説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

1,101 - 1,110 / 2,544


【課題】熱間プレス後に施されるトリムやピアスといった剪断加工や打ち抜き加工によって形成される、加工端面についての耐端面割れ性に優れる熱間プレス部材を製造する。
【解決手段】C:0.15〜0.45%、Mn+Cr:0.5〜3.0%、さらにP:0.05%以下、S:0.03%以下、Si:0.5%以下、Ni:2%以下、Cu:1%以下、V:1%以下およびAl:1%以下の1種または2種以上を含有し、残部Fe及び不純物からなる化学組成を有する鋼板を、Ac点〜(Ac点+100℃)の温度域に5分間以下保持したのちに熱間プレスを施し、次いで上部臨界冷却速度以上の冷却速度でMf点まで冷却する焼入れ処理を施して引張強さを1.2GPa以上としたのちに、剪断加工または打ち抜き加工を施し、前記剪断加工または打ち抜き加工により形成された加工端面に、300〜400℃の温度域に10分間以下保持する熱処理を施すことにより、熱間プレス部材を製造する。 (もっと読む)


【課題】Pの含有量が高い完全オーステナイト凝固するオーステナイト系合金の溶接凝固割れ感受性を低減することができる溶接材料の提供。
【解決手段】C≦2.0%、Si≦4.0%、Mn:0.01〜3.0%、P:0.03%超〜0.3%、S≦0.03%、Cr:12〜35%、Ni:6〜80%、sol.Al:0.001〜5%、N≦0.3%を含有し、残部がFe及び不純物からなるオーステナイト系合金からなる母材と他のオーステナイト系合金からなる母材とを溶接するのに用いる溶接材料であって、C:0.3%超〜3.0%、Si≦4.0%、Mn≦3.0%、P≦0.03%、S≦0.03%、Cr:22%超〜55%、Ni:30%超〜70%、sol.Al:0.001〜1%、N≦0.3%を含有し、残部がFe及び不純物からなる溶接材料。特定量のCu、Mo、W、V、Nb、Ti、Ta、Zr、Hf、Co、B、Ca、Mg、REMの中から選ばれた1種以上の元素を含有してもよい。
(もっと読む)


【課題】脱脂性に優れる溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】溶融亜鉛系めっき鋼板を調質圧延する、調質圧延工程と、調質圧延工程において調質圧延された鋼板のめっき表面に、ピロリン酸根を0.1mmol/L以上50mmol/L以下含有する水溶液を接触させる、接触工程と、接触工程の後、鋼板を乾燥させる、乾燥工程と、を備えることを特徴とする溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】脱脂性に優れる溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】溶融亜鉛系めっき鋼板を調質圧延する、調質圧延工程と、調質圧延工程において調質圧延された鋼板のめっき表面に、Caおよび/またはMgを15ppm以上含有し、かつ、炭酸水素イオンを60ppm以上含有する水溶液を接触させる、接触工程と、接触工程の後、鋼板を乾燥させる、乾燥工程と、を備えることを特徴とする溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】Z方向のアレスト特性に優れた高強度厚肉鋼板を低コストで提供する。
【解決手段】C:0.01〜0.12%、Si≦0.50%、Mn:0.4〜2%、P≦0.05%、S≦0.008%、Al:0.002〜0.05%、N≦0.01%、Nb:0.003〜0.1%を含み、〔C+(Mn/6)+(Cu/15)+(Ni/15)+(Cr/5)+(Mo/5)+(V/5)〕:0.32〜0.40を満たし、残部はFeと不純物の化学組成を有し、板厚中心部における有効結晶粒径≦25μmで、C断面における板厚1/4位置を中心として、Z方向で特定長さを有する任意の直線と交差する有効結晶粒の粒界数NzとC方向で前記と同じ特定長さを有する任意の直線と交差する有効結晶粒の粒界数Ncとの比Nz/Ncが1.05以上のZ方向のアレスト特性に優れた高強度厚肉鋼板。但し、有効結晶粒は、EBSP法を用いて15゜以上の方位差を有する境界を結晶粒界とみなした場合の結晶粒を指す。更に、Ni、Cu、Cr、Mo、V、B、Ti、Ca、Mg及びREMを含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】車体傾斜時にアクチュエータが固渋しても、車体を水平に戻せるようにする。
【解決手段】車両1の幅方向となるよう例えば車体2に支持された、軸心を中心とする回転自在なトーションバー3と、トーションバー3の両端にそれぞれ一端側が固定されたリンク4a,4bと、台車5に取り付けられ、両リンク4a,4bの他端側にそれぞれ接続されたアクチュエータ6a,6bを備えた車体傾斜制御装置のフェールセーフ技術である。アクチュエータ6a,6bにストロークセンサを設置し、車両走行時、アクチュエータ6a,6bのストロークを計測する。このストロークの計測により判定手段が例えばアクチュエータ6aの固渋と判定した時は、制御手段が固渋と判定されないアクチュエータ6bの長さを、固渋と判定したアクチュエータ6aの長さに揃える。
【効果】車体を水平に戻せるので、直線走行時の走行安定性や、逆方向の曲線通過時の走行安全性が確保できる。 (もっと読む)


【課題】厚肉(t/Dが20%以上)の素管を用いて冷間引抜加工する場合であっても、プラグ破損やビビリ欠陥の発生がない、最適な引抜加工用プラグを提供する。
【解決手段】管材の内面に挿入する引抜加工用プラグであって、プラグの先端から順にストレート部、第1テ-パ部および第2テ-パ部で連続的に形成された外面を有し、前記ストレート部の外面は円柱面状であり、前記第1テ-パ部にはその径がストレート部から第2テ-パ部に向かって大きくなるようにテ-パ角θ1が付与され、前記第2テ-パ部にはその径が前記第2テ-パ部から後端に向かって大きくなるようにテ-パ角θ2が形成され、テーパ角θ1とθ2がθ1>θ2>0(ゼロ)の関係を満足することを特徴とする管材の引抜加工用プラグである。さらに、それを用いる引抜加工方法である。 (もっと読む)


【課題】延性と穴拡げ性とを両立させた高張力高延性溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.08〜0.25%、Si:1.5%以下、Mn:1.0〜2.6%、Al:1.5%以下、P:0.1%以下、S:0.1%以下、N:0.020%以下、かつ、SiとAlとの関係が、1.2%≦[Si]+[Al]≦1.8%([Si]:Siの質量%、[Al]:Alの質量%)を満足し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、鋼組織として残留γ相を5体積%以上含み、機械特性値の関係が、TS×El≧18000(TS:引張強度(MPa)、El:全伸び(%))かつTS×λ≧35000(TS:引張強度(MPa)、λ:穴拡げ率(%))である。 (もっと読む)


【課題】微量な合金鉄を正確かつ安全にさらには低コストで溶鋼に添加する方法を提供する。
【解決手段】円筒状の紙製の本体部2と、本体部2の一方の端部開口を閉じるとともに溶鋼8に浸漬された場合に本体部2よりも先に焼損する紙製の先端部3とを備え、内部に合金鉄6を収容する中空体からなる合金鉄収容部材1を、先端部3が本体部2よりも下部に位置するようにして溶鋼8に浸漬し、先端部3を焼損させることによって、合金鉄6を溶鋼8中へ投入することにより、合金鉄6を添加する。 (もっと読む)


【課題】斜め方向へ負荷される衝撃荷重に対しても、全体での曲がり変形の発生を抑制し、連続的に安定した蛇腹状の塑性座屈変形をするクラッシュボックスを提供する。
【解決手段】対向するコーナー部4、5とコーナー部6、7とを備え、四角形の横断面形状を有する金属製の筒体から構成されるクラッシュボックス3である。コーナー部4、5の成す角度が90°以上150°以下、コーナー部6、7の成す角度が30°以上90°以下であり、かつ横断面形状が、一対のコーナー部4、5を通過する線に対称な形状である。さらに、辺8、9に、長手方向へ延び、内部へ向けて凸となる溝12、13を有する。これらの溝12、13は、板厚t(mm)、辺8〜11の長さW(mm)、溝12、13の個数N、及びN個の溝12、13の開口幅の平均値Wc(mm)が式(1)の関係を充足する。5<(W−N×Wc)/(N+1)/t<50・・・・・・・(1) (もっと読む)


1,101 - 1,110 / 2,544