説明

カヤバ工業株式会社により出願された特許

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この発明の目的は、ロータの両側面間を流通する流体の圧力損失を最小限に抑えられるとともに、加工工数が少なくかつ十分なメタルシール機能を保ちながら、ロータの両側面における圧力バランスを保てるベーンポンプを提供することである。
【解決手段】 ケーシングCに組み込んだカムリング4にロータ5を組み入れ、このロータには、その放射状に複数のベーン溝7を形成するとともに、このベーン溝の底部にロータの軸線方向に貫通する背圧導入部9を形成する一方、上記ベーン溝にベーン8を摺動自在に組み込んでなるベーンポンプにおいて、相対的に高い圧力が作用するロータの一方の側面における上記背圧導入部の一方の開口9aから、相対的に低い圧力が作用するロータの他方の側面における背圧導入部の他方の開口9bに向かって、上記背圧導入部の孔径を徐々に大きくした。 (もっと読む)


【課題】 エアバネ付の単筒型油圧緩衝器にあって、緩衝器本体におけるアルミ化に伴い溶接を利用できない場合にも、エアチャンバからなるエアバネの気密性を保障する。
【解決手段】 シリンダ体11の上端部内側へカシメ加工でオイルシール3を定着させた緩衝器本体1と、緩衝器本体1の上端側に配在されて一端側を緩衝器本体1のピストンロッド12側に気密構造下に連結すると共に他端側をシリンダ体11側に気密構造下に連結するエアチャンバ2とを有し、エアチャンバ2を構成するプロテクタ23が上端の屈曲部23aをシリンダ体11の上端たるカシメ端11aに担持させた単筒型油圧緩衝器において、ピストンロッド12の外周に摺接するダストリップ31およびオイルリップ32を内周側に有する芯金33とプロテクタ23における屈曲部23aとの間にエアの通過を阻止するエアリップ34が配在されてなると共に、このエアリップ34が芯金33に保持されてなる。 (もっと読む)


【課題】 緩衝器本体におけるアルミ化に伴い溶接を利用できない場合にも、エアチャンバからなるエアバネにおける気密性を保障し得るようにする。
【解決手段】 エアチャンバ2がローリングダイアフラム21の一端側をシリンダ体11に対して出没されるピストンロッド12側に気密状態に連結する一方で他端側をシリンダ体11側に気密状態に連結してなる単筒型油圧緩衝器において、ローリングダイアフラム21の下端部を上端部に気密状態に連結させるピストンパイプ22の下端部とシリンダ体11の外部に隙間Sを有して配在されるプロテクタ23の下端部とが溶接によって気密状態に連結される一方で、プロテクタ23における上端に形成の屈曲部23aがシリンダ体11の上端たるカシメ端11aに担持されると共に、プロテクタ23の上端部とシリンダ体11における上端部との間に配在のシール手段4がエアチャンバ2内の上記の隙間Sへの連通を阻止する。 (もっと読む)


【課題】 気室から液室への気体透過を防止可能なアキュムレータおよび緩衝器を提供することである。
【解決手段】 ハウジング1内に摺動自在に挿入され液室Rと気室Gとを画成するフリーピストン2を備えたアキュムレータであって、フリーピストン2が、伸長によって液室Rもしくは気室Gの一方の容積を減少させ他方の容積を増大させる金属ベローズ4と、金属ベローズ4の所定量以上の伸長を規制するストッパ8とを備えることで、課題を解決するものである。 (もっと読む)


【課題】 走行中の自動二輪車における前輪の振れを円滑な減衰作用で減衰し得るのはもちろんのこと、全体重量の軽減化に寄与すると共に、製品コストの低廉化に寄与する。
【解決手段】 ロータリダンパにあって、ハウジング1内に揺動可能に収装のベーン2で画成される左右の油室R1,R2を連通する流路L1,L2中に配在されて作動油の通過を許容するバルブ機構5が流路L1,L2に連通する直孔からなる圧入部50に先端側から圧入されてなると共に、バルブ機構5の先端への油圧の作用で後退するときのバルブ機構5の移動量dがバルブ機構5を圧入部50に圧入するときの圧入量Dより小さくなるようにバルブ機構5の後端が対向する規制部11で規制されてなる。 (もっと読む)


【課題】 電気の供給が行われない場所であっても使用できる仮設トイレ用照明装置を提供すること。
【解決手段】 仮設トイレ1を照明する仮設トイレ用照明装置10において、太陽光等の光エネルギによって発電する太陽電池11と、この太陽電池11を仮設トイレ1の外部に設置する取付具12と、この太陽電池11の発電電力を蓄える蓄電要素と制御回路が収められる電源ユニット20と、蓄電要素から放電される電力によって仮設トイレ1の室内5を照明する照明器30とを備える。 (もっと読む)


【課題】 シール部材に生じる応力を減少させるとともに、生産性を向上することが可能なシール構造および緩衝器を提供することである。
【解決手段】 シリンダ1の一端側に保持される環状部材5と該環状部材5に挿通されるロッド3との間を環状のシール部材6でシールするシール構造において、シール部材6はロッド3の外周面に摺接する環状のリップ部20とリップ部20の外周側に延設される鍔部21とを備えてなり、該鍔部21が環状部材5と環状部材5よりシリンダ内方側に配置されるロッド3を軸支するロッドガイド7とで挟持されるようにした。 (もっと読む)


【課題】 進退するポペット体で作動油の通路を開閉し、あるいは、作動油の通路を広狭することで、所定の減衰作用の具現化を可能にして、たとえば、走行中の二輪車における前輪の振れを抑制するダンパに配在される減衰バルブへの具現化に向くようにする。
【解決手段】 軸線方向への進退時に作動油の流路を開閉しあるいは作動油の流路を広狭するポペット体11が最後退してこのポペット体11における基端11bをこの基端11bに対向する他部14における先端14aに当接させるときにポペット体11における基端11bの他部14における先端14aへの貼り付きが抑制されてなる。 (もっと読む)


【課題】 走行中の自動二輪車における前輪の振れを円滑な減衰作用で減衰し得るのはもちろんのこと、全体重量の軽減化に寄与すると共に、製品コストの低廉化に寄与する。
【解決手段】 ハウジング1内に揺動可能に収装のベーン2によって画成される左右の油室R1,R2を連通する流路L1,L2に連通して最揺動状態のベーン2が反転して揺動を開始するときのベーン2における受圧面の確保を保障する前室A1,A2を有してなるロータリダンパにおいて、前室A1,A2がこの前室A1,A2に連通しながらこの前室A1,A2よりも浅く形成された溝部G1,G2に連通すると共に、この溝部G1,G2の底面に左右の油室R1,R2を連通する流路L1,L2を開口させてなる。 (もっと読む)


【課題】 バルブシート部材を別物に変更せずして、環状リーフバルブで覆われるバルブシート部材側に形成の加圧用流路における面積を広狭するチューニングを可能にする。
【解決手段】 バルブシート部材10の端面に形成されるバルブシート部11に受圧面を対向させる環状リーフバルブ40を有してなる油圧緩衝器におけるバルブ構造において、バルブシート部11に隣接されてこのバルブシート部11でバルブシート部材10側に画成される加圧用流路14に連通する孔21を開穿した環状に形成の基板20と、この基板20の背面に隣接されて上記の孔21に連通する環状流路31を形成する環状に形成の規制板30とを有し、この規制板30が基板20の内周側に隣接されるボス部32と基板20の外周側に一体に形成される画成部33とで上記の環状流路31を画成すると共に、この規制板30の背面に上記の環状リーフバルブ40が隣接される。 (もっと読む)


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