説明

古河電池株式会社により出願された特許

111 - 120 / 314


【課題】この発明は、単位格子基板の耳部から対角線上に傾斜桟を設けることで連結格子基板の変形のない連結格子基板として、鉛蓄電池の格子基板の製品歩留まりを向上しようとするものである。
【解決手段】四方を囲む囲枠骨と、この囲枠骨の内部で縦横に交差して設けられた格子部と、前記囲枠骨に突出して設けられた耳部とで構成される単位格子基板を複数連結した鉛蓄電池の連結格子基板において、前記単位格子基板の耳部から囲枠骨の対角線上に傾斜桟を設けるとともに、耳部を介して隣接する4枚の格子基板のうち、少なくとも1組は前記傾斜桟と耳部で囲繞される形状が六角形を有する鉛蓄電池用連結格子基板である。 (もっと読む)


【課題】正極活物質の利用率の向上が図れ、長期に亘って寿命性能を確保できる制御弁式鉛蓄電池を提供することを課題とする。
【解決手段】水及び希硫酸を混練してなる活物質ペーストを、カルシウム系合金からなる格子基板に充填してなる正極板と、正極板と同様にして作製した負極板とを積層する際、ガラス繊維を抄造してなるリテーナマットを介して構成する制御弁式鉛蓄電池において、前記正極板は、正極活物質に、該正極活物質に対しシリカを主成分とする平均粒径2.0〜30.0μmの造孔剤を0.1〜3.0重量%含有してなることを特徴とする制御弁式鉛蓄電池。 (もっと読む)


【課題】 成形される電槽の側壁面にボイドや亀裂を生ぜず、生産効率良く製造できる蓄電池用モノブロック電槽。
【解決手段】 長側壁1aと短側壁1bを有し且つ上面開口する有底の箱状体から成る電槽1の内部を該短側壁1bに平行して所望枚数配設した隔壁1cにより、所望数のセル室1dに区画形成すると共に、該長側壁1aと該短側壁1bが交わる隅角壁部1eの外面に下部から上部にかけて肉厚部1fを形成して成る蓄電池用モノブロック電槽において、該長側壁1aの厚さを該短側壁1bの厚さより厚くするように成形したことを特徴とする蓄電池用モノブロック電槽A。 (もっと読む)


【課題】 従来のリチウム二次電池の注液栓の密閉構造の密閉性を改善し、当初の強固な密閉性を長期に亘り維持し得るに足る注液栓の密閉方法を提供する。
【解決手段】 リチウム二次電池の電槽蓋2に取り付けた注液栓1の下端螺筒部1Cの内周面のネジ部1c1にボルト4を螺合し、該中間筒部1Cにより限定形成されたボルト頭部嵌合用空間1b内の環状パッキン載置用環状段部1b1に載置した環状パッキン3を介して締め付けたとき、該ボルト頭部4bの平面な上面が平板座金載置用環状段部1c1より下位に位置せしめ、該ボルト頭部4bの上方に該中間筒部1cの内周壁面で囲繞形成される凹部空間7を存せしめるようにし、次いで、該ボルト頭部4bの上面に載置した平板パッキン5により該凹部空間7を埋めた後、平板座金6を該上端筒部1Cで囲繞形成される平板座金嵌合用空間1cに摺接嵌合し、該平板座金載置用環状段部1c1と該平板パッキン5上面に亘り載置し、次いで、該平板座金6の外周面と該上端筒部1Cの内周面をレーザー溶接する。 (もっと読む)


【課題】 種類の異なる2価の金属を組成成分として含む正極材料から成る正極活物質を製造するに必要な出発原料である各種の金属塩を液相法や固相法により反応させて得られた前駆体を焼成する工程を不要とし、簡単に合成し得られると共に、従来の正極活物質粉末の粒径に比し、粒径の大きな正極活物質粉末を製造し得られ、これを正極として用いて充放電特性の向上した長期安定したリチウム二次電池をもたらす正極活物質の製造法を提供する。
【解決手段】 オリビン型リン酸Mリチウム(Mは2価の金属)のMの種類を異にする複数種類のオリビン型リン酸Mリチウムの粉末を混合し、該混合粉末を不活性雰囲気又は真空中で焼結処理することにより固溶体化を行い、該異種の2価金属が組成成分として含む単一の化合物から成る正極材料を合成し、次いで、これを粉砕して平均粒径1ミクロン以上の粉末とする。 (もっと読む)


【課題】 正極と負極とをセパレータを介して積層してなる電極群を、電解質塩に少なくとも六フッ化リン酸リチウム(LiPF)を含む非水電解液と共にラミネートフィルムからなる外装ケースに収納してなるリチウムイオン二次電池において、使用に伴い生成するフッ化水素(HF)をすみやかに固定することができ、もって長寿命を有するシート状のリチウムイオン二次電池を提供する。
【解決手段】 正極と負極とをセパレータを介して積層してなる電極群を、電解質塩に少なくとも六フッ化リン酸リチウム(LiPF)を含む非水電解液と共にラミネートフィルムからなる外装ケースに収納してなるリチウムイオン二次電池において、上記ラミネートフィルムの最内層がポリアミドを分散したポリオレフィン樹脂層であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】この発明は構成を簡単にして、リード線の配置位置を変更するだけで、陽極端子の突出が少ない最近の電池を用いたものでも外形寸法を従来と同様に小型化できるようにしたパック電池を得ようとするものである。
【解決手段】複数個の円筒形電池5を並置配列した組電池20を熱収縮チューブ30内に収納しこれにリード線を接続したパック電池において、電池5の配列方向と同じ方向の電池の接線部と、この接線部の端部でこれと直角をなす電池の接線部と、その直角の頂点から垂直方向を向けた線部と、これらと円筒形電池の円周部で囲まれた部分にリード線を取り出せるようにNi端子片22を取り付け、この端子片にリード線21を接続したパック電池である。 (もっと読む)


【課題】 電池内でガスが蓄積した状態のラミネートフィルムを外装ケースに用いたシート状電池であっても、電極の集電体群と電極端子との接続部が安定に接続されたシート状電池を提供する。
【解決手段】 正極をセパレータを介して負極と積層してなる電極群をラミネートフィルムから成る外装ケースに収納し、各電極の集電体またはこれに取り付けられたリード線と接続された電極端子をケース外部に導出してなるシート状電池において、前記集電体またはリード線と電極端子の接続部と、前記外装ケースとの間に樹脂材料または樹脂材料を被覆した金属板からなるスペーサを屈曲した状態で介挿したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】蓋本体上面に液還流孔と排気孔を形成し、これらを覆蓋で覆ってなる二重蓋を有する蓄電池の排気構造において、蓋本体上面と覆蓋間に電解液が漏れ出た場合の電解液の電槽内への液還流をすみやかにすることと、過補水しても液漏れし難い蓄電池を提供する。
【解決手段】蓋本体にこれを貫通する筒体により排気孔を形成すると共に、該筒体に透孔や切欠きのない無垢の筒体とし、これを囲繞するように液還流孔を形成し、更に筒体と液還流孔を囲繞する囲繞壁を蓋本体の下面に垂下して形成し、この囲繞壁に少なくとも2個以上のスリットを形成した排気構造とした。 (もっと読む)


【課題】鋳造欠陥が生じ難い鉛蓄電池用格子基板の鋳造装置を提供する。
【解決手段】固定鋳型と移動鋳型1からなる鋳型を主要部とし、前記固定鋳型と移動鋳型の少なくとも一方にはヒーター冶具2が当接され、前記鋳型中央部より上方に冷却媒体を流通させる冷却管3が設けられた鉛蓄電池用格子基板の鋳造装置において、前記鋳型とヒーター冶具との間に冷却媒体の流入側が冷却媒体の流出側より鋳型との接触面積が大きい介在部材4を設ける又は/及びヒーター冶具の鋳型当接部に溝部2aを設けることを特徴とする鉛蓄電池用格子基板の鋳造装置であり、鋳型全体の温度分布を均一化することにより、目切れやボイドなどの鋳造欠陥が生じ難い品質良好な格子基板が得られる。 (もっと読む)


111 - 120 / 314