説明

日新製鋼株式会社により出願された特許

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【課題】 鋼材とアルミニウム系材との異材同士を、チリの発生による肉厚の減少なしに高接合強度で接合することができ、破断エネルギが高い強固な接合部を高効率で得ることができる異種材の抵抗スポット溶接方法を提供する。
【解決手段】 鋼材13とアルミニウム又はアルミニウム合金材14とを抵抗スポット溶接する際に、電極11,12間に電流をパルス状に通電する。つまり、通電期間と停止期間とを交互に繰り返し、通電時間t1が停止時間t2の0.6〜10倍である。鋼材13は、亜鉛又は亜鉛合金が被覆された被覆鋼板であるか、アルミニウム又はアルミニウム合金がめっきされためっき鋼板である。前記めっきは、Si:3〜15質量%、Fe:0.5〜5質量%を含む溶融アルミニウム合金めっきである。 (もっと読む)


【課題】 アルミニウム又はアルミニウム合金材と鋼材とを、容易に且つ低コストで接合することができ、接合強度が優れた継手が得られる異材接合用溶加材及び異材接合方法を提供する。
【解決手段】 アルミニウム系材2と、表面にアルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム系被覆層4が形成されている鋼材1とを、アルミニウム系被覆層4が形成されている面がアルミニウム系材2側になるようにして、その端部で重ね合わせる。その際、アルミニウム系材2がトーチ5側になるように配置する。そして、その重ね部を、Siを1.5乃至6.0質量%を含有し、残部がAl及び不可避不純物からなる溶加材6を使用して、交流ミグアーク溶接により重ね隅肉溶接する。 (もっと読む)


【課題】SUS430より良好な機械的性質を有するとともに、SUS304と同等以上の耐候性を有する低Ni高Mnオーステナイト系ステンレス鋼材を提供する。
【解決手段】上記課題を、質量%で、C:0.07%以下、Si:1.0%超え2.0%以下、Mn:3.0〜7.0%、P:0.045%以下、S:0.003%未満、Cr:18.0%超え22.0%以下、Ni:3.0〜5.0%、Cu:0.8〜2.0%、N:0.1〜0.35%であり、必要に応じてさらにMo:1.5%以下およびTi:0.8%以下の1種または2種を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる耐候性およびコストパフォーマンスに優れた低Ni高Mnオーステナイト系ステンレス鋼材によって達成する。 (もっと読む)


【課題】 突合せ継手溶接時の入熱エネルギを大きくしても安定した溶接ビードが得られるとともに、絞り加工性や耐穴あき腐食性に優れたテーラードブランク材を低コストで提供する。
【解決手段】 3〜15質量%のAl,2〜5質量%のMg,さらに必要に応じて0.5質量%以下のSiを含み、残部がZnと不可避的不純物からなる溶融Zn−Al−Mg系合金めっき層を片面当り20g/m2以上の付着量でその両面に有するめっき鋼板の端部と冷延鋼板の端部と突合せ、当該突合せ継手部を溶融溶接する。
めっき成分に含まれるAlが溶接時の溶融金属の流動性を高めてキーホールを充填し、溶接ビードのハンピングや穴開き状態を抑制する。このため生産性に優れる。また溶融Zn−Al−Mg系合金めっき層により優れた耐食性を発現できる。 (もっと読む)


【課題】SUS430より良好な機械的性質および耐食性を有するとともに、オーステナイト系ステンレス鋼材で問題となる耐応力腐食割れ性がSUS304より優れ、かつ高価なNiを節減した低Ni高Mnオーステナイト系ステンレス鋼材を提供する。
【解決手段】上記課題を、質量%で、C:0.05%以下、Si:2.0〜4.0%、Mn:3.0〜7.0%、P:0.045%以下、S:0.005%以下、Cr:16.0〜18.0%、Ni:3.0〜5.0%、Cu:1.0〜3.5%、N:0.1〜0.3%であり、必要に応じてさらにMo:1.5%以下およびAl:2.0%以下の1種または2種を含み、残部Feおよび不可避的不純物であって、下記の(1)式で定義されるMd30≦−20の組成を有する耐応力腐食割れ性およびコストパフォーマンスに優れた低Ni高Mnオーステナイト系ステンレス鋼材によって達成する。 Md30=551−462(C+N)−9.2Si−8.1Mn−29(Ni+Cu)−13.7Cr−18.5Mo …(1) (もっと読む)


【課題】ステンレス溶鋼の精錬において、脱炭効率が高く、かつCピックアップにも対処できる生産性の良い脱炭方法を提供する。
【解決手段】真空容器中で酸素吹錬終了後に不活性ガス攪拌による脱炭を行うステンレス溶鋼の脱炭処理において、前記不活性ガス攪拌による脱炭の開始前または開始後に溶鋼中の酸素活量を測定し、予め求めてある溶鋼中の酸素活量とスラグ中のCr酸化物濃度との相関関係からスラグ中のCr酸化物濃度を推定し、スラグ中のCr酸化物濃度が10〜30質量%の範囲になるように脱酸剤を溶鋼に添加するスラグ成分調整操作を行うことにより、スラグ中のCr酸化物濃度が10〜30質量%の状態で例えば10Torr(1333Pa)以下の真空下において不活性ガス攪拌による脱炭を進行させるステンレス溶鋼の脱炭方法。 (もっと読む)


【課題】 ほうろう層の表面に開口する欠陥である爪飛びの発生を防止または抑制することができるほうろう用アルミめっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 アルミめっき前処理として、水素ガスが含まれる還元雰囲気の形成された還元熱処理炉2中で加熱される際に鋼板4中へ吸蔵された水素を、還元熱処理炉2の下流側に設けられるスナウト3の内部空間3aに形成された窒素雰囲気中で加熱することによって鋼板4から放出させた後、めっきポット6中のアルミ合金の溶湯5に浸漬してほうろう用アルミめっき鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】 固体高分子型燃料電池のイオン交換膜や触媒電極層を劣化させる金属イオンが純水,冷却水に溶出することを抑えた固体高分子型燃料電池システムを提供する。
【解決手段】 加湿タンク15,17,加湿タンク17,排水タンク18,冷媒19循環系統及び配管を、Ni,Cu,Mn等を低減したフェライト系ステンレス鋼で作製し、タンクや配管からの有害な金属イオンの溶出を抑制する。
【効果】 金属イオンの溶出が抑制されているので、燃料電池のイオン交換膜や触媒電極層の劣化が防止され、長期にわたり電池出力が高位に維持される。 (もっと読む)


【課題】 ショット投射中であってもインペラーを適正な位置に配置することができ、デスケールを効率よくかつ確実に行うことができるショットブラスト方法を提供する。
【解決手段】 温度検出手段23によって、鋼帯19のうちショット18が投射される被投射領域における温度分布を検出し、制御手段24が、その温度分布に基づいてショット18の投射量分布を判断する。これによって目視判断することなくショット18の投射量分布を把握することができる。また制御手段24は、判断したショット18の投射量分布が予め定める投射量分布となるように、駆動手段22によってインペラー21を板幅方向Yに移動駆動して、ショット18の投射量分布を調整する。これによってショット投射中であっても、ショット18の投射量分布を容易に把握することができ、ショット投射中にショット18の投射量分布量が適正となるように、ショット投射量分布を調整することができる。 (もっと読む)


【課題】 帯状対象物におけるトリミング作業性を改善することができるトリミング設備を提供する。
【解決手段】 トリム屑押さえ装置26によってトリム屑19の後端部を把持した状態で、先行するトリム屑19の後端部と、後行するトリム屑19の先端部とを連結することができ、2つのトリム屑19の連結を容易に行うことができる。たとえばトリム屑19がトリム屑ピット28に収容される場合であっても、トリム屑ピット28に収容される前にトリム屑19の後端部を把持することで、先行するトリム屑19の後端部を極めて容易に見つけることができる。このように2つのトリム屑19の連結作業を容易化することで、切除したトリム屑19を連続して巻き取るのに必要な準備時間を短縮することができる。 (もっと読む)


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