説明

ダイセル・エボニック株式会社により出願された特許

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【課題】樹脂とゴムとの幅広い組合せにおいて、ゴム相と樹脂相とが強固に接合し、かつゴムと樹脂との双方の特性を有する複合分散体を提供する。
【解決手段】樹脂と未加硫ゴム(特に、ラジカル発生剤と加硫活性剤とを含むゴム組成物)とを溶融混練し、成形するとともに、前記未加硫ゴムを加硫又は架橋させ、加硫ゴム相が連続相、樹脂相が分散相を構成している複合分散体を製造できる。前記樹脂としては、活性原子を有する樹脂(ポリアミド系樹脂などの熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、架橋又は硬化した樹脂)が使用される。前記複合分散体では、ゴム相がマトリックス相を形成し、表面に分散相粒子(樹脂)が部分的に露出できるため、ゴムの特性を有しつつ、表面に樹脂の特性(例えば、摺動性など)を発現させることができる。 (もっと読む)


【課題】 ポリアミド樹脂構造部とポリオレフィン構造部とが接着剤を用いることなく強固に接合したポリアミド−ポリオレフィン複合成形体を提供する。
【解決手段】 本発明のポリアミド−ポリオレフィン複合成形体は、側鎖に嵩高いアルキル基を有するポリアミド樹脂と変性ポリオレフィンとを含むポリアミド樹脂組成物からなるポリアミド樹脂構造部と、ポリオレフィン樹脂組成物からなるポリオレフィン構造部とが直接接着している。側鎖に嵩高いアルキル基を有するポリアミド樹脂として、例えば、水添二量化脂肪酸を一モノマー成分とする共重合ポリアミドを使用できる。変性ポリオレフィンとして、カルボン酸基、カルボン酸金属塩基、カルボン酸エステル基、酸無水物基又はエポキシ基等を有する変性ポリオレフィンを使用できる。 (もっと読む)


【課題】 水溶性材料と非水溶性の熱可塑性樹脂とを溶融混練して押出す溶融押出し法において、水溶性材料中に熱可塑性樹脂粒子が均一に分散した樹脂組成物を生成でき、さらに、該樹脂組成物より大きさのばらつきが少ない樹脂粒子を得ることができる溶融押出し方法を提供する。
【解決手段】 本発明の溶融押出し法は、非水溶性の熱可塑性樹脂と水溶性材料とを溶融混練して押出す溶融押出し法であって、溶融混練に供する原料として、非水溶性の熱可塑性樹脂と水溶性材料とで構成されるペレットを用いることを特徴とする。前記原料としては、例えば、原料として、2以上の層からなり、表層がその内側の層よりも吸水性の低い材料で構成されているペレットを用いることができ、好ましくは、水溶性材料からなる中心部の表面に非水溶性の熱可塑性樹脂からなる表層が被覆された構造を有するペレットを用いることができる。 (もっと読む)


【課題】 ポリアミド樹脂の物性を簡単に改質できるポリアミド樹脂の改質方法を提供する。
【解決手段】 ポリアミド樹脂の改質方法は、全末端基の50%以上がアミノ基であるポリアミド樹脂(A)100重量部に対して、ポリカーボネート(B)0.01〜10重量部と、脂肪族カルボン酸又はそのアルカリ若しくはアルカリ土類金属塩(C)0.001〜2重量部とを添加して縮合させることによりポリアミド樹脂を改質させることを特徴とする。この改質方法において、ポリアミド樹脂(A)として同種又は異種のポリアミド樹脂を2以上組み合わせて用いてもよい。ポリアミド樹脂(A)とポリカーボネート(B)と脂肪族カルボン酸又はそのアルカリ若しくはアルカリ土類金属塩(C)とを溶融混合して縮合させるのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 有機溶剤を使用することなく、ゴムと被着体(ゴム、プラスチック、金属など)とを高い接着強度で確実に接着できるゴム接着用ホットメルト接着剤を提供する。
【解決手段】 ホットメルト接着性樹脂で構成された接着剤において、この接着剤1kgあたりの官能基(アミノ基、カルボキシル基、二重結合基、エポキシ基など)の割合を、10mmol以上とする。このような接着剤は、ホットメルト接着性ポリアミド系樹脂およびホットメルト接着性ポリエステル系樹脂から選択された少なくとも1種のホットメルト接着性樹脂で構成してもよく、官能基濃度を調整するため、さらに、官能基を有する化合物(エポキシ基を有する化合物、炭素−炭素二重結合を有する化合物など)を含んでいてもよい。
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【課題】 乾燥時の凝集を防ぎ、他の材料に添加したときに優れた分散性を発揮しうる樹脂粒子の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の樹脂粒子の製造方法は、樹脂粒子の水分散液に沸点が100℃以上の液状材料を添加した後、濾過により湿ケーキを回収し、次いで湿ケーキを乾燥して樹脂粒子を得ることを特徴とする。前記液状材料としては、水溶性材料が好ましく用いられる。また、液状材料として、化粧品原料基準、化粧品種別配合成分、日本薬局方、又は食品添加物公定書に記載された化合物から選択される少なくとも1つの化合物を用いてもよい。 (もっと読む)


【課題】 ドット飛び等が起こらず円滑なコーティングができるとともに、コーティング後のドットの外観が良好であり、しかも高い接着強度が得られるコールドトランスファコーティング用ホットメルト樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 コールドトランスファコーティング用ホットメルト樹脂組成物は、ホットメルト樹脂を主成分として含み、安息角が40°〜45°で且つ嵩比重が490〜700g/lである粒子径250μm以下の粉体からなる。ホットメルト樹脂としては、ポリアミド又はポリエステルであるのが好ましい。前記コールドトランスファコーティング用ホットメルト樹脂組成物としては、ホットメルト樹脂粉体100重量部に対して、粒子径40μm以下の脂肪族カルボン酸塩からなる滑剤を0.1〜0.8重量部含有するするのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 原料を連続的に供給することができ、しかも押出し機内における加水分解等による劣化を抑制して、色相に優れた樹脂組成物を効率よく得ることができる溶融押出し方法を提供する。
【解決手段】 本発明の溶融押出し法は、非水溶性の熱可塑性樹脂と水溶性材料とを溶融混練して押出す溶融押出し法であって、押出し機内における溶融混合物の含水量を0.5重量%以下に制御することを特徴とする。本発明の溶融押出し法は、押出し機の原料供給口と排出部の間に設けられたベント部の圧力がゲージ圧で−0.02MPa以上となるような条件で該ベント部から吸気操作を行ってもよい。 (もっと読む)


【課題】 適用範囲が広く操作が容易で生産効率の高い楕球状熱可塑性樹脂微粒子の製造法を提供する。
【解決手段】 楕球状熱可塑性樹脂微粒子の製造法は、非水溶性の熱可塑性樹脂からなる微粒子が水溶性材料からなるマトリックス中に分散している樹脂組成物を、前記微粒子及びマトリックスが何れも溶融又は軟化している状態で延伸又は圧縮して前記微粒子を変形させ、該微粒子を変形させた状態で冷却固化した後、水洗により水溶性材料を除去して、非水溶性の熱可塑性樹脂からなる楕球状微粒子を得ることを特徴とする。この製造法において、非水溶性の熱可塑性樹脂と水溶性材料との溶融混合物を押出機を用いて押出すことにより、非水溶性の熱可塑性樹脂からなる微粒子が水溶性材料からなるマトリックス中に分散している樹脂組成物を得てもよい。 (もっと読む)


ポリアミド系樹脂で構成された樹脂部材と、熱可塑性ポリウレタン系樹脂で構成された樹脂部材とが直接接合した複合成形体において、前記ポリアミド系樹脂として、10mmol/kg以上のアミノ基を有するポリアミド系樹脂を用いる。前記複合成形体は、ポリアミド系樹脂及び熱可塑性ポリウレタン系樹脂の少なくともいずれか一方を加熱し、他方と接合することにより製造できる。 (もっと読む)


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