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Fターム[2E139BA20]の内容

Fターム[2E139BA20]に分類される特許

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【課題】複数回の揺れを受けても粘弾性体シートが剥離し難く、安定的に十分な制震効果を発揮することができる制震金具を提供する。
【解決手段】柱や梁に、連結片17を重ねてボルトナット連結により取り付ける。この金具では、粘弾性体シート39、41が、第1取付板3と第2取付板19との間と、第2取付板19と補強板31との間にそれぞれ溶着した状態で挟まれている。従って、溶着しなかった場合に比べて、せん断方向に大きな力が掛かっても剥離し難く、長期間にわたって安定的に制震効果を発揮させることができる。 (もっと読む)


【課題】 地震時の変位や残留変位が過大にならないようにする。
【解決手段】本発明に係る制振柱1は、単一の柱体2の材軸方向にその頂部から複数の集合柱部材3を延設するとともに、該集合柱部材のうち、隣り合う集合柱部材3,3の間に摩擦機構4を介在させてある。摩擦機構4は、ステンレス板11a,11bで構成してあるとともに、中央柱部材3aと各側方柱部材3b,3bの間にそれぞれ配置してあり、両者が互いに摺動自在となるよう、ステンレス板11a,11bを中央柱部材3aと側方柱部材3bにそれぞれ位置決めしてある。一方、集合柱部材3a,3bに形成されたアンボンド孔12とステンレス板11a,11bに形成された貫通孔にPC鋼棒13を挿通し、その両端に座金14をそれぞれ通した上、ナット15を螺合することで、ステンレス板11a,11bの摺動面に法線方向の押付け力を導入できるようになっている。 (もっと読む)


【課題】制振対象の構造体が損傷することを有効に回避可能な摩擦ダンパーを提供する。
【解決手段】二部材のうちの一方の部材に一体に設けられた第1圧接板12、14と、他方の部材に一体に設けられた第2圧接板16と、弾発力が前記圧接力となる弾性部材30と、相対移動量に応じて、板厚方向の高さ寸法を拡縮する高さ寸法変更部材40と、第1圧接板12、14、第2圧接板16、弾性部材30、及び高さ寸法変更部材40を板厚方向に重ねた状態で、これらの重なり高さが一定になるように規制すべく、これらを板厚方向に挟み込む重なり高さ規制部材60と、を有する。高さ寸法変更部材40は、所定方向の相対移動動作を回転動作に変換する第1変換機構41と、回転動作を高さ寸法の拡縮動作に変換する第2変換機構42と、を有する。 (もっと読む)


【課題】組付け手数、部品点数の増大をもたらすことなく、低価格で、耐火性、耐久性に優れ、しかも二方向から加わる振動、衝撃による応力を吸収緩和することができる制振装置を提供する。
【解決手段】建築物を構成する複数の枠材の交差部に取り付けられる振動吸収要素としての板バネ制振ユニット21を備えた制振装置20であって、板バネ制振ユニットは、一方の枠材11と他方の枠材13に夫々両端部を固定される少なくとも一枚の湾曲したベースバネ板60と、ベースバネ板の少なくとも一端部に対して一端部を固定配置されると共に該一端部を除いた内側面の少なくとも一部を該ベースバネ板の一面と摺擦可能に積層された少なくとも一枚の摺擦バネ板70と、を備え、第1の摺擦バネ板は、ベースバネ板よりも短尺であり、板バネ制振ユニットと各枠材との間に介在する補強材を備えた。 (もっと読む)


【課題】制振対象の構造体が損傷することを有効に回避可能な摩擦ダンパーを提供する。
【解決手段】相対移動可能に重ねられた2つの部材12,14,16が振動により相対移動するときに圧接力に基づいて発生する摩擦力で振動を減衰する摩擦ダンパー20であって、板厚方向に間隔を隔てて互いに対向する一対の第1板部材12,14と、2つの部材12,14,16のうちの他方の部材として設けられる第2板部材16と、一対の第1板部材12,14及び第2板部材16に圧接力を付与する圧接力付与部材30,18,19と、を有する。一対の第1板部材12,14と第2板部材16との所定方向の相対移動量が所定値を超えたときに、圧接力が低下する。なお、一対の第1板部材12,14のうちの他方の第1板部材14と第2板部材16との間には、転動体40が介装されている。 (もっと読む)


【課題】摩擦ダンパーのコストダウン及びコンパクト化を図る。
【解決手段】所定方向に相対移動する一対の部材51,52の間に配置されて、相対移動に伴って摺動する圧接板同士の摩擦力により、相対移動を抑制する摩擦ダンパー10aである。第1貫通孔13によって第1圧接板11,11aに対する第2圧接板21の所定方向の摺動が許容されるとともに、摺動に連動して第3圧接板31,31aが第1圧接板11,11aに対して所定方向に摺動する場合に、当該摺動させるための力が、ボルト部材41bの第2貫通孔23及び第3貫通孔33との係合を介して第2圧接板21から第3圧接板31,31aへと伝達される。ボルト部材41bと第2貫通孔23との間には、所定方向に関して隙間S23が形成されている。 (もっと読む)


【課題】
ALCからなる外壁パネルに装着してもダンパーの機能の低下や消失がなく、しかも、従来のシステムの構成を大きく変えることなく簡易に導入可能な制振構造を提供する。
【解決方法】
柱と梁で構成された鉄骨構造の躯体と、該躯体の層間変形に追従してロッキングするように躯体に取り付けられた外壁パネルと、該外壁パネル裏面側に固定された外壁側固定部と該外壁側固定部に当接するように躯体側に固定された躯体側固定部とを有し、外壁パネルのロッキングに応じて外壁側固定部と躯体側固定部とが互いに摺動するように構成された摩擦ダンパーと、からなることを特徴とする建物の制振構造が提供される。 (もっと読む)


【課題】構造体が損傷することを回避することが可能な接合部の制振構造を提供する。
【解決手段】互いに接合しようとする2つの部材、及び、前記2つの部材を重ね合わせた部位を圧接する圧接力を付勢する圧接力付勢部材を有し、前記2つの部材が相対移動するときに発生する第1の減衰力により前記相対移動を抑制する相対移動抑制機構と、前記相対移動に係る直線移動動作を、回転動作に変換して前記第1減衰力を打ち消す方向に力を付与する運動変換機構と、を有する。 (もっと読む)


【課題】 摩擦面全体に均等な摩擦力を作用させ、多段階に管理された摩擦抵抗力が可能な建物用制震部材を提供する。
【解決手段】 建物用制震部材の摩擦ダンパー10は鞘体8の端部より収容され直線状平板のスライド棒12と挟持体13を備える。挟持体13は鞘体8の内面に略密着する形で挿入され、スライド棒12には滑り材16を貼着する。挟持体13は一対の外板18と、その内面に配置され滑り材16に当接する保護材19を有する。外板18は長手方向にスライド棒12及び滑り材16を挟持するための凹部18aを形成し、その両側部にはボルト挿通孔18c又はボルト孔18dを複数設ける。鞘体8の外方より挿入するボルト21にて締結し外板18から保護材19及び滑り材16を介してスライド棒12に押圧力を均等に作用する。 (もっと読む)


【課題】構面内に設置され、構面内だけでなく構面外の方向にも減衰力を発揮することができる制震ダンパーを提供する。
【解決手段】梁21、22と柱23、24で囲まれた構面25内に設置される制震ダンパー10であって、構面25内においてV字状に配置される第一の斜材11及び第二の斜材12と、梁22の梁間中央部に固定される支持具17とを備え、支持具17と第一の斜材11の下端部13との間及び第一の斜材11の下端部13と第二の斜材12の下端部15との間にそれぞれ減衰材18が介装され、さらに支持具17と第一の斜材11の下端部13と第二の斜材12の下端部15とがこれら部材を貫通するボルト19で連結され、第一の斜材11及び第二の斜材12がボルト19を回動軸として構面25外に回動自在とされると共に、構面25内において第一の斜材11及び第二の斜材12が支持具17に沿って水平方向に移動自在とされている。 (もっと読む)


【課題】粘弾性体から過大な力が発生することを防止しつつ、装置の一層の小型化を実現できる粘弾性ダンパー装置を提供する。
【解決手段】建物を構成する部材間に設けられる粘弾性ダンパー装置であって、一方の部材側に接続される第1の接続板と、他方の部材側に接続される第2の接続板と、粘弾性体を介して第1の接続板に固定されると共に、締結部材によって第2の接続板に固定される第3の接続板と、を備え、第2の接続板と第3の接続板とには、互いに交差する向きに長孔がそれぞれ設けられ、第3の接続板は、粘弾性体から発生する力が一定値を超えたときに第2の接続板に対して摺動可能となるように、各長孔に通された締結部材によって第2の接続板に取り付けられている粘弾性ダンパー装置を提供するものである。 (もっと読む)


【課題】建物に大きな開口を確保することができる新規な建物の補強構造を提案する。
【解決手段】
制振ユニット100は、上下一対の取付部材22、24;上下一対の取付部材22、24の間に配置され、上側の取付部材22から下側の取付部材24に向けて上下方向に作用する力を支持するとともに、上下一対の取付部材22、24のせん断変位を許容する上下方向支持部材40;及び、上下一対の取付部材22、24の間に配置された制振部材60;を備えている。制振部材60は、対向するプレート61、62と、対向するプレート61、62にそれぞれ接着された粘弾性体66とを有している。対向するプレート61、62のうち一方のプレート61は上下一対の取付部材22、24のうち一方の取付部材22に連結され、他方のプレート62は他方の取付部材24に連結されている。 (もっと読む)


【課題】小型化しつつ高い使用圧力にも耐え得ると共に、シリンダ軸方向への大きな減衰力を得ることを目的とする。
【解決手段】シリンダ4と、シリンダ4に対して相対変位可能なピストン5と、ピストン5とシリンダ4との間の間隙部6を気密に閉塞する第一及び第二ダイヤフラム7、8とを備え、第一及び第二ダイヤフラム7、8は互いに重ね合わせられた可撓性を有する筒体からなり、第一及び第二ダイヤフラム7、8の一端がピストン5にそれぞれ固定されると共に他端がシリンダ4にそれぞれ固定され、第一及び第二ダイヤフラム7、8の中間部が間隙部6において互いにシリンダ軸方向にずらした位置でそれぞれ折り返され、第一及び第二ダイヤフラム7、8の折り返し部70、80の間に中間室9が形成されている空気ばね3において、中間室9に粘性流体12が充填されていると共に、中間室9の内圧Pbがシリンダ4の内圧Paよりも低く且つ外気圧Poよりも高い。 (もっと読む)


【課題】伝統的な木造軸組による板壁であっても、その基本的な構造と意匠をそのまま踏襲しつつ減衰性能を向上させることを可能にした木造建物の耐震板壁構造を提供する。
【解決手段】隣り合う上下一対の壁板2(2a、2b)の上方の壁板2に下端から上方に凹む嵌合溝5を、下方の壁板2に上端から下方に凹む嵌合溝6をそれぞれ形成する。さらに、平板状の摩擦減衰部材7を、上端側と下端側を上方の壁板2の嵌合溝5と下方の壁板2の嵌合溝6にそれぞれ嵌め込んで、且つ摩擦減衰部材7の一面と他面をそれぞれ嵌合溝5、6の内面に密着させて、上下一対の壁板2の横目地部Sに設ける。このようにして、摩擦減衰部材7の一面及び他面と嵌合溝5の内面の摩擦によって振動エネルギーを吸収するように耐震板壁構造Aを構成する。 (もっと読む)


【課題】曲面滑り支承において相互に摺動する面の滑りを潤滑にして滑り摩擦力を調整し、免震装置としての性能を向上させた曲面滑り支承を提供する。
【解決手段】曲面滑り支承1は、建物の基礎構造5に固定され、上向きに凹状の球面を有する下部球面支承2と、建物の上部構造6に固定され、上向きに凸状の球面を有する上部球面支承3と、下部球面支承2と上部球面支承3との間に設けられ、下部球面支承2の球面7aに摺動自在に対向する下部球面9と、上部球面支承3の球面7bに摺動自在に対向する上部球面10とを有するスライダ4と、を備え、下部球面支承2の球面内7aには、スライダ4の下部球面9が摺動する範囲に亘って粉体潤滑材15が充填され、上部球面支承3の球面7bとスライダ4の上部球面10とは固体潤滑材を介して摺動する。 (もっと読む)


【課題】互いに対向し、外力を受けて相対変形を生ずる二つの構造部材間に跨って設置され、2種類の板とその間に介在する粘性体や粘弾性体等の減衰材を構成要素とする回転変形型制震装置において、2種類の板が単純に相対的な回転変形を生ずる場合より格段に高いエネルギ吸収効果を発揮させる。
【解決手段】二つの構造部材7、7が相対変形を生ずる方向に並列し、長さ方向両端部において各構造部材7の、対向する構造部材7側に直接、もしくは間接的に回転自在に連結される可動部材2と、並列する可動部材2、2に跨って配置され、各可動部材2に、その可動部材2に対して相対的に回転自在に連結される連結部材3と、可動部材2と連結部材3が互いに対向する面間に介在する減衰材4とから制震装置1を構成し、減衰材4が介在する面間の数を増やす。 (もっと読む)


【課題】二部材同士の間に介装されて二部材の相対変位の抑制効果を高めることができ、特定の方向の寸法を小さくすることができ、しかも安価な制振装置を提供する。
【解決手段】隣り合って配された二部材同士の間に介装されて、前記二部材同士の前記相対変位を抑制する制振装置10であって、前記二部材のうちの一方の部材5aに設定された支点周りに揺動可能に支持された揺動部材21と、前記揺動部材21を前記二部材のうちの他方の部材5bに連結する連結部材31と、前記揺動部材21において前記相対変位よりも大きく移動する位置に一体に設けられた質量体27と、を有する。前記揺動部材21の揺動動作に応じて、前記連結位置Pjが前記揺動部材21の揺動回転に係る回転半径方向に移動可能で、前記相対変位が前記支点Ps及び前記連結部材31を介して前記揺動部材21に入力されて前記揺動部材21が揺動することにより、前記相対変位を抑制する。 (もっと読む)


【課題】第2の弾性体が引張領域から圧縮領域に入る際の剛性変化による上下応答の励起を緩和する。
【解決手段】
弾性範囲内の圧縮領域において荷重が大きくなると剛性が同じ又は小さくなる特性を有し減衰対象物100を支持減衰対象物200に対して上下方向に相対移動可能に支持する第1弾性体10と、圧縮領域においては引張領域よりも剛性が大きくなる特性を有し減衰対象物100を支持減衰対象物200に対して上下方向に相対移動可能に支持する第2弾性体20と、を備え、第2弾性体20が圧縮力を受けるときは第1弾性体10の剛性が弾性範囲内にあるときの第1弾性体10の剛性の平均値よりも小さくなるように第1弾性体10は減衰対象物100から圧縮力を受け、第2弾性体20が引張力を受けるときは第1弾性体10の剛性が弾性範囲内にあるときの第1弾性体10の剛性の平均値よりも大きくなるように第1弾性体10は減衰対象物100から圧縮力を受けることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】免震装置に作用する過大な変位を抑制し、免震装置の破損や機能低下を防ぐことができるうえ、既存の免震装置に対して容易に後付け施工することができる。
【解決手段】フェールセーフ機構1は、上部基礎2Aと下部基礎2Bとの間に設けられた免震装置3の周囲に配置されるとともに上部基礎2Aに固定され、下面にすべり材12を有するすべり支承11と、下部基礎2Bに設けられ、すべり材12を免震装置3の中心軸線を中心とした半径方向に滑らせるための摺動板13とを備え、摺動板13の摺動面13aは、半径方向で外周側に向かうにしたがって上方へ向けて傾斜してなり、上部基礎2Aと下部基礎2Bとの間に相対変位が生じていない状態ですべり材12のすべり面と摺動板13の摺動面13aとの間にクリアランスが設けられ、相対変位が生じた状態ですべり面と摺動面13aとが接触するようにした。 (もっと読む)


【課題】地震等による大きな外力に対して、この外力を吸収するように変位若しくは変形可能であると共に、変位しても自力で元の状態へ戻るように機能する耐震壁を提供すること。
【解決手段】方形の枠部10と、該枠部の内側に四方へ緊張された状態で取り付けられたリングネット20A等からなる網体とを有するように建物の耐震壁1を構成し、耐震壁1が地震等による大きな外力を受けたとき、上記枠部及びリングネットが弾性変形して外力のエネルギーを吸収し、外力の入来が止んだとき、上記リングネットの弾性により上記枠部を元の方形状態へ戻すようにする。 (もっと読む)


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