説明

株式会社岩福セラミックスにより出願された特許

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【課題】プレス成型出来ないことにより、寸法精度が低くなったり、オーバーラップ部及びアンダーラップ部が割れ易くなる。
【解決手段】頭側の前垂れ6の一部に切欠部7を設けた瓦本体2と、前記切欠部7の閉鎖部材9を有する通気部材3とを有し、前記閉鎖部材9に複数個の通気口8、8a…を形成した換気平板瓦1を、通常の桟瓦T、Ta…に混在させて葺設して、上記通気口8、8a…により、換気平板瓦1及び桟瓦T、Ta…と屋根下地Wとの間の空気を換気可能にすることによって、換気平板瓦1の大部分を占める瓦本体2を陶磁器製のプレス成型品とし、通気部材を金属板加工品か陶磁器製のプレス成型品とすることを可能にする。 (もっと読む)


【課題】前垂部のうち桟部側部分および下方に切欠形成された伝統的な一文字軒瓦において、前垂部がより同一平面状に配置されるようにしつつ、熟練した施工技能を不要としつつ、且つ、成功工数を低減できる一文字軒瓦を提供する。
【解決手段】一文字軒瓦1は、前垂部20の切欠部21の側方端面21aおよび前垂部20の襟側部端面23のうち一方端面に沿うように、且つ、一方端面から突出するように形成され、その手前面31が前垂部20の手前面22から奥側に傾斜する平面状に形成される第一突条部30を備える。さらに、前垂部20の切欠部21の側方端面21aおよび前垂部20の襟部側端面23のうち他方端面には、隣接して配置される一文字軒瓦1の第一突条部30の手前面31を被覆し、前垂部20の手前面22から奥側に傾斜し且つ第一突条部30の手前面31に平行な平面状に形成される第一被覆面23を形成する。 (もっと読む)


【課題】棟構造における熨斗瓦を固定するための構成の軽量化を図ることができるうえに、その施工を熟練を要することなく容易に且つ安価に行うことができ、しかも、上記熨斗瓦の固定にあたって、該熨斗瓦を熨斗下地材に螺着固定することにより、大きな地震などが発生したときに該熨斗瓦が熨斗下地材から脱落することがなく、耐震性にも配慮した熨斗下地材及びそれを用いた棟構造を提供する。
【解決手段】熨斗下地材2は、発泡合成樹脂からなる断面形状が一定の長尺材により形成され、躯体への固定に供する中央の基部2Aと、基部2Aの長手方向に沿う両側部から外方に延設された翼部2Bとを備える。両翼部2Bの上面に、それぞれ上記熨斗瓦8を螺着固定するための固定面2cを形成する。 (もっと読む)


【課題】屋根下地と瓦裏面に挟まれた空間の空気を滞りなく通風させる。
【解決手段】屋根下地R上に棟に平行状に付設する瓦桟本体1の上面2において、棟側の位置を瓦Wの剣Sの受承部3とし、該受承部3より軒側の位置に剣Sの係止部4aを突設することによって、瓦桟本体1上に剣Sを載置固定し、瓦Wの裏面全体を瓦桟本体1の上面2から離間させて、通風隙間Hを形成する。 (もっと読む)


【課題】瓦葺き屋根の耐久性を向上させる。
【解決手段】瓦葺設に用いる横桟1を横桟主材3と、これに整合する横桟副部材4を交互
に積重ねて成し、該横桟副部材4に気液流通孔5、5a…を横桟副部材4の幅方向に貫設す
ることによって、瓦Wの裏面側に漏洩した雨水を気液流通孔5、5a…を通して下方側に流
下させると共に、瓦Wの裏面側の空気を棟側から軒側、或いはその逆方向に自由に流通さ
せ、換気及び湿気排出する。又、上記横桟1上に縦桟2を交差状に配設して、縦桟2の横
桟1からの突出高さを、W瓦の裏面が横桟1から離間する様に設定することによって、瓦
Wの裏面と横桟1の間に隙間を形成し、かかる隙間から空気を流通させ、換気及び湿気排
出を更に促し、屋根下地の腐朽を防止する。 (もっと読む)


【課題】瓦と屋根野地間の隙間全体の空気を淀みなく流通させる。
【解決手段】山部と谷部を有する桟瓦であって、葺設状態における下側瓦の裏側の空間L
と、前記下側瓦に重ねる上側瓦の裏側の空間Hとを連通させる連通口2を瓦本体1の谷部
の尻側に設けることによって、瓦葺設後の山部だけでなく谷部においても、瓦と屋根野地
Rとの間に軒先から棟まで連通する空気の流通経路を形成し、軒先又は換気機能を有する
棟部から空気を排出させる。 (もっと読む)


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