説明

非発酵性繊維を含む、高タンパク、低炭水化物のペットフード組成物

高タンパクレベル、高脂肪レベル、低炭水化物レベル及び非発酵性繊維を有するフード組成物が提供される。哺乳類における体重管理のためのこうした組成物の使用方法もまた提供される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高タンパク、高脂肪、及び低炭水化物レベルを含み、また非発酵性繊維を含むフード組成物、並びにその使用方法を提供する。
【背景技術】
【0002】
体重管理は、コンパニオン動物にとって問題である。約25%の猫及び犬は過体重及び/または肥満体である。過体重という用語は、正常な体重を超えるものから肥満症までの動物を含む。特に過体重になる傾向を有する猫若しくは犬または既に過体重である猫若しくは犬において、多数のアプローチが、猫または犬の体重を制御する試みにおいて使用されてきた。総合的に低減されたカロリー、低減された脂肪含量、または低減された炭水化物を有するフードは全て用いられてきた。
【0003】
多くの市販のペットフードは、満腹させ、フード摂取を低減するために、繊維を用いて向上される。体重管理のためのより伝統的でないアプローチは、高タンパク及び低炭水化物を利用している。
【0004】
従って、高タンパク、高脂肪、及び低炭水化物であり、また、過体重であるかまたは過体重になる傾向を有することがある哺乳類において、特に該哺乳類が犬または猫である場合に体重を管理する際に有用な非発酵性繊維を含む、栄養的にバランスのとれたフード組成物を提供することは、当分野に対するかなりの貢献となると思われる。
【発明の開示】
【0005】
本発明は、高タンパク、高脂肪、低炭水化物、及び非発酵性繊維を有する、哺乳類のためのフード組成物を提供する。
【0006】
本発明はさらに、哺乳類に上記組成物を供給する方法を提供し、ここで、前記哺乳類は体重管理を必要とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
コンパニオン動物並びにヒトにおける体重管理は、近年ますます重要な問題になってきた。現在米国におけるペットの犬及び猫の約25%は、過体重及び/または肥満体であると推定されている。哺乳類における体重を管理するための様々な方法及び製品が以前に用いられていた。
【0008】
高タンパク、低炭水化物フードは当分野において周知であり、しばしば“ケトン”フードと呼ばれる。ケトンフードの使用の具体的な例は、高タンパク、高脂肪、及び低炭水化物含量のフードを使用しており普及している“アトキンズダイエット(Atkins Diet)”であると思われる。
【0009】
本発明は、哺乳類、特にコンパニオン動物における体重を管理する際に有用であり、特に犬または猫において使用するための、高タンパクレベル、高脂肪レベル、低炭水化物レベル、及び非発酵性繊維を有するフード組成物を提供する。高タンパク、高脂肪、及び低炭水化物を有するキャットまたはドッグフードに非発酵性繊維を加えることは、添加非発酵性繊維を有しない低炭水化物フードと比較して、体重変化の割合を増大させ得る、及び/またはより少ない赤身組織損失(less lean tissue loss)を提供し得る、及び/または脂肪損失の割合を増大させ得る。
【0010】
明細書及び請求の範囲の全体にわたって用いる“重量%”という用語は、乾物ベースで計算した重量%を指す。
【0011】
上記の組成物及び方法は、コンパニオン動物の過体重状態が炭水化物代謝から生じる疾患状態(例えば、動物が糖尿病を有する場合)が原因ではない場合に、特に有用である。
【0012】
非発酵性繊維を高タンパク、高脂肪、低炭水化物フードに加えることは、犬または猫における体重を管理するために有利であることが見い出された。本組成物の非発酵性繊維は、例えば、上記に表したように、向上した満腹に加えて、向上した体重減少を提供することができる。
【0013】
タンパク質は、任意の源から得てよい。低炭水化物を有するタンパク質源が特に好ましい。このようなタンパク質源の例としては、動物源の例えば肉タンパク質単離物(isolate)、ホエータンパク質単離物、これらの混合物、及びその他同様なもの、並びに植物源の例えば大豆タンパク質単離物、コーングルテンミール、小麦グルテン、これらの混合物、及びその他同様なものが挙げられる。
【0014】
脂肪は、任意の源から得てよい。このような脂肪源の例としては、家禽脂肪、牛脂、ラード、選択で白色グリース(white grease)、大豆油、トウモロコシ油、カノーラ油、ヒマワリ油、これらの混合物、及びその他同様なものが挙げられる。脂肪をフード組成物内部に完全に取り入れるか、フード組成物の外側表面に堆積させるかまたは2つの方法の混合としてよい。
【0015】
炭水化物は、任意の源から得てよく、別の成分の例えばタンパク質源の一部分としてフードに入ってよい。このような炭水化物源の例としては、デンプン及び穀物、例えばコーン、小麦、モロコシ、大麦、米、これらの混合物、及びその他同様なものが挙げられる。
【0016】
非発酵性繊維という用語は、インビトロで24時間、非反すう動物糞便細菌(non-ruminant fecal bacteria)によって発酵させた場合に、15%未満、好ましくは約8〜12%未満の有機物消失率(organic matter disappearance rate)を有する繊維と定義される。非発酵性繊維の他の定義は、動物内に存在して24時間で0.5mmol未満の短鎖脂肪酸/1グラムの基質を生産する腸内細菌によって発酵させることができる任意の繊維源である。非発酵性繊維の例としては、セルロース、ヘミセルロース、リグニン、これらの混合物、及びその他同様なものが挙げられる。発酵性繊維の例としては、ペクチン、ガム、及び粘質物が挙げられる。発酵性及び非発酵性の両方の繊維は、AOAC公定法991.43によって測定される。
【0017】
本フード組成物において提供されるタンパク質濃度は、約25〜約70重量%である。適切な代表的な最小タンパク質濃度は、25、40、45、及び47重量%を含む。適切な代表的な最大タンパク質濃度は、60及び70重量%を含む。本発明のために好ましいのは、タンパク質濃度約40〜約70重量%である。加えて、本発明の実施のために好ましいのは、タンパク質濃度約45〜約60重量%である。本発明の実施のために特に好ましいのは、タンパク質濃度約47〜約60重量%である。本フード組成物において提供される脂肪濃度は、約10〜約70重量%である。適切な代表的な最小脂肪濃度は、10及び20重量%を含む。適切な代表的な最大脂肪濃度は、60及び70重量%を含む。本発明のために好ましいのは、脂肪濃度約20〜約70重量%である。本発明の実施のために特に好ましいのは、脂肪濃度約20〜約60重量%である。本フード組成物において提供される炭水化物濃度は、可溶性無窒素物(NFE)測定に基づいており、約0〜約25重量%である。適切な代表的な最小炭水化物濃度は、0、5、及び10重量%を含む。適切な代表的な最大炭水化物濃度は、12、15、及び20重量%を含む。本発明のために好ましいのは、炭水化物濃度約10〜約20重量%である。加えて、本発明のために好ましいのは、炭水化物濃度約12〜約20重量%である。本発明の実施のために特に好ましいのは、炭水化物濃度約12〜約15重量%である。本フード組成物において提供される非発酵性繊維濃度は、約0.75〜約20重量%である。適切な代表的な最小非発酵性繊維濃度は、0.75、3、5、7、及び8重量%を含む。適切な代表的な最大非発酵性繊維濃度は、10、12、15、及び20重量%を含む。本発明のために好ましいのは、非発酵性繊維濃度約5〜約15重量%である。本発明の実施のために特に好ましいのは、非発酵性繊維濃度約7〜約10重量%である。
【0018】
本発明の実施のために特に好ましいのは、タンパク質濃度約51〜53重量%、脂肪濃度約21〜23重量%、炭水化物濃度約15〜16重量%、及び非発酵性繊維濃度約8〜10重量%を含むフード組成物である。
【0019】
“フード”という用語を使用する場合、これは、典型的にコンパニオン動物のための栄養素価を全てというわけではないが大部分は提供するフード製品を指してよいのみならず、スナック、トリート、栄養補助剤及びその他同様なもののような品目を指してよい。
【0020】
フード組成物を、体重管理を必要とする任意の哺乳類、特にコンパニオン動物の例えば犬または猫に提供してよい。動物、特に犬または猫は、現在過体重であるもの、または過体重になる傾向を有するものとしてよく、好ましくは、体重の問題が異常な炭水化物代謝の疾患、例えば、糖尿病から生じない場合である。犬または猫における体重管理の必要は、動物が摂取したものよりも少ないカロリーを消費することが理由となって生じることがある。例えば、これは、過食、不十分な活動、この2つの組合せ、または他の未知の理由から生じることがある。一時的な異常な炭水化物代謝は疾患ではなく、動物に対する外傷、例えば疾病、損傷、または手術、及びその他同様なものから生じることがある。一時的な異常な炭水化物代謝は、動物に不適切な食餌を供給する、例えば、高炭水化物の食餌を供給することから生じることがある。例えば、肝臓及び膵酵素のような様々な酵素機能性に基づいて、猫と犬は、炭水化物及び脂肪を処理する能力が異なる。ほぼ脂肪及びタンパク質のみの摂取に適応した動物による炭水化物の高い摂取は、供給状態及び非供給状態を体に合図するホルモン及び酵素の異常な調節をもたらすことがある。これは、一時的な異常な炭水化物代謝をもたらすことがあり、一旦フード中の炭水化物レベルが変更されると、正常な炭水化物代謝状態が動物に戻る。
【0021】
肥満症は、定義により、過剰な量の脂肪の蓄積である。体重は、脂肪が蓄積するにつれて増大する;従って、過剰な体脂肪を有すること、及び過体重であることが関連する。動物が長期間正のエネルギー収支の状態にある場合、肥満症が現れる。これは、エネルギー摂取量が増大するか、エネルギー消費が減少するか、または両方が起きる場合に起きる。
【0022】
体重は体脂肪よりも測定が容易なので、動物の最適体重を基準とした体重が、肥満症のための定義基準として使用されてきた。過体重の犬及び猫は、以下の3つのカテゴリーにさらに分割される:
1)最適体重を1〜9%超える動物(単に最適体重を超えている)、
2)最適体重を10〜19%超える動物(過体重であるとみなされる)、及び
3)最適体重を20%超える動物(肥満体であるとみなされる)。
上記のカテゴリー2)及び3)が、過体重及び/または肥満体の動物における体重を低減するために本発明が取り組むカテゴリーである。
【0023】
活動性は、個々の犬及び猫のエネルギー必要量にかなりの影響を与える。肥満体になる傾向がある動物は、典型的に、肥満体になる傾向がないものよりもより低いレベルの活動性を有する。
【0024】
非発酵性繊維を含む本組成物によって提供される効果が、体重変化の割合の増大及び/または赤身組織損失の減少及び/または脂肪損失の増大した割合として犬または猫において観察された。こうした観察は、既に過体重である動物において行うことができ、ここで、フード組成物の供給は、この問題を軽減または低減することを意図している。過体重または肥満体の傾向を有する哺乳類に関して、反応速度論及び/または体重制御の特殊性に関連した上述のまたは同様の観察を行うことができる。
【実施例】
【0025】
増大した量の非発酵性繊維を有するフードが猫及び犬に及ぼす影響を、以下の実験において評価した。
実施例1
猫の研究
実験計画:0日目に肥満体の猫の体重測定をし、これに麻酔をかけ、二重エネルギーX線吸収法(DEXA)によって身体組成を決定した。動物を、身体組成、体重、及び性別に基づいて治療に割り振った。1日目に開始して、各猫は無作為に割り当てられたフードを受け、動物は、研究の継続期間の間、それらのそれぞれの体重減少食事治療を続けた。この研究において使用された缶入りフードは、従来のローフまたはミンスフード製品という2つの形態のうちの1つである。
【0026】
体重減少期間の間、各猫は、その標準体重(20%体脂肪)のエネルギー必要量に基づいて1日フード量を受けた。各動物に提供するカロリーの量を決定するために使用した式は次の通り:1日当り提供されるkcal=.8×(70×標準体重(kg).75)。各動物に毎日提供されたフードの量は、提供すべきカロリーの量をフードのカロリー密度(kcal/kg)で割って計算した。この式の使用は、動物が1週間当りその初期体重の1.0〜1.5%の割合で体重を失うことを見込んだ。初期身体組成をDEXAによって決定した。DEXA分析から無脂肪ボディマス(fat-free body mass)を計算し、20%の脂肪をこの合計に加えることによって、標準体重を推定した。
【0027】
研究の終了は、各動物につき、その体脂肪パーセントとして20%を満足することによって、または、24週間の研究の終了時に決定した。全ての猫を毎週体重測定し、4週間毎にDEXAで分析して、それらの個々の体重減少の進行を測定した。
【0028】
【表1】

【0029】
【表2】

【0030】
フードを約112〜約168日間提供した。
【0031】
結果:組み合わせた体重減少のデータは、高タンパク、低炭水化物フードを供給された猫が有効な体重減少を有することを示した。繊維をフードに加えた場合、体重変化の割合はさらに増大した。従って、添加非発酵性繊維を有しない低炭水化物フードは有効な体重減少を与えたが、非発酵性繊維を加えることは、体重変化の割合をさらに増大させた。繊維を低炭水化物フードに加えることはまた、繊維を有しない低炭水化物フードと比較してより少ない赤身組織損失及び脂肪損失の割合の増大をもたらした。
実施例2
犬の研究
実験計画:0日目に肥満体の犬の体重測定をし、これに麻酔をかけ、二重エネルギーX線吸収法(DEXA)によって身体組成を決定した。動物を、身体組成、体重、及び性別に基づいて治療に割り振った。1日目に開始して、各犬は無作為に割り当てられたフードを受け、動物は、研究の継続期間の間、それらのそれぞれの体重減少食事治療を続けた。
【0032】
体重減少期間の間、各犬は、その標準体重(20%体脂肪)のエネルギー必要量に基づいて1日フード量を受けた。各動物に提供するカロリーの量を決定するために使用した式は次の通り:1日当り提供されるkcal=1.0×(70×標準体重(kg).75)。各動物に毎日提供されたフードの量は、提供すべきカロリーの量をフードのカロリー密度(kcal/kg)で割って計算した。この式の使用は、動物が1週間当りその初期体重の1.5〜2.0%の割合で体重を失うことを見込んだ。初期身体組成をDEXAによって決定した。DEXA分析から無脂肪ボディマスを計算し、20%の脂肪をこの合計に加えることによって、標準体重を推定した。
【0033】
研究の終了は、各動物につき、その体脂肪パーセントとして20%を満足することによって、または、16週間の研究の終了時に決定した。全ての犬を毎週体重測定し、4週間毎にDEXAで分析して、それらの個々の体重減少の進行を測定した。
【0034】
以下の表は、添加非発酵性繊維を有するもの及びこれを有しないものの2つの缶入りフードの栄養素分析及び成分含量を示す。低含水率を有する成分は低濃度で缶入りフードに加え、これは最終生成物中の高い水分の原因となった。
【0035】
【表3】

【0036】
【表4】

【0037】
【表5】

【0038】
フードを約52〜約112日間提供した。
【0039】
結果:体重減少のデータは、高タンパク、低炭水化物フードを供給された犬が有効な体重減少を有することを示した。繊維をフードに加えた場合、体重変化及び脂肪組織変化の割合はさらに増大した。従って、繊維を有しない低炭水化物フードは有効な体重減少を与えたが、繊維を加えることは、体重変化及び脂肪変化の割合を動物の利益になるようにさらに増大させた。
実施例3
ドライフードを用いた犬の研究
実験計画:0日目に肥満体の犬の体重測定をし、これに麻酔をかけ、二重エネルギーX線吸収法(DEXA)によって身体組成を決定した。動物を、身体組成、体重、及び性別に基づいて治療に割り振った。1日目に開始して、各犬は無作為に割り当てられたフードを受け、動物は、研究の継続期間の間、それらのそれぞれの体重減少食事治療を続けた。
【0040】
体重減少期間の間、各犬は、その標準体重(20%体脂肪)のエネルギー必要量に基づいて1日フード量を受けた。各動物に提供するカロリーの量を決定するために使用した式は次の通り:1日当り提供されるkcal=1.0×(70×標準体重(kg))。各動物に毎日提供されたフードの量は、提供すべきカロリーの量をフードのカロリー密度(kcal/kg)で割って計算した。この式の使用は、動物が1週間当りその初期体重の1.5〜2.0%の割合で体重を失うことを見込んだ。初期身体組成をDEXAによって決定した。DEXA分析から無脂肪ボディマスを計算し、20%の脂肪をこの合計に加えることによって、標準体重を推定した。
【0041】
研究の終了は、各動物につき、その体脂肪パーセントとして20%を満足することによって、または、16週間の研究の終了時に決定した。全ての犬を毎週体重測定し、4週間毎にDEXAで分析して、それらの個々の体重減少の進行を測定した。
【0042】
以下の表は、添加非発酵性繊維を有するもの及びこれを有しないものの2つのドライフードの栄養素分析及び成分含量を示す。
【0043】
【表6】

【0044】
【表7】

【0045】
【表8】

【0046】
フードを約52〜約112日間提供した。
【0047】
結果:体重減少のデータは、高タンパク、低炭水化物フードを供給された犬が有効な体重減少を有することを示した。繊維をフードに加えた場合、体重変化及び脂肪組織変化の割合はさらに増大した。従って、繊維を有しない低炭水化物フードは有効な体重減少を与えたが、繊維を加えることは、体重変化及び脂肪変化の割合を動物の利益になるようにさらに増大させた。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
高タンパク、高脂肪、低炭水化物、及び約0.75〜約20重量%の非発酵性繊維を含む、コンパニオン動物において使用するためのフード組成物。
【請求項2】
前記コンパニオン動物は体重管理を必要とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
体重管理を必要とする前記コンパニオン動物は過体重である、請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
体重管理を必要とする前記コンパニオン動物は肥満体である、請求項2に記載の組成物。
【請求項5】
体重管理を必要とする前記コンパニオン動物は、体重が増加する傾向を有するコンパニオン動物である、請求項2に記載の組成物。
【請求項6】
体重管理を必要とする前記コンパニオン動物は、一時的な異常な炭水化物代謝を有するコンパニオン動物である、請求項2に記載の組成物。
【請求項7】
前記コンパニオン動物は犬及び猫から選択される、請求項2に記載の組成物。
【請求項8】
タンパク質濃度は約25重量%〜約70重量%である、請求項1に記載の組成物。
【請求項9】
前記タンパク質濃度は約40重量%〜約70重量%である、請求項8に記載の組成物。
【請求項10】
前記タンパク質は約45重量%〜約70重量%である、請求項8に記載の組成物。
【請求項11】
前記タンパク質は約45重量%〜約60重量%である、請求項8に記載の組成物。
【請求項12】
前記タンパク質は約47重量%〜約60重量%である、請求項8に記載の組成物。
【請求項13】
前記タンパク質は約51〜53重量%である、請求項8に記載の組成物。
【請求項14】
脂肪濃度は約10重量%〜約70重量%である、請求項1に記載の組成物。
【請求項15】
前記脂肪濃度は約20重量%〜約70重量%である、請求項14に記載の組成物。
【請求項16】
前記脂肪濃度は約20重量%〜約60重量%である、請求項14に記載の組成物。
【請求項17】
前記脂肪濃度は約21〜23重量%である、請求項14に記載の組成物。
【請求項18】
炭水化物濃度は約0重量%〜約25重量%である、請求項1に記載の組成物。
【請求項19】
前記炭水化物濃度は約10重量%〜約20重量%である、請求項18に記載の組成物。
【請求項20】
前記炭水化物濃度は約12重量%〜約20重量%である、請求項18に記載の組成物。
【請求項21】
前記炭水化物濃度は約12重量%〜約15重量%である、請求項18に記載の組成物。
【請求項22】
前記炭水化物濃度は約15〜16重量%である、請求項18に記載の組成物。
【請求項23】
繊維濃度は約0.75重量%〜約20重量%である、請求項1に記載の組成物。
【請求項24】
前記繊維濃度は約5重量%〜約15重量%である、請求項23に記載の組成物。
【請求項25】
前記繊維濃度は約7重量%〜約10重量%である、請求項23に記載の組成物。
【請求項26】
前記繊維濃度は約8〜10重量%である、請求項23に記載の組成物。
【請求項27】
高タンパク、高脂肪、低炭水化物、及び非発酵性繊維を含む、コンパニオン動物において使用するためのフード組成物において、前記タンパク質濃度は約51〜53重量%、前記脂肪濃度は約21〜23重量%、前記炭水化物濃度は約15〜16重量%、及び前記繊維濃度は約8〜10重量%である、フード組成物。
【請求項28】
前記コンパニオン動物は体重管理を必要とする、請求項27に記載の組成物。
【請求項29】
体重管理を必要とする前記コンパニオン動物は過体重である、請求項28に記載の組成物。
【請求項30】
体重管理を必要とする前記コンパニオン動物は肥満体である、請求項29に記載の組成物。
【請求項31】
体重管理を必要とする前記コンパニオン動物は、体重が増加する傾向を有するコンパニオン動物である、請求項29に記載の組成物。
【請求項32】
体重管理を必要とする前記コンパニオン動物は、一時的な異常な炭水化物代謝を有するコンパニオン動物である、請求項29に記載の組成物。
【請求項33】
前記コンパニオン動物は犬及び猫から選択される、請求項29に記載の組成物。
【請求項34】
コンパニオン動物における体重を管理する方法であって、前記コンパニオン動物に請求項1に記載の組成物を供給することを含む方法。
【請求項35】
体重管理を必要とする前記コンパニオン動物は過体重である、請求項34に記載の組成物。
【請求項36】
体重管理を必要とする前記コンパニオン動物は肥満体である、請求項34に記載の組成物。
【請求項37】
体重管理を必要とする前記コンパニオン動物は、体重が増加する傾向を有するコンパニオン動物である、請求項34に記載の組成物。
【請求項38】
体重管理を必要とする前記コンパニオン動物は、一時的な異常な炭水化物代謝を有するコンパニオン動物である、請求項34に記載の組成物。
【請求項39】
前記コンパニオン動物は犬及び猫から選択される、請求項34に記載の組成物。
【請求項40】
コンパニオン動物における体重を管理する方法であって、前記コンパニオン動物に請求項27に記載の組成物を供給することを含む方法。
【請求項41】
体重管理を必要とする前記コンパニオン動物は過体重である、請求項40に記載の組成物。
【請求項42】
体重管理を必要とする前記コンパニオン動物は肥満体である、請求項40に記載の組成物。
【請求項43】
体重管理を必要とする前記コンパニオン動物は、体重が増加する傾向を有するコンパニオン動物である、請求項40に記載の組成物。
【請求項44】
体重管理を必要とする前記コンパニオン動物は、一時的な異常な炭水化物代謝を有するコンパニオン動物である、請求項40に記載の組成物。
【請求項45】
前記コンパニオン動物は犬及び猫から選択される、請求項40に記載の組成物。

【公表番号】特表2006−526417(P2006−526417A)
【公表日】平成18年11月24日(2006.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−515127(P2006−515127)
【出願日】平成16年6月3日(2004.6.3)
【国際出願番号】PCT/US2004/017492
【国際公開番号】WO2004/107878
【国際公開日】平成16年12月16日(2004.12.16)
【出願人】(502329223)ヒルズ・ペット・ニュートリシャン・インコーポレーテッド (138)
【Fターム(参考)】