説明

Fターム[2D118FA04]の内容

護岸 (9,935) | 構造物の種類 (768) | 浮体 (42)

Fターム[2D118FA04]に分類される特許

1 - 20 / 42


【課題】地震の震動などの悪影響を受けることなく、海波に対して安定して効果的な消波を行う海上浮揚式消波装置、及び津波被害の軽減が可能な海波減衰システムを実現する。
【解決手段】海面に浮遊させる浮体の端部に傾斜して固定される主消波板20を設ける。さらに主消波板の上方側へ向けて間隔が連続して狭くなるテーパ状空間40が形成されるように、主消波板上部の消波面側に補助消波板30を並設する。テーパ状空間内に流入した海水がノズル効果により次第に流速を増し、主消波板の上端から天上へ向けて噴出する。そして、その噴出する海水が補助消波板の上端を越える越波に衝突して海波の波エネルギーを減衰させる。また、海底に固定された固定杭に浮体を係留索で係留するようにして、地震の震動によって消波装置本体が損壊するなど地震の悪影響を受けにくくする。 (もっと読む)


【課題】 高い津波が襲来した場合にも充分対応できるようにした非常用防護装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 防波堤あるいは防潮堤などの防護堤に、複数の支持部材が配備されるとともに、これら支柱部材には、浮力発生手段を有する防護張設材が防護堤の長手方向に向けて上下複数段をなして配備され、平時は下がっている一方津波襲来時には浮力発生手段による浮力で防護張設材が浮き上がるようになっている。 (もっと読む)


【解決手段】水面上に浮揚する単一平板状の浮体1の下方に、上下に貫通する孔3a,3aが開孔率35%で多数形成された制御板3を、入射波の方向に水平に対して6°〜15°傾斜させて配置する。このように構成された単体の浮消波装置Aを、所定数量つなぎ合せて係留する。
【効果】構造が極めて簡易で安価でありながら、極めて良好な消波性能を発揮する。単体の浮消波装置Aを出来る限り小さくできるので、輸送・設置その他の作業上極めて有利である。この単体の浮消波装置A,Aを所定数量つなぎ合せて係留することにより、極めて広い水域での消波効果を充分期待できる。 (もっと読む)


【課題】港外と港内の海水の交換を行いつつ、波浪の浸入または津波の越流を効果的に抑制する。
【解決手段】港外Aと港内Bの海水を交換するための通水孔2aを下部に設けた基台2の上端に、平常時は波浪によって動揺し、津波、高潮時には前記通水孔2aを塞ぐ浮体3bを下方に、上方には基台上部からの越流を防止する止水板3cを位置させ、これら浮体3bと止水板3cの間に回転軸3aを設けた扉体3の前記回転軸3aを、扉体3が回転軸3aを支点とする上下揺動自在となるように回転自在に取付ける。
【効果】平常時は、港外と港内の海水の交換を可能としつつ、津波、高潮時は、基台下部の通水孔を通っての海水の浸入、及び基台上部からの越流を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】従来の鋼製で水密性能を有する水門設備に比べて構造が簡単で、重量を軽減できる防波堤を提供する。
【解決手段】この防波堤は、構材の鋼管11,12,13,21,31,22,23をスリット状に配置した構造体からなる函体であり、半潜水状態で波の砕波・減衰と防塵を行うものである。函体の四角状の断面内には、鋼管間に配置される膜材50を備えるとともに、両外側には鋼製の砕波スクリーン60を備える。外洋側から港内へ進入する波は、函体の外洋側に配置されたスクリーン60で一次砕波される。そこを通過した波は、函体中間部に一定間隔で配置された帯状の繊維シート50a、50を通過する際に二次砕波され、更に港内側に配置されたスクリーン60にて三次砕波される。 (もっと読む)


【課題】津波等の発生時にのみ防波機能を発揮し、且つ施工やメンテナンスが簡便で低コストな防波ユニット及び防波堤を提供すること。
【解決手段】本発明の防波ユニットは、水底に収納及び突出自在な一組の支柱と、前記一組の支柱に取り付けて水底に載置した昇降体と、前記昇降体に対して回動自在に軸支した一組の防波板と、からなり、前記昇降体に浮力を導入することにより、前記支柱及び昇降体が浮上するとともに、前記防波板が水底で倒れた状態から起立することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】損傷しにくく維持管理が容易なうえに、非常時に確実に防波堤間の開口を塞ぐことが可能な移動式防波体を提供する。
【解決手段】防波堤8,8間の開口82を塞ぐための自航式防波堤1である。そして、開口の幅と同程度の長さに形成されるとともに、開口に面した防波堤の端面81に対面させる側面21が傾斜面に成形された中空の本体部2と、本体部の側面において高さ方向に連続して延設される可撓性又は弾性のゴムガスケット3と、本体部の内部2aと外部の水域とを連通又は遮蔽自在に仕切る注水ゲート部4と、本体部の内部に貯留された水を排水させる排水装置6とを備えている。 (もっと読む)


【課題】津波等の発生時にのみ防波機能を発揮し、且つ施工やメンテナンスが簡便で低コストな防波堤を提供すること。
【解決手段】浮上式防波堤であって、水底に間隔を設けて収納し、上下に摺動して水底上に突出可能な一組の支柱と、前記支柱間に敷設し、水底で畳まれた状態から展開可能な敷設体と、前記支柱及び敷設体のうち少なくとも何れかに取り付けた浮体と、からなり、前記浮体に気体を導入することにより、支柱及び敷設体を浮上させて壁体を構築することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】施工作業を容易に行うことができ、かつ浮上管への水平方向の応力を十分に受け得る補強部材を配置すること。
【解決手段】上下に長尺に形成され、水底側に開口部11aを有して水底地盤E内に挿入固定された外筒管11と、外筒管11の内部に挿入され、外筒管11の長手方向に昇降移動可能に配置されるとともに、自身の内部に供給された気体により浮力を生じて上昇可能に設けられた浮上管12とを備える可動式防波堤10において、外筒管11は、水底面GLに対して開口部11aが一致され、浮上管12は、外筒管11がかつ水底面GLから下方に所定深さH1で埋設された部分に対し、上昇位置の浮上管12への水平方向の応力を受ける浮上管側上部補強部材12cを設ける。 (もっと読む)


【課題】河川管理を遺憾なく行うためには、河川水位についての多くのデータが必要であり、従来の橋脚や河口堰、堤防などに水位目盛りを表示する方法では、設定場所の確保が困難で、しかも、水位が表示された目盛りのどの部位にあるか、目視によって確認するのが困難であるといった問題があった。
【解決手段】数多くの設置スペースを確保できる河川等の護岸擁壁面に、護岸擁壁の造成と共に計測機構を構築できる浮子摺動溝2を、水位目盛り23に並列して設定し、同摺動溝に浮子3を摺動自在に嵌着して河川水位の上昇、下降に対応して浮子が昇降して河川水位を表示するように構成した。 (もっと読む)


【課題】箱状浮体構造物に作用する波力に基づく水平力を軽減し、箱状浮体構造物が円滑に海水面の上下動に連動して昇降できるようにすると共に、箱状浮体構造物の破損を防止する。
【解決手段】鋼製の箱状浮体構造物2(高さ4000mm、幅1000mm、奥行き2000mm)の前面壁に上向きの角度45°の斜面21が間隔をあけて複数設けてあり、概略鋸歯状の断面形状をしている。斜面21の奥行きは、500mmであり、箱状浮体構造物の幅の2分の1であり、斜面同士は150mmの間隔をあけて設置してある。この箱状浮体構造物を護岸構造物の前面に設置した格子体の内部に設置して波による海水面の上下動に応じて昇降させ、越波を防止する。沖波波高H0'=2.0m、周期T=10.0sの波が作用したとき水平方向の波圧によって箱状浮体構造物が護岸に押し付けられる力は約1/2であると試算された。 (もっと読む)


【課題】浮体構造物によって越波を防止するものであり、構造物に付着する海生生物の除去を容易にできるようにすると共に、被災を受けたときの補修を容易にする。
【解決手段】護岸1の前壁面に沿ってH形鋼2を間隔をおいて設置した柱列10、11があり、水平材21で相互に連結され格子状枠体3としてある。格子状枠体3の部材の周囲は開かれており、海生生物が付着しても撤去作業がおこないやすい。この格子体3の内部に複数の浮体構造物4が収納される。浮体構造物4の海側壁面には凹部40が形成してあり、上部と下部が海側に張り出した張り出し部41、42が形成してある。上部張り出し部41によって浮体構造物4の壁面に衝突して壁面を遡上する波浪が越波するのを防止しており、浮体構造物4の海水面からの高さを低くしても越波を抑制することができる。浮体構造物が波浪によって破損しても交換補修が容易であるので短期間で修復することができる。 (もっと読む)


【課題】箱状浮体構造物が上昇と共に傾斜し、護岸やガイドとなる枠体に引っ掛かって上下動できなくならないようにすると共に、連結ジョイントの破壊、及び浮体構造物本体の破壊を防止する。
【解決手段】護岸1の前方に海水面の上下動に応じて上下動する箱状浮体構造物2の外側の下部に沈子40または重錘41を設置することによって箱状浮体構造物2の重心21(▲)を図心20(●)の下方に位置させ、箱状浮体構造物2が常に直立状態を維持できるようにし、傾斜しても直立状態に自動的に復帰し、円滑に上下動するようにし、連結ジョイントの破壊、及び浮体構造物本体の破壊を防止する。 (もっと読む)


【課題】平穏時は海底に沈めてあり、必要な時に浮上させて津波の侵入に抵抗する構造であり、津波の押し波にも、引き波にも同等の抵抗を与えることができる浮上式防波堤を提供する。
【解決手段】ほぼ平行に配置した2本の棒状浮体1と、両棒状浮体1の間に配置する防波板2と、防波板2の下面に一端を取り付けた幕体3とで構成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】平常時には視界を妨げることなく、高浸水時にのみ、動力を使用せずに高浸水を阻止できる設備を提供する。
【解決手段】海岸線付近などに設置した高さが成人の目線以下のコンクリート壁と、このコンクリート壁に接して立てた、コンクリート壁よりも高い枠体と、この枠体の内部に鉛直方向に移動自在に取り付けた壁パネルと、壁パネルに取り付けた浮体とによって構成する。 (もっと読む)


【課題】施工費用や保守費用を過大とすることなく、浸水時にのみ機能を発揮することのできる漂流物防止装置の提供。
【解決手段】本発明に係る漂流物防止装置は、地表に設けた凹部に回転壁を収納し、前記回転壁は、凹部への浸水により受ける浮力によって自ら回転起立し、地表に露出するよう構成したことを特徴とする。前記回転壁はフロートを有し、該フロートは、浸水時に受ける浮力でもって回転壁が自ら回転起立する位置に設け、且つ前記回転壁の起立後は漂流物の衝突緩衝材として機能することもできる。 (もっと読む)


【課題】浮体を係留する係留金物架台の取付作業に、海中作業を要することがあり、その作業の安全性を確保して、作業の煩雑性や長時間化をなくすよう、簡便な操作で作業できるようにした浮体の係留金物架台の取付構造を提供する。
【解決手段】浮桟橋2の係留金物架台15を取り付ける位置にテンプレート10を固定し、該テンプレート10の表面に一対のキープレート11a、11bによる楔型キープレートを配する。係留金物架台15にこの一対のキープレート11a、11bと係合する形状の端部を有する架台ベースプレート16を具備させる。これらキープレート11a、11bでアリミゾを形成し、架台ベースプレート16の端部で該アリミゾと係合するアリガタを形成する。浮桟橋2を係留現場に位置させて、係留金物架台15を上方から吊り込んで、架台ベースプレート16を楔型キープレートに係合させて、係留金物架台15を浮桟橋2に取り付ける。 (もっと読む)


【課題】浮上用鋼管を上昇させるために供給する圧縮空気の量が少なくてすむ可動式防波堤を提供する。
【解決手段】浮上用鋼管6は、本発明の特徴であって、内部に気体が充填された浮力タンク6dと、浮力タンク6dの上方に設けられた空気室6eと、浮力タンク6d内を貫通し、蓄圧タンク13から供給される圧縮空気を空気室6eに送給する貫通管19と、空気室6eの上側で、かつ、浮上用鋼管6内の上端部に設けられ、上面が開放された開放室6fとを備えている。 (もっと読む)


【課題】津波が来襲する前に防波堤を確実に稼動させ、その機能を有効に発揮させることができるとともに、防波堤の延長が長い場合でも、その稼動を効率的に実行することのできる、可動式防波堤を提供する。
【解決手段】可動式防波堤100は、海底地盤KGに造成された掘削部KG1と、掘削部KG1内に収容された収容姿勢と海上にその一部を突出させた浮揚姿勢とを選択的にとり得る浮揚体1と、浮揚体1の収容姿勢および浮揚姿勢を保持し、該浮揚体1の収容姿勢から浮揚姿勢への第1の姿勢変更、および浮揚姿勢から収容姿勢への第2の姿勢変更、を調整する姿勢調整部材2と、からなり、人手(管理者3)が直接的に姿勢調整部材2に作用することにより、少なくとも第1の姿勢変更の調整が実行されるようになっている。 (もっと読む)


【課題】送気管を介して可動式防波堤の内部に気体を供給することで可動部分を浮上させる可動式防波堤で、送気管に気体の漏洩箇所が発生したことを検出すること。
【解決手段】可動式防波堤10は、外筒管11と、この外筒管11の内部に移動可能に配置されて、内部に供給される気体により浮力を発生して浮上可能な浮上管12とを有する。浮上管12を浮上させる場合、送気管3を介して送気管3の気室13へ気体が供給される。送気管3には、送気管圧力検出センサ105が取り付けられている。送気管圧力検出センサ105によって送気管3内の圧力の変化を検出することにより、送気管3に気体の漏洩が発生したことが検出される。 (もっと読む)


1 - 20 / 42