説明

縮小画像表示制御装置,その方法およびそのプログラム

【目的】 比較的簡単に所望の画像を見つける。
【構成】 表示画面2に,時間順で並べた場合における16駒おきのサムネイル画像i1,i17,i33,i49,i65およびi81が表示される。これらのサムネイル画像の下に,撮影時間または保存時間が表示される。いずれかのサムネイル画像が選択されると,その選択されたサムネイル画像と次のサムネイル画像との間のサムネイル画像が表示画面2に表示される。時間を参考にして所望の画像を見つけ出すことができるようになる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は,縮小画像表示制御装置,その方法およびそのプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
ディジタル・スチル・カメラを含む画像ビューワ(特に携帯型画像ビューワ)は,記録媒体に記録されている画像データによって表される画像を表示できる。記録媒体の容量の増加に伴い,極めて多数の画像を表す画像データを記録できるようになった。画像を一駒一駒表示して,多数の画像の中から所望の画像を見つけるのは面倒なために,表示画面に多数駒のサムネイル画像を表示して一度に多数駒の画像を閲覧して,それらの多数駒のサムネイル画像の中から所望の画像を見つけることができる。
【0003】
多数駒のサムネイル画像を表示できたとしても極めて多数駒の画像の中から所望の画像を見つけるのは依然として面倒であるから,多数駒のサムネイル画像が表示されているサムネイル表示画面から次のサムネイル表示画面に移動するようにキー操作を規定するものがある(特許文献1)。
【特許文献1】特開2003-324671号公報
【0004】
また,多数駒の画像を複数のグループにグループ化し,それぞれのグループの代表となる画像をサムネイル画像として表示画面上に多数駒のサムネイル画像を表示するものもある。代表となるサムネイル画像が選択されると,その選択されたサムネイル画像に対応する画像が含まれているグループ内の複数駒の画像のサムネイル画像が表示画面上に表示される(特許文献2)。
【特許文献2】特開2001-230992号公報
【0005】
代表のサムネイル画像を見るだけで,その代表のサムネイル画像のグループ内の画像を想定しなければならず,依然として所望の画像を見つけにくい。
【発明の開示】
【0006】
この発明は,所望の画像を見つけやすくすることを目的とする。
【0007】
この発明による縮小画像表示制御装置は,記憶媒体に記憶されている多数の画像データによって表される画像を撮影時間および保存時間の少なくとも一方の時間にもとづく順序にしたがって並べた場合に得られる複数駒おきの画像の縮小画像を,撮影時間または保存時間とともに複数駒分,撮影時間および保存時間の少なくとも一方の時間にもとづく順序にしたがって表示画面上に表示するように表示装置を制御する第1の表示制御手段, 上記第1の表示制御手段の制御のもとに上記表示画面上に表示されている複数駒の縮小画像のうち一つの縮小画像を選択する選択手段,ならびに上記選択手段によって縮小画像が選択されたことに応じて,撮影時間および保存時間の少なくとも一方の時間にもとづいて上記記憶媒体に記憶されている多数の画像データによって表される画像を並べた場合に,上記第1の表示制御手段の制御のもとに上記表示画面上に表示されている複数駒の縮小画像のうちの選択された縮小画像に対応する画像から次の縮小画像に対応する画像までの複数駒の画像の縮小画像を上記表示画面上に表示するように上記表示装置を制御する第2の表示制御手段を備えていることを特徴とする。
【0008】
この発明は,上記縮小画像表示制御装置に適した方法も提供している。すなわち,この方法は,記憶媒体に記憶されている多数の画像データによって表される画像を撮影時間および保存時間の少なくとも一方の時間にもとづく順序にしたがって並べた場合に得られる複数駒おきの画像の縮小画像を,撮影時間または保存時間とともに複数駒分,撮影時間および保存時間の少なくとも一方の時間にもとづく順序にしたがって表示画面上に表示するように表示装置を制御し,上記表示画面上に表示されている複数駒の縮小画像のうち一つの縮小画像を選択し,縮小画像が選択されたことに応じて,撮影時間および保存時間の少なくとも一方の時間にもとづいて上記記憶媒体に記憶されている多数の画像データによって表される画像を並べた場合に,上記表示画面上に表示されている複数駒の縮小画像のうちの選択された縮小画像に対応する画像から次の縮小画像に対応する画像までの複数駒の画像の縮小画像を上記表示画面上に表示するように上記表示装置を制御するものである。
【0009】
この発明は,上記方法を実現するためのプログラムも提供している。
【0010】
この発明によると,多数駒の画像を撮影時間および保存時間の少なくとも一方の時間にもとづく順序にしたがって並べた場合に,複数駒おきの画像の縮小画像が,複数駒分,撮影時間および保存時間の少なくとも一方の時間にもとづく順序にしたがって,撮影時間または保存時間とともに表示画面上に表示される。表示画面上に表示された複数駒の縮小画像の中から一つの縮小画像が選択される。すると,多数駒の画像が撮影時間または保存時間順に並べられた場合に,選択された縮小画像に対応する画像から,その選択された縮小画像の次の縮小画像に対応する画像までの画像の縮小画像が表示画面上に表示される。
【0011】
複数駒おきの画像の縮小画像が単に複数駒分表示されるだけでなく,それらの撮影時間または保存時間も表示される。表示された撮影時間または保存時間を利用して所望の画像を見つけやすくなる。
【0012】
上記第1の表示制御手段は,上記複数駒おきの画像の縮小画像を,撮影時間または保存時間および撮影場所とともに上記表示画面上に表示するように表示装置を制御するものでもよい。
【実施例】
【0013】
図1は,この発明の実施例を示すもので,画像ビューワの外観を示す正面図である。
【0014】
画像ビューワ1の正面には,ほぼ全体に渡って表示画面2が形成されている。この表示画面2に画像が表示される。画像ビューワ1の左側面には,メモリ・カードを装填するためのメモリ・カード・スロット3が形成されている。画像ビューワ1の下側にはUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)ケーブルを接続するためのUSBコネクタ4が形成されている。さらに,画像ビューワ1の右側にはメニュー・ボタン5,三方向ボタン6およびバック・ボタン7が押し下げ自在に形成されている。三方向ボタン6は,軸方向(図1において横方向)に押し下げることができるほかに上下方向に押すこともできる。メニュー・ボタン5が押されることにより,表示画面2にメニューが表示される。三方向ボタン6を軸方向に押すことにより決定指令を画像ビューワ1に与えることができ,三方向ボタン6を上または下方向に押すことによりたとえば,カーソルの移動指令を画像ビューワ1に与えることができる。バック・ボタン7が押されることにより,表示画面2に表示されている画像の前の画像を表示画面2に表示させることができる。
【0015】
図2は,画像ビューワ1の電気的構成を示すブロック図である。この図において,図1に示すものと同一物には,同一符号を付す。
【0016】
画像ビューワ1の全体の動作は,CPU10によって統括される。
【0017】
上述したように,メニュー・ボタン5,三方向ボタン6およびバック・ボタン7からの出力信号は,CPU10に入力する。
【0018】
画像ビューワ1には,メモリ14が設けられている。このメモリ14に,後述する動作を画像ビューワ1に行わせるためのプログラムがインストールされている。
【0019】
画像ビューワ1には,ハードディスク12が含まれている。このハードディスク12に記録されている画像データをハードディスク・ドライブ13によって読み取り,かつ画像データをハードディスク・ドライブ13によってハードディスク12に記録することができる。ハードディスク12から読み取られた画像データは,メモリ14に一時的に記憶される。メモリ14に記憶された画像データが読み取られて表示装置11に与えられることにより,表示画面2に画像が表示される。
【0020】
上述したように,画像ビューワ1には,メモリ・カード17を装填することができ,このために画像ビューワ1にはメモリ・カード・インターフェイス15が設けられている。メモリ・カード17に記憶されている画像データがメモリ・カード・インターフェイス15を介して画像ビューワ1のメモリ14に与えられ,記憶される。メモリ14に記憶された画像データがメモリ14から読み取られ,表示装置11に与えられることにより,メモリ・カード17に記憶されていた画像データによって表される画像が表示装置11の表示画面2に表示される。
【0021】
さらに,画像ビューワ1は,USBケーブルを用いてパーソナル・コンピュータと接続することができる。このために画像ビューワ1にはUSBインターフェイス16が設けられている。パーソナル・コンピュータが画像ビューワ1とUSBケーブルを用いて接続されることにより,パーソナル・コンピュータに記憶されている画像データが画像ビューワ1に入力し,表示装置11の表示画面に表示されることとなる。
【0022】
図3は,画像ビューワ1のハードディスク12,メモリ・カード17などの記憶媒体に記憶されている画像データによって表される画像が時間順に並んでいる様子を示している。
【0023】
この実施例においては,画像データは同日に撮影されたもので時間(撮影時間または画像データを記憶媒体に保存した保存時間)の順序にしたがって,フォルダに格納されているものとする。もっとも,画像データは必ずしもフォルダに格納されていなくとも時間の順序が分かればよい。図3は,フォルダ内に90駒の画像I1〜I90の画像データが格納されており,それらの画像I1〜I90を時間順に並べたものである。
【0024】
図4は,サムネイル一覧表示によって表示画面2にサムネイル画像を表示した様子を示している。
【0025】
サムネイル一覧表示は,縦横それぞれ4駒ずつの16駒(必ずしも16駒でなくともよいのはいうまでもない)のサムネイル画像表示領域21が規定されている。これらのサムネイル画像表示領域21にサムネイル画像i1〜i16が表示画面2上に時間の順序にしたがって表示される。これらのサムネイル画像i1〜i16は,図3に示した画像I1〜I16のサムネイル画像である。このように,サムネイル一覧表示では,記憶媒体に記憶されている画像データの時間順序に対応してサムネイル画像が順番に表示される。サムネイル一覧表示をするためには,メニュー・ボタン5によってメニューを表示画面2に表示し,表示されたメニューの中からサムネイル一覧表示のメニューを選択するのはいうまでもない。
【0026】
サムネイル一覧表示によって表示されている16駒のサムネイル画像i1〜i16のうち一つのサムネイル画像を囲むようにカーソル22が表示されている。カーソル22は,三方向ボタン6が上方向に押されることにより,時間の逆順にしたがってサムネイル画像を囲むように移動し,三方向ボタン6が下方向に押されることにより,時間の正順にしたがってサムネイル画像を囲むように移動する。三方向ボタン6が軸方向に押されることにより,カーソル22によって囲まれているサムネイル画像(たとえば,サムネイル画像i6)に対応する画像が表示画面2の全体にわたって表示される。
【0027】
図5は,サムネイル・スキップ表示によって表示画面2にサムネイル画像を表示した様子を示している。
【0028】
サムネイル・スキップ表示は,図3に示すように時間順で並べた場合に16駒おきの画像のサムネイル画像を表示するとともに,それらの16駒おきの画像のシーン番号および時間をサムネイル画像に対応して表示するものである。サムネイル・スキップ表示においては,サムネイル画像表示領域25と付帯情報表示領域26とが規定される。付帯情報表示領域26は,サムネイル画像表示領域25の下に規定されており,対応するサムネイル画像表示領域25に表示されているサムネイル画像に対応する画像の時間およびシーン番号が表示される。この実施例においては,図3に示したようにフォルダ内には90駒の画像を表す画像データが格納されているから,サムネイル・スキップ表示においては,90駒から16駒おきに画像を抽出することにより得られる6駒の画像のサムネイル画像i1,i17,i33,i49,i65およびi81が表示されている。また,ハッチングで示す余剰領域28には何も表示されないが,何かの情報が表示されるようにしてもよいのはいうまでもない。
【0029】
サムネイル・スキップ表示においては,6駒のサムネイル画像およびそれらの6駒のサムネイル画像に対応して表示されている付帯情報のうち,一組のサムネイル画像および付帯情報を囲むようにカーソル27が表示されている。サムネイル一覧表示と同様に,三方向ボタン6の上または下方向に押し下げによりカーソル27が時間の正順または逆順に移動する。また,三方向ボタン6が軸方向に押されると,押された時にカーソル27によって囲まれているサムネイル画像(たとえば,i17)の時間からカーソル27によって囲まれているサムネイル画像の次のサムネイル画像(たとえば,i33)の時間までの間の時間をもつ画像のサムネイル画像が表示画面2に表示される。
【0030】
図6は,サムネイル画像が表示画面2上に表示されている様子を示している。
【0031】
サムネイル・スキップ表示において,カーソル27がサムネイル画像i17を囲んでいる場合に三方向ボタン6が押されると,16駒のサムネイル画像表示領域21が規定され,これらのサムネイル画像表示領域21にサムネイル画像が表示される。上述したように,サムネイル画像i17に対応する画像I17の時間からサムネイル画像i17の次のサムネイル画像i33に対応する画像I33の時間までの時間をもつ画像I17〜I32のサムネイル画像i17〜i32が表示画面2に表示される。
【0032】
表示画面2に表示されている16駒のサムネイル画像i17〜i32のうちいずれか一つのサムネイル画像を囲むようにカーソル29が表示される。上述したカーソル22と同様に,三方向ボタン6の上または下方向に押下に応じてカーソル22が,画像がもつ時間の正順または逆順方向にしたがって移動する。三方向ボタン6が軸方向に押されることにより,カーソル29によって囲まれているサムネイル画像(たとえば,i22)に対応する画像(たとえば,I22)が表示画面2の全体にわたって表示される。
【0033】
サムネイル・スキップ表示において16駒おきのサムネイル画像だけでなく,それらのサムネイル画像の時間も表示されるので,その時間を参考にして所望の画像を見つけるのが比較的容易となる。また,付帯情報として時間だけでなく,撮影場所などの情報もあれば,サムネイル・スキップ表示においてその撮影場所も付帯情報表示領域に表示するようにしてもよい。
【0034】
図7は,サムネイル・スキップ表示の処理手順を示すフローチャートである。
【0035】
画像は,図3に示したように時間順に並んでいるものとする。もっとも,物理的に時間順に並んでいなくとも時間にしたがって画像データを読み取ることができればよいのはいうまでもない。
【0036】
上述のように,サムネイル・スキップ表示指令が画像ビューワ1に与えられると(ステップ31でYES),サムネイル・スキップ表示処理が開始する。まず,サムネイル一覧表示において表示画面2上に表示されるサムネイル画像の数N(上述の例では16)が取得される(ステップ32)。つづいて,N駒おきのサムネイル画像を表示するためにS駒目(S=n×N+1;nはパラメータであり,初期値は0)の画像を表す画像データが記憶媒体から読み取られる(ステップ33)。
【0037】
読み取られた画像データ(画像ファイル)がEXIF(Exchangeable image file format)情報を有しているものであれば(ステップ34でYES),その画像データの撮影時間および撮影場所がわかる。このために,そのEXIF情報から撮影時間および撮影場所の情報が読み取られる(ステップ35)。EXIF情報をもっていなければ(ステップ34でNO),その画像データの保存日時がヘッダから読み取られる(ステップ36)。
【0038】
読み取られたS駒目の画像のサムネイル画像(あらかじめ生成されていても生成するようにしてもよい)が,読み取られた付帯情報(撮影時間または保存時間の時間,撮影場所など)がサムネイル画像とともに表示される(ステップ37)。nが所定の最大値(上述した例では,サムネイル・スキップ表示で表示されるサムネイル画像は6駒であるから,nの最大値は6である)となっていなければ,パラメータnがインクレメントされ(ステップ39),再びステップ33からステップ38の処理が繰り返される。nが最大値となると(ステップ38でYES),サムネイル・スキップ表示で表示すべきサムネイル画像がすべて表示されたこととなるからサムネイル・スキップ表示処理は終了する。図5に示したように16駒おきのサムネイル画像が表示される。
【0039】
図8は,サムネイル画像選択処理手順を示すフローチャートである。
【0040】
上述のようにして図5に示したようなサムネイル・スキップ表示が行われるとカーソル27を用いて所望のサムネイル画像が選択される(ステップ41)。サムネイル画像が選択されると,図6に示したように,そのサムネイル画像と次のサムネイル画像との間のサムネイル画像が表示画面2に表示される(ステップ42)。すなわち,n×N+1駒目のサムネイル画像からn×N+N駒目までのサムネイル画像が表示画面2に表示される。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】画像ビューワの外観を示している。
【図2】画像ビューワの電気的構成を示すブロック図である。
【図3】記憶されている画像を示している。
【図4】表示画面に表示されるサムネイル画像の一例を示している。
【図5】表示画面に表示されるサムネイル画像の一例を示している。
【図6】表示画面に表示されるサムネイル画像の一例を示している。
【図7】サムネイル・スキップ表示の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】サムネイル画像選択処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0042】
1 画像ビューワ(縮小画像表示制御装置)
2 表示画面
6 三方向ボタン(選択手段)
10 CPU
11 表示装置


【特許請求の範囲】
【請求項1】
記憶媒体に記憶されている多数の画像データによって表される画像を撮影時間および保存時間の少なくとも一方の時間にもとづく順序にしたがって並べた場合に得られる複数駒おきの画像の縮小画像を,撮影時間または保存時間とともに複数駒分,撮影時間および保存時間の少なくとも一方の時間にもとづく順序にしたがって表示画面上に表示するように表示装置を制御する第1の表示制御手段,
上記第1の表示制御手段の制御のもとに上記表示画面上に表示されている複数駒の縮小画像のうち一つの縮小画像を選択する選択手段,ならびに
上記選択手段によって縮小画像が選択されたことに応じて,撮影時間および保存時間の少なくとも一方の時間にもとづいて上記記憶媒体に記憶されている多数の画像データによって表される画像を並べた場合に,上記第1の表示制御手段の制御のもとに上記表示画面上に表示されている複数駒の縮小画像のうちの選択された縮小画像に対応する画像から次の縮小画像に対応する画像までの複数駒の画像の縮小画像を上記表示画面上に表示するように上記表示装置を制御する第2の表示制御手段,
を備えた縮小画像表示制御装置。
【請求項2】
上記第1の表示制御手段は,上記複数駒おきの画像の縮小画像を,撮影時間または保存時間および撮影場所とともに上記表示画面上に表示するように表示装置を制御するものである,請求項1に記載の縮小画像表示制御装置。
【請求項3】
記憶媒体に記憶されている多数の画像データによって表される画像を撮影時間および保存時間の少なくとも一方の時間にもとづく順序にしたがって並べた場合に得られる複数駒おきの画像の縮小画像を,撮影時間または保存時間とともに複数駒分,撮影時間および保存時間の少なくとも一方の時間にもとづく順序にしたがって表示画面上に表示するように表示装置を制御し,
上記表示画面上に表示されている複数駒の縮小画像のうち一つの縮小画像を選択し,
縮小画像が選択されたことに応じて,撮影時間および保存時間の少なくとも一方の時間にもとづいて上記記憶媒体に記憶されている多数の画像データによって表される画像を並べた場合に,上記表示画面上に表示されている複数駒の縮小画像のうちの選択された縮小画像に対応する画像から次の縮小画像に対応する画像までの複数駒の画像の縮小画像を上記表示画面上に表示するように上記表示装置を制御する,
縮小画像表示制御方法。
【請求項4】
記憶媒体に記憶されている多数の画像データによって表される画像を撮影時間および保存時間の少なくとも一方の時間にもとづく順序にしたがって並べた場合に得られる複数駒おきの画像の縮小画像を,撮影時間または保存時間とともに複数駒分,撮影時間および保存時間の少なくとも一方の時間にもとづく順序にしたがって表示画面上に表示するように表示装置を制御させ,
上記表示画面上に表示されている複数駒の縮小画像のうち一つの縮小画像を選択させ,
縮小画像が選択されたことに応じて,撮影時間および保存時間の少なくとも一方の時間にもとづいて上記記憶媒体に記憶されている多数の画像データによって表される画像を並べた場合に,上記表示画面上に表示されている複数駒の縮小画像のうちの選択された縮小画像に対応する画像から次の縮小画像に対応する画像までの複数駒の画像の縮小画像を上記表示画面上に表示するように上記表示装置を制御させるように縮小画像表示制御装置を制御するプログラム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−340143(P2006−340143A)
【公開日】平成18年12月14日(2006.12.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−163829(P2005−163829)
【出願日】平成17年6月3日(2005.6.3)
【出願人】(000005201)富士フイルムホールディングス株式会社 (7,609)
【Fターム(参考)】