説明

防水構造、及び電子機器

【課題】筐体を構成するケース間の防水構造において、デザインの自由度を向上しながら、簡単な構造で筐体を容易に組み立てるようにする。
【解決手段】第1のケース1と、第2のケース2と、これら第1のケース1及び第2のケース2間の防水部材10と、第1のケース1を覆う第1のカバー3と、第2のケース2を覆う第2のカバー4と、を備え、第1のカバー3と第2のカバー4とで、第1のケース1と第2のケース2とを、その間に防水部材10を挟み込んだ状態で固定する。具体的には、第1のカバー3に、第1のケース1と第2のケース2と防水部材10を挟み込むための挟み込み部31を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、筐体を構成するケース間の防水構造と、その防水構造による筐体を備える電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
複数のケースを組み合わせるものであって、ケース間にパッキンを挟み込んで、外周面に設けた溝に、ステンレスなどの断面コの字型の止め具を嵌めて水漏れを防ぐようにした技術がある(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平7−51673号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1によれば、断面コの字型の止め具で嵌め込んでいるが、止め具が剥き出しになっていると、デザイン上の制約となる。
従って、デザイン自由度を向上するため、止め具を覆う外観部品となるカバーが別部品として必要であり、また、その取り付けは別工程で行う必要もあった。
【0004】
本発明の課題は、筐体を構成するケース間の防水構造において、デザインの自由度を向上しながら、簡単な構造で筐体を容易に組み立てるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、第1のケースと、第2のケースと、前記第1のケース及び第2のケース間の防水部材と、前記第1のケースを覆う第1のカバーと、前記第2のケースを覆う第2のカバーと、を備え、前記第1のカバーと前記第2のカバーとで、前記第1のケースと前記第2のケースとを、その間に前記防水部材を挟み込んだ状態で固定する防水構造を特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の防水構造であって、前記第1のカバーに、前記第1のケースと前記第2のケースと前記防水部材を挟み込むための挟み込み部を設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の防水構造であって、前記第2のケースと前記第1のカバーに、互いに係合する係合部を設けたことを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の防水構造であって、前記挟み込み部の内部に補強部材を設けたことを特徴とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、請求項2から4のいずれか一項に記載の防水構造であって、前記第1のカバーの前記挟み込み部の外側に、当該挟み込み部を撓ませ易くする中空部が形成されていることを特徴とする。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項2から5のいずれか一項に記載の防水構造であって、前記第1のカバーのコーナー部に、前記挟み込み部を撓ませ易くするためのスリットが形成されていることを特徴とする。
【0011】
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の防水構造であって、前記第2のカバーは、前記第2のケースに対し係合して固定されることを特徴とする。
【0012】
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の防水構造であって、前記第2のカバーは、前記第2のケースに対しネジ止めして固定されることを特徴とする。
【0013】
請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれか一項に記載の防水構造であって、前記第1のケースと前記第2のケースとの間が挟み込まれない部分において、前記第1のケースと前記第2のケースと前記第1のカバーと前記第2のカバーとが別部材により挟み込んで防水されることを特徴とする。
【0014】
請求項10に記載の発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載の防水構造による筐体を備える電子機器を特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、デザインの自由度を向上しつつ、簡単な構造で防水筐体を容易に組み立てることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
図1は本発明を適用した電子機器の一実施形態の構成として防水型ミュージックプレイヤーを示したもので、図2はその筐体の分解状態を示したものであり、1は第1のケース、2は第2のケース、3は第1のカバー、4は第2のカバー、5は表示装置、6は回路基板、7は操作キー、8は防水コネクタ、9はエンドキャップである。
【0017】
図示例において、防水型ミュージックプレイヤーの筐体は、上下対をなす第1のケース1と第2のケース2とから構成され、その第1のケース1を覆う第1のカバー3と、第2のケース2を覆う第2のカバー4と、が備えられている。そして、第1のケース1及び第2のケース2間の内部に表示装置5及び回路基板6等が組み込まれ、第1のケース1上に設けた操作キー7が第1のカバー3上に露出している。
【0018】
以上において、第1のケース1及び第2のケース2の周囲間に防水部材10(図3参照)が設けられている。そして、第1のカバー3と第2のカバー4とで、第1のケース1と第2のケース2とを、その間に防水部材10を挟み込んだ状態で固定する防水構造となっている。
【0019】
また、第1のケース1及び第2のケース2の長手方向一端部内に防水コネクタ8が設けられ、この防水コネクタ8側の筐体端部は、防水部材10が存在しない部分となっていて、第1のケース1と第2のケース2と第1のカバー3と第2のカバー4とが別部材のエンドキャップ9により挟み込まれた防水構造とされている。
【0020】
(実施形態1)
図3は実施形態1の筐体防水構造部を示したもので、第1のケース1の下面周囲に沿ってゴムパッキン等の防水部材10が一体成形されている。また、第2のケース2の周囲には、防水部材10に下方から圧接する突出片21が一体成形されている。なお、第1のケース1には、表示装置5の画面に対応する表示窓11が防水枠12を介して一体に取り付けられている。
【0021】
そして、第1のケース1上に重ねられる第1のカバー3の周囲内面には、第1のケース1の周囲と、第2のケース2の周囲の突出片21とを、その間に防水部材10を挟み込んだ状態で固定する溝形状による挟み込み部31が形成されている。なお、第1のカバー3の周囲下部には、その内側面に沿って下方への延出片32が形成されている。また、第2のカバー4の周囲上面には、その外側面に沿って上方への延出片42が形成されている。
【0022】
筐体の組み立ては、先ず、第1のケース1及び第2のケース2間の内部に表示装置5及び回路基板6等を組み込んで、第1のケース1上に操作キー7を重ねてから、第1のケース1上に第1のカバー3を重ねて、第2のケース2下に第2のカバー4を重ねる。そして、第1のケース1の周囲と、第2のケース2の周囲の突出片21とを、その間に防水部材10を挟み込んで圧縮した状態で、第1のカバー3内部の挟み込み部31に嵌め込む。
【0023】
このとき、第1のカバー3の周囲は、図3に矢印で示したように、その成形樹脂の弾性により横方向に可動となっているため、第1のケース1周囲と第2のケース2周囲の突出片21との挟み込み部31への嵌め込みは容易になされる。
【0024】
そして、第1のカバー3の周囲下部の内側面に沿った下方への延出片32に対し、第2のカバー4の周囲上面の外側面に沿った上方への延出片42が外側に位置しているため、挟み込み部31が開かないで、第1のケース1周囲と第2のケース2周囲の突出片21とが外れない外れ防止構造となっている。
【0025】
図4は筐体コーナー部を示したもので、第1のカバー3のコーナー部外側面には、第1のケース1周囲と第2のケース2周囲の突出片21を挟み込み部31に嵌め込む際の抵抗を軽減して、当該挟み込み部31を撓ませ易くするため、コーナー部の左右両側に対をなすスリット33が形成されている。
【0026】
また、第2のカバー4は、図1及び図2に示すように、第2のケース2の下面に4本のネジで固定される。
【0027】
そして、第1のケース1及び第2のケース2の長手方向一端部内に防水コネクタ8が設けられて、挟み込み部が存在しない部分となっている筐体端部には、前述したように、第1のケース1と第2のケース2と第1のカバー3と第2のカバー4とがエンドキャップ9により挟み込まれている。このエンドキャップ9は、図1及び図2に示すように、第2のケース2の端面に2本のネジで固定された防水構造となっている。
【0028】
以上、実施形態の筐体防水構造によれば、第1のカバー3と第2のカバー4とで、第1のケース1と第2のケース2とを、その間に防水部材10を挟み込んだ状態で固定し、すなわち、第1のケース1周囲と第2のケース2周囲の突出片21とを、その間に防水部材10を挟み込んで圧縮した状態で、第1のカバー3内部の挟み込み部31に嵌め込むため、デザインの自由度を向上しつつ、簡単な構造により防水筐体を容易に組み立てることができる。
【0029】
なお、以上の実施形態では、筐体の一端部をエンドキャップ9による挟み込み防水構造としたが、筐体の全周を防水部材10の圧縮固定による防水構造としても良い。
また、実施形態では、第1のケース1に防水部材10を一体成形したが、防水部材10を第2のケース2に一体成形しても良く、あるいは、防水部材10を別体として設けても良い。
【0030】
(実施形態2)
図5は実施形態2の筐体防水構造部を示すもので、前述した実施形態1の図3と同様、1は第1のケース、2は第2のケース、3は第1のカバー、4は第2のカバー、21は突出片、31は挟み込み部、32は延出片、42は延出片であって、23は係合凹部、43は係合突部である。
【0031】
すなわち、実施形態2は、図示のように、前述した実施形態1の図3と同様の構成に加え、第2のケース2の外側面に、第2のカバー4の内側面と対応する係合突部23を一体成形する一方、第2のカバー4の内側面には、第2のケース2外側面の係合突部23と対応する係合凹部43を形成している。なお、係合突部23は、係合凹部43と係合する際のガイド機能を果たす下側向きの傾斜面23aを有している。また、係合凹部43は、係合突部23の傾斜面23aに対応する傾斜面43aを有している。
【0032】
以上の第2のカバー4を第2のケース2に装着する際、第2のカバー4の内側面は、第2のケース2外側面の係合突部23の下側向きの傾斜面23aによってガイドされて、係合突部23と係合凹部43とが互いに係合する。従って、第2のケース2の上方への浮きが防止できるとともに、第2のカバー4の外れを防止して、第1のカバー3の挟み込み部31の開きも防止できる。
【0033】
(実施形態3)
図6は実施形態3の筐体防水構造部を示すもので、前述した実施形態2(図5)と同様、1は第1のケース、2は第2のケース、3は第1のカバー、4は第2のカバー、21は突出片、23は係合凹部、23aは傾斜面、31は挟み込み部、32は延出片、42は延出片、43は係合突部、43aは傾斜面であって、21aは傾斜面、31aは傾斜面である。
【0034】
すなわち、実施形態3は、図示のように、前述した実施形態2(図5)と同様の構成に加え、第1のカバー3の挟み込み部31の下面を奥側が低くなる傾斜面31aに形成して、第2のケース2の突出片21の下面を、挟み込み部31の傾斜面31aに対応する傾斜面21aに形成している。
【0035】
従って、第1のカバー3の挟み込み部31において、その奥側が低くなる傾斜面31aに、第2のケース2の突出片21の傾斜面21aが重なって食い込むように係合するため、挟み込み部31からの突出片21の外れを防止できる。
【0036】
(実施形態4)
図7は実施形態4の筐体防水構造部を示すもので、前述した実施形態2(図5)と同様、1は第1のケース、2は第2のケース、3は第1のカバー、4は第2のカバー、21は突出片、23は係合凹部、23aは傾斜面、31は挟み込み部、32は延出片、42は延出片、43は係合突部、43aは傾斜面であって、24は係合突起、34は係合孔である。
【0037】
すなわち、実施形態4は、図示のように、前述した実施形態2(図5)と同様の構成に加え、第1のカバー3の挟み込み部31より下側に内外を貫通する係合孔34を形成して、第2のケース2の突出片21より下側に、係合孔34の位置に対応する係合突起24を形成している。この係合突起24は、先端にフック状の爪部24aを有しており、係合孔34の手前側には、爪部24aの抜けを阻止する爪部34aが形成されている。
【0038】
以上の第1のカバー3を装着する際、第1のケース1周囲と第2のケース2周囲の突出片21を、その間に防水部材10を挟み込んで圧縮した状態で、第1のカバー3内部の挟み込み部31に嵌め込むと同時に、係合突起24を係合孔34に挿入する。これにより、係合突起24先端の爪部24aが、係合孔34手前側の爪部34aに係合する。
【0039】
従って、係合孔34手前側の爪部34aにより係合突起24先端の爪部24aの抜けを防止して、挟み込み部31からの突出片21の外れを防止できる。
【0040】
(実施形態5)
図8は実施形態5の筐体防水構造部を示すもので、前述した実施形態2(図5)と同様、1は第1のケース、2は第2のケース、3は第1のカバー、4は第2のカバー、21は突出片、23は係合凹部、23aは傾斜面、31は挟み込み部、32は延出片、42は延出片、43は係合突部、43aは傾斜面であって、35は補強部材である。
【0041】
すなわち、実施形態5は、図示のように、前述した実施形態2(図5)と同様の構成に加え、第1のカバー3の挟み込み部31に、その剛性・強度の向上のために金属等による断面コ字型の補強部材35を組み込んだものである。
【0042】
従って、第1のカバー3内部の挟み込み部31に組み込んだ補強部材35により、第1のケース1周囲と第2のケース2周囲の突出片21をその間に防水部材10を挟み込んで圧縮した状態で嵌め込んで、剛性・強度を向上させて保持することができる
【0043】
図9は基本形状を示す。カバーの素材弾性を利用し、組み付けを行う。
【0044】
(変形例)
図10は図9の変形例を示すもので、図示のように、挟み込み部31の外側に、肉抜き部36を等間隔等で一体成形している。
【0045】
図11は同じく他の変形例を示すもので、図示のように、挟み込み部31の外側に、肉抜き部36と外側とを貫通する水抜き孔38を形成している。このように、肉抜き部36に水抜き孔38を設けても良い。
【0046】
図12は筐体コーナー部の変形例を示すもので、第1のカバー3のコーナー部において、前述した実施形態1の図4と同様に、対をなすスリット33を形成した上で、コーナー部の挟み込み部31及び延出片32を削除している。このように、第1のカバー3のコーナー部において、挟み込み部31及び延出片32を削除しても良い。
【0047】
(他の変形例)
なお、以上の実施形態においては、防水型ミュージックプレイヤーとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、携帯電話、カメラ、PDA、ノートパソコン、ウェアラブルパソコン、電卓、電子辞書など、防水構造を備えた電子機器すべてに用いることができる。
また、挟み込み部、係合部、補強部材、スリットの形状等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明を適用した電子機器の一実施形態の構成を示すもので、防水型ミュージックプレイヤーを正面側から見た斜視図(a)、及び背面側から見た斜視図(b)である。
【図2】図1の筐体の分解斜視図である。
【図3】実施形態1の筐体防水構造部を拡大して示した断面図である。
【図4】図1の筐体コーナー部を示した拡大図である。
【図5】実施形態2の筐体防水構造部を示す断面図である。
【図6】実施形態3の筐体防水構造部を示す断面図である。
【図7】実施形態4の筐体防水構造部を示す断面図である。
【図8】実施形態5の筐体防水構造部を示す断面図である。
【図9】第1のカバーの挟み込み部外側の中空部構造を示す斜視図である。
【図10】同じく中空部構造の変形例を示す斜視図である。
【図11】同じく中空部構造の他の変形例を示す斜視図である。
【図12】筐体コーナー部の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0049】
1 第1のケース
2 第2のケース
3 第1のカバー
4 第2のカバー
10 防水部材
11 表示窓
12 防水枠
21 突出片
21a 係合部
23 係合部
24 係合部
31 挟み込み部
31a 係合部
32 延出片
33 スリット
34 係合部
35 補強部材
36 中空部
38 水抜き孔
42 延出片
43 係合部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のケースと、第2のケースと、前記第1のケース及び第2のケース間の防水部材と、前記第1のケースを覆う第1のカバーと、前記第2のケースを覆う第2のカバーと、を備え、
前記第1のカバーと前記第2のカバーとで、前記第1のケースと前記第2のケースとを、その間に前記防水部材を挟み込んだ状態で固定することを特徴とする防水構造。
【請求項2】
前記第1のカバーに、前記第1のケースと前記第2のケースと前記防水部材を挟み込むための挟み込み部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の防水構造。
【請求項3】
前記第2のケースと前記第1のカバーに、互いに係合する係合部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の防水構造。
【請求項4】
前記挟み込み部の内部に補強部材を設けたことを特徴とする請求項2または3に記載の防水構造。
【請求項5】
前記第1のカバーの前記挟み込み部の外側に、当該挟み込み部を撓ませ易くする中空部が形成されていることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の防水構造。
【請求項6】
前記第1のカバーのコーナー部に、前記挟み込み部を撓ませ易くするためのスリットが形成されていることを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の防水構造。
【請求項7】
前記第2のカバーは、前記第2のケースに対し係合して固定されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の防水構造。
【請求項8】
前記第2のカバーは、前記第2のケースに対しネジ止めして固定されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の防水構造。
【請求項9】
前記第1のケースと前記第2のケースとの間が挟み込まれない部分において、前記第1のケースと前記第2のケースと前記第1のカバーと前記第2のカバーとが別部材により挟み込んで防水されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の防水構造。
【請求項10】
請求項1から9のいずれか一項に記載の防水構造による筐体を備えることを特徴とする電子機器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate


【公開番号】特開2010−50306(P2010−50306A)
【公開日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−213677(P2008−213677)
【出願日】平成20年8月22日(2008.8.22)
【出願人】(504149100)株式会社カシオ日立モバイルコミュニケーションズ (893)
【Fターム(参考)】