説明

表示装置

【課題】光を拡散する光学シートを、光源を支持するシャーシに固定するために必要な時間を短縮し、また部品数を減少させて製造費用の削減を図ることができる表示装置を提供する。
【解決手段】リブ8、8、・・・、8を、蛍光管5を支持するバックライトシャーシ6の縁部分に設けてあるシート支持面部6c、6cと一体に設け、リブ8、8、・・・、8に設けてある凹部8a、8a、・・・、8aにて光学シート7を係合し、光学シート7をバックライトシャーシ6に固定する構成とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は少数の部品で組み立てることができる表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の表示装置は、光源を支持するバックライトシャーシの正面に、前記光源から照射された光を拡散する光学シートを配置し、光学シートの脱落を防止するために、光学シートの縁部分に固定具を設け、該固定具と前記バックライトシャーシとをビスにより連結し、前記固定具と、前記バックライトシャーシとの間で前記光学シートを固定して、前記バックライトシャーシ及び光学シートを一つのユニットにしていた。また映像を表示する表示パネルの正面にベゼルを配置し、表示パネルの背面に枠状のフレームを配置して、該ベゼル及びフレームの間で前記表示パネルを狭圧固定して、前記ベゼル、表示パネル及びフレームを一つのユニットにして、前記二つのユニットを連結していた(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2007−114590号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1に記載の表示装置にあっては、固定具を前記バックライトシャーシにビス止めするために長時間を費やしており、また固定具及びビスの使用により部品数は増加し、製造費用が嵩む。
【0004】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、光学シートを係止するリブを、光源を支持するシャーシと一体に設けることにより、固定具を使用することなくリブにて光学シートを係止させて、光学シートをシャーシに固定するために必要な時間を短縮し、また部品数を減少させて製造費用の削減を図ることができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る表示装置は、光源を支持するシャーシと、該シャーシに保持されており、光源から照射された光を拡散する光学シートと、該光学シートを透過した光により映像を表示する表示パネルとを備える表示装置において、前記シャーシと一体に設けてあり、前記光学シートを係止するリブを備えることを特徴とする。
【0006】
本発明においては、光学シートを係止するリブを前記シャーシと一体に設けることにより、固定具を使用することなくリブにて光学シートを係止させる。
【0007】
本発明に係る表示装置は、前記リブは前記光学シートの縁部分を係合する凹部を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明においては、リブに凹部を設けることにより、光学シートの縁部分を凹部に係合して光学シートを安定に保持する。
【0009】
本発明に係る表示装置は、前記シャーシの正面に前記リブは突設してあり、前記リブの中央部から前記シャーシの正面に至るまで前記凹部を形成してあることを特徴とする。
【0010】
本発明においては、前記シャーシの正面に突設してあるリブの中央部からシャーシの正面に至るまで凹部を形成することにより、光学シートの縁部分を凹部に係合して、光学シートをシャーシの正面にて支持する。
【0011】
本発明に係る表示装置は、前記凹部に隣接しており、前記光学シートを前記凹部に案内する案内面を前記リブに設けてあることを特徴とする。
【0012】
本発明においては、案内面を前記リブに隣接して設けることにより、光学シートをリブに取り付ける場合に、光学シートを案内面に沿って案内し、凹部に係合させる。
【0013】
本発明に係る表示装置は、前記リブを複数備え、前記シャーシは箱形になっており、前記シャーシの互いに対向する二つの縁部分に前記リブをそれぞれ設けてあることを特徴とする。
【0014】
本発明においては、箱形のシャーシの対向する二つの縁部分に前記リブをそれぞれ設けることにより、両側から光学シートを係止して、光学シートを安定させる。
【0015】
本発明に係る表示装置は、前記シャーシ及びリブを樹脂成形してあることを特徴とする。
【0016】
本発明においては、樹脂成形により、前記シャーシ及びリブを一体的に成形し、リブを撓ませる。
【0017】
本発明に係る表示装置は、前記シャーシ及びリブを板金加工により成形してあることを特徴とする。
【0018】
本発明においては、板金加工により、前記シャーシ及びリブを一体的に成形し、リブの強度を向上させる。
【発明の効果】
【0019】
本発明に係る表示装置にあっては、光学シートを係止するリブを前記シャーシと一体に設けることにより、固定具を使用することなくリブにて光学シートを係止させて、光学シートをシャーシに固定するために必要な時間を短縮し、また部品数を減少させて製造費用の削減を図ることができる。
【0020】
またリブに凹部を設けることにより、光学シートの縁部分を凹部に係合して光学シートを安定に保持し、光学シートの脱落を防止することができる。
【0021】
また前記シャーシの正面に突設してあるリブの中央部からシャーシの正面に至るまで凹部を形成することにより、光学シートの縁部分を凹部に係合して、光学シートをシャーシの正面にて支持し、光学シートを安定に保持して、光学シートの脱落を防止することができる。
【0022】
また案内面を前記リブに隣接して設けることにより、光学シートをリブに取り付ける場合に、光学シートを案内面に沿って案内し、凹部に係合させて、光学シートの取り付けを迅速に行うことができる。
【0023】
また箱形のシャーシの対向する二つの縁部分に複数のリブをそれぞれ設けることにより、両側から光学シートを係止して、光学シートを安定させて、光学シートの脱落を確実に防止することができる。
【0024】
また前記シャーシ及びリブを一体的に樹脂成形することにより、リブに大きな可撓性を持たせて、光学シートをシャーシへ取り付ける場合に、リブを撓ませて、光学シートの縁部分を容易にリブに係止させることができる。
【0025】
また前記シャーシ及びリブを板金加工にて一体的に成形することにより、リブの強度を向上させて、前記シャーシの取扱いにおいて前記リブに物体が衝突した場合でも、リブの破損を回避することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
(実施の形態1)
以下本発明を実施の形態1に係る表示装置を示す図面に基づいて詳述する。図1は表示装置を示す模式的外観斜視図、図2は図1におけるII−II線での略示部分側面断面図、図3はリヤキャビネットの記載を省略した図1におけるIII−III線での略示部分側面断面図、図4はリブ付近の構成を示す模式的斜視図、図5は図1におけるV−V線での略示部分側面断面図、図6は光学シートのリブへの取り付けを示す模式的側面断面図、図7は表示装置の変形例を示す模式的斜視図である。
【0027】
図において1は正面に開口を有する矩形枠状のフロントキャビネットであり、該フロントキャビネット1の背面側に、液晶を用いて映像を表示する矩形の表示パネル2を配置してある。該表示パネル2の背面側にリヤキャビネット11を設けてあり、該リヤキャビネット11及びフロントキャビネット1により表示パネル2を収容してある。前記表示パネル2を支持する横長の二つの支持桿3、3が、表示パネル2の背面上下側部に沿ってそれぞれ配置してあり、前記フロントキャビネット1と、前記表示パネル2の正面上下側部との間及び前記表示パネル2の背面上下側部と、前記支持桿3、3との間には四つの弾性部材4、4、・・・、4がそれぞれ設けてある。また前記支持桿3、3の背面に後述するリブ8、8、・・・8の先端部を係合する係合孔部3a、3a、・・・、3aがそれぞれ設けてある。
【0028】
図3に示す如く、前記表示パネル2の上方にて、前記フロントキャビネット1の正面にビスS1を挿通する挿通孔1bが設けてあり、該挿通孔1bに対応する有底円筒状のボス3bが前記支持桿3の正面に設けてある。前記ボス3bの内側にはねじ溝を形成してある。ビスS1を前記挿通孔1bに挿通し、前記ボス3bに螺合して、前記表示パネル2を前記フロントキャビネット1及び支持桿3の間で前記弾性部材4、4を介して挟持してある。なお前記表示パネル2の下方においても前記表示パネル2を同様の構成にて挟持してあり、前記フロントキャビネット1、表示パネル2及び支持桿3、3は一つのユニットになっている。また図2に示す如く、前記フロントキャビネット1の上下側部には後述する係止凹部11a、11aに係止する二つの係止爪部1a、1aがそれぞれ設けてある。
【0029】
前記支持桿3、3の背面側に、複数の蛍光管5、5、・・・、5を支持しており、射出成形された矩形箱状のバックライトシャーシ6が設けてある。該バックライトシャーシ6は、前記表示パネル2に対向しており、図示しないランプクリップを介して蛍光管5、5、・・・、5を正面に支持する矩形の支持板部6aと、該支持板部6aの上下側部にそれぞれ連なり、奥行寸法に対して左右寸法の長い正面側に延出した二つの側面部6b、6bと、二つの該側面部6b、6bの延出端部から上下方向にそれぞれ延出しており、上下寸法に対して左右寸法の長い板状の二つのシート支持面部6c、6cとを備える。該シート支持面部6c、6cは支持板部6aに対し平行になっており、その正面にて、蛍光管5、5、・・・、5から照射された光を拡散する光学シート7を支持している。該光学シート7を透過した光により、前記表示パネル2に映像を表示するようにしてある。
【0030】
前記シート支持面部6c、6cの縁部に沿って、正面方向に突出した板状の複数のリブ8、8、・・・8が左右方向に並設してある。該リブ8、8、・・・8の奥行寸法は前記光学シート7の厚さの略二倍であり、リブ8、8、・・・8の左右寸法は奥行寸法の略二倍である。また前記リブ8、8、・・・8はスライド成形にて成形してあり、前記シート支持面部6c、6cと一体になっている。
【0031】
前記光学シート7の上縁部又は下縁部を係合しており、前記リブ8の中央部から前記シート支持面部6cに至る側面視L形の凹部8a、8a、・・・、8aが、前記リブ8、8、・・・8にそれぞれ設けてある。また該凹部8a、8a、・・・、8aに隣接しており、正面に向かうにつれてリブ8、8、・・・8の延出端部の上下寸法を短くするように傾斜した案内面8b、8b、・・・、8bが前記リブ8、8、・・・8の延出端部にそれぞれ形成してある。該案内面8b、8b、・・・、8bは前記光学シート7を案内し、案内された光学シート7は前記凹部8a、8a、・・・、8aに係合する。
【0032】
前記バックライトシャーシ6には、図5に示す如く、ビスS2を挿通する挿通孔6dが設けてあり、該挿通孔6dに対応しており、正面側に窪んだ有底円筒状のボス部1dが前記フロントキャビネット1の背面に設けてある。該ボス部1dの内側にはねじ溝を形成してあり、ビスS2を前記挿通孔6dに挿通し、前記ボス部1dに螺合させて、前記バックライトシャーシ6と前記フロントキャビネット1とを連結してある。また前記バックライトシャーシ6の前記挿通孔6dから離隔した位置に、貫通した円筒ボス6eが設けてあり、該円筒ボス6eの内側にはねじ溝を形成してある。前記円筒ボス6eに対応する貫通孔11eが前記リヤキャビネット11に設けてあり、該貫通孔11eにビスS3を挿入し、前記円筒ボス6eに螺合して、前記リヤキャビネット11と、フロントキャビネット1とを連結してある。なお図2に示す如く、前記係止爪部1a、1aに対応する二つの係止凹部11a、11aが前記リヤキャビネット11の上下側部に設けてある。
【0033】
次に表示装置の組立について説明する。上側のシート支持面部6cに設けてあるリブ8、8、・・・、8と、下側のシート支持面部6cに設けてあるリブ8、8、・・・、8との間隔が拡がるように、図6(a)の矢印にて示す如く、各リブ8、8、・・・、8に荷重を与えてリブ8、8、・・・、8を撓ませる。そして光学シート7の上縁部及び下縁部を前記案内面8b、8b、・・・、8bに沿わせて、図6(b)の白抜矢符にて示す如く、前記光学シート7をバックライトシャーシ6に接近させる。そして前記光学シート7を前記シート支持面部6c、6cに載置し、前記リブ8、8、・・・、8への荷重を解除する。該解除により、前記リブ8、8、・・・、8は弾性力により復元し、図6(c)に示す如く、前記凹部8a、8a、・・・、8aに光学シート7の上縁部及び下縁部は係合する。
【0034】
次に、前記光学シート7を取り付けてあるバックライトシャーシ6を、前記フロントキャビネット1、表示パネル2及び支持桿3、3からなる前記ユニットの背面側に配置し、前記ビスS2を前記ボス部1dに螺合して、前記バックライトシャーシ6を前記フロントキャビネット1に連結する。このとき前記リブ8、8、・・・、8の先端部は前記係合孔部3a、3a、・・・、3aに係合する。そして前記バックライトシャーシ6の背面側に前記リヤキャビネット11を配置し、前記ビスS3を前記円筒ボス6eに螺合して前記リヤキャビネット11と、前記バックライトシャーシ6とを連結する。このとき前記係止爪部1a、1aは前記係止凹部11a、11aに係止し、前記フロントキャビネット1及びリヤキャビネット11は固定される。
【0035】
実施の形態1に係る表示装置にあっては、光学シート7を係止するリブ8、8、・・・、8をバックライトシャーシ6と一体に設けることにより、固定具を使用することなくリブ8、8、・・・、8にて光学シート7を係止させて、光学シート7をバックライトシャーシ6に固定するために必要な時間を短縮し、また部品数を減少させて製造費用の削減を図ることができる。
【0036】
またリブ8、8、・・・、8に凹部8a、8a、・・・、8aを設けることにより、光学シート7の縁部分を凹部8a、8a、・・・、8aに係合して光学シート7を安定に保持し、光学シート7の脱落を防止する。
【0037】
またリブ8、8、・・・、8の中央部から前記シート支持面部6c、6cの正面に至るまで凹部を形成することにより、光学シート7の縁部分を凹部8a、8a、・・・、8aに係合して、光学シート7をバックライトシャーシ6の正面にて支持し、光学シート7を安定に保持して、光学シート7の脱落を防止することができる。
【0038】
また案内面8bを前記リブ8、8、・・・、8に隣接して設けることにより、光学シート7をリブ8、8、・・・、8に取り付ける場合に、光学シート7を案内面8bに沿って案内し、凹部8a、8a、・・・、8aに係合させて、光学シート7の取り付けを迅速に行うことができる。
【0039】
また箱形のバックライトシャーシ6の対向する二つの縁部分に複数のリブ8、8、・・・、8をそれぞれ設けることにより、両側から光学シート7を係止して、光学シート7を安定させて、光学シート7の脱落を確実に防止する。
【0040】
また前記バックライトシャーシ6及びリブ8、8、・・・、8を一体的に樹脂成形することにより、リブ8、8、・・・、8に大きな可撓性を持たせて、光学シート7をバックライトシャーシ6へ取り付ける場合に、リブ8、8、・・・、8を撓ませて、光学シート7の縁部分を容易にリブ8、8、・・・、8に係止させることができる。
【0041】
なお二つのシート支持面部6c、6cに二つのリブ8、8をそれぞれ設ける構成にしても良く、一方のシート支持面部6cに一つのリブ8を設け、他方のシート支持面部6cに複数のリブ8、8、・・・、8を設ける構成にしても良い。また凹部8aは側面視コの字形に成形してあっても良い。また図7に示す如く、リブ8、8、・・・、8を前記シート支持面部6c、6cの縁部に沿ってレール状に成形しても良い。
【0042】
(実施の形態2)
以下本発明を実施の形態2に係る図面に基づいて詳述する。図8はリブ付近の構成を示す模式的斜視図、図9は光学シートのリブへの取り付けを示す模式的側面断面図である。
【0043】
前記支持桿3、3の背面側に、複数の蛍光管5、5、・・・、5を支持する矩形箱状のバックライトシャーシ16が設けてある。該バックライトシャーシ16は金属で構成されており、板金加工により形成してある。該バックライトシャーシ16は前記表示パネル2に対向しており、図示しないランプクリップを介して蛍光管5、5、・・・、5を正面に支持する矩形の支持板部16aと、該支持板部16aの上下側部にそれぞれ連なり、奥行寸法に対して左右寸法の長い正面側に延出した二つの側面部16b、16bと、二つの該側面部16b、16bの延出端部から上下方向にそれぞれ延出しており、上下寸法に対して左右寸法の長い板状の二つのシート支持面部16c、16cとを備える。
【0044】
図8に示す如く、前記シート支持面部16c、16c及び側面部16b、16bに亘ってシート支持面部16c、16c及び側面部16b、16bの一部を切り起こして、前記シート支持面部16c、16cから正面方向に突出した側面視L状の複数のリブ18、18、・・・、18が左右方向に並設してある。該リブ18、18、・・・、18の内側には、前記光学シート7の縁部分を係合するL状の凹部18a、18a、・・・、18aが形成してある。前記リブ18、18、・・・、18の先端部分は正面側に屈曲し、シート支持面部16c、16cに対し傾斜しており、該先端部分のシート支持面部16c、16cに対向する面は光学シート7の上縁部及び下縁部を凹部18a、18a、・・・、18aに案内する案内面18b、18b、・・・、18bになっている。
【0045】
次にバックライトシャーシ16への光学シート7の取り付けについて説明する。図9(a)に示す如く、正面が張り出すように光学シート7を湾曲させて、前記光学シート7の上縁部及び下縁部を案内面18b、18b、・・・、18bに当接させる。そして光学シート7の上縁部及び下縁部を案内面18b、18b、・・・、18bに沿わせて、図9(b)の白抜矢符にて示す如く、光学シート7をバックライトシャーシ16に接近させ、前記凹部18a、18a、・・・、18aに係合させる。
【0046】
実施の形態2に係る表示装置にあっては、バックライトシャーシ16及びリブ18、18、・・・、18を板金加工にて一体的に成形することにより、リブ18、18、・・・、18の強度を向上させて、前記バックライトシャーシ16の取扱いにおいて前記リブ18、18、・・・、18に物体が衝突した場合でも、リブ18、18、・・・、18の破損を回避することができる。
【0047】
実施の形態2に係る表示装置の構成の内、実施の形態1と同様な構成については同じ符号を付しその詳細な説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】実施の形態1に係る表示装置を示す模式的外観斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線での略示部分側面断面図である。
【図3】リヤキャビネットの記載を省略した図1におけるIII−III線での略示部分側面断面図である。
【図4】実施の形態1に係る表示装置のリブ付近の構成を示す模式的斜視図である。
【図5】図1におけるV−V線での略示部分側面断面図である。
【図6】実施の形態1に係る表示装置の光学シートのリブへの取り付けを示す模式的側面断面図である。
【図7】実施の形態1に係る表示装置の変形例を示す模式的斜視図である。
【図8】実施の形態2に係る表示装置のリブ付近の構成を示す模式的斜視図である。
【図9】実施の形態2に係る表示装置の光学シートのリブへの取り付けを示す模式的側面断面図である。
【符号の説明】
【0049】
1 フロントキャビネット
2 表示パネル
5 蛍光管(光源)
6、16 バックライトシャーシ(シャーシ)
6c シート支持面部
7 光学シート
8、18 リブ
8a、18a 凹部
8b、18b 案内面
11 リヤキャビネット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源を支持するシャーシと、該シャーシに保持されており、光源から照射された光を拡散する光学シートと、該光学シートを透過した光により映像を表示する表示パネルとを備える表示装置において、
前記シャーシと一体に設けてあり、前記光学シートを係止するリブを備えることを特徴とする表示装置。
【請求項2】
前記リブは、前記光学シートの縁部分を係合する凹部を備えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記シャーシの正面に前記リブは突設してあり、前記リブの中央部から前記シャーシの正面に至るまで前記凹部を形成してあることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記凹部に隣接しており、前記光学シートを前記凹部に案内する案内面を前記リブに設けてあることを特徴とする請求項2又は3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記リブを複数備え、
前記シャーシは箱形になっており、
前記シャーシの互いに対向する二つの縁部分に前記リブをそれぞれ設けてあることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の表示装置。
【請求項6】
前記シャーシ及びリブを樹脂成形してあることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の表示装置。
【請求項7】
前記シャーシ及びリブを板金加工により成形してあることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−211933(P2009−211933A)
【公開日】平成21年9月17日(2009.9.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−53691(P2008−53691)
【出願日】平成20年3月4日(2008.3.4)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】