説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】強度が向上した鋼材を鋼材の断面形状に合わせて切断する場合であっても、簡易な構成で、効率良く切断できるようにする。
【解決手段】H形鋼11の搬送ラインに配置され、このラインを搬送されてくるH形鋼11を加熱すべく、このH形鋼11の外周にトーチ12を配置する。同じくH形鋼11の搬送ラインにおける前記トーチ12の上流側、若しくは下流側に、前記トーチ12によって加熱した後のH形鋼11を、前記加熱位置で切断するホットソー6を配置する。この切断装置を用い、切断に先立ち、前記トーチ12を用いて予め前記H形鋼11を加熱した後、該加熱部分がホットソー6による切断位置になるよう、前記H形鋼11を搬送して該加熱部分をホットソー6で切断する。
【効果】従来、切断がネックとなって製造が不可能であった高強度高靭性の鋼材を、高能率で製造可能となる。 (もっと読む)


【課題】反りを有する鋼板でも一旦停止および搬送方向の逆方向への引抜きを行わず、安定的に熱間矯正機へと導入することができる鋼板誘導ガイド、該鋼板誘導ガイドを備えた熱間矯正機、および該熱間矯正機を備えた熱間圧延鋼板製造ラインを提供すること。
【解決手段】熱間圧延鋼板製造ライン1に備えられる熱間矯正機2の鋼板入り側に設置され、鋼板3を熱間矯正機に導入するために用いる鋼板誘導ガイドであって、板状体11と該板状体の裏面に設置される、熱間圧延鋼板製造ラインの幅方向に略平行な方向に配置されたH形鋼12e、12f、12gおよび熱間圧延鋼板製造ラインの長手方向に略平行な方向に配置されたH形鋼12a、12b、12c、12dと、を備えることを特徴とする、鋼板誘導ガイド10、該鋼板誘導ガイドを備えた熱間矯正機、および該熱間矯正機を備えた熱間圧延鋼板製造ラインとする。 (もっと読む)


【課題】蛍石を使用せず、低燐鋼を効率よく製造する溶銑脱燐方法を提供する。
【解決手段】上底吹き転炉を用いて、滓化促進剤である蛍石を使用せずに酸素源および精錬剤により脱燐吹錬を行うにあたり、脱燐吹錬終了時のスラグ塩基度(CaO/SiO)が1.80〜2.40、(MnO)が10.0〜15.0質量%、(T.Fe)≧8.0質量%になるようにスラグ組成を調整する。底吹撹拌動力を2600〜4000watt/Tとして脱燐吹錬を行ってもよいし、精錬剤がMn鉱石を2〜4kg/Tおよび鉄鉱石を4kg/T以上含んでもよいし、精錬剤が粒径3mm以下に調整された粉体CaOを含み、上吹きランスから炉内の溶銑に当この粉体CaOを吹き付けながら脱燐吹錬してもよい。 (もっと読む)


【課題】鋳片を、所定の打撃振動周波数、所定の打撃エネルギーで幅方向に連続して打撃することができ、かつ高温の鋳片からの輻射熱、スケール、水等に曝されながら、高頻度で大きな衝撃を受けても、長期間の連続使用が可能な高い耐久性を有する鋳片連続鋳造用の連続打撃装置を提供する。
【解決手段】鋳片1を打撃するための打撃部材22と、打撃部材を鋳片に向けて付勢する圧縮バネ30と、打撃部材を鋳片から離れる方向に移動させて圧縮バネを圧縮し、次いで自由に運動させるカム機構32と、打撃部材、圧縮バネ、及びカム機構を支持する本体14とを備える。打撃時にカム機構32が打撃部材22から離れて自由加速させ、これにより圧縮バネ30の圧縮エネルギーを打撃部材22の運動エネルギーに変換して、その打撃部材22が鋳片1に衝突することで所定の打撃エネルギーを鋳片に与える。 (もっと読む)


【課題】Ni、Moを極力含有しない場合でも、SNCM220H及びSCM420Hを素材鋼とする場合と同程度又はそれを上回る曲げ疲労強度とピッチング強度を確保させることができるとともに成分コストが低く、しかも、熱間および冷間での圧延や鍛造の際の良好な加工性も具備する肌焼鋼を提供する。
【解決手段】C:0.15〜0.30%、Si:0.10%超〜1.0%、Mn:0.30〜1.0%、S≦0.030%、Cr:1.25%超〜3.0%、Mo:0.04〜0.10%、Al:0.010〜0.050%、N:0.0100〜0.0250%を含み、Si、Mn、Cr及びSの含有量が、30≦Mn/S≦150及び0.7≦Cr/(S+2Mn)≦1.1を満たし、残部はFeと不純物からなり、不純物中のP≦0.020%、Ti<0.005%、O≦0.0015%である肌焼鋼。さらに、Cu、Ni、V、Nb、Caを含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】鍛錬比4以下の炭素鋼または低合金鋼のビレットを製造するに際し、内部品質を確保でき、生産性に優れたビレットの製造方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造法による鋳片を用い、下記(1)式の関係を満たす条件で、連続鋳造の凝固末期の鋳片にロール圧下を行うこと、および分塊圧延前の鋳片にプレス鍛造を行うことのうちの少なくとも1つを行い、その後の鋳片に分塊圧延を行う。
10×b+4×c+α×d+e≧88.5 ・・・(1)
b:鋳型の長辺長さ/短辺長さ
c:(ロール圧下前の鋳片断面積−ロール圧下後の鋳片断面積)/鋳型断面積[%]
d:(プレス鍛造前の鋳片断面積−プレス鍛造後の鋳片断面積)/鋳型断面積[%]
e:(分塊圧延前の鋳片断面積−分塊圧延後の鋳片断面積)/鋳型断面積[%]
α:プレス鍛造の条件により1を超え2以下の範囲で設定される係数。 (もっと読む)


【課題】非微粘結炭の配合割合をこれまでと同等またはそれ以上に高めた配合炭を使用しても、近年求められている強度を満足するコークスを製造できる方法を提供する。
【解決手段】コークス炉原料の調製に際して、揮発分が25%以下で最高流動度が1ddpm以上10ddpm以下の低揮発性非微粘結炭を前記配合炭にさらに配合する工程および粘結材を添加する工程を備え、前記低揮発性非微粘結炭の前記粘結材に対する質量比(非微粘結炭/粘結材)が1以上3以下、および/または前記低揮発性非微粘結炭の配合炭に対する質量比率が2〜9%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】強度が向上した鋼材を鋼材の断面形状に合わせて切断する場合であっても、簡易な構成で、効率良く切断できるようにする。
【解決手段】ホットソー6を用いてH形鋼11を切断するに際し、ホットソー6に対してH形鋼11の搬送方向上流側にトーチ12を設置する。切断に先立ち、前記トーチ12を用いて予め前記H形鋼11を加熱する。しかる後、該加熱部分がホットソー6による切断位置になるまで、前記H形鋼11を搬送した後、該加熱部分のホットソー6による切断を開始すると共に、このホットソー6による切断中に、前記トーチ12によって次の切断位置を加熱する。
【効果】従来、切断がネックとなって製造が不可能であった高強度高靭性の鋼材を、高能率で製造可能となる。 (もっと読む)


【課題】 高いせん断耐力を有しつつ、継手嵌合空間内の土砂を十分に除去・洗浄し、充填材を充填する作業を効率的に行うことのできる、鋼管矢板の連結構造を提供する。
【解決手段】 鋼管矢板本管10に取り付けた継手11,12を介して鋼管矢板どうしを接続し、継手11,12の内側に形成される空間内にモルタルを充填する。一方の継手11は一対のL型鋼材11aからなり、他方の継手12は閉断面の継手用鋼管12aからなる。鋼管矢板本管10の外周面のL型鋼材11a,11aで挟まれた部分にはモルタルとの付着のための突起14を設け、さらに継手用鋼管12aの外周面にも突起15を設ける。
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【課題】左右曲がりや上下反りを発生させること無くT形鋼を冷却する。
【解決手段】T形鋼1の搬送経路途中に、パスラインを挟んで左右に、互いに接離移動可能に設けられた一対のサイドガイド3a,3bと、これらサイドガイド3a,3bに、前記T形鋼1のフランジ1f外面及び上側内面を冷却すべく、パスラインに沿って設けられた複数の冷却ノズル4a,4bと、T形鋼1のフランジ1f下側内面を冷却すべく、搬送経路のT形鋼1のウエブ1wより下方位置に、パスラインに沿って設けられた複数の冷却ノズル4cを備えた冷却装置Rで、熱間圧延されたT形鋼1を、フランジ1f側の一方端部が上方を向くように傾斜させた状態で、当該T形鋼1のフランジ1f内外面を冷却する。
【効果】T形鋼のサイズが変化しても、同一設備を用いて、左右曲がりや上下反りを発生させること無くT形鋼を冷却できる。 (もっと読む)


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