説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】X60〜70グレードを満足する鋼材でありながら、優れた変形性能を有するラインパイプ用鋼材の提供
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.10%、Si:0.05〜0.60%、Mn:1.3〜1.9%、Cr:0.01〜0.60%、V:0.01〜0.09%、Nb:0.001〜0.09%、Ti:0.005〜0.040%およびsol.Al:0.005〜0.060%を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、不純物としてのP:0.02%以下、S:0.005%以下、N:0.010%以下およびO:0.005%以下である化学組成を有し、面積率で、平均結晶粒径が10μm以下のフェライト:40〜80%、ベイナイト:20〜60%、島状マルテンサイト:1.0〜5.0%で構成されるミクロ組織を有するラインパイプ用鋼材。 (もっと読む)


【課題】熱延鋼板製造ラインにおいて、鋼板の移動(通板)を阻害することなく、下面から供給される冷却水噴流の給水路形成部材に改良を加えることで、排水性に優れ、かつ冷却水の無駄を減少させることができる鋼板の冷却装置を提供する。
【解決手段】熱間仕上げ圧延機列の下工程側に配置され、複数の冷却ノズル22cを備える鋼板の冷却装置であって、冷却ノズルは、鋼板通過部位の上面側及び下面側に設けられて冷却水を噴射可能とされ、下面側には下面ガイド40が設けられ、前記下面ガイドは、下面側からの冷却水が通過すべき流入孔42と、冷却水が排出可能に通過すべき流出孔43と、を有し、前記流入孔は鋼板搬送方向に並列され、流出孔は流入孔間に配置され、流入孔に通じる通水路及び流出孔から通じる通水路を形成する給排水通路形成部材45を有し、前記冷却ノズルからの冷却水の噴射は前記流入孔に通じる通水路内に行われる。 (もっと読む)


【課題】操舵台車への集電装置の装荷を可能としつつ、集電靴の動作範囲とエンドアプローチの高さを大きくとることがないようにする。
【解決手段】第3軌条に集電靴を接触させて鉄道車両に電気を取り込む鉄道車両用集電装置16である。集電装置16を、台車枠12との間に軸ばね13を介在させた状態で、鉄道車両の台車枠12との相対変位が可能なように支持部14によって支持した軸箱11の一つに、鉛直方向の弾性係数が鉛直以外の方向の弾性係数に比べて小さい防振ゴム17を介して装荷する。
【効果】前後の軸箱間隔が曲線区間で大きく変化する操舵台車に集電装置を装荷した場合においても、軸箱に集電装置を保持することができるので、集電靴の動作範囲とエンドアプローチの高さ範囲を広くとる必要がなくなる。 (もっと読む)


【課題】羽口を有する精錬炉において、マグクロ系耐火物を廃棄物とすることなく、従来よりもライニングコストをかけずに炉寿命を向上させる。
【解決手段】炉壁に横吹き羽口2が設けられた精錬炉1である。炉壁に内張りされた耐火煉瓦のうちで、鉄皮側に設けられるパーマネント煉瓦3よりも炉内側に施工されるワーク煉瓦4の、少なくとも横吹き羽口2部の上方部分における所定範囲を稼動面側と背面側に2分する。2分した部分の稼動面側にはCr2O3を含有するマグクロ系煉瓦4aを使用し、背面側にはCr2O3を含有しないドロマイト系煉瓦4bを使用して築炉施工する。
【効果】耐火物の溶損を抑制でき、従来よりも炉寿命を向上させることができる。また、炉の解体時に、含有クロムによる環境問題が発生することがない。 (もっと読む)


【課題】590MPa以上という高い引張強度と、プロジェクション溶接した場合における良好な溶接部強度とを兼ね備え、プロジェクション溶接が使用される自動車部品の素材として好適な抵抗溶接用冷延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20%、Si+Al:0.4〜1.6%、Mn:0.1〜3.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、(1)式;固溶Si濃度=TSi-OSiおよび(2)式;固溶Al濃度=TAl-OAlにより規定される鋼板表層部の固溶Si濃度および固溶Al濃度の合計が0.20質量%以上であり、鋼板表面のクラックの最大深さが5μm以下であり、かつ、幅6μm以下で深さ2μm以上のクラックの数密度が10個/50μm以下であり、引張強度590MPa以上である機械特性を有する抵抗溶接用冷延鋼板である。TSiおよびTAlは、それぞれ鋼板表面から30nm深さ位置までの鋼板表層部におけるSiおよびAlの全体の濃度(単位:質量%)であり、OSiおよびOAlは、それぞれ鋼板表層部において酸化物を形成しているSiおよびAlの濃度(単位:質量%)である。 (もっと読む)


【課題】曲線通過時に、鉄道車両用2軸台車の外軌側車輪の最大横圧を低下させ、かつ内軌側車輪においても従来台車より安全性が悪化しないようにする。
【解決手段】2軸台車の進行方向前側の輪軸或いは進行方向後側の輪軸の何れかのみを操舵する片軸操舵台車である。曲線通過時に、前記何れかの輪軸を操舵する操舵装置の、β/{ sin−1(a sinα/L)}×100で表す操舵量(β:輪軸の操舵角、a:軸距、α:ボギー角(曲線での台車と車体の相対角)、L:台車中心間距離)が100%の場合の理論操舵量に対する操舵量増分率を、−10%以上、44%以下の範囲で調整した。
【効果】前軸或いは後軸のみを操舵する鉄道用片軸操舵台車において、曲線走行時における外軌側車輪に作用する横圧を低下させ、かつ内軌側車輪の脱線可能性の発生を回避することができるので、曲線通過時の安全性が向上する。 (もっと読む)


【課題】穿孔圧延の際に、ビレット内の中心偏析やポロシティに起因する内面疵の発生を確実に防止する継目無管の製造方法を提供する。
【解決手段】パスラインに沿ってプッシャが入側に、プラグが出側にそれぞれ配設され、プラグの周りに複数の傾斜ロールが対向して配設された穿孔機を用いて、ビレット横断面内で中心偏析およびポロシティからなる品質劣等領域の最大径がd[mm]である場合、下記の(1)式で表されるプラグ先端圧下比(TDF)が下記の(2)式を満足する条件で穿孔圧延を行う。
TDF=(Bd−D1)/Bd …(1)
TDF≦−0.50×(d/Bd)+0.06 …(2)
ただし、上記(1)式および(2)式中、Bd:ビレットの直径[mm]、およびD1:プラグ先端位置での傾斜ロールの間隔[mm]。 (もっと読む)


【課題】防錆性、密着性に優れ、焼鈍雰囲気が酸化性雰囲気でも打ち抜き加工後の歪取り焼鈍によるスティッキングを生じないクロムフリー絶縁皮膜を備えた電磁鋼板の提供。
【解決手段】電磁鋼板の両面にCrを含まない厚さ0.1〜2μmの絶縁皮膜を形成する。絶縁皮膜は、鉄より易酸化性の微粒子、好ましくはカーボンブラックを、固形分として1〜10質量%の量で含み、残部がAl、Mg、Ca、Sr、Ba及びZnから選ばれた少なくとも1種の金属の第一リン酸塩50〜90質量%と有機樹脂5〜50質量%であるか、前記第一リン酸塩40〜90質量%と有機樹脂5〜50質量%とシリカ5〜10質量%である。 (もっと読む)


【課題】転炉を用いる溶銑の脱燐処理において、蛍石等のハロゲン化物を実質的に用いず、スピッティングやスロッピングによる操業上の困難を発生させることなく、脱燐処理時間が5〜8分間で脱燐率80%以上を安定して達成することができる技術を提供する。
【解決手段】転炉に収容された溶銑に、上吹き酸素ガス流量を1.5〜2.5Nm/min/ton、底吹きガス流量を0.15〜0.8Nm/min/tonとしつつ、脱燐剤として供給する全CaO質量を粉状として前記上吹き酸素ガスと共に溶銑へ吹き付けて、脱燐処理終了時のスラグ組成を、塩基度:2.2〜3.2、Al:4.5〜7.5質量%、T.Fe:7〜13質量%に調整する。 (もっと読む)


【課題】圧延中にロールクロス式圧延機のクロス角を操作して圧延材の形状を制御する際の精度を高めることが可能な、ロールクロス式圧延機における圧延材の形状制御方法及び該形状制御方法を用いる圧延材の製造方法を提供する。
【解決手段】ロールクロス式圧延機のクロス角を操作して圧延材の形状を制御する方法において、クロス角の操作量を決定する際の制御ゲインをクロス角の関数として設定しておき、クロス角の実績値を関数に代入することによって制御ゲインを時々刻々変更しながらクロス角の操作量を決定する、ロールクロス式圧延機における圧延材の形状制御方法、及び、該形状制御方法を用いる圧延材の製造方法とする。 (もっと読む)


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