説明

除草剤の塗布装置

【課題】対象雑草の茎葉のみに除草剤を塗布し、近接する有用作物への被曝を防止するとともに、作業の安全性確保と迅速化を図る除草剤の塗布装置を提供する。
【解決手段】上アゴ6aと下アゴ6bは、アゴ両側面に設けたアゴ支点6cの穴に支点ピンを通して開閉自由に設けられ、ポンプ本体8は、上アゴ6aの中寄り両側面に設けたポンプ支点8a用の穴に支点ピンにて左右揺動自由に取り付けられ、プランジャ8bは、下アゴ6bの中寄り両側面に設けたプランジャ8b支点の穴に支点ピンにて左右揺動自由に取り付けられ、上アゴ6aと下アゴ6bのアゴ支点6cから遠い側の先端に、上下それぞれが向き合う面に、除草剤の塗布体5である上スポンジ5a及び下スポンジ5bと、針4が設けられ、上下アゴ6a、6bの他端のバネ掛け穴に設けられた引っ張りバネ9により上アゴ6aと下アゴ6bとは常に開く方向に付勢されている構成とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は畑作地の作物や庭園の樹木などに近接する雑草に除草剤を用いて除去するための除草剤の塗布装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の雑草駆除方法としては、手で引抜いたり、鎌や刈り払い機を利用して刈り取る方法と、噴霧器を用いて除草剤を雑草の茎葉に散布する方法が一般的である。
【0003】
特許文献1には装置に組み込まれた薬液タンクから塗布用ローラに滴下された除草剤を雑草上に直接塗布するローラ器具について記載されている。
また、特許文献2には装置に組み込まれた往復動ポンプにより除草剤を供給された2本のローラにより雑草を挟んで除草剤を直接塗布するローラ器具ついて記載されている。
【0004】
【特許文献1】特開平11−220994号公報
【特許文献2】特開2007−117010号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の人力による除去方法では、時間がかかるとともに、腰をかがめての作業など作業者の肉体的負担が大きい。噴霧器を用いて除草剤を散布する方法では、除草しようとする雑草以外にその周辺、特に近接する有用作物や樹木にも除草剤がかかってしまうおそれがあり、また散布作業者も被曝するおそれがある。
【0006】
また、これら従来の方法の問題点を解決して、選択的に雑草のみに除草剤を塗布するべく、特許文献1及び2のようにローラを用いる方法、あるいはスティック状やモップ状の塗布装置を用いる方法も試行されている。しかし、これらにも塗布量のコントロールや、有用作物への付着対策が十分になされていないという問題や、薬品によっては葉や茎の表面への塗付のみでは雑草に十分浸透しないという問題があった。
【0007】
このように除草剤による方法では有用作物に悪影響が出ること、またその対策も確立していないことから、例えば大豆の農場においては、毎年夏の盛りに人力による雑草の駆除を行わざるをえないケースがある。この場合、雑草駆除は茎から上を切断するのみではすぐにまた生えてきてしまうため、根っこから引き抜かねばならず、大変な重労働となっている。作物も雑草も背丈が高く1m以上にも達するため、暑さと疲労のため作業中に倒れてしまうと発見が困難で、重大な事態になるおそれもある。
【0008】
本発明は上記問題点を解決して、除草剤を用いて雑草を枯死させる場合に、対象雑草の茎葉のみに除草剤を塗布し、近接する有用作物への被曝を防止するとともに、作業の安全性確保と迅速化を図る除草剤の塗布装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために請求項1の発明は、上アゴと下アゴが支点で結合されたワニ口状の開閉自由な塗布器と、携行可能な薬液ボトルと、前記塗布器に前記薬液ボトルから薬液を供給するホースとを備え、前記上アゴと下アゴの先端には各々薬液を滞留させる塗布体が設けられており、前記塗布器は、前記上アゴと下アゴの開閉動作に連動する往復動ポンプを備え、前記薬液ボトル内の薬液を前記ホースにて吸入し、前記上アゴと下アゴの各々の塗布体に前記薬液の供給を行い、前記塗布体の一部には針または刃が設けられており、前記塗布体で挟み込んだ茎葉に穴を開け、または傷をつけることを特徴とする。これにより、雑草のみに直接薬液を塗布することができ、また、除草作業の負荷軽減が図れるとともに、作業者の安全が確保でき、さらに近隣への被害や環境汚染を防止することができる。
請求項2の発明は、さらに、前記塗布器は、前記上アゴと下アゴの開閉ストロークを制御する調量金具を備えることを特徴とする。これにより、1回のストロークによる送液量を調節することができる。
請求項3の発明は、さらに、前記薬液ボトルは吸入管、吸液ホース取付け金具、空気抜きを備えることを特徴とする。これにより、薬液ボトルの薬液残量によらず安定した薬液の供給を行うことができる。
請求項4の発明は、さらに、前記吸液ホース取付け金具と前記空気抜き口には薬液流出防止弁が設けられていることを特徴とする。これにより、吸液ホース取付金具を取り外しているときに薬液ボトルが転倒した場合、薬液ボトル内の薬液が吸液ホース内に漏れ出したり、空気抜きから外部に漏れ出すのを防止することができる。
【発明の効果】
【0010】
以上説明したように、本発明の除草剤の塗布装置は、雑草の茎葉の一部を塗布器で挟み除草剤を塗布することにより、有用植物に除草剤を接触させることなく雑草を枯死させることができる。
また、本発明の除草剤の塗布装置により、除草作業の負荷軽減が図れるとともに、作業者の安全が確保でき、さらに近隣への被害や環境汚染を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下に、本発明の除草剤の塗布装置の実施形態について図面に基づいて説明する。
本実施形態は図4の塗布作業の説明図に示すように、塗布器1と薬液ボトル3及び吸液ホース2aより構成される。まず、塗布器1の構成及び機能について説明する。なお、本発明の塗布装置で使用する除草剤は液状であるため、以下の説明で薬液とも記す。
【0012】
図1は本実施形態の塗布器の概観図である。
上アゴ6aと下アゴ6bは、アゴ両側面に設けたアゴ支点6cの穴に支点ピンを通して開閉自由に設けられている。ポンプ本体8は、上アゴ6aの中寄り両側面に設けたポンプ支点8a用の穴に支点ピンにて左右揺動自由に取り付けられている。プランジャ8bは、下アゴ6bの中寄り両側面に設けたプランジャ8b支点の穴に支点ピンにて左右揺動自由に取り付けられている。
【0013】
上アゴ6aと下アゴ6bのアゴ支点6cから遠い側の先端に、上下それぞれが向き合う面に、塗布体5である上スポンジ5a及び下スポンジ5bが設けられている。塗布体5はスポンジに限らず、不織布など薬剤を滞留することのできる柔軟な材質のものであればよい。また、上アゴ6aと下アゴ6bの他端のバネ掛け穴に設けられた引っ張りバネ9により上アゴ6aと下アゴ6bとは常に開く方向に付勢されている。
【0014】
上アゴ6aの塗布体5には、針4が設けられており、この針4により上下アゴ6bで挟んだ雑草の茎葉に穴をあける。この穴から薬液が雑草の内部に入り込むことで除草効果を高めることができる。上アゴ6aの塗布体5に隣接して送液ホース2bを固定するホース固定金具7が設けられており、ポンプ8から送られてきた薬液は塗布体5に送り込まれる。針4の替わりに刃物を設け、雑草の茎葉を挟んだときにキズをつけるようにしてもよい。
【0015】
調量金具10は中空円柱の外ネジ金具10aと内ネジ金具10bで構成され、互いにネジ込むことにより全長が変化する構造である。上アゴ6aと下アゴ6bに架設された引っ張りバネ9を中空に入れ、外ネジ金具10aの一端が上アゴ6aに接し、内ネジ金具10bの他端が下アゴ6bに接する。ネジの締め込みにより、上アゴ6aと下アゴ6bの開閉ストロークを変化させて、プランジャポンプのプランジャストロークを制御することで任意の送液量に調整する。
【0016】
次に、図2でポンプ8の構成及び機能について説明する。
ポンプ支点8a、シリンダ8d、プランジャ8b、プランジャ支点8cが一直線上に設けられている。プランジャパッキン8jはグランド8iによりポンプ本体8に装着されている。
【0017】
シリンダ8dの左右の一端には吸液室が設けられており、吸液弁8eと吸液バネ8gが配設され、吸液ホース2aが接続されており、吸液ホース2aの他端は薬液ボトル3に接続されている。シリンダ8dの左右の他端には送液室が設けられており、送液弁8fと送液バネ8hが配設され、送液ホース2bが接続されており、送液ホース2bの他端は上アゴ6aの上スポンジ5aに接する位置にホース固定金具7により固定されている。
【0018】
上アゴ6aと下アゴ6bを手で握って閉じ、上スポンジ5aと下スポンジ5bとを接触させることにより、ポンプ支点8aとプランジャ支点8cが近接し、シリンダ8d内の薬液がプランジャ8bにより押し出され、送液弁8fを押し開けて送液ホース2b側に送液される。握りを緩めると、伸ばされたバネ9の復元力により、上アゴ6aと下アゴ6bは開いてもとの開度に戻り、ポンプ支点8aとプランジャ支点8cが離隔し、吸液ホース2a側の薬液がプランジャ8bにより吸い込まれ、吸液弁8eを押し開けてシリンダ8d内に吸液される。
【0019】
ポンプ支点8aは上アゴ6aのポンプ支点8a用の穴にピンで左右揺動自由に取り付けられている。プランジャ支点8cは下アゴ6bのプランジャ支点8c用の穴にピンで左右揺動自由に取り付けられている。上述のように、上アゴ6aと下アゴ6bの作動距離の変化させることで、プランジャストロークを変化させ、送液量を調整する。
【0020】
次に、図3で薬液ボトル3の構成及び機能について説明する。
薬液ボトル3は薬液の原液または希釈された薬液が携行可能な大きさであって、上部にネジが設けられている。このネジにキャップ3mが嵌合し、パッキン3nにより液モレを防止している。
【0021】
キャップ3mの平面部には吸液金具3lを取り付ける穴が設けられている。吸液金具3lの下部には、ナット3pでキャップ3mを挟み込むことにより吸液金具3lをキャップ3mに固定するネジが設けられている。
【0022】
吸液金具3lの中央部には空気穴3kが設けられており、薬液ボトル3内の薬液が減少するにつれ空気を供給し、ボトル内の圧力を大気圧に保つ。吸液金具3lの上部には、液漏れ防止金具2jを止めるネジが設けられている。
【0023】
吸液金具3lの中心部を通って下部方向には吸液菅3cが設けられている。吸液菅3cは、薬液ボトル3にキャップ3mを締めこんだときにボトルの底から薬液が吸入可能な長さに調節されており、薬液残量が少なくなった場合でも空気混入を抑え、ポンプ送液量を一定に保つ。
【0024】
空気穴用弁3qは、ゴムなどの柔軟な素材で構成されており、内径を吸液菅3c外径よりやや小さくし、挿入した場合に抜け落ちないよう密着する径となっている。
空気穴用弁3q吸液金具3lの下端面に密着させて取り付けられ、ボトルが転倒した場合に薬液が空気穴3kからこぼれないようにする。
【0025】
また、空気穴用弁3qはポンプ8が作動し、吸液されてボトル内が負圧になった時には弾力により内径側が下側に反り、吸液管3cの外壁との間に隙間を生じさせ、空気穴3kからボトル内に空気が送り込まれる。
【0026】
液モレ防止金具3jは、吸液金具3l上部に取り付けられており、その内壁には弁座3gが設けられている。液モレ防止金具3jの上部外周には吸液ホース取付け金具3eがネジにより取り付けられている。液モレ防止金具3jの内部にはバネ3iがセットされており、バネ3iの下端は吸液金具3lの上端面に接し、バネ3iの上端はボール3hに接している。ポンプ8不使用時は吸液ホース取付け金具3eが取り外された状態となるが、その際はバネ3iによりボール3hが弁座3gに押し付けられ、薬液ボトル3が転倒しても薬液がこぼれないように密封される。
【0027】
吸液ホース取付け金具3eは、ホース芯3d、袋ナット3v、押し棒3fで構成されている。ホース芯3dの上端には、他端がポンプ本体8の吸液側に接続された吸液ホース2aが挿入されている。ホース芯3dの下端には押し棒3fが設けられており、ポンプ8使用時は吸液ホース取付け金具3eを液モレ防止金具3jにねじ込むことにより、押し棒3fの先端がボール3hを押し、ボール3hと弁座3gの間に隙間をつけて吸液ホース2aと薬液ボトル3とを連通させ、ポンプ8により薬液の吸入、塗布が可能な状態となる。なお、この使用状態で薬液ボトル3が転倒した場合でも、プランジャ8bを駆動させない限り吸液弁8e及び送液弁8fが閉じているため薬液がこぼれることはない。
【0028】
薬液ボトル3の携行用のザック3tには、肩から吊り下げたりするための吊り金具3rと、腰に止めるためのバンド通し3sが設けられている。
【0029】
図4で塗布作業の手順を説明する。
作業者は薬液ボトル3の吊り下げバンド3uを肩に掛け、塗布器1の上アゴ6aを親指で、下アゴ6bを4指で支え持つ。塗布しようとする雑草の葉または茎を上アゴ6aと下アゴ6bで挟み込むと、同時にポンプ8が作動して上アゴ6aに設けた上スポンジ5aに薬液が供給される。
【0030】
挟み込まれた葉は上アゴ6aに設けた針4により一部を傷つけられ、穴が開くと同時に、塗布体5の薬液が葉に付着する。塗布された除草剤はその成分である界面活性剤の働きにより、葉の内部に浸透し、雑草体内へ移行し、茎を通って根部へ到達し、雑草を枯死させるが、雑草の一部を傷つけることにより、体内へ有効成分を素早く効率よく吸収させ殺草力を最大化させる。
【0031】
図5で塗布作用をさらに詳しく説明する。
上アゴ6aと下アゴ6bを手で握りこむことによりポンプが作動し、薬液が上アゴ6aの上スポンジ5aに供給されるが、供給量は雑草の種類や草丈、あるいは薬剤の希釈度により調整する必要がある。本実施形態の塗布器1では、上アゴ6aと下アゴ6bの開く距離によりポンププランジャ8bのストロークを変化させて供給量を調整する。すなわち、上アゴ6aと下アゴ6bの開く距離Hをアゴ支点6cと反対側の調量金具10の長さLにより調整する。Lを短く設定するほどHは大きくなり、ポンププランジャ8bのストロークが大きくなるため、ストローク1回当たりの送液量が増大する。
【0032】
調量金具10の内側には上アゴ6aと下アゴ6bに支点を持つ引っ張りバネ9が設けられており、上アゴ6aの後端部と下アゴ6bの後端部の距離は、常に調量金具10の長さLに保たれている。調量金具10の長さLは、外ネジ金具10aと内ネジ金具10bを回転させることにより調整される。
【0033】
上アゴ6aと下アゴ6bで雑草の葉を挟み込むと、上アゴ6aに設けた針4により葉の一部に穴が開く。上アゴ6aの上スポンジ5aに供給された薬液は葉の表面に付着するとともに葉の傷口にも付着し、さらに破れた葉の穴より下アゴ6bの下スポンジ5bに達し、葉の裏面に付着する。
【0034】
以上説明した本発明の除草剤の塗布装置には、グリホサート、グルホシネート、ビアラホス、パラコート等及びそれらを含む除草剤に代表される非選択性(全ての雑草を枯らす)の茎葉処理型除草剤が好適に用いられる。
【0035】
また、本発明の除草剤の塗布装置は、有用植物と雑草が近接混在している場合でも、雑草の大小に関わらず茎葉の一部を塗布器で挟み除草剤を塗布することにより、有用植物に除草剤を接触させることなく雑草を枯死させることができる。
さらに、本発明の除草剤の塗布装置により、除草作業時間の短縮、労力の軽減が図れるとともに、薬剤を霧化散布しないためにドリフトによる被曝を防止して作業者の安全が確保でき、さらに近隣への被害や環境汚染を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の塗布装置の一実施形態を示す塗布器の概観図である。
【図2】本実施形態のプランジャポンプを示す断面図である。
【図3】本実施形態の薬液ボトルを示す断面図である。
【図4】本実施形態の塗布装置を使用した塗布作業の説明図である。
【図5】本実施形態の塗布器による塗布操作の説明図である。
【符号の説明】
【0037】
1 塗布器
2a 吸液ホース
2b 送液ホース
3 薬液ボトル
3c 吸液管
3d ホース芯
3e 吸液ホース取付け金具
3f 押し棒
3g 弁座
3h ボール
3i バネ
3j 液モレ防止金具
3k 空気穴
3l 吸液金具
3m キャップ
3n パッキン
3p ナット
3q 空気穴用弁
3r 吊り金具
3s バンド通し
3t ザック
3u バンド
3v 袋ナット
4 針
5 塗布体
5a 上スポンジ
5b 下スポンジ
6a 上アゴ
6b 下アゴ
6c アゴ支点
7 ホース固定金具
8 ポンプ本体
8a ポンプ支点
8b プランジャ
8c プランジャ支点
8d シリンダ
8e 吸液弁
8f 送液弁
8g 吸液バネ
8h 送液バネ
8i グランド
8j プランジャパッキン
9 バネ
10 調量金具
10a 外ネジ金具
10b 内ネジ金具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上アゴと下アゴが支点で結合されたワニ口状の開閉自由な塗布器と、
携行可能な薬液ボトルと、
前記塗布器に前記薬液ボトルから薬液を供給するホースと、を備え、
前記上アゴと下アゴの先端には各々薬液を滞留させる塗布体が設けられており、
前記塗布器は、前記上アゴと下アゴの開閉動作に連動する往復動ポンプを備え、前記薬液ボトル内の薬液を前記ホースにて吸入し、前記上アゴと下アゴの各々の塗布体に前記薬液の供給を行い、
前記塗布体の一部には針または刃が設けられており、前記塗布体で挟み込んだ茎葉に穴を開け、または傷をつける、
ことを特徴とする除草剤の塗布装置。
【請求項2】
前記塗布器は、前記上アゴと下アゴの開閉ストロークを制御する調量金具を備える、請求項1に記載の除草剤の塗布装置。
【請求項3】
前記薬液ボトルは吸入管、吸液ホース取付け金具、空気抜きを備える、請求項1または2に記載の除草剤の塗布装置。
【請求項4】
前記吸液ホース取付け金具と前記空気抜き口には薬液流出防止弁が設けられている、請求項3に記載の除草剤の塗布装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−11810(P2010−11810A)
【公開日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−175873(P2008−175873)
【出願日】平成20年7月4日(2008.7.4)
【出願人】(503349800)シンジェンタ ジャパン株式会社 (6)
【出願人】(000130710)株式会社サンエー (6)
【出願人】(591074736)宮城県 (60)
【Fターム(参考)】