説明

富山合金株式会社により出願された特許

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【課題】ニアネットシェイプ化によって鍛造歩留まりの向上と鍛造荷重の低減、および金型寿命の向上を達成できることは勿論のこと、高い強度を有する鍛造用Al−Mg−Si系合金ビレットを提供する。
【解決手段】質量比で、Mg:0.60%以上1.0%以下、Si:0.60%以上1.05%以下、Cu:0.30%以上0.40%以下、Mn:0.30%以上0.40%未満、Cr:0.15%を超え0.25%以下含有し、残部がAlおよび不可避不純物からなる鍛造用Al−Mg−Si系合金ビレットにおいて、長手方向に延在する形状をなし、長手方向と直交する断面の面積が長手方向で変化する鋳造形状を有する。 (もっと読む)


【課題】マグネシウム合金鋳造棒における金属間化合物の分散性が高いと共に金属間化合物及び各金属の結晶粒径を細かくでき、且つ高温度における鍛造品の機械的性質の向上を図ることができるマグネシウム合金の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】Znを0.1質量%以上10質量%未満と、少なくとも一種類の希土類元素を0.1質量%以上10質量%未満と、Zrを0.05質量%以上1.0質量%未満とを含有するマグネシウム合金溶湯を鋳型7に注入し、鋳型7の回りに配置した磁界発生部9に電流を流して、鋳型7の直径方向に生じたN極とS極との対向磁極を周方向に順次移動させ、鋳型7の内側周辺部の磁束密度が5mT以上20mT以下で、鋳型7の直径方向中央部の磁束密度が5mT以上の回転磁界を発生させることにより、マグネシウム合金溶湯に円周方向の回転力を与えて撹拌すると共に、10℃/秒以上50℃/秒未満の冷却速度で連続鋳造する。 (もっと読む)


【課題】押出生産性が良く、高い疲労強度と優れた耐衝撃破壊性を有し、さらには成形性にも優れたAl−Mg−Si系のアルミニウム合金押出材の提供を目的とする。
【解決手段】質量%で、Mg:0.3〜0.8%、Si:0.5〜1.2%、且つ、化学量論MgSiバランス組成よりも過剰Si量を0.3%以上含有し、Cu:0.05〜0.4%、Mn:0.2〜0.4%、Cr:0.1〜0.3%、Fe:0.20%以下、Zr:0.20%以下、Ti:0.005〜0.1%、の範囲に制御し、残部がアルミニウムと不可避的不純物であり、疲労強度140MPa以上、疲労比0.45以上、破断後の疲労破面のストライエーションの間隔が5.0μm以下である。 (もっと読む)


【課題】安価で鍛造性に優れたマグネシウム合金部材の製造方法を提供する。
【解決手段】Mgと、Znと、Yと、全量に対して0.01〜0.1重量%の範囲のZrとを溶解し、得られた溶湯Mを撹拌しながら所定の形状の鋳型3に連続的に供給し、鋳型3に供給された溶湯Mを鋳型3内で冷却して取り出すことにより、ZnとYとを含むマグネシウム合金からなり、且つ50〜150μmの範囲の結晶粒子径を有する鋳造体Maを得ることにより、耐熱性マグネシウム合金部材を製造する。 (もっと読む)


【課題】優れた塑性加工性を備えると共に、α−Mg相中に長周期構造を示すMg12ZnY相を含むマグネシウム合金及びその製造方法を提供する。
【解決手段】マグネシウム合金は、MgとZnとYとを溶解して得られた溶湯Mを鋳型3に連続的に供給し、鋳型3内で冷却することにより得られた連続鋳造棒Maを、250〜450℃の雰囲気温度下に30分〜24時間保持して加熱処理することにより得られ、α−Mg相11中に析出した長周期構造を示すMg12ZnY相12を含む。製造方法は、MgとZnとYとを溶解して得られた溶湯Mを鋳型3に連続的に供給し、鋳型3内で冷却することにより連続鋳造棒Maを得て、連続鋳造棒Maを250〜450℃の雰囲気温度下に30分〜24時間保持して加熱処理を施す。前記加熱処理が施された連続鋳造棒Maを塑性加工して歪みを導入する。マグネシウム合金は、Zn及びYと共に、Zrを含む。 (もっと読む)


【課題】安価で鍛造性に優れたマグネシウム合金部材の製造方法を提供する。
【解決手段】Mgと、Znと、Yと、全量に対して0.1〜0.7重量%の範囲のZrとを溶解し、得られた溶湯Mを所定の形状の鋳型3に連続的に供給し、該鋳型3内で冷却して取り出すことにより、ZnとYとを含むマグネシウム合金からなり、且つ50〜150μmの範囲の結晶粒子径を有する鋳造体Maを得る工程と、該鋳造体を350〜500℃の範囲の温度に加熱して鍛造することにより、マグネシウム合金部材となる鍛造体を得る工程とを備える。前記鍛造により付与される相当歪み量が、1.1〜5.0の範囲である。 (もっと読む)


【課題】曲げ加工時に割れやオレンジピールの発生を抑え、陽極酸化処理後の光輝性に優れたアルミニウム合金及びその押出形材の提供を目的とする。
【解決手段】MgSiの化学量論組成としてのMgSi成分0.10〜0.50質量%と過剰Si量を0.50〜0.90質量%を含有するとともに、Cu成分0.10〜0.60質量%、Mn成分0.10〜0.40質量%、Ti成分0.005〜0.1質量%を含有し、Fe成分0.05質量%以下、Cr成分0.10質量%以下、Zr成分0.10質量%以下で残部がアルミニウムと不可避的不純物であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鍛造性が良く、耐摩耗性及び耐熱性に優れ、連続鋳造時に表面欠陥が少なく、金属間化合物の大きさを小さく制御するのが容易で内部組織の均一性に優れたアルミニウム合金の提供を目的とする。
【解決手段】鋳型内径が50〜150mmで且つ鋳型の下端部に噴射した冷却水により下端部を局部的に冷却した断熱鋳型から出る鋳塊を鋳型の下端部から流下する水で冷却して製造したものであり、Si:8〜18質量%、Cu:0.5〜3質量%、Ni:1〜5質量%を含有し、NiをCuよりも多く含有しているとともに、Al−Ni系金属間化合物の最大長さは3〜100μmであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Al−Si系アルミニウム合金の表面欠陥が少なく、内部組織の均一性に優れた連続鋳造方法の提供を目的とする。
【解決手段】連続鋳造方法は、鋳型内径が50〜150mmの断熱鋳型の上部にAl−Si系アルミニウム合金の溶湯を供給し、鋳型の下端部に冷却水を噴射して鋳型の下端部を局部的に冷却し、且つ鋳型の下端部から流下する水で鋳型下部から出る鋳塊を冷却することを特徴とする。また、鋳型の下部から出てくる鋳塊表面にも冷却水を噴射することで流水膜を破るように鋳塊表面を冷却し、二次冷却効果が高まり界面近傍の温度勾配を大きくすることができる。 (もっと読む)


【課題】 単一鋳造設備にて複数種類の断面サイズのビレットを低コストで生産できる連続鋳造装置の提供。
【解決手段】 複数の鋳型1a,1bと、鋳型ホルダー2と、冷却水の吐出口3とを備え、各鋳型は、内周面の断面形状が円形で、鋳型内径Da,Dbと鋳型長さL1a,L1bがそれぞれ異なるものであり、鋳型ホルダーは、鋳型を交換可能に保持するものであり、吐出口は、鋳型から出てきたビレットにビレット鋳造方向に対して一定の角度で冷却水を吐出するものであり、鋳型は、各鋳型1a,1bの出口からビレット9a,9bの冷却水を受ける位置までの距離L2が同一になるように、鋳型内径が小さいものほど鋳型長さを長く設定してあることを特徴とする。 (もっと読む)


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