説明

ダイワボウホールディングス株式会社により出願された特許

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【課題】脂肪酸又はその塩に抗酸化性を付与し、脂肪酸又はその塩の酸化による繊維強度の低下を防止できるレーヨン繊維及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のレーヨン繊維は、レーヨン繊維内に脂肪酸又はその塩が混合され、前記レーヨン繊維内のセルロースと脂肪酸又はその塩とは非相溶状態で、かつ前記脂肪酸又はその塩は微分散されてセル状領域を形成しており、前記脂肪酸又はその塩に脂溶性の抗酸化剤が含まれている。本発明のレーヨン繊維の製造方法は、予め、脂肪酸又はその塩を含む溶液と、脂溶性の抗酸化剤とを混合し、脂肪酸又はその塩、及び脂溶性の抗酸化剤を含有する平均粒子径が0.3〜10μmの乳化液を調整し、セルロースを含むビスコース原液に、前記乳化液を混合して添加ビスコース液を調整し、前記添加ビスコース液をノズルより押し出して紡糸し、凝固再生する。 (もっと読む)


【課題】皮膚にあてたときにチクチクしない、良好な触感の化粧料含浸皮膚被覆シートを提供する。
【解決手段】 潜在捲縮性繊維を含む繊維ウェブを、水流交絡処理に付した後、ウェブを加熱して、立体捲縮を発現させて、不織布を得、この不織布に液体化粧料を含浸させて、化粧料含浸皮膚被覆シートを得る。湾曲部が好ましくは閉曲線を形成している、高度に発現した立体捲縮が、繊維表面に存在することにより、繊維の端部が、繊維表面から突出しにくい構成となり、良好な触感を与える。 (もっと読む)


【課題】優れた柔軟性を有し、弾力性に優れ、常温、高温下での嵩回復性が高く、初期嵩の大きい不織布等を得ることができる顕在捲縮性複合繊維及びこれを用いた不織布を提供する。
【解決手段】顕在捲縮性複合繊維は、第一成分1と第二成分2を含む複合繊維10であって、前記第一成分は、メタロセン触媒を用いて重合した直鎖状ポリエチレンを含み、前記第二成分は、ポリトリメチレンテレフタレートを50質量%以上含むポリエステルであり、繊維断面から見たとき、前記第一成分は前記複合繊維表面の少なくとも20%を占めており、前記第二成分の重心位置3は前記複合繊維の重心位置4からずれており、前記複合繊維は、波形状捲縮及び螺旋状捲縮から選ばれる少なくとも一種の捲縮を有している顕在捲縮性複合繊維。 (もっと読む)


【課題】フロックとして再生セルロース繊維を使用し、後染め可能な静電植毛シートを提供する。
【解決手段】ナフトール染料の下漬剤を含有した再生セルロース短繊維を、静電処理により基材に植毛して、静電植毛シートを得、このシートを、ナフトール染料の顕色剤、水、および粘剤等を含む染色用のコーティング液を用いて捺染処理すると、植毛された繊維の末端まで良好に染色することができる。 (もっと読む)


【課題】 優れた抗菌性能を有する繊維構造物を提供する。
【解決手段】 プロポリス原塊粉砕物を抽出し、有効成分を取り出した残渣から得られる抗菌性能を有する抽出物を繊維に付着させる。 (もっと読む)


【課題】弾力性と嵩回復性が高く、その耐久性も高い潜在捲縮性複合繊維及びこれを用いた繊維集合物を提供する。
【解決手段】第一成分(1)は、ポリブテン−1を含み、第二成分(2)はポリブテン−1の融解ピーク温度よりも20℃以上高い融解ピーク温度を有するポリマー又は融解開始温度(示差走査熱量(DSC)測定法より測定される補外融解開始温度)が120℃以上であるポリマーであり、潜在捲縮性複合繊維(10)を断面から見たとき、第一成分(1)は複合繊維表面の少なくとも20%を占めており、第二成分(2)の重心位置(3)は複合繊維の重心位置からずれており、潜在捲縮性複合繊維(10)は120℃におけるJIS-L-1015で測定した乾熱収縮率が、(A)初荷重0.018mN/dtex(2mg/de)での測定において50%以上、かつ(B)初荷重0.45mN/dtex(50mg/de)での測定において5%以上である。 (もっと読む)


【課題】 炭の有する諸性能が付与され、VOC吸着性にも優れる炭の含有繊維とその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明にかかる炭の含有繊維は、炭の粉を含有させてなるレーヨン繊維において、前記炭の粉は、平均粒子径が1.2μm以下であり、最大粒子径が2.2μm以下であり、セルロース分に対する割合が15質量%以上である、VOC吸着性にも優れる、ことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】柔らかな風合いであり、初期嵩回復性、長期嵩回復性ともに優れた、特に頻繁に荷重のかかる用途に適した繊維および不織布を提供する。
【解決手段】ポリトリメチレンテレフタレート系樹脂を含有する第1成分と、ポリオレフィン系樹脂を含有する第2成分からなり、偏心型複合断面であり、捲縮数が7個/25mm以上、25個/25mm以下の鋸歯状捲縮と波線状捲縮が混在した捲縮12、または鋸歯状捲縮と螺旋状捲縮が混在した捲縮性複合繊維。この複合繊維は、第2成分の融点をTm(℃)としたときTm−3(℃)において、捲縮の糸一山間の長さ及び捲縮の山の高さを特定の範囲とした波線状捲縮および/または螺旋状捲縮を発現するとともに乾熱収縮率が3%以下である。 (もっと読む)


【課題】電解効率の向上に有効な電解用隔膜を提供する。
【解決手段】電解液11を収容する電解槽10の陽極と陰極の間に配設され、電気分解によりそれぞれの電極13で生成した気体を分離状態に保持する電解用隔膜12であって、前記電解用隔膜12が繊度1500〜2500デニールのマルチフィラメント糸を緯糸に用い、カバーファクター(CF)が3600〜4500で製織された織布を電解用隔膜として提供する。使用する織布は、ポリフェニレンスルフィド繊維糸を含み、厚さが0.6〜1.1mmであるものが好ましい。 (もっと読む)


【課題】抄紙機の乾燥部のカンバス駆動方式における駆動力の伝達を向上させる目的でドライヤーカンバスのテンションを増大することは機械的強度問題やドライヤーカンバスの湾曲変形、走行性の悪化等の問題が予測される。そこで、ドライヤーカンバスとシリンダー間の摩擦係数、即ち、摩擦力を大きくすることにより滑り現象を抑制し、断紙トラブルのないドライヤーカンバスを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、ドライヤーカンバスの接紙面側もしくはその裏面側の少なくとも一方の非通紙部に樹脂被膜を有する製紙用ドライヤーカンバスをもって課題を解決するものである。 (もっと読む)


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