説明

耕耘機

【課題】耕耘機のデザインの向上とエンジンの高温部の安全確保。
【解決手段】走行伝動ケース6から前方に延出したエンジン取付フレーム1にエンジンEを搭載し、走行伝動ケース6から後側斜め上方にハンドル12を延出すると共に、後側斜め下方に延出した耕耘用伝動ケース8に耕耘部21を有する耕耘機において、エンジンEの前側部上方を燃料タンク3で被覆し、走行伝動ケース6の後部上方を変速カバー14で被覆し、燃料タンク3と変速カバー14との間には、走行伝動ケース6に取り付けられている取付用ステー16に支持されているエンジンフード17を配設する。そして、これらの燃料タンク3、エンジンフード17及び変速カバー14により、前後方向になだらかな連続した平面カバー部を構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、耕耘機のエンジンカバーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
移動農機の燃料タンクの保護カバー着脱装置において、燃料タンク側に設けた固定側磁着手段部と、燃料タンクの上方を覆っている保護カバー側の磁着手段とを備え、燃料タンク側の固定側磁着手段部と、保護カバー側の磁着手段とを磁力により着脱自在に構成し、着脱を容易化したものは公知である(特許文献1)。
【特許文献1】特開平8−322314号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記移動農機では、エンジンの上方に配設した燃料タンク及び保護カバーが部分的に独立して上方に突出し、燃料タンクの後方に低い変速カバー部を配置する構成で、移動農機の各ブロック部分が独立的に配置されていて、全体のデザインに纏まりがなく、また、燃料タンク部と変速カバー部との間にはすき間があり、オペレータがエンジンの高温部に接触する怖れもあり、安全性の面でも問題があった。そこで、この発明はこのような問題点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
請求項1の発明は、走行伝動ケース(6)から前方に延出したエンジン取付フレーム(1)にエンジン(E)を搭載し、前記走行伝動ケース(6)から後側斜め上方にハンドル(12)を延出し、後側斜め下方に延出した耕耘用伝動ケース(8)の下部に耕耘装置(9)を設けた耕耘機において、前記エンジン(E)の前側部上方を燃料タンク(3)で被覆し、前記走行伝動ケース(6)の後部上方を変速カバー(14)で被覆し、前記燃料タンク(3)と前記変速カバー(14)との間には、前記走行伝動ケース(6)に取り付けられている取付用ステー(16)に支持されているエンジンフード(17)を配設し、これら燃料タンク(3)、エンジンフード(17)及び変速カバー(14)により前後方向になだらかな平面カバー部を構成したことを特徴とする耕耘機とする。
【0005】
前記構成によると、エンジン(E)の前側部上方を被覆する燃料タンク(3)、走行伝動ケース(6)に取り付けられている取付用ステー(16)に支持されているエンジンフード(17)、及び、走行伝動ケース(6)の後部上方を被覆している変速カバー(14)が前後に順次配設されていて、これら燃料タンク(3)、エンジンフード(17)及び変速カバー(14)の上面により前後方向になだらかな平面カバー部が形成される。
【0006】
請求項2の発明は、前記取付用ステー(16)にはねじ孔(16d)と位置決め用の孔(16e)を並設し、前記エンジンフード(17)側には取付孔(17a)と位置決め用の突起(17b)とを並設し、これらを合致させて取付用ステー(16)とエンジンフード(17)とを位置決めし、単一の取付ボルト(18)により両部材を固着するように構成したことを特徴とする請求項1記載の耕耘機
とする。
【0007】
前記構成によると、請求項1の発明の前記作用に加えて、取付用ステー(16)側のねじ孔(16d)とエンジンフード(17)側の取付孔(17a)とを合致させ、取付用ステー(16)側の位置決め用の孔(16e)とエンジンフード(17)側の位置決め用の突起(17b)とを合致させて位置決めし、単一の取付ボルト(18)をねじ孔(16d)にねじ込み両部材は固着される。
【発明の効果】
【0008】
請求項1の発明は、エンジン(E)及び走行伝動ケース(6)の上方を燃料タンク(3)、エンジンフード(17)及び変速カバー(14)により被覆し、これらの上面によりなだらかな連続状の平面部を形成したので、エンジン(E)の高温部への作業者の安易な接触を防止し、エンジン(E)の補機類も被覆し、外観を統一したデザイとすることができる。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1記載の発明の前記効果に加えて、取付用ステー(16)とエンジンフード(17)を簡単に位置決めし、取付ボルト(18)の一点締めで取付操作を簡単化し、エンジンフード(17)のズレを確実に防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下図面に基づきこの発明の実施の形態について説明する。
図1にはこの発明を具備する歩行型耕耘機の側面図が図示されている。先ず初めに、歩行型耕耘機Tの全体構成について説明する。
【0011】
歩行型耕耘機Tのフレーム構成は、走行伝動ケース6の前側下部からエンジン取付フレーム1を機体前方に向けて延出し、同フレーム1にエンジンEを搭載し、同フレーム1の前側端部にバンパを兼ねるウエイト2を取り付けている。また、エンジンEの上方には燃料タンク3を配設し、燃料タンク3内の燃料を燃料パイプ(図示省略)、フィルタ(図示省略)等を経由してエンジンEの燃焼室に送り込むように構成している。
【0012】
また、前記走行伝動ケース6の下側部に左右の車輪7,7を配設し、走行伝動ケース6の後部から耕耘用伝動ケース8を後斜め下方に向けて延出し、耕耘用伝動ケース8の下部には耕耘軸、耕耘爪からなる耕耘装置9を設けている。また、エンジンEの回転動力を伝動ケース10内のベルト伝動装置を経由して走行伝動ケース6に伝達し、更に、走行伝動ケース6内の走行伝動装置(図示省略)を経由して左右車輪7,7に伝達し、耕耘用伝動ケース8内の耕耘伝動装置(図示省略)を経由して耕耘装置9に伝達している。
【0013】
また、走行伝動ケース6の後部には、平面視でループ状のハンドル12を設け、このハンドル12には、走行伝動装置(図示省略)の走行用クラッチを常時切り方向に付勢する所謂デッドマンクラッチレバー13を設け、このデッドマンクラッチレバー13は下方に操作している間だけ、走行クラッチを入りにする構成である。
【0014】
また、ハンドル12の下部左右一側には変速レバー5を設け、変速レバー5を前記変速カバー14の変速溝に沿って操作することにより、走行伝動ケース6内の走行伝動装置を高低に変速し、耕耘用伝動ケース8内の耕耘伝動装置の回転方向を切り替え、耕耘装置9をダウンカットあるいはアップカットするように構成している。
【0015】
次に、耕耘機Tの耕耘部21について説明する。
耕耘部21は、機体の左右方向中心部に前記耕耘用伝動ケース8を配設し、同ケース8に耕耘深度設定具となる抵抗棒22、ロータリカバー23、耕耘軸や多数の耕耘爪からなる耕耘装置9を設けている。耕耘用伝動ケース8から後方に向けて延出したロータリフレーム26の後端部に支持筒体27を設け、この支持筒体27に前記抵抗棒22を上下動自在に挿通支持し、支持ピン28により上下調節自在に支持している。
【0016】
次に、図2乃至図4に基づきエンジンE及び走行伝動ケース6のカバー構成について説明する。
走行伝動ケース6の上部後側上方を前記変速カバー14により被覆し、走行伝動ケース6の上部前側部に正面視門型のエンジンフードの取付用ステー16をボルト・ナットで取り付けている。エンジンEの前側上方にステーを介して燃料タンク3を取り付け、取付用ステー16には取付ボルト18によりエンジンフード17を着脱自在に取り付けている。エンジンEの前側部上方を燃料タンク3で被覆し、エンジンEの後部左側上部に位置しているシリンダヘッド部Eaの上方を、エンジンカバーEbにより被覆し、エンジンEの後側部右側の補機11をエンジンフード17で覆い、走行伝動ケース6の後側上部を変速カバー14により被覆している。なお、15はエンジンの始動装置である。
【0017】
取付用ステーには、図4に示すように、ねじ孔16dと位置決め用の孔16eを左右に並設し、また、エンジンフード17側には取付孔17aと位置決め用の突起17bを左右に並設し、取付用ステー側のねじ孔16dとエンジンフード17側の取付孔17aを合致させ、取付用ステー側の位置決め用の孔16eとエンジンフード17側の位置決め用の突起17bを合致させて位置決めし、取付ボルト18をねじ孔16dにねじ込み固着するように構成している。
【0018】
前記構成によると、エンジンE及び走行伝動ケース6の上方を燃料タンク3、エンジンフード17及び変速カバー14で前後方向の連続状の平面で被覆するので、エンジンEの高温部への作業者の安易な接触を防止し、エンジンEの補機11部分を被覆することにより、外観を良くすることができる。また、取付用ステー16の取付部とエンジンフード17の取付部を簡単に位置決めすることができ、取付ボルト18の一点締めで取付操作を簡単化し、エンジンフード17のズレを確実に防止することができる。
【0019】
次に、図5乃至図9に基づきエンジンフード17の他の実施形態について説明する。
エンジンEの前側上方部を燃料タンク3で被覆し、エンジンフード17を左右幅広にして補機11及びエンジンEのシリンダヘッドEa部も覆うように構成し、燃料タンク3の後側部に取り付けた取付用ステー16にエンジンフード17を取り付け、エンジンフード17により燃料タンク3と変速カバー14との間隔部全面を覆うようにしている。
【0020】
前記構成によると、エンジンE及び走行伝動ケース6の上方全面を燃料タンク3、エンジンフード17及び変速カバー14で被覆しているので、高温部への作業者の安易な接触を防止し、エンジンEの補機11及びエンジンEのシリンダヘッドEaを被覆することにより、外観を良くすることができる。
【0021】
エンジンフード取付用ステー16について更に具体的に説明する。取付用ステー16の前側部をボルト・ナットで燃料タンク3の後側端部に取り付けている。この取付用ステー16は、燃料タンク3側に取り付ける左右に長い前側左右長部16aと、前側左右長部16aの一端部から後側に伸びる中途部前後長部16bと、中途部前後長部16bの後側端部から左右一側に伸びる後側左右長部16cにより構成されている。
【0022】
この前側左右長部16aを燃料タンク3の後側部にボルト・ナットで取り付け、取付用ステーの後側左右長部16cには、図9に示すように、ねじ孔16dと位置決め用の孔16eを左右に並設し、エンジンフード17側には取付孔17aと位置決め用の突起17bを左右に並設している。そして、取付用ステー側のねじ孔16dとエンジンフード17側の取付孔17aを合致させると共に、取付用ステー側の位置決め用の孔16eとエンジンフード17側の位置決め用の突起17bを合致させて位置決めし、取付ボルト18をねじ孔16dにねじ込み固着している。
【0023】
次に、図10乃至図12に基づきエンジンフード17の他の実施形態について説明する。
エンジンEの前側上方部を燃料タンク3で被覆し、エンジンフード17を左右幅広に構成すると共に、エンジンフード17の前側部左右中央から後方中途部まで切除した挿入切欠き部17cを構成し、エンジンE後部の点火プラグ19の上方部位に前記挿入切欠き部17cが位置するようにしている。
【0024】
また、エンジンフード17の取付用ステー16をボルト・ナット燃料タンク3の後側上端部に取り付けている。このエンジンフード取付用ステー16は、エンジンEに取り付ける左右に長い前側左右長部16aと、前側左右長部16aの一端部から後側に伸びる中途部前後長部16bと、中途部前後長部16bの後側端部から左右一側に伸びる後側左右長部16cにより平面視折曲状に構成し、取り付けた状態で取付用ステー16と点火プラグ19との間に所定空間が介在するように構成している。取付用ステーの後側左右長部16cには、図11、図12に示すように、ねじ孔16dと位置決め用の孔16eを左右に並設し、エンジンフード17側には取付孔17aと位置決め用の突起17bを左右に並設している。
【0025】
この前側左右長部16aを燃料タンク3の後側端部にボルト・ナットで固着し、取付用ステー側のねじ孔16dとエンジンフード17側の取付孔17aを合致させると共に、取付用ステー側の位置決め用の孔16eとエンジンフード17側の位置決め用の突起17bを合致させて位置決めし、取付ボルト18をねじ孔16dにねじ込み、取付用ステーにエンジンフード17を取り付ける。しかして、燃料タンク3の後側には幅広のエンジンフード17が位置して連続的な平面を形成しながらエンジンEの上部を覆い、エンジンEの点火プラグ19の部分にのみエンジンフード17の切欠き部17cが位置し開口部を形成している。
【0026】
前記構成によると、エンジンEの上方を燃料タンク3及び幅広のエンジンフード17で被覆しているので、エンジンEの高温部への作業者の安易な接触を防止し、エンジンEの補機11を被覆することにより外観を良くしながら、エンジンフード17を取り付けたままで、エンジンフード17の挿入切欠き部17cからプラグレンチ20を挿入し点火プラグ19を着脱することができ、メンテナンス性の向上を図ることができる。
【0027】
次に、図13乃至図15に基づき耕耘部21のロータリカバー23の他の実施形態について説明する。
耕耘部21の機体の左右方向中心部に耕耘用伝動ケース8を配設し、耕耘用伝動ケース8の上下中途部にロータリカバー23を取り付け、下端部には多数の耕耘爪、耕耘軸からなる耕耘装置9を設けている。ロータリカバー23の後側部に構成した支持筒体23aに、抵抗棒22を上下動自在に挿通支持し、支持ピン28により上下調節自在に取り付けている。ロータリカバー23の支持筒体23aから後方に延出するようにヒッチ31を設け、ヒッチ31に尾輪(図示省略)や培土器(図示省略)を締め付け具32により取り付けるように構成している。
【0028】
また、ロータリカバー23の左右両側部にはリヤーカバー29を左右方向の軸29a回りに回動自在に軸支し、このリヤーカバー29の後側左右中央部に切欠き部29bを設け、リヤーカバー29が上方に回動した際に、この切欠き部29bにロータリカバー23側の支持筒体23a及びヒッチ31部が嵌入し、リヤーカバー29を上方まで回動できるように構成している。
【0029】
そして、この切欠き部29bの左右一側にリヤーカバー取付用のステー29cを設け、リヤーカバー29が上方に回動した状態で、作業ヒッチ31側の支持孔とリヤーカバー29側の支持孔とに支持ピン33を挿通し支持できるように構成している。前記構成によると、簡単な構成でリヤーカバー29を上方まで回動し支持することができる。
【0030】
また、図15に示すように、リヤーカバー取付用のステー29cの上側には、リヤーカバー29を最上昇位置でヒッチ31側に固定する固定用孔29dを、下側には通常の耕耘作業時に固定する作業用支持孔29eを設けて、リヤーカバー29の上方回動状態で、上下二段に支持できるように構成している。しかして、リヤーカバー29を最上昇位置で固定すると、ヒッチ31に取り付けた培土器(図示省略)等の作業機を耕耘爪に接近させて取り付けることができる。
【0031】
次に、図16に基づき抵抗棒22の他の実施形態について説明する。
耕耘用伝動ケース8の上下中途部にはロータリカバー23を取り付け、下端部には多数の耕耘爪、耕耘軸からなる耕耘装置9を設けている。ロータリカバー23の後側部に構成した支持筒体23aに抵抗棒22を上下動自在に挿通支持し、支持ピン28により上下調節自在に取り付けている。ロータリカバー23の後側下部にはリヤーカバー29を左右方向の軸29a回りに上下回動自在に軸支し、ロータリカバー23の後側下部を覆っている。そして、前記抵抗棒22の急傾斜の上側部22aに対して、下側部22bを緩傾斜にして後方に突出するようにし、抵抗棒22の下端部22bがリヤーカバー29に接近するように構成し、抵抗棒22の下端部には浮力板34を取り付け、この浮力板34を耕耘爪回転軌跡の先端部後方に位置するように構成している。
【0032】
前記構成によると、抵抗棒22の上側部22aに対して下側部22bを緩傾斜にして後方に突出したので、抵抗棒22の上側部22aの支持部を前側に寄せることができ、耕耘部21全体をコンパクトに構成し、オペレータの足元に余裕ができ操作性を向上させることができる。また、抵抗棒22の下端部に設けた浮力板34を耕耘爪回転軌跡の先端部後方に位置させているので、耕耘深度の調節範囲を広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】耕耘機の側面図
【図2】燃料タンク、エンジンフードカバー及び変速カバーの平面図
【図3】エンジン部の側面図
【図4】エンジンフードカバー部の斜視図
【図5】エンジン部の側面図
【図6】燃料タンク、エンジンフードカバー及び変速カバーの平面図
【図7】エンジン部の側面図
【図8】燃料タンク、エンジンフードカバー及び変速カバーの平面図
【図9】エンジンフード、取付用ステーの斜視図
【図10】エンジン部の側面図
【図11】燃料タンク、エンジンフードカバー及び変速カバーの平面図
【図12】燃料タンク、エンジンフードカバー及び変速カバーの平面図
【図13】耕耘機の側面図
【図14】耕耘部の側面図
【図15】耕耘部の側面図
【図16】耕耘機の側面図
【符号の説明】
【0034】
1 エンジン取付フレーム
3 燃料タンク
6 走行伝動ケース
8 耕耘用伝動ケース
12 ハンドル
14 変速カバー
16 取付用ステー
16d ねじ孔
16e 位置決め用の孔
17 エンジンフード
17a 取付孔
17b 位置決め用の突起
21 耕耘部
E エンジン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行伝動ケース(6)から前方に延出したエンジン取付フレーム(1)にエンジン(E)を搭載し、前記走行伝動ケース(6)から後側斜め上方にハンドル(12)を延出し、後側斜め下方に延出した耕耘用伝動ケース(8)の下部に耕耘装置(9)を設けた耕耘機において、前記エンジン(E)の前側部上方を燃料タンク(3)で被覆し、前記走行伝動ケース(6)の後部上方を変速カバー(14)で被覆し、前記燃料タンク(3)と前記変速カバー(14)との間には、前記走行伝動ケース(6)に取り付けられている取付用ステー(16)に支持されているエンジンフード(17)を配設し、これら燃料タンク(3)、エンジンフード(17)及び変速カバー(14)により前後方向になだらかな平面カバー部を構成したことを特徴とする耕耘機。
【請求項2】
前記取付用ステー(16)にはねじ孔(16d)と位置決め用の孔(16e)を並設し、前記エンジンフード(17)側には取付孔(17a)と位置決め用の突起(17b)とを並設し、これらを合致させて取付用ステー(16)とエンジンフード(17)とを位置決めし、単一の取付ボルト(18)により両部材を固着するように構成したことを特徴とする請求項1記載の耕耘機。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2008−86229(P2008−86229A)
【公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−269051(P2006−269051)
【出願日】平成18年9月29日(2006.9.29)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】