説明

5WHペン

【課題】 本発明は、6色ボールペンに各ボールペンにそれぞれ5WHシールを貼ったボールペンである。
本発明を使用するにあたり、聞き漏らし等を事前に防ぎ、円滑なコミュニケーションを計ることはもとより企画書等の作成においても5WHのはっきりとした人に伝えるのに分かりやすい書類を作成するのに発揮することを念頭に発想したペンである。
【解決手段】 1本で複数のボールペンの出し入れが可能な6色ボールペン等の表面を用いて、1色のボールペンあたり1項目のスペースを使ってシール等(7mm×45mm)を貼り(書き込みできるスペースを作る)そこに各種1本ずつそれぞれに5WHを書き込みペンが完成。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、文章作成やコミュニケーションを的確にする手助けとして考案された筆記用具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の筆記用具を用いたメモ術では、書き手によっては、メモをとっているつもりでも、うっかり用件を聞き逃したり、頭の中では分かっていることでも文章作成となると何かと苦労が耐えなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の筆記用具(鉛筆、シャーペン、ボールペン、万年筆、マーカー等)は、書くのみを前提とした文房具であるため、書く内容は、書き手の頭の中だけで委ねられていた。そのため、書き手がメモすべき、あるいは書くべきことを怠ると、書類等の内容に不備が発生することもあり、ビジネス等で、上司にお叱りを受けなければならない場面があった。
本発明は、以上の問題点を解決し、何をメモするべきか、書くべきかを誘導してくれるペンを考案し、迅速かつ正確で気持ちのよいコミュニケーションがとれる場面を増やそうと考え考案したペンである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
1本で複数のボールペンの出し入れが可能な、6色ボールペン等の表面を用いて、1色のボールペンあたり1項目分書き込みするスペースとして割り振り、そこにシール等(7mm×45mm)を貼り、書き込み可能にし、そこに各種1本ずつそれぞれに5WHを書き込みペンが完成。
【発明の効果】
【0005】
本発明は、従来の文房具を使用する要領で、手に握っていながら、頭の中を整理する手助けと、聞くべき内容、もしくは書くべき内容を手軽に手元でチェックできる点が挙げられる。
【発明の実施の最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ) 市販の6色ボールペンを用意する。
(ロ) 6色ボールペンの表面に貼るシール(7mm×45mm)は1色のボールペンあたり1項目分のスペースとして割り振った箇所にそれぞれ貼るため、6項目分、貼れるよう6枚用意する。
(ハ) (ロ)で用意したシールに5WH〔いつ(when)時・時間、どこで(where)場所、どのように(how)目的の形状、なぜ(why)目的の理由、なにを(what)目的、だれが(who)人〕をそれぞれ各項目ごとにわけて記述する。
(ニ) 6色ボールペン等の表面に(ハ)で記述されたシールを1色のボールペンあたり1項目のスペースを使い貼る。
本発明は以上の構成によりなる。
本発明の使用法にあたっては、従来通り、複数色のボールペン(6色ボールペン)を使用する要領で、使いたい色のボールペンをプッシュして使うことは変わらないのであるが、それに加え、手元に記述された項目(6色ボールペンの場合は、6等分に振り分けられたそれぞれのスペースに記述された項目)を見ながら、書くべき内容、伝えるべき内容、聞くべき内容を判断しながら、各項目をチョイスし、チョイスされたボールペンをプッシュして使用する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の要部拡大の正面図
【符号の説明】
【0008】
(1)5WHシール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1本で複数のボールペンの出し入れが可能な6色ボールペン等の表面を、1色のボールペンあたり1項目分のスペースとして割り振り、その割り振った箇所にシールを貼り、書き込みできるスペースを作る。そこに書き手が目的を持った内容の事項を何点か(6色ボールペンの場合は最高で6項目まで)あらかじめここに記述し、(本発明では5WHを提唱)それぞれの書き手の目的に応じ、書き手が必要とする情報を整理できるようオリジナルな項目を入れることを可能としたスペースをもったペン。
【請求項2】
請求項1で述べたような方法で、6色ボールペンの表面(6等分したスペース)を使って、そこに、ビジネス等で役に立つ5WHをそれぞれ1項目ずつ記述し、ペンを普段通り使用しながらも、5WHがおのずと意識できるという発想。
【請求項3】
複数色ボールペン(6色ボールペン等)の表面じかに、必要な項目を1色のボールペンあたり、1項目分のスペースとして割り振り、じかに各項目が印刷されたペンも視野に入れる。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−120057(P2008−120057A)
【公開日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−331162(P2006−331162)
【出願日】平成18年11月10日(2006.11.10)
【出願人】(506407604)
【Fターム(参考)】