説明

表示デバイス

【課題】
屋外の環境下で使用する場合でも、最適な表示を長時間維持できるLED表示デバイスを提供する。
【解決手段】
LED表示デバイス10は、前面側が開口し、その底部に複数のLED12を配置したプリント基板11を設けた金属製筐体13と、金属製筐体13の開口を覆う耐紫外線性能を有する透明プレート14とを備える。プリント基板11の少なくとも前面側表面には、耐候性に優れた透光性樹脂から成る透光性樹脂被覆層(シリコン樹脂被覆層)15が、LED12を覆うようにして設けられており、シリコン樹脂被覆層15のうちプリント基板の前面側表面を覆う被覆層部分15a上に、透明プレート14が密着されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、屋外での使用に適するLED(light emitting diode)表示デバイス等の表示デバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
図11は従来のLED表示デバイスを示す図である。図11(a)に示すように、従来の表示デバイス100は、複数若しくは単数のLED101を、配線基板102上に配設・配線し、このLED101の上部を、エポキシ樹脂などの有機系の透光性樹脂103により被覆するものである(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
しかし、LED101を被覆するエポキシ樹脂は、紫外線に弱い。このため、紫外線の照射を受けることでエポキシ樹脂の透明性が低下し、光度が低下する。また、エポキシ樹脂は、親水性を有する。このため、高湿度下に置かれると、樹脂が劣化し、光度が低下する。このように従来のLED表示デバイスは、耐候性に欠け、屋外での使用に適さないという問題がある。
【0004】
このような従来のLED表示デバイスを屋外用として使用する場合には、例えば図11(b)に示すように、耐紫外線性を有し、防水構造の筐体で、LED表示デバイスを覆うことが提案されている。図11(b)の例では、LED表示デバイス100は、防水構造の筐体104で覆われている。表示部には、透明な部材で作られた窓105が設けられている。また、配線基板102の裏面には、LEDからの発熱を放熱するための金属製の放熱板106が設けられている。
【0005】
また、耐候性に優れたシリコン樹脂を用いて、LEDを被覆する方法も提案されている。
【0006】
【特許文献1】実開平5−81874号公報(図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、筐体104でLED表示デバイス100を覆う場合には、製品全体の大きさが大きくなり、その構造も複雑になるという問題がある。通常、筐体104でLED表示デバイス100を覆った場合、その厚みは、30mm〜50mm程度である。また、LEDデバイス100と表示部の窓105との間には、空気層が存在する。特に、冬場に使用する場合は、この空気層においても結露が生じ、表示部が曇ることにより最適な表示を実現できない。さらに、空気層に含まれる水分が、エポキシ樹脂を劣化させる原因となる。
【0008】
また、青色発光ダイオードのように、発光波長が短い発光素子を用いる場合、紫外線照射と同様に、エポキシ樹脂の劣化を招く。このため、フルカラー表示のLED表示デバイスとして用いる場合に、LEDが設けられているLED表示デバイス内部から劣化を生じるため、長期使用に適さない。
【0009】
さらに、シリコン樹脂は硬化後ゴム状であるので、LEDの上部を覆う樹脂としてシリコン樹脂を用いた場合には、硬度が十分ではない。このため、プレート上方向から大きな負荷がかかった場合には、その負荷が直接LEDに及び、LEDが損傷してしまう。
【0010】
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、比較的簡単な構造であり、屋外の環境下で使用する場合でも、最適な表示を長時間維持できる表示デバイスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、前面側が開口し、底部に、複数もしくは単数の光半導体素子を配置したプリント基板を設けた金属製筐体と、前記金属製筐体の開口を覆う、耐紫外線性能を有する透明プレートと、を備え、前記プリント基板の少なくとも前面側表面には、耐候性に優れた透光性樹脂から成る透光性樹脂被覆層が、前記光半導体素子を覆うようにして設けられており、前記透光性樹脂被覆層のうちプリント基板の前面側表面を覆う被覆層部分上に、前記透明プレートが密着されていることを特徴とする。
【0012】
上記構成によれば、プリント基板を被覆する透光性樹脂として、耐候性に優れた透光性樹脂を用いるので、紫外線下で使用しても、樹脂の劣化が防止される。この結果、屋外環境下で、長時間使用できる表示デバイスを実現できる。また、この透光性樹脂が耐湿性を有し、且つ、金属製筐体と透明プレートとの間に空気層が存在しない構造であることから、湿度環境下で使用しても、長時間使用できる表示デバイスを実現できる。さらに、表示デバイス全体を覆う筐体を必要としないので、装置構成の簡単な小型の表示デバイスを実現できる。
【0013】
さらに、金属製筐体の開口を覆うように金属製筐体に透明プレートが設けられるので、透明プレートは金属筐体をストッパーとした構造となる。この結果、透明プレート上方向から大きな負荷がかかった場合でも、光半導体素子を保護することができる。なお、光半導体素子としては、LED、フォトダイオード等が挙げられる。
さらに、本発明では、光半導体素子上には、耐候性に優れた透光性樹脂が設けられている。このため、波長の短い発光をする光半導体素子を用いても、樹脂が劣化しない。この結果、RGB3素子によるマルチカラー発光などを行うことができる。
【0014】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の表示デバイスであって、透光性樹脂は、前記プリント基板の裏面を含む全面を被覆しており、このプリント基板の裏面側表面を覆う被覆層部分は、前記金属製筐体の底部と密着していることを特徴とする。
【0015】
上記構成により、プリント基板の裏面と金属製筐体の底部との密着性が向上するので、プリント基板の裏面と金属製筐体の底部との間に空気層が介在しないことになり、プリント基板から金属製筐体への放熱効果を向上することができる。
【0016】
また、請求項3記載の発明は、前面側が開口し、底部に、複数もしくは単数の光半導体素子が配置された筐体状のメタル基板と、前記メタル基板の開口を覆う、耐紫外線性能を有する透明プレートと、を備え、前記メタル基板の底部表面には、耐候性に優れた透光性樹脂から成る透光性樹脂被覆層が前記光半導体素子を覆うようにして設けられており、前記透光性樹脂被覆層上に、前記透明プレートが密着されていることを特徴とする。
【0017】
メタル基板を用いる場合であっても、その形状が、前面側が開口した筐体状のものを使用すると、上記請求項1記載の表示デバイスと同様に、屋外環境下で、使用できる表示デバイスを実現できる。さらに、本発明の表示デバイスの場合には、金属製筐体を省略できるので、さらなる薄型化と、部品点数の削減を図ることができる。
【0018】
また、請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の表示デバイスであって、前記金属筐体または前記メタル基板の裏面部には色制御可能な駆動回路と電源部とが設けられていることを特徴とする。
【0019】
上記構成により、駆動回路と電源部を備えた表示デバイスが実現できる。
【発明の効果】
【0020】
本発明の表示デバイスでは、プリント基板と、金属製筐体と、透明プレートとを、耐候性に優れた透光性樹脂を用いて一体化させた構造が得られるので、薄型の表示デバイスが実現できる。
【0021】
また、本発明の表示デバイスでは、金属製筐体またはメタル基板と、透明プレートとの間に、耐候性に優れる樹脂を用いるので、紫外線や湿度による光半導体素子の劣化を有効に防止することができる。この結果、屋外で、長時間使用できる表示デバイスが得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
(実施の形態1)
以下に、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。なお、本実施の形態では、表示デバイスの一例としてLED表示デバイスを挙げて説明する。図1は本発明の実施の形態1に係るLED表示デバイスの一部を破断して示す概略縦断面図であり、図2は本発明の実施の形態1に係るLED表示デバイスの平面図であり、図3は本発明の実施の形態1に係るLED表示デバイスの底面図であり、図4は図1の一部拡大図であり、図5は図2の一部拡大図である。本実施の形態のLED表示デバイス10は、図に示すように、前面側が開口しその底部にガラスエポキシ樹脂から成るプリント基板11を設けた金属製筐体13と、金属製筐体13の開口を覆う耐紫外線性能を有する透明プレート14とを備えている。プリント基板11には、複数の光半導体素子としてのLED(light emitting diode)12が配置されている。LED12は電極パッド60上にマウントされ、ボンディングワイヤ62を介して電極パッド61に接続されている(図5参照)。なお、本実施の形態では、光半導体素子としてはLED12を使用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、フォトダイオード等であってもよい。また、プリント基板11に配置されるLED12は単数であってもよい。
【0023】
前記プリント基板11は、耐候性に優れた透光性樹脂から成る透光性樹脂被覆層としてのシリコン樹脂被覆層15によって被覆されている。このシリコン樹脂被覆層15は、LED12を覆うべくプリント基板11の前面側表面に設けられると共に、プリント基板11の側面にも回り込んで設けられている(図4参照)。このシリコン樹脂被覆層15のうちプリント基板11の前面側表面を覆う被覆層部分15a上に、透明プレート14が密着した状態で固着されている。そして、この透明プレート14は、その裏面周縁部が金属製筐体13の開口周縁部に載置された状態となっている。なお、透明プレート14は必ずしも裏面周縁部全周が金属製筐体13の開口周縁部に載置されている必要はなく、裏面周縁部の一部が載置されていれば良い。また、本実施の形態では、耐候性に優れた透光性樹脂としてはシリコン樹脂を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、耐候性に優れた透光性樹脂であればシリコン樹脂以外のものを用いてもよく、また、シリコンオイルのようなゲル状材料を用いることも可能である。但し、ゲル状材料を用いる場合は、そのゲル状材料を完全に封止する構造とする必要がある。
【0024】
透明プレート14は、耐紫外線性能を有すればよく、ガラス板、ポリカーボネートのような透明な樹脂を用いることができる。
【0025】
金属製筐体13の底部には、電極パッド50,51の導出位置に対応した開口部17が設けられており、この電極パッド50,51を介して例えば電源供給用の配線16が外部に引き出されている。
【0026】
上記構成のLED表示デバイス10は、以下のようにして製造される。図6は本実施に形態に係るLED表示デバイスの製造方法を説明する図である。
【0027】
図6(a)に示すように、凹部を有する金属製筐体13の底部に、LED12が配置されたプリント基板11を載置する。
【0028】
次に、図6(b)に示すように、金属製筐体13内を、シリコン樹脂(硬化後はシリコン樹脂被覆層15に相当)のモノマーまたはオリゴマーを重合開始剤とともに満たす。シリコン樹脂は、耐候性に優れていることに加えて、耐光性、耐水性、電気絶縁性に優れるので、LED表示デバイス10の光度劣化を有効に抑制できる。シリコン樹脂のモノマーまたはオリゴマーを重合開始剤とともに、金属製筐体13の内に充填する。このときに、空気層を生じない程度の量のモノマーまたはオリゴマーを充填する。
【0029】
次に、図6(c)に示すように透明プレート14を載置した後に、加熱あるいは室温に放置して、シリコン樹脂を硬化させればよい。また、図示はしていないが、プリント基板11の下に、シリコン樹脂のモノマーまたはオリゴマーを塗布しておいてもよく、金属製筐体13内に過剰に充填してもよい。このようにすれば、プリント基板11の裏面に設けられた電極の周辺もシリコン樹脂で保護することができるとともに、プリント基板11の裏面と金属製筐体13の底部との密着性が向上するので、プリント基板11から金属製筐体13への放熱効果を向上することができる。
【0030】
このようにして得られたLED表示デバイス10は、プリント基板11がシリコン樹脂(シリコン樹脂被覆層15に相当する)を介して透明プレート14と直接固着されることになるので、透明プレート14とシリコン樹脂被覆層15間に空気層が存在せず、そのため結露の発生を防止することができる。また、シリコン樹脂被覆層15は耐紫外線性能を有するので、屋外で使用しても、LED12が劣化せず、長期間使用できる。
【0031】
上記方法で製造されたLED表示デバイス10は、プリント基板11と、透明プレート14と、金属製筐体13とが、シリコン樹脂で一体化されているので、従来のLED表示デバイスに比べ、薄型にすることができる。この図で示す例では、LED表示デバイス10の厚みは、6mm程度であり、従来のLED表示デバイスに比べてはるかに薄型化している。
【0032】
また、LED表示デバイス10は、金属製筐体13と耐紫外線性能を有する透明プレート14とにより、プリント基板11とシリコン樹脂との周囲を取り囲む構造となる。この結果、硬度が十分でなく、単独で使用することには適さないシリコン樹脂の耐候性、耐水性を有効に利用することができる。
【0033】
また、透明プレート14の周縁部は、金属製筐体13の開口周縁部に載置されるので、金属製筐体13が透明プレート14のストッパーとして機能する構造となるため、透明プレート14の上方向から大きな負荷がかかった場合でも、LED12を有効に保護できる。
【0034】
さらに、以下のような、金属製筐体13を用いる利点がある。
【0035】
(1)金属製筐体13は、プリント基板11に直接接するため、放熱部材を設けなくても、LED12からの発熱に対する放熱効果を有する。
【0036】
(2)LED表示デバイス10を、耐候性能を保有したパッケージ品として取り扱うことができる。特に、本発明に係るLED表示デバイス10は、金属製筐体13に接続具を容易に取り付けることができるので、省スペース化が図られ、取り付け部品の削減、組み立て工数の簡略化を図ることができる。図7は本発明のLED表示デバイス10の応用例を示す図である。たとえば、図7(a)に示すように、金属製筐体13の裏面にボルト19を直接溶着・接着することができる。あるいは、図7(b)に示すように、金属製筐体13にボルト取り付け用の耳穴20を付加することも容易である。
【0037】
(3)また、図7(c)に示すように、金属製筐体13の裏面にコネクタ21などの接続部品を設けて、多数のLED表示デバイスを継ぎ目なく、繋げることができる。この結果、大面積LED表示用ディスプレイやマトリクスLED表示用ディスプレイとして、用いることができる。
【0038】
さらに、透明プレート14を、レンズ性能を持ったプレートに置き換えれば、高輝度化・高視野角化した表示デバイスにすることができる。また、透明プレート14を、波長変換機能を持ったプレートに置き換えれば、多色化機能を有するLED表示デバイスにすることができる。
【0039】
上記LED表示デバイスでは、可視光、赤外光、紫外光の単色発光、RGB3素子によるマルチカラー発光、青色LEDと波長変換材料(蛍光体)を組み合わせたカラー発光を行うことができる。特に、発光波長が短い青色LEDを用いても、シリコン樹脂が耐紫外線能を有しているので、青色LEDによる劣化が防止できる。
【0040】
(実施の形態2)
図8は本発明の別の実施の形態を示す概略縦断面図である。この例では、図8に示すように、上記実施の形態1で用いられた金属製筐体13及びプリント基板11に代えて、筐体状のメタル基板18を用いる。使用するメタル基板18の材質としては、アルミニウムなど公知のメタル基板材料として使用できるものが使用できる。
【0041】
このように、メタル基板18を用いることで、上記実施の形態1で得られる効果に加え、さらに薄型化することができ、部品点数を削減することができる。
【0042】
(実施の形態3)
図9は本発明の別の実施の形態を示す概略縦断面図である。この例では、図9に示すように、上記の表示デバイス10に駆動回路と電源部とからなる回路ユニット30を加えたものである。
【0043】
上記したように、本発明のLED表示デバイス10は、カラー発光に用いることができる。したがって、図9に示すように、色制御可能な駆動回路と電源とを加えることで、色の制御が可能な薄型表示ユニットを得ることができる。
【0044】
(使用例)
上記したように、本発明のLED表示デバイス10は、薄型で、耐候性に優れるので、屋外環境下での使用に適する。具体的には、図10に示すような道路標識40として使用でき、その他、電車方向表示器などの鉄道関係での使用、あるいはインテリア、エクステリア壁面照明用のタイルとして使用することもできる。
【0045】
また、太陽電池構造とLEDとを同パッケージ内に内蔵するハイブリッドLEDへの応用が可能である。
【0046】
以上、本発明のLED表示デバイス10が屋外で使用することに好適であることを説明したが、屋内で使用することを妨げるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の実施の形態1に係るLED表示デバイスの一部破断して示す概略縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るLED表示デバイスの平面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係るLED表示デバイスの底面図である。
【図4】図1の一部拡大図である。
【図5】図2の一部拡大図である。
【図6】本実施に形態に係るLED表示デバイスの製造方法を説明する図である。
【図7】本発明のLED表示デバイスの応用例を示す図である。
【図8】本発明の別の実施の形態を示す概略縦断面図である。
【図9】本発明の別の実施の形態を示す概略縦断面図である。
【図10】本発明のLED表示デバイスの使用例を説明する図である。
【図11】従来のLED表示デバイスを示す図である。図11(a)は、従来のLED表示デバイスを示し、図11(b)は、従来のLED表示デバイスを、屋外で使用する場合の使用例を示す図である。
【符号の説明】
【0048】
10 LED表示デバイス
11 プリント基板
12 LED
13 金属製筐体
14 透明プレート
15 シリコン樹脂被覆層
16 配線
18 メタル基板
19 ボルト
20 耳穴
21 コネクタ
100 LED表示デバイス
101 LED
102 配線基板
103 透光性樹脂
104 筐体
105 窓
106 放熱板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前面側が開口し、底部に、複数もしくは単数の光半導体素子を配置したプリント基板を設けた金属製筐体と、
前記金属製筐体の開口を覆う、耐紫外線性能を有する透明プレートと、
を備え、
前記プリント基板の少なくとも前面側表面には、耐候性に優れた透光性樹脂から成る透光性樹脂被覆層が、前記光半導体素子を覆うようにして設けられており、前記透光性樹脂被覆層のうちプリント基板の前面側表面を覆う被覆層部分上に、前記透明プレートが密着されていることを特徴とする表示デバイス。
【請求項2】
前記透光性樹脂は、前記プリント基板の裏面を含む全面を被覆しており、このプリント基板の裏面側表面を覆う被覆層部分は、前記金属製筐体の底部と密着している、請求項1記載の表示デバイス。
【請求項3】
前面側が開口し、底部に、複数もしくは単数の光半導体素子が配置された筐体状のメタル基板と、
前記メタル基板の開口を覆う、耐紫外線性能を有する透明プレートと、
を備え、
前記メタル基板の底部表面には、耐候性に優れた透光性樹脂から成る透光性樹脂被覆層が前記光半導体素子を覆うようにして設けられており、前記透光性樹脂被覆層上に、前記透明プレートが密着されていることを特徴とする表示デバイス。
【請求項4】
前記金属筐体または前記メタル基板の裏面部には色制御可能な駆動回路と電源部とが設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の表示デバイス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2006−221067(P2006−221067A)
【公開日】平成18年8月24日(2006.8.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−36186(P2005−36186)
【出願日】平成17年2月14日(2005.2.14)
【出願人】(000000309)IDEC株式会社 (188)
【Fターム(参考)】