電子機器
【課題】画像投影を容易に行うことができる電子機器を提供する。
【解決手段】四角形の画像を投影するプロジェクタ投影窓12を備えるカメラ1において、カメラ1の筐体10に取り付け可能なストラップ20を備えている。ストラップ20の中間部を吊り下げ用ピン100に吊り下げ、プロジェクタ投影窓12から投影された画像が水平になるようにした。
【解決手段】四角形の画像を投影するプロジェクタ投影窓12を備えるカメラ1において、カメラ1の筐体10に取り付け可能なストラップ20を備えている。ストラップ20の中間部を吊り下げ用ピン100に吊り下げ、プロジェクタ投影窓12から投影された画像が水平になるようにした。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、小型で携帯性がよく、多くの人が一度に画像を楽しむことが可能なプロジェクタ手段を有するカメラが知られている(下記公報参照)。
【0003】
このカメラのプロジェクタ手段を使用するときには、カメラを例えば机や台の上に置き、壁面やスクリーンに画像を投影する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−250392号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記カメラでは、例えば机等がない屋外や、屋内であっても適当な高さの机等がない場合、カメラを画像投影に適した位置に置くことが難しく、画像投影を容易に行えないことがあった。
【0006】
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は画像投影を容易に行うことができる電子機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、四角形の画像を投影するプロジェクタ投影部を備える電子機器において、前記電子機器の筐体に取り付けられ、前記プロジェクタ投影部から投影された前記画像の左右方向が水平になるように前記筐体を吊り下げるためのひも状部材を備えていることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電子機器において、前記筐体を吊り下げたとき、前記プロジェクタ投影部の射出光軸は、前記ひも状部材に囲まれた平面を含む仮想面にほぼ平行であることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の電子機器において、前記筐体に設けられ、前記ひも状部材の一端が取り付けられる取付部を備え、前記取付部は、前記筐体を吊り下げたとき、四角形の前記プロジェクタ投影部の一辺とほぼ直交するとともに、前記筐体の重心を通る垂直線上にあることを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の電子機器において、前記筐体の左右の角部にそれぞれ設けられた取付部に前記ひも状部材の両端を取り付けて前記筐体を吊り下げたとき、前記ひも状部材の前記筐体を吊下げるための吊下部が前記筐体の重心を通る垂直線上にあることを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載の電子機器において、前記ひも状部材の一端が前記取付部に取り付け可能であることを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項記載の電子機器において、前記取付部は前記筐体内に収納可能であることを特徴とする。
【0013】
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項記載の電子機器において、前記ひも状部材に前記取付部から前記吊下部までの長さを調整する長さ調整部材を設けることを特徴とする。
【0014】
請求項8記載の発明は、請求項7記載の電子機器において、前記吊下部に吊下用孔を設けたことを特徴とする。
【0015】
請求項9記載の発明は、請求項7又は8記載の電子機器において、前記ひも状部材の一端部に前記筐体の凹部又は凸部に係合可能な凸部又は凹部を有する固定部材が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
この発明によれば、画像投影を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係るカメラの正面図である。
【図2】図2はこの発明の第2実施形態に係るカメラの正面図である。
【図3】図3は図2の部分拡大図である。
【図4】図4はこの発明の第3実施形態に係るカメラの正面図である。
【図5】図5はこの発明の第4実施形態に係るカメラの正面図である。
【図6】図6はこの発明の第5実施形態に係るカメラの正面図である。
【図7】図7はこの発明の第6実施形態に係るカメラを縦吊りした状態を示す正面図である。
【図8】図8はカメラを横吊りした状態を示す正面図である。
【図9】図9はこの発明の第7実施形態に係るカメラを斜め後方から見た斜視図である。
【図10】図10はプロジェクタモードで使用している図9のカメラの背面図である。
【図11】図11はプロジェクタモードで使用している図9のカメラの背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1はこの発明の第1実施形態に係るカメラの正面図である。
【0020】
カメラ(電子機器)1の筐体10の正面には、被写体を撮影するための撮影窓11、四角形の画像を投影するプロジェクタ投影窓12、フラッシュ光が射出されるフラッシュ窓13、外部からカメラ1を遠隔操作するためのリモコン信号を受信するリモコン窓14、電源スイッチ15が設けられている。電源スイッチ15はカメラ撮影を行う撮影モード(C)とプロジェクタ投影を行うプロジェクタモード(P)とを切り替えるモード切替スイッチとして機能する。
【0021】
また、筐体10の上面には、レリーズ動作を指示するシャッタボタン16が設けられている。
【0022】
更に、筐体10の両側面(左右の角部)にはストラップ(ひも状部材)20を取り付けるためのストラップ取付部(取付部)30,35がそれぞれ筐体10と一体に形成されている。
【0023】
ストラップ20はひも部21と、ひも部21の両端部に固定部材22を介して取り付けられた吊り環23と、筐体10を吊下げるための吊下げ部25とを備えている。ひも部21の断面形状は矩形である。
【0024】
ひも部21の中間部に設けられた吊下部25を壁(図示せず)に設けられた吊下用ピン100に引っ掛けたとき、吊下部25が筐体10の重心(図示せず)を通る垂直線上に位置する。
【0025】
左右の取付部30,35からプロジェクタ投影窓12までの距離はほぼ等しいるため、吊下部25からストラップ取付部30までの距離と吊下部25からストラップ取付部35までの距離が等しくなるようにストラップ20の吊下部25を吊り下げ用ピン100に引っ掛ければ、筐体10がほぼ水平となる(図1参照)。なお、屋外のように吊下用ピン100を刺す壁がない場合には、ストラップ20を木の枝に引っ掛けたり、筐体10の背面が身体に密着するようにストラップ20を首に掛けたりすればよい。
【0026】
筐体10をほぼ水平にした状態で電源スイッチ15をプロジェクタモード側(P)側へスライドさせてプロジェクタの電源をオンにすると、プロジェクタ投影窓12を介して画像が壁等の投影面に投影される。このとき、壁等に投影された画像は四角形であり、画像の左右は水平になる。
【0027】
なお、画像の投影面は壁面に限られるものではなく、任意の場所や物体を投射面として利用することも可能である。また、距離センサ(図示せず)を用いて投射面までの距離を測定し、投影レンズ(図示せず)の焦点を自動的に調節できるようにすることも可能である。
【0028】
この実施形態によれば、屋外や屋内に関係なく画像投影を容易に行うことができる。
【0029】
図2はこの発明の第2実施形態に係るカメラの正面図、図3は図2の部分拡大図であり、第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0030】
この実施形態はストラップ取付部(取付部)130を筐体110内に収納可能とした点で、第1実施形態と相違する。
【0031】
ストラップ取付部130はF字形であり、その一端部が軸131を中心として矢印で示しように回転可能に支持されている。ストラップ取付部130には90°以上回転しないように回転制限機構(図示せず)が設けられている。ストラップ取付部130は図3に示すように筐体110の収納部111に収納可能である。
【0032】
ストラップ(ひも状部材)120はひも部121と、ひも部121の一端部に固定部材22を介して取り付けられた松葉ひも23とを備えている。
【0033】
松葉ひも23はストラップ取付部35に取り付けられている。ストラップ120の他端が例えば図2に示す位置まで引き出されたストラップ取付部130に引っ掛けられる。
【0034】
カメラ101を持ち運ぶときには、ストラップ120の他端をストラップ取付部130から外してリストストラップとして利用することができ、プロジェクタモードにして画像投影を行うときには、ストラップ120の他端をストラップ取付部130に引っ掛けてストラップ120を筐体110を吊下げるために利用することができる。
【0035】
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、ストラップ120をカメラ1を持ち運ぶときと画像投影を行うときとで容易に使い分けることができる。
【0036】
図4はこの発明の第3実施形態に係るカメラの正面図であり、第2実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0037】
この実施形態はストラップ(ひも状部材)220に長さ調整部材240を設けた点で第2実施形態と相違する。
【0038】
ストラップ220はひも部121と、ひも部121の一端部に固定部材22を介して取り付けられた松葉ひも23と長さ調整部材240とを備えている。
【0039】
長さ調整部材240はひも部121に摺動可能なスライド部241と、スライド部241に一体に設けられ、ピンやフック(図示せず)等に引っ掛ける孔242とを有する。スライド部241はスライドした位置に止まっている。長さ調整部材240が筐体110を吊下げるための吊下部として機能する。長さ調整部材240を摺動させることによって長さ調整部材240からストラップ取付部35までの長さが調整される。なお、孔242に代えて吸盤(図示せず)を採用すればピン(図示せず)のない平坦な壁にもカメラ201を吊下げることができる。
【0040】
ストラップ220としてネックストラップを用いた場合、長さ調整部材240を摺動させて長さ調整部材240からストラップ取付部35までの長さを短くして長さ調整部材240とストラップ取付部35との間のひも部121で形成される輪の大きさを調整することができるので、ストラップ220をリストストラップとしてカメラ201の持ち運びに利用することもできる。
【0041】
この実施形態によれば、第2実施形態と同様の効果を奏するとともに、ストラップ220をネックストラップとしてもリストストラップとしても用いることができる。
【0042】
図5はこの発明の第4実施形態に係るカメラの正面図であり、第2実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0043】
この実施形態は筐体310の一端に設けた軸311と係合可能なフック340をストラップ(ひも状部材)320に設けた点で第2実施形態と相違する。
【0044】
ストラップ320は、ひも部121と、ひも部121の一端部に固定部材22を介して取り付けられた松葉ひも23と、フック340とを備えている。
【0045】
フック340はストラップ320に摺動可能に設けられている。
【0046】
フック340を軸311に引っ掛け、ストラップ320の中間部を図示しない壁に刺されたピン(図示せず)等に引っ掛ければプロジェクタ投影部12から水平方向へ画像投影を行うことができる。また、フック340を軸311から外せば、ストラップ320をカメラ301を持ち運ぶときのリストストラップとして利用することができる。
【0047】
この実施形態によれば、第2実施形態と同様の効果を奏する。
【0048】
図6はこの発明の第5実施形態に係るカメラの正面図であり、第2実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0049】
この実施形態は筐体410の上面に設けたストラップ取付部430にストラップ120を取り付け、筐体410を縦吊りとした点で第2実施形態と相違する。
【0050】
カメラ(電子機器)401の筐体410の正面には、四角形の画像を投影するプロジェクタ投影窓12と電源スイッチ15とが設けられている。トラップ取付部430とプロジェクタ投影窓12とは筐体410の左右方向のほぼ中央に位置する。
【0051】
ストラップ取付部430に取り付けられたストラップ120を壁(図示せず)に刺されたピン100に引っ掛けたとき、筐体410の自重によってピン100とストラップ取付部430とプロジェクタ投影部12とが筐体410の重心を通る垂直線上に位置する。プロジェクタ投影窓12を介して画像を壁等の投影面に投影したとき、投影面に投影された画像は四角形であり、画像の左右方向が水平になる。
【0052】
なお、筐体410を吊り下げたときに垂直線と矩形のプロジェクタ投影窓12の一辺とがほぼ直交するのであれば(プロジェクタ投影窓12の左右方向が水平であれば)、ストラップ取付部430を設ける位置は上面の中央に限られるものではない。したがって、ストラップ取付部430の位置は筐体410の重心位置によって変化する。
【0053】
この実施形態によれば、第2実施形態と同様の効果を奏する。
【0054】
図7はこの発明の第6実施形態に係るカメラを縦吊りした状態を示す正面図、図8は同カメラを横吊りした状態を示す正面図であり、第5実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0055】
この実施形態はストラップ520に長さ調整部材540を設けた点で第5実施形態と相違する。
【0056】
ストラップ520は、ひも部121と、ひも部121の一端部に固定部材522を介して取り付けられた松葉ひも23と、長さ調整部材540とを備えている。
【0057】
長さ調整部材540はひも部121に摺動可能なスライド部541と、スライド部541に一体に設けられ、ピンやフック(図示せず)等に引っ掛ける孔542とを有する。スライド部541はスライドした位置に止まっている。長さ調整部材540が筐体510を吊下げるための吊下部として機能する。長さ調整部材540を摺動させることによって長さ調整部材540からストラップ取付部430までの長さが調整される。
【0058】
固定部材522には、筐体510の凹部511に嵌合可能なピン(凸部)525が設けられている。なお、固定部材522に凹部を設け、筐体510に固定部材522の凹部に嵌合可能な凸部を設けてもよい。ストラップ取付部430とプロジェクタ投影窓12とは筐体510の左右方向のほぼ中央に位置する。
【0059】
第5実施形態と同様にカメラ501を縦吊りにし、ストラップ取付部430に取り付けられたストラップ520の長さ調整部材540の孔542を壁(図示せず)に刺されたピン(図示せず)に引っ掛けたとき、筐体510の自重によって孔542(ピン)とストラップ取付部430とプロジェクタ投影部12とが筐体510の重心を通る垂線上に位置する。プロジェクタ投影窓12を介して画像を壁等の投影面に投影したとき、投影面に投影された画像は四角形であり、画像の左右方向が水平になる。ひも部121に対する長さ調整部材540の位置を変えることによってストラップ取付部430と孔542との間の長さを調整することができるので、投影面上の画像の高さ位置を調整することができる。なお、筐体510を吊下げるとき、孔542ではなく長さ調整部材540の下側をピンに引っ掛けるようにしてもよい。
【0060】
例えばストラップ520としてネックストラップを用いた場合、ひも部121に対する長さ調整部材540の位置を変えてストラップ取付部430と孔542との間の長さを短くすることによってリストストラップとしても用いることができる。
【0061】
図8に示すように、筐体510の凹部511にピン525に嵌合させた後、ストラップ取付部130を引き出し、ストラップ取付部130にストラップ520の一端を引っ掛ければ、カメラ501を横吊りにして画像投影をすることができる。
【0062】
この実施形態によれば、第5実施形態と同様の効果を奏するとともに、ピン525を筐体510の凹部511に嵌合させることによって、ストラップ520がずれ難くなる。
【0063】
図9はこの発明の第7実施形態に係るカメラを斜め後方から見た斜視図、図10、11はプロジェクタモードで使用している図9のカメラの背面図であり、第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0064】
この実施形態はプロジェクタ投影窓12を筐体610の一方の側面に配置した点で第1実施形態と相違する。
【0065】
筐体610の側面に配置されたプロジェクタ投影窓12の射出光軸Lはストラップ620に囲まれた平面を含む仮想面に平行である。
【0066】
ストラップ620は、ひも部121と、ひも部121の一端部に固定部材22を介して取り付けられた松葉ひも23と、ひも部121の他端部に取り付けられたフック340と、ひも部121に摺動可能に取り付けられた長さ調整部材240とを備えている。
【0067】
筐体610の背面には、音声を出力するスピーカ611、画像等を表示するディスプレイ613、入力手段としてのキー614及び音声を取得するマイク615が設けられている。
【0068】
筐体610の上部の左右の角には軸616a,616bが設けられ、一方の軸616aに松葉ひも23が取付けられ、他方の軸616bにフック340が引っ掛けられる。
【0069】
このカメラ601では、ひも部121に対する長さ調整部材240の位置を変えることによって射出光軸Lの向き(仰角)を変えて投射光Rが投射される高さ位置(投影面上の画像の高さ位置)を変えることができる(図10、11参照)。
【0070】
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、投射光Rの仰角の調節を容易に行うことができる。
【符号の説明】
【0071】
1,101,201,301,401,501,601:カメラ(電子機器)、10,110,310,410,510,610:筐体、12:プロジェクタ投影窓(プロジェクタ投影部)、20,120,220,320,520,620:ストラップ(ひも状部材)、25:吊下げ部、30,35、130,430:ストラップ取付部(取付部)、240,540:長さ調整部材、242,542:孔、511:凹部、522:固定部材、525:ピン(凸部)、L:射出光軸。
【技術分野】
【0001】
この発明は電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、小型で携帯性がよく、多くの人が一度に画像を楽しむことが可能なプロジェクタ手段を有するカメラが知られている(下記公報参照)。
【0003】
このカメラのプロジェクタ手段を使用するときには、カメラを例えば机や台の上に置き、壁面やスクリーンに画像を投影する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2005−250392号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記カメラでは、例えば机等がない屋外や、屋内であっても適当な高さの机等がない場合、カメラを画像投影に適した位置に置くことが難しく、画像投影を容易に行えないことがあった。
【0006】
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は画像投影を容易に行うことができる電子機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、四角形の画像を投影するプロジェクタ投影部を備える電子機器において、前記電子機器の筐体に取り付けられ、前記プロジェクタ投影部から投影された前記画像の左右方向が水平になるように前記筐体を吊り下げるためのひも状部材を備えていることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電子機器において、前記筐体を吊り下げたとき、前記プロジェクタ投影部の射出光軸は、前記ひも状部材に囲まれた平面を含む仮想面にほぼ平行であることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の電子機器において、前記筐体に設けられ、前記ひも状部材の一端が取り付けられる取付部を備え、前記取付部は、前記筐体を吊り下げたとき、四角形の前記プロジェクタ投影部の一辺とほぼ直交するとともに、前記筐体の重心を通る垂直線上にあることを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の電子機器において、前記筐体の左右の角部にそれぞれ設けられた取付部に前記ひも状部材の両端を取り付けて前記筐体を吊り下げたとき、前記ひも状部材の前記筐体を吊下げるための吊下部が前記筐体の重心を通る垂直線上にあることを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載の電子機器において、前記ひも状部材の一端が前記取付部に取り付け可能であることを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項記載の電子機器において、前記取付部は前記筐体内に収納可能であることを特徴とする。
【0013】
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項記載の電子機器において、前記ひも状部材に前記取付部から前記吊下部までの長さを調整する長さ調整部材を設けることを特徴とする。
【0014】
請求項8記載の発明は、請求項7記載の電子機器において、前記吊下部に吊下用孔を設けたことを特徴とする。
【0015】
請求項9記載の発明は、請求項7又は8記載の電子機器において、前記ひも状部材の一端部に前記筐体の凹部又は凸部に係合可能な凸部又は凹部を有する固定部材が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
この発明によれば、画像投影を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係るカメラの正面図である。
【図2】図2はこの発明の第2実施形態に係るカメラの正面図である。
【図3】図3は図2の部分拡大図である。
【図4】図4はこの発明の第3実施形態に係るカメラの正面図である。
【図5】図5はこの発明の第4実施形態に係るカメラの正面図である。
【図6】図6はこの発明の第5実施形態に係るカメラの正面図である。
【図7】図7はこの発明の第6実施形態に係るカメラを縦吊りした状態を示す正面図である。
【図8】図8はカメラを横吊りした状態を示す正面図である。
【図9】図9はこの発明の第7実施形態に係るカメラを斜め後方から見た斜視図である。
【図10】図10はプロジェクタモードで使用している図9のカメラの背面図である。
【図11】図11はプロジェクタモードで使用している図9のカメラの背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1はこの発明の第1実施形態に係るカメラの正面図である。
【0020】
カメラ(電子機器)1の筐体10の正面には、被写体を撮影するための撮影窓11、四角形の画像を投影するプロジェクタ投影窓12、フラッシュ光が射出されるフラッシュ窓13、外部からカメラ1を遠隔操作するためのリモコン信号を受信するリモコン窓14、電源スイッチ15が設けられている。電源スイッチ15はカメラ撮影を行う撮影モード(C)とプロジェクタ投影を行うプロジェクタモード(P)とを切り替えるモード切替スイッチとして機能する。
【0021】
また、筐体10の上面には、レリーズ動作を指示するシャッタボタン16が設けられている。
【0022】
更に、筐体10の両側面(左右の角部)にはストラップ(ひも状部材)20を取り付けるためのストラップ取付部(取付部)30,35がそれぞれ筐体10と一体に形成されている。
【0023】
ストラップ20はひも部21と、ひも部21の両端部に固定部材22を介して取り付けられた吊り環23と、筐体10を吊下げるための吊下げ部25とを備えている。ひも部21の断面形状は矩形である。
【0024】
ひも部21の中間部に設けられた吊下部25を壁(図示せず)に設けられた吊下用ピン100に引っ掛けたとき、吊下部25が筐体10の重心(図示せず)を通る垂直線上に位置する。
【0025】
左右の取付部30,35からプロジェクタ投影窓12までの距離はほぼ等しいるため、吊下部25からストラップ取付部30までの距離と吊下部25からストラップ取付部35までの距離が等しくなるようにストラップ20の吊下部25を吊り下げ用ピン100に引っ掛ければ、筐体10がほぼ水平となる(図1参照)。なお、屋外のように吊下用ピン100を刺す壁がない場合には、ストラップ20を木の枝に引っ掛けたり、筐体10の背面が身体に密着するようにストラップ20を首に掛けたりすればよい。
【0026】
筐体10をほぼ水平にした状態で電源スイッチ15をプロジェクタモード側(P)側へスライドさせてプロジェクタの電源をオンにすると、プロジェクタ投影窓12を介して画像が壁等の投影面に投影される。このとき、壁等に投影された画像は四角形であり、画像の左右は水平になる。
【0027】
なお、画像の投影面は壁面に限られるものではなく、任意の場所や物体を投射面として利用することも可能である。また、距離センサ(図示せず)を用いて投射面までの距離を測定し、投影レンズ(図示せず)の焦点を自動的に調節できるようにすることも可能である。
【0028】
この実施形態によれば、屋外や屋内に関係なく画像投影を容易に行うことができる。
【0029】
図2はこの発明の第2実施形態に係るカメラの正面図、図3は図2の部分拡大図であり、第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0030】
この実施形態はストラップ取付部(取付部)130を筐体110内に収納可能とした点で、第1実施形態と相違する。
【0031】
ストラップ取付部130はF字形であり、その一端部が軸131を中心として矢印で示しように回転可能に支持されている。ストラップ取付部130には90°以上回転しないように回転制限機構(図示せず)が設けられている。ストラップ取付部130は図3に示すように筐体110の収納部111に収納可能である。
【0032】
ストラップ(ひも状部材)120はひも部121と、ひも部121の一端部に固定部材22を介して取り付けられた松葉ひも23とを備えている。
【0033】
松葉ひも23はストラップ取付部35に取り付けられている。ストラップ120の他端が例えば図2に示す位置まで引き出されたストラップ取付部130に引っ掛けられる。
【0034】
カメラ101を持ち運ぶときには、ストラップ120の他端をストラップ取付部130から外してリストストラップとして利用することができ、プロジェクタモードにして画像投影を行うときには、ストラップ120の他端をストラップ取付部130に引っ掛けてストラップ120を筐体110を吊下げるために利用することができる。
【0035】
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、ストラップ120をカメラ1を持ち運ぶときと画像投影を行うときとで容易に使い分けることができる。
【0036】
図4はこの発明の第3実施形態に係るカメラの正面図であり、第2実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0037】
この実施形態はストラップ(ひも状部材)220に長さ調整部材240を設けた点で第2実施形態と相違する。
【0038】
ストラップ220はひも部121と、ひも部121の一端部に固定部材22を介して取り付けられた松葉ひも23と長さ調整部材240とを備えている。
【0039】
長さ調整部材240はひも部121に摺動可能なスライド部241と、スライド部241に一体に設けられ、ピンやフック(図示せず)等に引っ掛ける孔242とを有する。スライド部241はスライドした位置に止まっている。長さ調整部材240が筐体110を吊下げるための吊下部として機能する。長さ調整部材240を摺動させることによって長さ調整部材240からストラップ取付部35までの長さが調整される。なお、孔242に代えて吸盤(図示せず)を採用すればピン(図示せず)のない平坦な壁にもカメラ201を吊下げることができる。
【0040】
ストラップ220としてネックストラップを用いた場合、長さ調整部材240を摺動させて長さ調整部材240からストラップ取付部35までの長さを短くして長さ調整部材240とストラップ取付部35との間のひも部121で形成される輪の大きさを調整することができるので、ストラップ220をリストストラップとしてカメラ201の持ち運びに利用することもできる。
【0041】
この実施形態によれば、第2実施形態と同様の効果を奏するとともに、ストラップ220をネックストラップとしてもリストストラップとしても用いることができる。
【0042】
図5はこの発明の第4実施形態に係るカメラの正面図であり、第2実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0043】
この実施形態は筐体310の一端に設けた軸311と係合可能なフック340をストラップ(ひも状部材)320に設けた点で第2実施形態と相違する。
【0044】
ストラップ320は、ひも部121と、ひも部121の一端部に固定部材22を介して取り付けられた松葉ひも23と、フック340とを備えている。
【0045】
フック340はストラップ320に摺動可能に設けられている。
【0046】
フック340を軸311に引っ掛け、ストラップ320の中間部を図示しない壁に刺されたピン(図示せず)等に引っ掛ければプロジェクタ投影部12から水平方向へ画像投影を行うことができる。また、フック340を軸311から外せば、ストラップ320をカメラ301を持ち運ぶときのリストストラップとして利用することができる。
【0047】
この実施形態によれば、第2実施形態と同様の効果を奏する。
【0048】
図6はこの発明の第5実施形態に係るカメラの正面図であり、第2実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0049】
この実施形態は筐体410の上面に設けたストラップ取付部430にストラップ120を取り付け、筐体410を縦吊りとした点で第2実施形態と相違する。
【0050】
カメラ(電子機器)401の筐体410の正面には、四角形の画像を投影するプロジェクタ投影窓12と電源スイッチ15とが設けられている。トラップ取付部430とプロジェクタ投影窓12とは筐体410の左右方向のほぼ中央に位置する。
【0051】
ストラップ取付部430に取り付けられたストラップ120を壁(図示せず)に刺されたピン100に引っ掛けたとき、筐体410の自重によってピン100とストラップ取付部430とプロジェクタ投影部12とが筐体410の重心を通る垂直線上に位置する。プロジェクタ投影窓12を介して画像を壁等の投影面に投影したとき、投影面に投影された画像は四角形であり、画像の左右方向が水平になる。
【0052】
なお、筐体410を吊り下げたときに垂直線と矩形のプロジェクタ投影窓12の一辺とがほぼ直交するのであれば(プロジェクタ投影窓12の左右方向が水平であれば)、ストラップ取付部430を設ける位置は上面の中央に限られるものではない。したがって、ストラップ取付部430の位置は筐体410の重心位置によって変化する。
【0053】
この実施形態によれば、第2実施形態と同様の効果を奏する。
【0054】
図7はこの発明の第6実施形態に係るカメラを縦吊りした状態を示す正面図、図8は同カメラを横吊りした状態を示す正面図であり、第5実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0055】
この実施形態はストラップ520に長さ調整部材540を設けた点で第5実施形態と相違する。
【0056】
ストラップ520は、ひも部121と、ひも部121の一端部に固定部材522を介して取り付けられた松葉ひも23と、長さ調整部材540とを備えている。
【0057】
長さ調整部材540はひも部121に摺動可能なスライド部541と、スライド部541に一体に設けられ、ピンやフック(図示せず)等に引っ掛ける孔542とを有する。スライド部541はスライドした位置に止まっている。長さ調整部材540が筐体510を吊下げるための吊下部として機能する。長さ調整部材540を摺動させることによって長さ調整部材540からストラップ取付部430までの長さが調整される。
【0058】
固定部材522には、筐体510の凹部511に嵌合可能なピン(凸部)525が設けられている。なお、固定部材522に凹部を設け、筐体510に固定部材522の凹部に嵌合可能な凸部を設けてもよい。ストラップ取付部430とプロジェクタ投影窓12とは筐体510の左右方向のほぼ中央に位置する。
【0059】
第5実施形態と同様にカメラ501を縦吊りにし、ストラップ取付部430に取り付けられたストラップ520の長さ調整部材540の孔542を壁(図示せず)に刺されたピン(図示せず)に引っ掛けたとき、筐体510の自重によって孔542(ピン)とストラップ取付部430とプロジェクタ投影部12とが筐体510の重心を通る垂線上に位置する。プロジェクタ投影窓12を介して画像を壁等の投影面に投影したとき、投影面に投影された画像は四角形であり、画像の左右方向が水平になる。ひも部121に対する長さ調整部材540の位置を変えることによってストラップ取付部430と孔542との間の長さを調整することができるので、投影面上の画像の高さ位置を調整することができる。なお、筐体510を吊下げるとき、孔542ではなく長さ調整部材540の下側をピンに引っ掛けるようにしてもよい。
【0060】
例えばストラップ520としてネックストラップを用いた場合、ひも部121に対する長さ調整部材540の位置を変えてストラップ取付部430と孔542との間の長さを短くすることによってリストストラップとしても用いることができる。
【0061】
図8に示すように、筐体510の凹部511にピン525に嵌合させた後、ストラップ取付部130を引き出し、ストラップ取付部130にストラップ520の一端を引っ掛ければ、カメラ501を横吊りにして画像投影をすることができる。
【0062】
この実施形態によれば、第5実施形態と同様の効果を奏するとともに、ピン525を筐体510の凹部511に嵌合させることによって、ストラップ520がずれ難くなる。
【0063】
図9はこの発明の第7実施形態に係るカメラを斜め後方から見た斜視図、図10、11はプロジェクタモードで使用している図9のカメラの背面図であり、第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0064】
この実施形態はプロジェクタ投影窓12を筐体610の一方の側面に配置した点で第1実施形態と相違する。
【0065】
筐体610の側面に配置されたプロジェクタ投影窓12の射出光軸Lはストラップ620に囲まれた平面を含む仮想面に平行である。
【0066】
ストラップ620は、ひも部121と、ひも部121の一端部に固定部材22を介して取り付けられた松葉ひも23と、ひも部121の他端部に取り付けられたフック340と、ひも部121に摺動可能に取り付けられた長さ調整部材240とを備えている。
【0067】
筐体610の背面には、音声を出力するスピーカ611、画像等を表示するディスプレイ613、入力手段としてのキー614及び音声を取得するマイク615が設けられている。
【0068】
筐体610の上部の左右の角には軸616a,616bが設けられ、一方の軸616aに松葉ひも23が取付けられ、他方の軸616bにフック340が引っ掛けられる。
【0069】
このカメラ601では、ひも部121に対する長さ調整部材240の位置を変えることによって射出光軸Lの向き(仰角)を変えて投射光Rが投射される高さ位置(投影面上の画像の高さ位置)を変えることができる(図10、11参照)。
【0070】
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、投射光Rの仰角の調節を容易に行うことができる。
【符号の説明】
【0071】
1,101,201,301,401,501,601:カメラ(電子機器)、10,110,310,410,510,610:筐体、12:プロジェクタ投影窓(プロジェクタ投影部)、20,120,220,320,520,620:ストラップ(ひも状部材)、25:吊下げ部、30,35、130,430:ストラップ取付部(取付部)、240,540:長さ調整部材、242,542:孔、511:凹部、522:固定部材、525:ピン(凸部)、L:射出光軸。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
四角形の画像を投影するプロジェクタ投影部を備える電子機器において、
前記電子機器の筐体に取り付けられ、前記プロジェクタ投影部から投影された前記画像の左右方向が水平になるように前記筐体を吊り下げるためのひも状部材を備えていることを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記筐体を吊り下げたとき、前記プロジェクタ投影部の射出光軸は、前記ひも状部材に囲まれた平面を含む仮想面にほぼ平行であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項3】
前記筐体に設けられ、前記ひも状部材の一端が取り付けられる取付部を備え、前記取付部は、前記筐体を吊り下げたとき、四角形の前記プロジェクタ投影部の一辺とほぼ直交するとともに、前記筐体の重心を通る垂直線上にあることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項4】
前記筐体の左右の角部にそれぞれ設けられた取付部に前記ひも状部材の両端を取り付けて前記筐体を吊り下げたとき、前記ひも状部材の前記筐体を吊下げるための吊下部が前記筐体の重心を通る垂直線上にあることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項5】
前記ひも状部材の一端が前記取付部に取り付け可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の電子機器。
【請求項6】
前記取付部は前記筐体内に収納可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の電子機器。
【請求項7】
前記ひも状部材に前記取付部から前記吊下部までの長さを調整する長さ調整部材を設けることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の電子機器。
【請求項8】
前記吊下部に吊下用孔を設けたことを特徴とする請求項7記載の電子機器。
【請求項9】
前記ひも状部材の一端部に前記筐体の凹部又は凸部に係合可能な凸部又は凹部を有する固定部材が設けられていることを特徴とする請求項7又は8記載の電子機器。
【請求項1】
四角形の画像を投影するプロジェクタ投影部を備える電子機器において、
前記電子機器の筐体に取り付けられ、前記プロジェクタ投影部から投影された前記画像の左右方向が水平になるように前記筐体を吊り下げるためのひも状部材を備えていることを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記筐体を吊り下げたとき、前記プロジェクタ投影部の射出光軸は、前記ひも状部材に囲まれた平面を含む仮想面にほぼ平行であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項3】
前記筐体に設けられ、前記ひも状部材の一端が取り付けられる取付部を備え、前記取付部は、前記筐体を吊り下げたとき、四角形の前記プロジェクタ投影部の一辺とほぼ直交するとともに、前記筐体の重心を通る垂直線上にあることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項4】
前記筐体の左右の角部にそれぞれ設けられた取付部に前記ひも状部材の両端を取り付けて前記筐体を吊り下げたとき、前記ひも状部材の前記筐体を吊下げるための吊下部が前記筐体の重心を通る垂直線上にあることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項5】
前記ひも状部材の一端が前記取付部に取り付け可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の電子機器。
【請求項6】
前記取付部は前記筐体内に収納可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の電子機器。
【請求項7】
前記ひも状部材に前記取付部から前記吊下部までの長さを調整する長さ調整部材を設けることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の電子機器。
【請求項8】
前記吊下部に吊下用孔を設けたことを特徴とする請求項7記載の電子機器。
【請求項9】
前記ひも状部材の一端部に前記筐体の凹部又は凸部に係合可能な凸部又は凹部を有する固定部材が設けられていることを特徴とする請求項7又は8記載の電子機器。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2010−169757(P2010−169757A)
【公開日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−10084(P2009−10084)
【出願日】平成21年1月20日(2009.1.20)
【出願人】(000004112)株式会社ニコン (12,601)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年1月20日(2009.1.20)
【出願人】(000004112)株式会社ニコン (12,601)
【Fターム(参考)】
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