説明

象印マホービン株式会社により出願された特許

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【課題】蓋リング部材が上側に膨らむことによる生じるパッキンのシールを、ヒータカバーにねじ止め用の孔を増やすこと無く防止する。
【解決手段】上蓋部材40に蒸気口部41を一体に設け、蓋リング部材30に蒸気路開口52と上下に連通する貫通孔33を形成し、補強板60の空所を貫通孔33と上下に連通するように形成し、補強板60の空所から調圧弁設置室100を上側に突き出し、上蓋部材40の下端と、補強板60の空所から露出する蓋リング部材30の上端部分とに、加圧炊飯状態でのみ上下に接する押し合い部45、34を設け、上蓋部材40の押し合い部45を、蒸気口部41の周側46の下端に形成し、蓋リング部材30の押し合い部34を、貫通孔33と調圧弁設置室100の中間部分に形成し、最大加圧炊飯状態で、押し合い部45が押し合い部34の上側変位に抵抗するようにし、パッキン130が蓋リング部材30に接触する部分の上昇を軽減した。 (もっと読む)


【課題】蓋体内面に付着した水滴の保温ポット外への落下をなくす。
【解決手段】蓋体2の中栓6の外周面上端全周囲にパッキン8を設け、このパッキン8にスカート部11を形成するとともに、中栓6に形成した段差部9に、この中栓6の周方向に長い舌片状の水切り10を設ける。さらに、蓋体2のヒンジ4を受ける肩部材3のヒンジ受け26の両側に水受け27を形成する。蓋体2を開放すると、中栓6に付着していた水滴は、水切り10によって保温ポット内に落とされるとともに、この水切り10で落とされなかった水滴は、中栓6の外周面を伝って流れ、スカート部11に溜まる。このスカート部11から溢れ出た水はヒンジ4及びヒンジ受け26を伝ってヒンジ4側に流れ、水受け27に溜まる。この構成により、蓋体2の開放の際に水滴を円滑に捕捉するようにしたので、その水滴の保温ポット外への落下を確実に防止することができる。 (もっと読む)


【課題】ブレーキ具の取付片をねじ止めでしっかり固定しながら、取付片を上下にコンパクトにし、摺接部と固定摺接部が摺接したときの摺接部の位置を安定させる。
【解決手段】ブレーキ具30に、摺接部が形成された弾性片31と取付片32を形成し、取付片32を、補強板の縦壁41の貫通孔46から蓋ヒンジ軸方向蓋外側に突き出し、取付片32と下蓋部材11のねじ孔部13を上下方向にねじ止めし、そのねじ50の位置を、弾性片31の直交方向延長上の領域Aに配し、ブレーキ具30を、取付片32とねじ孔部13を1箇所でねじ止めし、そのねじ50と弾性片31との直線距離を最短化し、弾性片31に作用するねじ50回りの回転トルクを小さくした。補強板に、鍔壁42に繋がる延長片を下方に曲げた当て壁47を形成し、ブレーキ具30の回り止め部38を当て壁47の蓋ヒンジ軸方向対向側の側端に当接させ、ブレーキ具30を回り止めした。 (もっと読む)


【課題】プッシュボタンのロックとロック解除を行なうロックリングの回転操作に蓋体の経時変形による影響を及び難くする。
【解決手段】上蓋11に、蓋体1の外殻周側部の内側から延長してリング受け32を形成することにより、リング受け32に蓋体の経時変形による上下方向の反り変形を及び難くし、そのリング受け32にロックリング31を載せて回転自在に支持させることにより、ロックリングの回転操作に、蓋体の経時変形による影響が及び難くした。また、上蓋11を、蓋体1の外殻周側部が形成されリング受け32が上面に露出する蓋リング部材33と上カバー部材35の結合体としてロックリング31の組み込みを容易化し、リング受け32の接続壁32bの係合部38と上カバー部材35の係合壁36とを上下に係合させ、その係合部38の下方で横壁32aを断絶させることで係合の影響が横壁32aに及ぶことを防止した。 (もっと読む)


【課題】シール部材の劣化による液体漏出を抑制する。
【解決手段】液体を貯留する内容器29を内部に配設した本体12と、該本体12に開閉可能に取り付けられる蓋体35とを備え、前記蓋体35に内容器29の開口縁との間を閉塞するシール部材74を配設した液体容器(ポット11)において、前記蓋体35に、前記シール部材74の外周部に位置し、前記内容器29の上端との間をシールする補助シール部77を設けた構成とする。 (もっと読む)


【課題】製造コストを減少することができる家庭用電気製品の電源コード取付構造を提供する。
【解決手段】電源コード29を備え、電源コード29を取り出す取り出し口31に対向する出口32と連通する入口34まで至る通路33に折り返し部38を設けた家庭用電気製品10の電源コード取付構造において、出口32の近傍であって折り返し部38b前後の通路間の立壁36cに、電源コード29を挿通するスリット37が形成された。 (もっと読む)


【課題】注出動作を阻害することなく、転倒時の液体流出を確実に防止する。
【解決手段】ポット本体12または蓋体39の正面に注口49を設けるとともに、蓋体39に内容器34内で発生する蒸気を排気する排気通路90を設け、ポット本体12を注口49の方向へ下向きに傾けることにより、内容器34内の液体を注出可能とした電気ポットにおいて、蓋体39の排気通路90中に、内容器34の内部と機外とを連通させる連通部79を有する接続部材78を配設するとともに、接続部材78の下部に蓋体39の傾斜により移動して連通部79を閉塞する可動閉塞部材77を配設し、接続部材78に、注口49を下向きに傾斜させた注出状態では可動閉塞部材77によって閉塞されず、他の傾斜状態では可動閉塞部材77によって閉塞される空気抜部81を設けた構成とする。 (もっと読む)


【課題】フック解除ボタンに押し下げられる蓋フックの操作伝達部の回転停止位置がフック解除位置への変位後に決まるようにしつつ、上蓋部材を大型化せずに補強板の剛性をフランジで高める。
【解決手段】調圧弁20と、ソレノイドコイル30の駆動軸31に連結されたスライダ40とを備え、スライダ40は、操作伝達部13cのフック解除位置への変位を阻止し、かつ調圧弁20の閉弁を許すロック位置と、操作伝達部13cのフック解除位置への変位を許し、かつ調圧弁20を強制開弁するロック解除位置とを往復移動させられ、スライダ40に、平板部12bの上板面を摺動する回転規制部46を、ロック位置で操作伝達部13cの回転半径上に位置するスライダ40のロック部45より低く、かつ蓋フック13側に突き出して設けることにより、ロック解除位置で操作伝達部13cの回転半径上に位置し、かつフック解除位置への変位後に該操作伝達部13cに当るようにした。 (もっと読む)


【課題】蓋が加圧炊飯状態で開放されることを阻止する安全開放装置を蓋フック側により近づけて配置する。
【解決手段】調圧弁20と、ソレノイドコイル30の駆動軸31に連結されたスライダ40と、スライダ40の移動を上記駆動軸の進退方向に規制するガイド51、52と、蓋フック13の操作伝達部13cとを備え、スライダ40は、ガイド51、52と摺動する両側枠部41、42を進退方向の同側で繋ぐ接続枠部43、44と、進退方向と直交する方向の一方側に突き出たロック部45とを有し、ソレノイドコイル30は両側枠部41、42の間に配置され、調圧弁20側の接続枠部43に弁操作用軸43aが設けられると共に駆動軸31に連結され、スライダ40が蓋開放を阻止するロック位置と蓋開放を許すロック解除位置とを往復移動するとき、蓋フック13側の接続枠部44は、ソレノイドコイル30の上方の蓋内部空間を通り、スライダ40はロック位置でソレノイドコイル30の両側にあるようにした。 (もっと読む)


【課題】飲料用容器の口先部の一端側に下唇を付け、口先部の先端に上唇を付けて容器体を傾ける飲み方をしたときに、飲料を勢いよく口に流し込み易くする。
【解決手段】容器体1を大きく傾けても飲料を円滑に口先部4まで流すことができる飲料用容器において、口先部4の管壁を、長手軸と短手軸とを有する異形断面形状とし、口先部4の短手軸方向一端側を、短手軸と同一線上に対称軸を有する断面曲線状とし、短手軸方向他端側の長手軸方向両端部を、長手軸との短手軸方向の離間距離が短手軸方向一端側より大きい逃げ部としたことにより、口先部4の流量を長手軸方向に拡大することで増大しながら、上唇と口先部4間から飲料がこぼれ易くなることを避け、空気抜き管路10の外部側の開口を、短手軸方向で上記逃げ部と同側で開放したことにより、飲料残量が少なくなっても、上唇の左右両端付近に確保される管路開放空間と空気抜き管路10を通じた円滑な空気抜きにより飲料を流し続けることができるようにした。 (もっと読む)


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