説明

太平洋セメント株式会社により出願された特許

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【課題】使用時に飛散や凝集等が起きない点で取扱いが容易であり、かつ、セメント組成物の流動性を大幅に向上させることができるセメント添加材を提供する。
【解決手段】本発明のセメント添加材は、平均粒径が60〜150μmの粒子からなるセメント添加材であって、粒径が50〜150μmの範囲内にある粒子中に含まれる、球形度が0.8以上である粒子の割合が、50個数%以上のものである。本願発明のセメント添加材は、粒径が30μm以下の粒子の含有率が10質量%以下であり、かつ、粒径が200μm以上の粒子の含有率が10質量%以下であるものが好ましい。 (もっと読む)


【課題】炭酸カルシウムのスケールの成長を抑制しつつ、目詰まりが発生するのを防止し、塩含有粉体を効率良く水洗脱塩する。
【解決手段】焼却飛灰等の塩含有粉体を水と混合してスラリー化するとともに、該スラリーSに、セメントキルン排ガス等の炭酸ガスを含む燃焼排ガスを接触させる溶解槽2と、溶解槽2からのスラリーSを固液分離する縦型フィルタープレス3とを備える塩含有粉体の処理システム1等。塩含有粉体の処理における最初の工程で、塩含有粉体に水を混合したスラリーに炭酸ガスを含む燃焼排ガスを接触させ、炭酸カルシウムを析出させるため、その後の工程で、設備内でカルシウムのスケールが発生して成長するのを抑制することができる。縦型フィルタープレス3で分離された脱水ケーキC1を浮上コンベア4で搬送することができ、縦型フィルタープレス3で分離された濾液L1を薬液処理し、傾斜板沈降分離装置6で沈降物を回収することができる。 (もっと読む)


【課題】低コストで、セメントキルン燃焼ガスに含まれるダストから効率よく鉛等の微量成分を回収する。
【解決手段】セメントキルン2から排出された燃焼ガスに含まれるダストを分級する分級機8と、分級機8で分級された微粉から、浮遊選鉱法により回収対象物を回収する浮選機16とを備えるセメントキルンダスト処理装置1。セメントキルン2から排出された燃焼ガスに含まれるダストのうち、分級機8で分級された微粉側に鉛等が偏在するとともに、この微粉のみを浮選機16による処理対象物とすることにより、処理対象物自体の量が少なくなるため、除去対象のカルシウム分の量も少なくなり、カルシウム分を取り除くための硫酸等の薬剤の添加量を大幅に低減することができ、処理コストを低く抑えることができる。前記ダストは、塩素バイパス設備又はアルカリバイパス設備からのダストであってもよい。分級機8には、遠心式の超微粉気流分級機を使用できる。 (もっと読む)


【課題】金属繊維を含まない圧縮強度が100N/mm2以上であるセメント質硬化体においても、埋め込み金具などの拘束によるひび割れが生じることがないセメント質硬化体の製造方法を提供する。
【解決手段】セメント、BET比表面積5〜25m2/gの微粉末、細骨材、減水剤及び水に加えて、収縮低減剤及び/又は尿素を含む配合物を成形し、一次養生し、脱型した後、さらに二次養生するセメント質硬化体の製造方法であって、収縮低減剤及び/又は尿素の配合量が、セメント100質量部に対して0.5〜3.0質量部である。
上記配合物は、さらに、有機質繊維や、ブレーン比表面積4000〜10000cm2/gの無機粉末を含むことができる。 (もっと読む)


【課題】既存のセメント製造装置に他の装置等を付加することなく、当該セメント製造装置からの有機汚染物質の排出量を低減することのできる有機汚染物質排出量低減方法を提供する。
【解決手段】有機汚染物質排出量低減方法は、プレヒータ3を備えるセメント製造装置10からの有機汚染物質の排出量を低減する方法であって、プレヒータ3からの排ガスに含まれるダスト中の固体炭素量を制御する。 (もっと読む)


【課題】産業廃棄物、一般廃棄物、建設発生土等を原料としたものであって、セメントへの添加量を多くした場合であっても、強度発現性の低下が小さく、かつ、水和熱が低く、流動性が良好なセメント添加材を製造できる焼成物を提供すること。
【解決手段】2CaO・SiO2、4CaO・Al2O3・Fe2O3及び3CaO・Al2O3を必須成分とし、さらに、12CaO・7Al2O3及び/又はCaO・Al2O3を含有する焼成物であって、リートベルト法で測定した2CaO・SiO2量が60〜80質量%、4CaO・Al2O3・Fe2O3量が5〜20質量%、3CaO・Al2O3量が10質量%以下(ただし、0質量%は含まない)、12CaO・7Al2O3とCaO・Al2O3の合計量が10質量%以下(ただし、0質量%は含まない)である焼成物、並びに当該焼成物を粉砕してなるセメント添加材、さらに、セメントに対して、当該セメント添加材を、内割で1〜30質量%含有するセメント組成物。 (もっと読む)


【課題】固体状の被検試料に含まれる有機炭素量及び固体炭素量を高精度で測定する方法を提供する。
【解決手段】本発明の有機炭素量測定方法は、被検試料を加熱脱気処理し、下記式(1)に基づいて、被検試料に含まれる有機炭素量を算出する。また、本発明の固体炭素量測定方法は、被検試料に含まれる炭素量(炭酸塩等の鉱酸に溶解する炭素成分を除く炭素量)を赤外吸収法により測定し、上記有機炭素量測定方法に前記被検試料に含まれる有機炭素量を測定し、下記式(2)に基づいて、被検試料に含まれる固体炭素量を算出する。


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【課題】低引火点燃料をセメント製造工程において燃料の代替として用い、廃棄物の処理と、セメント製造工程の燃料原単位の低減とを同時に達成する。
【解決手段】セメントキルン用バーナ2の主燃料用流路21から主燃料を吹き込むとともに、主燃料用流路21の内側に配置された液体燃料用流路23から低引火点燃料を吹き込む。揮発分の不足する微粉炭等の固体燃料と、火炎の輝度が不足する低引火点燃料とを混合状態で燃焼させ、両燃料の欠点を補い、適正な燃焼状態を得ることができる。主燃料用流路21と液体燃料用流路23との間に、空気流の旋回手段22aを備えた空気流路22を設けてもよく、主燃料用流路21に旋回手段21aを設け、主燃料流を旋回させてもよい。主燃料用流路21の内側に固体廃棄物燃料用流路24、25を配置し、固体廃棄物燃料を吹き込むこともできる。引火点が40℃以下、さらに21℃以下の低引火点燃料を用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】既存のセメント製造装置における省エネルギーシステムを効果的に活用することができ、かつセメント製造装置内の循環系内に存在するダイオキシン類等の有機有害物質の分解を促進し、排ガス中の有機有害物質量を低減する方法を提供する。
【解決手段】セメント製造装置からの排ガスに含まれるダストを捕集し、前記セメント製造装置における650〜850℃の温度に達する部位に、前記ダストの全量を投入する。 (もっと読む)


【課題】セメントへの添加量を10質量%以上とした場合であっても、長期強度発現性の低下が小さいセメント添加材を製造できる焼成物、該焼成物を粉砕してなるセメント添加材及び該セメント添加材を添加してなるセメント組成物を提供する。
【解決手段】2CaO・SiO2及び2CaO・Al2O3・SiO2を必須成分とし、P2O5を0.3〜10質量%含有する焼成物であって、2CaO・SiO2100質量部に対して、2CaO・Al2O3・SiO2+4CaO・Al2O3・Fe2O3を10〜100質量部含有し、かつ、3CaO・Al2O3の含有量が20質量部以下である焼成物、及びこれを粉砕してなるセメント添加材、及びセメントに対して前記セメント添加材を内割で50質量%以下含有するセメント組成物。 (もっと読む)


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