説明

ダイワボウホールディングス株式会社により出願された特許

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【課題】 繊維表面に固着されたイオン交換性フィラーの脱落を防止し、かつイオン交換性フィラーの比表面積の減少を抑制することができるイオン交換材を提供する。
【解決手段】 本発明のイオン交換材は、繊維と、その表面のバインダー樹脂と、前記バインダー樹脂に固着されたイオン交換性フィラーとを含み、前記バインダー樹脂は、湿熱ゲル化樹脂であり、前記イオン交換性フィラーは、前記湿熱ゲル化樹脂が湿熱ゲル化したゲル化物によって固着されている。例えば、熱可塑性合成繊維成分としてポリプロピレンを芯成分(2)とし、湿熱ゲル化繊維成分としてエチレン−ビニルアルコール共重合樹脂を鞘成分(1)とした複合繊維(5)の鞘成分(1)にイオン交換性フィラー(3)を有効に固着させる。 (もっと読む)


【課題】繊維の性質を保持したまま、繊維表面にフィラーを有効に固着したフィラー固着繊維を含み、繊維表面に固着されたフィラーの脱落を防止し、フィラーの比表面積の減少を抑制することができる繊維構造物及びその製造方法、並びにフィラー固着繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】繊維と、その表面のバインダー樹脂を含有する繊維構造物であって、前記バインダー樹脂は、湿熱ゲル化樹脂であり、前記繊維構造物は、湿熱ゲル化樹脂が湿熱ゲル化した膜状に拡がったゲル化物によって複数本の繊維を被覆した膜状繊維集束部、及び繊維同士の交点において膜状に拡がったゲル化物により接着している膜状繊維接着部のうち少なくとも一部を含んでいる繊維構造物。 (もっと読む)


【課題】繊維表面にフィラーを効率よく固着し、その脱落を防止するとともに、フィラーの比表面積の減少を抑制してフィラーの機能を十分に発揮することができる、フィラー固着糸及び織編物を提供する。
【解決手段】湿熱ゲル化樹脂を含む糸、又は湿熱ゲル化樹脂を含む糸を含有する織編物に、フィラーを溶液に分散させたフィラー分散溶液を付与した後、湿熱処理することにより、前記フィラーが前記湿熱ゲル化樹脂のゲル化したゲル化物によって繊維表面に有効に固着されたフィラー固着糸及び織編物を得る。 (もっと読む)


【課題】 樹脂表面に機能性フィラーを有効に固着した、フィラーの脱落を防止し、フィラーの比表面積の減少を抑制することができる様々な用途に有用な樹脂成型物及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 被処理樹脂成型物(31)を、槽(32)内に湿熱ゲル化樹脂がゲル化する温度以上に加熱したフィラーを含む加熱されたフィラー分散溶液(33)に含浸して湿熱処理することにより、前記湿熱ゲル化樹脂をゲル化させたゲル化物でフィラーを樹脂表面に有効に固着させる。 (もっと読む)


【課題】繊維表面にフィラーを効率よく固着し、その脱落を防止するとともに、フィラーの比表面積の減少を抑制してフィラーの機能を十分に発揮することができる繊維構造物を提供する。
【解決手段】繊維5,6または7と、その表面のバインダー樹脂4と、前記バインダー樹脂に固着されたフィラー3を含むフィラー固着繊維を含有する繊維構造物であって、前記バインダー樹脂は湿熱ゲル化樹脂であり、前記フィラーは、前記湿熱ゲル化樹脂がゲル化したゲル化物によって固着されており、前記繊維構造物は、その表面に存在するフィラーの量を繊維構造物の内部に存在するフィラーの量よりも多くする。 (もっと読む)


【課題】 高い吸水性を有し、かつ濡れた対象物を拭いたときの液残りが少ない積層シートを提供する。
【解決手段】 親水性繊維を20mass%以上含み、ポイントボンド領域または繊維交絡領域を含む親水性不織布または親水性長繊維同士が少なくとも部分的に自己接着している親水性長繊維層の両面に分割型複合繊維を50mass%以上含む繊維ウェブを積層して積層体を作製し、積層体を水流交絡処理に付して、分割型複合繊維を割繊して繊度0.9dtex以下の極細繊維を得るとともに親水性不織布と極細繊維層とを一体化させることにより、親水性繊維層とその両面に配置された極細繊維層とから成り、極細繊維層が繊度0.9dtex以下の極細繊維を含み、親水性繊維層において親水性繊維同士が少なくとも部分的に接着している積層シートを得る。 (もっと読む)


【課題】目付けを軽くしても樹脂の浸透を防ぐことができ、深絞り成形でき、かつ剥離も容易である内装材用シートを提供する。
【解決手段】本発明の内装材シート(10)は、表皮層(1)と基材樹脂層(3)との間に介在させる内装材用シート(2a,2b)であって、前記内装材用シート(2a,2b)は、保液性繊維を含む紙層(2b)の少なくとも片面に繊維層(2a)が積層されており、前記紙層(2b)と前記繊維層(2a)とは一体化しており、前記内装材シートのJIS L1096 6.27.1 A法(フラジール法)における通気度が10cm3/cm2・s以上150cm3/cm2・s以下の範囲である。 (もっと読む)


【課題】 蒸気殺菌処理等の高温での濾過処理に耐え、長期の沸騰水暴露にも耐え得る筒状フィルターとその製造方法を提供する。
【解決手段】 融点が180〜210℃である芳香族脂肪族ポリエステル樹脂を含む第1成分と、融点が250℃以上である芳香族ポリエステル樹脂を含む第2成分とし、前記第1成分の少なくとも一部が繊維表面に露出した熱接着性複合繊維を40質量%以上含有するカードウェブを、水流交絡処理により交絡させた水流交絡不織布を形成し、前記熱接着性複合繊維の第1成分の融点より10℃下回る温度以上、第2成分の融点を20℃以上下回る温度以下に加熱しながら巻芯に巻き取り、巻芯を抜き取ることにより、耐熱性の高い筒状フィルターを得る。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、土などの固体と、気体や液体などの流体とを効果的に分離することができる網状体を提供する。
【解決手段】 本発明の網状体は、連続フィラメントを不規則に蛇行、集積させてなる第一繊維層に、連続フィラメントを不規則に蛇行、集積させてなる第二繊維層を積層一体化してなり、第一繊維層を構成している連続フィラメントが、第二繊維層を構成している連続フィラメントよりも大径に形成されていると共に、第一繊維層の貫通孔が第二繊維層の貫通孔よりも大きく、第一繊維層及び第二繊維層の貫通孔が網状体の厚み方向に連続して網状体の両面間に亘って連通した状態となっていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】濾過対象液の泡立ちを防ぐことができる上、濾過ライフの向上が可能な筒状フィルターとその製造方法を提供する。
【解決手段】複数のスパンボンド不織布からなる複層不織布(20)が巻回された筒状体(10)を含み、隣り合うスパンボンド不織布同士が熱融着されている筒状フィルターであって、筒状体(10)において、隣り合うスパンボンド不織布のうち少なくとも一方は、第1熱可塑性樹脂と、第1熱可塑性樹脂より融点が10℃以上高い第2熱可塑性樹脂とを含む複合繊維からなり、複層不織布(20)において、隣り合うスパンボンド不織布の熱融着温度におけるそれぞれの熱収縮率の差が5%以上有り、かつ隣り合うスパンボンド不織布をそれぞれ構成する繊維の繊度が相違することを特徴とする筒状フィルター(1)とする。 (もっと読む)


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