説明

ダイセル・エボニック株式会社により出願された特許

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【課題】 簡便な方法により、互いに性質の異なるポリアミド系樹脂と熱可塑性ポリウレタン系樹脂とを加熱溶融下に混合混練し、十分な引っ張り伸度を有し、疲労特性や磨耗特性にも優れ、かつ成形品に千枚めくれなどの表層の乱れをも生じない均一な複合材料を得る。
【解決手段】 ポリアミド系樹脂(I)と、熱可塑性ポリウレタン系樹脂(II)とを構成成分とする複合材料において、前記ポリアミド系樹脂(I)として、10mmol/kg以上のアミノ基を有するポリアミド系樹脂(I)を使用する。このようなポリアミド系樹脂(I)の使用により、混合相中の各相間の接合が強固となり、目的の均一な複合材料を得ることができる。このとき、ポリアミド系樹脂中のアミノ基を有する成分を、一分子中に一個のアミノ基を有する成分で構成することにより、より均一な複合材料を得ることができる。
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