説明

古河電池株式会社により出願された特許

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【課題】予備乾燥、熟成、乾燥によって作製した極板は格子と活物質との密着が低く、十分な初期性能が得られず、また、密着性が低いために、特に正極界面で発生するバリア層による早期容量低下(以下、PCLと称する)を抑制し、電池のサイクル寿命を延ばすには限界があった。そこで、格子と活物質の密着性を向上させることが可能であり、また、初期特性の向上と長寿命の鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】活物質ペーストを鉛合金からなる集電体に充填後、ペースト状活物質の含水率が7〜12%の範囲で放置温度を10〜30℃、放置湿度を90%〜98%とする環境下で3時間以上放置した後に熟成を施すことを特徴とする鉛蓄電池用極板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 密閉鉛蓄電池の作動中や再充電においてセル室内に発生する液霧を含むガスを排気塔及び排気路を介し蓋に設けた外部排気孔から外部に排出せしめる過程において、該外部排気孔からの漏液防止効果や防爆フィルターの目詰まり防止効果を向上した排気構造をもつ密閉形鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】 仕切壁により区画された複数個のセル室4bを有する電槽4と、該電槽に各セル室4bと連通する安全弁9付き排気筒7を配設された蓋1とから成ると共に、該蓋1内に、これらの排気筒7から排気されるガスを、該蓋1に設けた外部排気孔3aに導く排気路5b′を設けて成る密閉形鉛蓄電池において、該排気路5b′の底面に少なくとも1つの凹部8と該凹部8内に垂下する邪魔板18を介在したことを特徴とする密閉型鉛蓄電池。 (もっと読む)


【課題】
正極板の活物質の利用率を向上させるために活物質の多孔度を上げようとすると、一般に活物質を構成している粒子間の結合力が低下し、活物質が構造体として弱くなり、特に深い充放電を繰り返した時に、活物質が正極板からの脱落、活物質と格子体との密着性の低下、集電効率の低下、活物質間の導電性の低下等が起こり電池としての寿命が短くなってしまう。そこで、炭化タングステンを正極活物質に添加することで、正極利用率が向上し、且つ充放電を繰り返しても高率放電特性や容量特性が維持される鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】
炭化タングステンを添加した正極板を備えることを特徴とする密閉式鉛蓄電池。 (もっと読む)


【課題】
オリビン型リン酸Mリチウム(Mは鉄、コバルト、マンガン、ニッケルのうち少なくとも一種以上を含む元素)の正極活物質として、オリビン型リン酸Mリチウム粒子表面または粒子間に、還元性を有する水溶性炭水化物、または還元性を有する水溶性炭水化物と還元性を有さない水溶性炭水化物とを混合した混合水溶性炭化物を焼成し導電カーボン層を形成することで、活物質粒子を被覆するために金属成分の溶出を抑制することが可能であり、集電効果が向上し、充放電容量が大きく、特に高率放電が良好な長期安定なリチウム電池を提供する。
【解決手段】
オリビン型リン酸Mリチウム(Mは鉄、コバルト、マンガン、ニッケルのうち少なくとも一種以上を含む元素)と、還元性を有する水溶性炭水化物または前記水溶性炭水化物を混合した混合水溶性炭水化物とを不活性雰囲気中で加熱処理して、該水溶性炭水化物または混合水溶性炭化物を炭化する。 (もっと読む)


【課題】
予備乾燥前の極板に一定量の水分を付与することにより、熟成不良を低減すると共に、電池性能の向上する鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】
鉛を主成分とする鉛合金の基板にペースト状活物質を充填し、次いで、予備乾燥、熟成、乾燥を施して作製される鉛蓄電池用極板の製造方法において、ペースト状活物質を基板に充填した後、極板の表面に水分を付与して、ペースト状活物質の含水率をペースト状活物質充填時よりも1%以上高め、更にまた、極板の表面に付与する水分の温度が25℃以上とする。 (もっと読む)


【課題】正極活物質合剤が剥離し難く、かつ正極活物質が酸化し難い非水電解液二次電池用正極板の製造方法、および前記正極板を用いた電池性能に優れる非水電解液二次電池の提供を目的とする。
【解決手段】正極活物質、導電剤、結着剤、増粘剤を分散剤で混練したペーストを集電体に塗布し、次いで分散剤の乾燥除去、加圧、焼成の各処理をこの順に施す正極板の製造方法において、前記焼成処理を、非酸化性雰囲気中で、前記結着剤の結晶化温度以上、融点未満の温度で施すことを特徴とする非水電解液二次電池用正極板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】予備乾燥、熟成、乾燥のうち少なくとも1つの工程おいて、炉内の雰囲気の気圧を制御することで、極板製造時の時間を短縮すると共に、低温雰囲気中でも極板の製造が可能であり、格子体とペースト活物質との間に緻密な腐食層を形成し密着性が良好な極板を作製でき、さらに、初期性能やサイクル寿命も良好な鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】鉛合金からなる基板にペースト状活物質を充填後、予備乾燥、熟成、乾燥のうち少なくとも1つの工程おいて、炉内の雰囲気の気圧を制御する。 (もっと読む)


【課題】鉛を多く含むドロスおよび未化成の極板や極板群を有効に活用し、さらに、分離回収効率を大幅に向上させる。
【解決手段】溶解炉で発生するドロスや鉛蓄電池製造過程で不良となった未化成の極板や極板群を回収し、該ドロスや極板、極板群を回収炉で加熱して溶解し金属鉛を回収する方法において、回収炉を加熱し、その上方に設けられたドロス室に固体還元剤を配し、該ドロス内に極板、極板群を投入し、これらを撹拌器により撹拌して、少なくともドロス室の下部に設けた貫通孔からドロス室の下方に設けられた回収室に微細金属鉛を回収し、回収した金属鉛を溶解炉に供給する。 (もっと読む)


【課題】蓄電池の劣化を監視することを可能としつつ、蓄電池のセル間の端子電圧を均一化する。
【解決手段】蓄電池状態監視装置3は、蓄電池4を構成する各単位電池U1〜U3・・・の端子電圧を所定時間ごとに周期的に計測し、各単位電池U1〜U3・・・の端子電圧に基づいて計測電流または計測時間を制御しながら、各単位電池U1〜U3・・・の放電を行うとともに、各単位電池U1〜U3・・・の内部抵抗を算出する。 (もっと読む)


【課題】非常用電源設備として用いられる組電池の劣化の判定精度を確保しつつ、組電池の劣化を簡易に判定できるようにする。
【解決手段】組電池状態測定装置7は、組電池3の放電検出後に所定時間ごとに組電池3を構成する各単位電池の電圧を周期的に計測し、放電時の組電池3の中の各単位電池の同時刻における最大電圧と最小電圧を検出し、各単位電池の最大電圧と最小電圧との差分に基づいて組電池3の劣化状態を判定する。 (もっと読む)


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