説明

間仕切構成体

【課題】 構成部材を組み替えるだけで、用途に応じて、「テレビ会議用什器」以外の態様に変更することができ、特に、「テレビ会議用什器」として使用する際の使い勝手をよくした間仕切構成体を提供する。
【解決手段】床面上に立設した左右方向を向く間仕切パネル1の前面および後面に天板2を取付けて構成した間仕切構成体において、間仕切パネル1の一方の側端部に、天板2の高さより高寸とした前後方向を向く側部パネル3の中間部を、その内側面が天板2の側端面に当接または近接するようにして取付け、側部パネル3の内側面における天板2より上方の部分にディスプレイ4を取付ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オフィス等の執務空間において作業用平面とディスプレイ等の表示面とを提供するための間仕切構成体に関する。
【背景技術】
【0002】
オフィス等の執務空間において、空間内を複数の小空間に区分するとともに、使用者に作業用平面を提供するための間仕切構成体としては、間仕切パネルの片面または両側面にブラケットを突設し、その上に作業用平面を形成する天板を支持させたものや(例えば特許文献1参照)、横長の支持体上に、複数の天板を前後および左右に並べて連結したもの(例えば特許文献2参照)等が一般的である。
また、多人数で会議やミーティングを行う場合には、一般的に会議用テーブルが用いられている(例えば特許文献3参照)。
さらに、近年の会議形態として、カメラ、通信回線、およびディスプレイ等を用いて、遠隔地にある複数箇所で、同時に会議を行うテレビ会議システムが多く実施されるようになっているが、このシステムにおいて使用されるものとして、ディスプレイを装着した壁体と、テーブルとを組み合わせたものがある(例えば特許文献4および5参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−204679号公報
【特許文献2】特開2009−261821号公報
【特許文献3】特開2009−165702号公報
【特許文献4】特開2006−122645号公報
【特許文献5】特許第4547570号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1および2に記載されているものは、複数の作業者が個別作業を行う場合には適しているが、間仕切パネルによって使用者の視界が遮られることになるため、多人数で会議やミーティングを行う場合には適していない。
特許文献3に記載されている会議用テーブルは、会議専用什器として構成されているため、使用者の用途に応じて態様を変更することはできず、使い勝手が悪い。
特許文献4および5に記載されているものは、テレビ会議専用の什器として構成されており、テーブルの長さを変更することができないだけでなく、他の用途に適用させることができず、使い勝手が悪い。
【0005】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑みてなされたもので、構成部材を組み替えるだけで、使用者の用途に応じて、「テレビ会議用什器」、「個別作業用什器」、「打合せ用什器」、および「間仕切用什器」等に変更することができ、特に、「テレビ会議用什器」として使用する際の使い勝手をよくした間仕切構成体を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)床面上に立設した左右方向を向く間仕切パネルの前面および後面に天板を取付けて構成した間仕切構成体において、前記間仕切パネルの一方の側端部に、前記天板の高さより高寸とした前後方向を向く側部パネルの内側面を、その内側面が前記天板の側端面に当接または近接するようにして取付け、かつ前記側部パネルの内側面における前記天板より上方の部分にディスプレイを取付ける。
【0007】
このような構成とすると、間仕切パネルの前面および後面に天板を取付けて構成した間仕切構成体の基本構成の一方の側端に、側部パネルを連結し、それにディスプレイを取付けるだけで、「テレビ会議用什器」として使用することができるとともに、基本構成の他方の側端に間仕切パネルおよび天板を順次連結することにより、テレビ会議に参加する人数に合わせて、席を適宜増設することができ、テレビ会議用什器としての使い勝手がよい。
また、側部パネル等を外して、複数の間仕切パネルと天板とを左右方向に連結することにより、「個別作業用什器」に変更することができるとともに、その際の間仕切パネルの高さを低くすることにより、「打合せ用什器」として使用することができ、さらに、間仕切パネルから天板を外すことにより、「間仕切用什器」に変更することができ、「テレビ会議用什器」としてだけでなく、多目的に利用することができる。
【0008】
(2)上記(1)項において、間仕切パネルの高さを、天板および側部天板の高さと同一か、またはそれより低くする。
【0009】
このような構成とすると、天板の上方に間仕切パネルが突出することがなくなり、使用者の目線を遮るものがなくなるので、「テレビ会議用什器」や「打合せ用什器」としての使い勝手をよりよくすることができる。
【0010】
(3)上記(1)または(2)項において、側部パネルの前後方向の幅を、前方の天板の前縁から後方の天板の後縁までの距離より大とし、前後の天板の側端面全体が側部パネルにより覆われるようにする。
【0011】
このような構成とすると、前後の天板の側端面全体が側部パネルにより覆われるので、什器外側面の体裁をよくすることができる。また、側部パネルにディスプレイという重量物を取付けた場合においても、間仕切構成体全体を安定的に支持することができる。
【0012】
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、側部パネルの内側面に、前後方向を向くあり溝を設け、このあり溝に係合する係合手段をもって、ディスプレイを側部パネルの内側面に取付ける。
【0013】
このような構成とすると、ディスプレイを簡単かつ確実に側部パネルに取付けることができるとともに、ディスプレイを側部パネルから外した後の側部パネルの体裁をよくすることができる。
【0014】
(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、間仕切パネルの他方の側端部に、前方および後方を向く支持部材を取付け、この支持部材の外側面に設けた外側方を向く支持アームにより、側部天板を、前記間仕切パネルの前面または後面に取付けた天板の側端面に当接または近接させて支持させる。
【0015】
このような構成とすると、間仕切パネルの他方の側端に、側部天板を簡単かつ安定よく取付けることができ、間仕切パネルの一方の側端に設けた側部パネルと合わせて、「テレビ会議用什器」としての使い勝手をよりよくすることができる。
また、間仕切パネルの他方の側端から側部天板等を外して、複数の間仕切パネルと天板とを順次連結することにより、テレビ会議に参加する人数に合わせて、席を適宜増設することができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によると、構成部材を組み替えるだけで、使用者の用途に応じて、「テレビ会議用什器」、「個別作業用什器」、「打合せ用什器」、および「間仕切用什器」等に変更することができ、特に、「テレビ会議用什器」として使用する際の使い勝手をよくした間仕切構成体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の間仕切構成体の一実施形態の斜視図である。
【図2】同じく、分解斜視図である。
【図3】間仕切構成体を組み付けた状態での図2のIII−III線に沿う拡大横断平面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】図4のV−V線拡大横断平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の一実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、この間仕切構成体は、「テレビ会議用什器」としたもので、床面上に立設した左右方向を向く左右2個の間仕切パネル(ローパーティション)1、1の側端同士を互いに結合したもののそれぞれの前面および後面に、基本となる横長の天板2、2を配設し、間仕切パネル1、1の連結体の一方の側端に、天板2の高さより高寸とした前後方向を向く側部パネル(ハイパーティション)3の中間部を、その内側面が天板2、2の側端面に当接または近接するようにして取付け、側部パネル3の内側面における天板2より上方の部分にディスプレイ4を取付け、さらに、間仕切パネル1、1の連結体の他方の側端に、前後方向を向く側部天板5を、天板2、2の側端面に当接または近接させて取付けたものよりなっている。
【0019】
各間仕切パネル1は、上下部の前後両面に左右方向を向くあり溝6、6を有するレール部7a、7aが設けられた方形の枠体7と、この枠体7におけるレール部7aを除く部分の前後両面に装着したパネル8とを備え、枠体7の下端両側部に設けた1対の高さ調節用のアジャスタボルト9、9をもって接床している。
【0020】
側部パネル3は、上下部の左右両面に前後方向を向くあり溝10、10を有するレール部11a、11aが設けられた方形の枠体11と、この枠体11における上下方向の中間部の前後両面に架設され、かつ間仕切パネル1における上方のあり溝6と等高の前後方向を向くあり溝12を有する中間レール13と、枠体11におけるレール部11a、11aと中間レール13とを除く部分の前後両面に着脱自在に装着したパネル14、15とを備え、枠体11の下端両側部に設けた1対の高さ調節用のアジャスタボルト16、16をもって接床している。
【0021】
また、側部パネル3の前後方向の幅は、前方の天板2の前縁から後方の天板2の後縁までの距離より大とし、前後の天板2、2の側端面全体が側部パネルにより覆われるようにしてある。
このような構成とすることにより、前後の天板2、2の側端面全体が側部パネル3により覆われるので、什器外側面の体裁をよくすることができる。
【0022】
間仕切パネル1、1の連結体の左側端と、側部パネル3の中間部との結合には、それぞれのあり溝6、10、12と、図3に拡大して示すような、互いに直角をなす取付片17a、17bの上下面を直角二等辺三角形の上下1対の水平片17c、17cにより閉塞したものよりなる結合部材17、17と、板ナット18と、ボルト19とを用いている。
【0023】
すなわち、図1〜図3に示すように、側部パネル3の左右方向の中間部に、間仕切パネル1、1の連結体の左側端を突き当てて、その前後の角隅部における間仕切パネル1の上方のあり溝6と中間レール13のあり溝12、または間仕切パネル1の下方のあり溝6と側部パネル3の下方のあり溝10と等高の位置に、結合部材17の直角の角部をそれぞれ突き当て、各あり溝6、10、12における開口部6a、10a、12aの上下幅より上下幅を大とした奥部6b、10b、12bに、板ナット18を、それぞれのあり溝6、10、12の長手方向に摺動可能として、また開口部6a、10a、12aからは脱落しないようにして嵌合し、各板ナット18と、結合部材17における対向する取付片17a、17bとを、開口部6a、10a、12aに挿通したボルト19をもって締着固定してある。
【0024】
このような構成とすると、間仕切パネル1と側部パネル3とを、簡単かつ強固に、しかも体裁よく結合することができる。
【0025】
間仕切パネル1、1の連結体の前後に配設した天板2の左端と、側部パネル3の中間部との結合には、図2および図3に示すように、側部パネル3における中間レール13のあり溝12と、ナット本体20aの両端に前後1対の上向き鉤片20b、20bを連設した鉤形ナット20と、前後方向を向くアングル材状の帯ブラケット21と、前後方向を向く補強板22とを用いている。
【0026】
すなわち、鉤形ナット20の上向き鉤片20b、20bを側部パネル3における中間レール13のあり溝12の開口部12aより回転させつつ、あり溝12の奥部12bに嵌合することにより、複数の鉤形ナット20を、そのナット本体20aがあり溝12の開口部12aより露呈するようにしてあり溝12に装着し、各鉤形ナット20に、帯ブラケット21の垂下片21aおよび補強板22に設けた取付孔23に挿通したボルト24を螺合して締付けることにより、帯ブラケット21および補強板22を側部パネル3に固着し、さらに、帯ブラケット21の水平片21b上に天板2の側端部を載置して、水平片21bの下方より、ボルト25をもって天板2を水平片21bに固着してある。
【0027】
このような構成とすると、側部パネル3と各天板2とを、簡単かつ強固に、しかも体裁よく結合することができる。
なお、取付孔23は、帯ブラケット21の垂下片21aおよび補強板22のそれぞれ上下複数段設けておき、それらを選択してボルト25を挿通することにより、天板2の取り付け高さを選択できるようにするのが望ましい。
【0028】
左右の間仕切パネル1、1の結合は、パネル8を外した状態で、左右の枠体7、7同士をボルト・ナット(図示略)をもって固定することによって行ってもよいが、左右の枠体7、7の側端同士を互いに当接させた状態で、その前後面より、図2に示すように、側面視倒立L字状をなす中間脚26、26を、左右の間仕切パネル1、1に跨るように当接させてボルト(図示略)締めするのが好ましい。
【0029】
中間脚26の上端に形成された前後方向を向く水平腕26aの上面には、左右の天板2、2の側端同士が互いに突き合わせた状態で載置され、下方からボルト(図示略)締めすることによって固着されている。
【0030】
間仕切パネル1、1の連結体の右側端部には、前後方向を向く支持部材27と、上端が支持部材27に固着され、かつ下端に高さ調節用のアジャスタボルト28が設けられた前後1対の脚杆29、29と、両脚杆29、29の下部同士を連結する前後方向を向く下部連結杆30とからなる側部フレーム31における前後方向の中間部が結合されている。
【0031】
この結合に際して、間仕切パネル1と支持部材27および下部連結杆30とを、上記と同じ間仕切パネル1におけるあり溝6と、結合部材17、17と、板ナット18と、ボルト19とを用いている。
【0032】
すなわち、図4および図5に示すように、側部フレーム31における支持部材27と下部連結杆30との内面中央部に、間仕切パネル1の外側端を突き当てて、その前後の角隅部における間仕切パネル1の各あり溝6と等高の位置に、結合部材17の直角の角部をそれぞれ突き当て、間仕切パネル1の各あり溝6における開口部6aの上下幅より上下幅を大とした奥部6bに、板ナット18をあり溝6の長手方向に摺動可能として、また開口部6aからは脱落しないようにして嵌合し、各板ナット18と、結合部材17における一方の取付片17aとを、開口部6aに挿通したボルト18をもって締着固定し、かつ結合部材17における他方の取付片17bを、別のボルト18をもって、支持部材27および下部連結杆30の内側面に締着固定してある。
【0033】
このような構成とすると、間仕切パネル1と側部フレーム31とを、簡単かつ強固に、しかも体裁よく結合することができる。
【0034】
支持部材27における脚杆29との結合部分の外側面と、脚杆29の上部の外側面とにかけて、外側方を向く前後1対の支持アーム32、32の基端が固着されている。
各支持アーム32は、水平の上面32aと、先端に向かって上向きに傾斜する下面32bとを有する先細り形状をなし、その上面32aによって側部天板5を、片持ち状に、強固に安定よく支持しうるようになっている。
【0035】
側部天板5は、その内側縁を最も外側の天板2、2の側端面に当接または近接させて、その天板2、2の側端部とともに支持部材27上に載置し、かつ前後の支持アーム32、32上にも載置して、それらの下方よりボルト(図示略)締めすることにより、支持部材27および支持アーム32、32に固着されている。
【0036】
右方の天板2は、その右方の側端部が支持部材27上に載置され、かつ左方の側端部が中間脚26における水平腕26aの上面に載置され、それらの下方よりボルト(図示略)締めすることにより、支持部材27および中間脚7に固着されている。
【0037】
ディスプレイ4は、側部パネル3における上方のあり溝10に、上端のフック33を係止した上下方向を向く支持板34の中間部または下部に取付けられている。
【0038】
図4に示すように、間仕切パネル1を、すべての天板2および側部天板5の高さより低くしたことによって、間仕切パネル1の上面とすべての天板2および側部天板5との間に形成される空所35を配線収容空間とし、その空所35の上方を、左右方向に長い複数のカバー36をもって覆うようにしてある。
【0039】
各カバー36は、縦断側面形状が下向コ字状なす本体部36aにおける上面の前後縁に、前後の天板2、2の対向縁上に載置されるようにした拡幅フランジ36bを連設したものとしてある。
【0040】
このような構成とすると、天板2および側部天板5の上方に間仕切パネル1が突出することがなくなり、使用者の目線を遮るものがなくなるので、「テレビ会議用什器」としての使い勝手をよりよくすることができる。
また、空所36を配線収容空間として使用することができる。
【0041】
なお、側部フレーム31の外側面、および内側面における間仕切パネル1より前後の部分は、化粧パネルまたは側部カバーにより覆われているが、ここでは、それらの化粧パネル等の図示および説明は省略してある。
【0042】
この実施形態は、以上のような構成としてあるので、間仕切パネル1、1の前面および後面に天板2を取付けて構成した間仕切構成体の基本構成の一方の側端に、側部パネル3を連結し、それにディスプレイ4を取付けるだけで、「テレビ会議用什器」として使用することができ、また基本構成の他方の側端に間仕切パネル1および天板2を順次連結することにより、テレビ会議に参加する人数に合わせて、席を適宜増設することができ、テレビ会議用什器としての使い勝手がよい。
【0043】
また、側部パネル3等を外して、複数の間仕切パネル1と天板2とを左右方向に連結することにより、「個別作業用什器」に変更することができ、その際の間仕切パネル1の高さを低くすることにより、「打合せ用什器」として使用することができ、さらに、間仕切パネル1から天板2を外すことにより、「間仕切用什器」に変更することができ、「テレビ会議用什器」としてだけでなく、多目的に利用することができる。
【0044】
さらに、間仕切パネル1における側部パネル3と反対側の側端に、側部天板5を簡単かつ安定よく取付けることができ、間仕切パネル1の一方の側端に設けた側部パネル3と合わせて、「テレビ会議用什器」としての使い勝手をよりよくすることができる。
【0045】
本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で、例えば次のような変形した態様での実施が可能である。
(1) 各天板2を、間仕切パネル1の前後面に設けたブラケット(図示略)等により、間仕切パネル1に直接取付ける。
(2) 間仕切パネル1、1の高さを、すべての天板2および側部天板5の高さと同一とし、間仕切パネル1、1の上端面を、すべての天板2および側部天板5の上面と整合させる。
(3) 間仕切パネル1、1の高さを、すべての天板2および側部天板5の高さより高く、かつディスプレイ4の下端より低くし、すべての天板2および側部天板5より上方に突出させる。
(4) 間仕切パネル1の一方の側端部に、天板2の高さより高寸とした前後方向を向く側部パネル3の中間部を、その内側面が天板2の側端面に近接するようにして取付ける。すなわち、間仕切パネル1の一方の側端部に、側部パネル3の中間部を、わずかに離間させて取り付ける。
(5) 複数の側部パネル3を前後方向に並べて結合し、その結合部分に跨るように、互いに隣接する側部パネル3、3の内側面に、間仕切パネル1の一方の側端部を取付ける。
【符号の説明】
【0046】
1 間仕切パネル
2 天板
3 側部パネル
4 ディスプレイ
5 側部天板
6 あり溝
6a開口部
6b奥部
7 枠体
7aレール部
8 パネル
9 アジャスタボルト
10 あり溝
10a開口部
10b奥部
11 枠体
11aレール部
12 あり溝
12a開口部
12b奥部
13 中間レール
14、15 パネル
16 アジャスタボルト
17 結合部材
17a、17b 取付片
17c水平片
18 板ナット
19 ボルト
20 鉤形ナット
20aナット本体
20b上向き鉤片
21 帯ブラケット
21a垂下片
21b水平片
22 補強板
23 取付孔
24、25 ボルト
26 中間脚
26a水平腕
27 支持部材
28 アジャスタボルト
29 脚杆
30 下部連結杆
31 側部フレーム
32 支持アーム
32a上面
32b下面
33 フック
34 支持板
35 空所
36 カバー
36a本体部
36b拡幅フランジ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
床面上に立設した左右方向を向く間仕切パネルの前面および後面に天板を取付けて構成した間仕切構成体において、
前記間仕切パネルの一方の側端部に、前記天板の高さより高寸とした前後方向を向く側部パネルの内側面を、その内側面が前記天板の側端面に当接または近接するようにして取付け、かつ前記側部パネルの内側面における前記天板より上方の部分にディスプレイを取付けたことを特徴とする間仕切構成体。
【請求項2】
間仕切パネルの高さを、天板および側部天板の高さと同一か、またはそれより低くした請求項1記載の間仕切構成体。
【請求項3】
側部パネルの前後方向の幅を、前方の天板の前縁から後方の天板の後縁までの距離より大とし、前後の天板の側端面全体が側部パネルにより覆われるようにした請求項1または2記載の間仕切構成体。
【請求項4】
側部パネルの内側面に、前後方向を向くあり溝を設け、このあり溝に係合する係合手段をもって、ディスプレイを側部パネルの内側面に取付けた請求項1〜3のいずれかに記載の間仕切構成体。
【請求項5】
間仕切パネルの他方の側端部に、前方および後方を向く支持部材を取付け、この支持部材の外側面に設けた外側方を向く支持アームにより、側部天板を、前記間仕切パネルの前面または後面に取付けた天板の側端面に当接または近接させて支持させた請求項1〜4のいずれかに記載の間仕切構成体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−100731(P2012−100731A)
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−249439(P2010−249439)
【出願日】平成22年11月8日(2010.11.8)
【出願人】(000000561)株式会社岡村製作所 (1,415)
【Fターム(参考)】