてくる用紙を受けとって定着装置27へ案内するためのものである。
【0020】
転写ベルト36の搬送方向下流端から転写後ガイド39にかけての領域の上方には、トナー吸着装置41が設けられている。
トナー吸着装置41には、紙面と垂直方向に延びる供給ローラ42と、供給ローラ42と同一水平面上において並列している巻取りローラ43と、供給ローラ42および巻取りローラ43の間に架設されているウェブ44と、これらの上方の位置しているファンモータ45とが備えられている。
【0021】
供給ローラ42は、回転可能とされており、その周面にウェブ44がロール状に巻回されている。そして、供給ローラ42は、回転することでウェブ44を繰り出すことができるようにされている。
巻取りローラ43は、回転可能とされており、供給ローラ42に巻回されているウェブ44の先端がその周面に接合されている。そして、巻取りローラ43は、回転することで、ウェブ44を巻取ることができるようにされている。
【0022】
ウェブ44は、通気性を有するシート状の長尺の部材であって、その幅が搬送されてくる用紙の幅(用紙の搬送方向と直交方向の長さ)と同程度とされている。また、ウェブ44は、アラミド繊維、フッ素系繊維、導電性繊維等を用いて形成されていて、トナーの電位と逆電位となるように帯電されている。具体的には、供給ローラ42または巻取ローラ43に、トナーと逆極性のバイアスが印加されることで、ウェブ44が帯電されている。なお、ウェブ44をトナーの電位と逆電位に帯電させるのに代え、ウェブ44をアース電位(零電位)にしてもよい。ウェブ44をアース電位にするには、供給ローラ42または巻取ローラ43を接地すればよい。なお、ウェブ44にシリコンオイルが含浸されていれば、トナー吸着性の面で有利である。
【0023】
ウェブ44は、供給ローラ42にロール状に巻回されて、その先端が巻取りローラ43に接合されており、その一部が供給ローラ42と巻取りローラ43との間に架設されている。これにより、ウェブ44の一部が転写後ガイド39の上方に位置している。そして、そのウェブ44の一部は、その長さ方向が用紙の搬送方向に沿っている。また、ウェブ44は通気性を有しているため、供給ローラ42と巻取りローラ43との間に架設されているウェブ44の部分を挟んで上方の空間と下方の空間とにおいて、ウェブ44越しに空気が流れ得るようになっている。
【0024】
ファンモータ45は、空気を吸い込むことにより空気の流れを作りだすためのものであり、詳しくは、ファンモータ45の下方から上方に向かう(用紙上のトナーを乱さない程度の)緩やかな空気の流れを作りだす。これにより、ファンモータ45が駆動すると、図2において矢印で示すように、転写後ガイド39近傍の空気がウェブ44を通過して上方に向かって緩やかに流れる。
【0025】
このデジタル複写機1において複写を行う場合には、まず、原稿送り装置3に原稿をセットし、次いで、操作表示部24を操作して複写動作を開始させる。そして、原稿が画像読取部21に送られてその内容が読取られる。
また、画像形成部22においては、一定速度で回転する感光体ドラム25の表面が、メインチャージャ28からの放電により一定電位に帯電される。そして、一定電位に帯電した感光体ドラム25の表面に、露光器29から画像読取部21が読取った画像データに対応したレーザ光が照射される。これにより、感光体ドラム25の表面では、レーザ光に照射された部分の帯電電荷が除去され、画像データに対応した静電潜像が形成される。
【0026】
また、現像装置30の現像用ケーシング33内にはトナーが貯留されていて、そのトナーが現像用ケーシング33内で一定電位に帯電され、現像ローラ32の表面に磁気吸引される。そして、現像ローラ32が回転し、さらに、現像ローラ32の表面に担持されているトナーが、感光体ドラム25の静電潜像との間の静電気力により感光体ドラム25に移り、静電潜像は、トナーにより現像される。
【0027】
また、転写・搬送装置26においては、駆動ローラ34が回転されて、転写ベルト36が回転し、それに伴って従動ローラ35および転写ローラ37が回転する。このとき、転写ローラ37には一定の電圧が印加されており、それに接触している転写ベルト36が一定電位に帯電している。詳しくは、転写ベルト36は、トナーの帯電電位と逆電位となるように帯電されている。
【0028】
そして、用紙収容部23に収容されている用紙が所定のタイミングで感光体ドラム25と転写ベルト36との間に導かれる。そして、その間を通過させることで、静電気力により、感光体ドラム35上のトナー像を用紙に転写する。
トナー像が転写された用紙は、転写ベルト36上を搬送された後、転写ベルト36から分離して、転写後ガイド39および定着進入ガイド40に案内されながら、定着装置27に進入する。そして、用紙が熱ローラ46および圧ローラ47の間を通過することで、用紙上のトナーが加熱および加圧され、用紙にトナー像が定着される。
【0029】
ここで、用紙が転写ベルト36から分離する際や、転写後ガイド39および定着進入ガイド40に接触する際に、用紙上のトナーが一部飛散してしまう。そのような飛散したトナーは、トナー吸着装置41によって吸着される。
詳しくは、転写ベルト36によって搬送されてきた用紙上から飛散したトナーは、ファンモータ45によって作りだされる空気の流れにより舞い上がり、供給ローラ42と巻取りローラ43との間に架設されているウェブ44に向かって流れる。そして、ウェブ44は、上述のようにトナーと逆電位に帯電している(か、またはアース電位となっている)ので、静電気力によりトナーがウェブ44に吸着する。このようにして、飛散したトナーはウェブ44に吸着される。
【0030】
また、巻取りローラ43は、たとえば、一定枚数分の複写動作が行われると、それに応じて一定回数回転する。これにより、一定枚数の用紙に対する複写動作が終了するたびに、トナーが吸着したウェブ44の部分が巻取りローラ43に巻取られる。そして、巻取りローラ43によりウェブ44が巻取られると、それに従動して供給ローラ42が回転し、供給ローラ42に巻回されていたウェブ44が繰り出され、トナーが吸着していないウェブ44の部分が供給ローラ42と巻取りローラ43との間に架設される。
【0031】
このように、一定の複写動作が終了するたびに、トナーが吸着しているウェブ44の部分は巻取りローラ43に巻取られ、供給ローラ42と巻取りローラ43との間に架設されているウェブ44の部分はトナーが吸着していない新しいウェブ44の部分に更新される。
以上のように、この実施形態では、転写ベルト36から転写後ガイド39にかけて領域の上方には、飛散するトナーを吸着するためのウェブ44が備えられているので、用紙が転写ベルト36から分離する際や、転写後ガイド39または定着進入ガイド40に接触した際に用紙上のトナーが飛散しても、ウェブ44によりそのトナーを吸着することができる。よって、飛散するトナーが用紙上の画像を乱したり装置内を汚したりするのを防ぐことができる。
【0032】
また、供給ローラ42と巻取りローラ43との間に架設されているウェブ44は所定のタイミングで新しいウェブ44に更新されるので、ウェブ44のトナー吸着力を常に一定以上に保つことができ、飛散するトナーを安定して吸着することができる。
また、ウェブ44の上方にはファンモータ45が設けられているので、ファンモータ45によりウェブ44越しに下方の空気を吸引することで、下方からウェブ44に対して向かう空気の流れを作りだすことができる。よって、ウェブ44の下方の空気中に存在するトナーが、空気とともにウェブ44に向かって流れるのでよりウェブ44に吸着しやすくなる。
【0033】
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
たとえば、ファンモータ45は、断続的に駆動されるものであってもよい。また、ファンモータ45を用いない構成とすることも可能である。
また、巻取りローラ43は、一定時間ごとにウェブ44の巻取りを行うものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】この発明の一実施形態にかかる画像形成装置を備えたデジタル複写機の構成を示す正面図である。
【図2】画像形成部の内部構成を概略的に示す図である。
【符号の説明】
【0035】
1 デジタル複写機
25 感光体ドラム
26 転写・搬送装置
36 転写ベルト
39 転写後ガイド
42 供給ローラ
43 巻取りローラ
44 ウェブ
45 ファンモータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
感光体に形成されたトナー像を転写材に転写する転写装置として、転写ベルトを含むベルト搬送接触転写方式が採用された画像形成装置であって、
上記転写ベルトの搬送方向下流側に配置され、転写ベルトによって搬送されてくるトナー像が転写された転写材を受けとって後方へ案内するための転写後ガイドと、
上記転写ベルトの搬送方向下流端から転写後ガイドにかけての所定領域の上方に設けられ、飛散トナーを吸着するためのウェブと、を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
上記ウェブは、供給ローラと巻取りローラとの間に架設されており、所定のタイミングで、供給ローラからウェブが繰り出され、かつ、架設されているウェブが巻取りローラにより巻取られ、上記所定領域の上方にあるウェブが新しいウェブに更新されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
上記ウェブの上方に、ウェブ越しに下方の空気を吸引できる吸引手段が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−242993(P2006−242993A)
【公開日】平成18年9月14日(2006.9.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−54417(P2005−54417)
【出願日】平成17年2月28日(2005.2.28)
【出願人】(000006150)京セラミタ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】