説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】鋼板間にスポット溶接部や部分的に強く接触する部分が存在する状況下においても、抵抗スポット溶接の溶接条件を殆ど変更せずにく、無効電流を十分に低減しながら、スポット溶接部や部分的に強く接触する部分の近傍で、良好な抵抗スポット溶接を行う。
【解決手段】重ね合わされて配置される鋼板1、2における、鋼板1、2を接合するとともに通電性を有する接合部3の近傍に、重ね合わされて配置される鋼板1、2を挟んで対向して配置される溶接電極4およびバック電極5を当設して、鋼板1、2を抵抗溶接する。溶接電極4またはバック電極5が当接する鋼板1、2が、接合部3と、溶接電極4またはバック電極5が当設する部分とを結ぶ領域25の少なくとも一部を分断するように形成されるスリット1a、2aを備える。 (もっと読む)


【課題】溶接管を構成する鋼板の肉厚やヨークの肉厚を増加させることなく、下限強度を増加させることができる車両用推進軸を提供する。
【解決手段】ヨーク56と電縫鋼管58との間の接合部76において、フック継手30の回転に同期して周期的に変化するヨーク56と電縫鋼管58との間の引張り応力が相対的に特に低くなる領域SS内に、電縫鋼管58の逢わせ目62が位置させられていることから、ヨーク56においてその1回転のうちで引張り応力が大きくなる位相領域に電縫鋼管58の逢わせ目62が位置することがなくなり、電縫鋼管58を構成する鋼板の肉厚やヨーク56の肉厚を増加させることなく、ヨーク56と電縫鋼管58との間の接合においてその下限強度を増加させることができる。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグの種類に関係なく、短時間で水和反応が可能なようにする。
【解決手段】製鋼スラグ2を加圧蒸気によってエージングする方法である。スラグ収納容器3を挿入する圧力容器4に蒸気を供給すべく設けられた配管5を、前記スラグ収納容器3の内部に導く。この配管5を介して、前記スラグ収納容器3に装入された製鋼スラグ2に蒸気を供給することによって、前記製鋼スラグ2を直接水和反応させる。
【効果】どのような種類の製鋼スラグでも、短時間で蒸気がスラグ内に十分行き渡り、2時間以内の短時間で水和反応が可能になる。 (もっと読む)


【課題】鋳片最終凝固部の切り捨て長さを適正化することにより、鋳込み末期における鋳片の品質向上を図ることのできる連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋳込み末期における鋳片の内部品質を向上させる連続鋳造方法であって、タンディッシュの底部近傍に配置した温度測定装置を用いて、少なくとも、取鍋からの溶鋼の供給が終了した後鋳込みが終了するまでの間のタンディッシュ内の残鋼の温度を連続して測定するとともに、測定された残鋼の過熱度の最低値に応じて鋳片最終凝固部の切捨て長さを決定し、切除することを特徴とする鋼の連続鋳造方法である。前記温度測定装置は、タンディッシュの底部から上方に向かって挿入するか、またはタンディッシュの側壁部から水平方向に挿入することにより、温度測定装置の温度測定先端部を、タンディッシュの底面から50mm〜250mm上方の位置に配置することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】長辺側固定プレートの厚みを最小限とする。
【解決手段】鋳型銅板1a,1bの外側に固定プレート2a,2bを、長辺側固定プレート2aの外側の鋳造方向上下部及び幅方向両側部に、上下面及びサイドプレート3a〜3cを夫々配置する。長辺側固定プレート2aの外側の幅方向中央部に、補強用リブ4を、長辺側固定プレート2aと上下面プレート3a,3bに接合配置する。補強用リブ4の鋳造方向任意位置の水平横断面形状が、最大鋳型幅をWmax、長辺側固定プレート厚さをtbp、補強用リブの厚さをtrib、水平断面長さをLribとした場合(単位は全てmm)、Wmax3/(tbp3・trib・Lrib3)≦0.060を満たす構成とする。長辺側固定プレート2aと、上下面及びサイドプレート3a〜3cと、補強用リブ4で構成される空間部に電磁コイル5を配置する。
【効果】長辺側固定プレートの厚みを最小限とでき、電磁コイルの磁束密度を最大限確保できる。 (もっと読む)


【課題】高精度の予測結果に基づいて製品の品質を制御することが可能な製品品質の制御方法、及び、当該制御方法を実施することが可能な製品品質の制御装置を提供する。
【解決手段】製品の品質を制御する方法であって、製造条件に応じた製品の品質を、線形回帰式で定義する、第1工程と、制御される製品の品質を、離散確率分布に基づく確率モデルを用いて数式化する、第2工程と、製品製造工程中における実際の製造条件のばらつきを、任意の確率モデルで数式化する、第3工程と、第1工程で定義した線形回帰式、第2工程で特定された数式、および、第3工程で特定された製造条件のばらつきの確率モデル式を用いて、製品製造工程中の任意の時点で製品の品質を予測する、第4工程と、を備えることを特徴とする、製品品質の制御方法とする。 (もっと読む)


【課題】プレス成形などの熱間加工後でも高い降伏点を維持することができるアスクルハウジング用厚鋼板の提供
【課題手段】 質量%で、C:0.10〜0.25%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.70〜1.60%、P:0.025%以下、S:0.010%以下、Al:0.005〜0.060%、N:0.006%以下、Nb:0.050%以下、V:0.020〜0.080%およびTi:0.003〜0.030%を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、下記の式(1)から求められるCeqが0.35%以上0.55%以下であることを特徴とするアクスルハウジング用厚鋼板。
Ceq=C+Si/24+Mn/6+Cu/15+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 ・・・(1)
但し、上記式(1)中の各元素記号は、それぞれの元素の含有量(質量%)を意味する。 (もっと読む)


【課題】加熱炉に装入されていない多数のスラブを対象に、簡便に生産効率を向上することができる熱間圧延の圧延順決定方法及び圧延順決定装置、並びに、熱延鋼板の製造方法及び熱延鋼板の製造装置を提供する。
【解決手段】複数のスラブを全て圧延する際の生産効率の目安となる生産効率評価量をスラブの長さの関数として予め定めておき、複数のスラブが加熱炉に装入される前に、該生産効率評価量を計算し、計算された生産効率評価量を少なくとも1つの項に含む評価関数から評価関数値を計算し、該評価関数値が最小となるようにスラブの圧延順を決定することを特徴とする、熱間圧延の圧延順決定方法、該圧延順決定方法により圧延順を算出する手段を備える熱間圧延の圧延順決定装置、上記圧延順決定方法により得られた圧延順に圧延を行う熱延鋼板の製造方法、並びに、加熱炉及び圧延機と、上記圧延順決定装置とを備える熱延鋼板の製造装置とする。 (もっと読む)


【課題】連続圧延のままで球状化組織を有し、長時間球状化熱処理の省略あるいは短縮が可能な高い量の炭素とクロムを含む軸受鋼鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.7〜1.2%、Cr:0.8〜1.8%、Mn:0.2〜1.2%、S≦0.015%を含み、Mn/S:20〜170の被圧延材をAe1点〜Aem点に加熱した後、2以上の圧延工程と、最初の圧延工程から最後の圧延工程までの間に1以上の中間冷却工程とを備える全連続式熱間圧延方法により圧延する際、(1)各圧延工程中の被圧延材の表面温度が、680℃〜(Aem点−30℃)、(2)中間冷却工程において、冷却開始から冷却終了後被圧延材の表面温度がAe1点以上に復熱するまでの時間が10s以下、(3)総減面率≧30%、の全てを満足し、さらに圧延終了後、400℃までの温度域を冷却速度を5℃/s以下として最終冷却する。 (もっと読む)


【課題】大入熱量の溶接を実施しても、良好なHAZ靱性を安定して得ることのできる溶接熱影響部靭性に優れた鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.20%、Si:0.01〜0.3%、Mn:0.5〜2.5%、Ti:0.005〜0.025%(40〜250ppm)、P:0.02%以下、S:0.01%以下、N:0.01%以下、Al:0.040%以下、Zr:0.001〜0.020%(10〜200ppm)、O(酸素):0.001〜0.010%(10〜100ppm)、Mg:0.001%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、Tiのうち0.004〜0.020%が固溶Tiとして存在し、Zrのうち0.005%以下が固溶Zrとして存在することを特徴とする溶接熱影響部靭性に優れた鋼材。さらに、Cu、Ni、Cr、Mo、Nb、VおよびBのうちの1種または2種以上の成分を含有してもよい。 (もっと読む)


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