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Fターム[2G002DA03]の内容

原子炉の緊急防護のための構成 (640) | 作用を施こす系統 (124) | 緊急冷却系 (40)

Fターム[2G002DA03]に分類される特許

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【課題】二重容器漏れ事故のような仮想事象の発生を仮定しても、原子炉冷却材の保持機能を維持し、原子炉冷却材の過度の温度上昇を安定に抑制する。
【解決手段】液体金属冷却原子炉1は、原子炉容器4と、原子炉容器4を密閉格納する格納容器6および格納ドーム7と、格納容器6を囲む収納空間を介して格納容器6を包囲する外周コンクリート構築物17と、外周コンクリート構築物17のコンクリート部の収納空間側に設けられたライナー16と、ライナー16と外周コンクリート構築物17の間に設けられた温度上昇緩和機構を備える。温度上昇緩和機構は、液体金属冷却原子炉1の出力運転時の原子炉冷却材の温度より低い融点をもつ蓄熱材を有する蓄熱部18と、原子炉容器4から格納容器6を通って漏えいした原子炉冷却材から熱を除去するための冷却部19と、を有する。 (もっと読む)


【課題】能動機器特に循環ポンプをできる限り回避する凝縮室用冷却系を提供する。
【解決手段】凝縮室42と、凝縮室42の外側に設けられた少なくとも1つの熱交換器48とを有する。凝縮室42には、縦長の冷却モジュール54が設けられており、冷却モジュールは、上方領域に、蒸発室を有する。冷却モジュール54は、更に、少なくとも1つの昇水管および少なくとも1つの降水管を有する。昇水管および降水管の各々の上端は、蒸発室に通じており、各々の下端は、凝縮室に位置している。蒸発室から熱交換器48へ延びる第1の圧力管56が設けられており、熱交換器から、第2の圧力管58が、凝縮室で、最低液面の下方に通じている。かくして、凝縮室と、圧力管56,58と、冷却モジュール54と、熱交換器48とによって、受動的な閉鎖型の冷却回路が形成される。 (もっと読む)


【課題】原子炉及び原子炉格納容器の減圧・除熱能力を長期にわたって維持できる受動的な原子炉格納容器の冷却装置を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器2を内包する建屋3と、前記建屋3の外部に設置され静的格納容器冷却装置11と熱交換器12を収容する熱交換器室10と、前記熱交換器室10の下部に設けられ前記熱交換器12からのドレン水を貯留するドレン室13及びポンプ室14と、前記原子炉格納容器2の内部と前記熱交換器12とを接続する蒸気逃し管7と、を有する原子炉格納容器2の冷却装置であって、前記熱交換器室10は前記建屋3の外部の地表面に設置されるとともに、前記ドレン水は前記ポンプ室14内のポンプ15により圧力容器に供給される。 (もっと読む)


【課題】原子炉及び原子炉格納容器の減圧・除熱能力を長期にわたって維持できる受動的な原子炉格納容器の冷却装置を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器2を内包する建屋3と、前記建屋3の外部の地表面に設置された静的格納容器冷却装置11と、前記静的格納容器冷却装置11に隣接して設けられ内部に熱交換器12とドレン室13が配置された熱交換器室10と、前記静的格納容器冷却装置11内の下部に配置された前記熱交換器12の伝熱管18と、前記原子炉格納容器2の内部と前記熱交換器12とを接続する蒸気逃し管7と、前記静的格納容器冷却装置11の下部に逆止弁23を介して接続された海水導入配管22とを有する原子炉格納容器の冷却装置であって、前記伝熱管18は干潮時の干潮水位よりも下方に位置させる。 (もっと読む)


【課題】事故初期の格納容器除熱開始の遅れを回避する。
【解決手段】原子炉格納容器冷却装置10Aは、原子炉を格納する原子炉格納容器1の表面を主蒸気管4が貫通する位置よりも上方であって、原子炉格納容器1を取り囲む原子炉建屋50Aの壁面と原子炉格納容器1の上部側表面とで囲まれた領域に、原子炉格納容器1の上部側を浸漬させて原子炉格納容器1を冷却する冷却水15を蓄え、上方が大気開放された冷却流路11を備える。 (もっと読む)


【課題】 長期的に原子炉格納容器内部の発生熱を原子炉格納容器外部へ輸送をすることができ、かつ原子炉建屋の耐震性能への影響が少ない原子炉格納容器の熱輸送装置を提供する。
【解決手段】 原子炉格納容器の熱輸送装置1は、原子炉格納容器22の内側において設けられ、この原子炉格納容器22内の発生熱31を受熱し、内部を流れる冷媒32に受熱した発生熱31を与える受熱部2と、前記原子炉格納容器の外側であって、タンク上面が原子炉圧力容器23の上頂よりも下方に位置するように設けられ、内部において冷却材33を収容し、冷却材33を所定温度以下に保つ冷却手段を有する冷却タンク3と、内部を流れる冷媒32の熱を冷却材33へ放熱する放熱部4と、受熱部2と放熱部4を連結して冷却ループ51を形成し、この冷却ループ51内において冷媒32を循環させるヒートパイプ5とを備える。 (もっと読む)


【課題】原子炉格納容器の表面の製作精度に左右されることなく、原子炉格納容器の表面を均一に冷却することが可能となる原子炉格納容器の冷却設備を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器2の上方に設けた散水ノズル12により冷却水を散水して冷却する原子炉格納容器の冷却設備であって、前記散水ノズル12は、前記原子炉格納容器2の中心軸に平行に回転可能な回転軸13と、該回転軸13から径方向外方に延出されると共に所定の方向に屈曲された複数のノズル部14とを備え、前記ノズル部14には冷却水の噴射力で前記回転軸13を回転させると共に冷却水を前記原子炉格納容器2の上面全体に噴射するための噴射方向を設定した複数の噴射孔15〜18が設けられている。 (もっと読む)


【課題】原子炉圧力容器を格納する格納容器の冷却構造に関し、冷却水を格納容器の外表面上に均一に分散させて、格納容器の冷却効率を向上する。
【解決手段】原子炉圧力容器51を格納する格納容器10と、格納容器10を取り囲むように格納容器10から空間を隔てて立設される原子炉建屋11,12と、格納容器10の外表面に冷却水を供給する冷却水供給手段13,14とを備え、格納容器10の外表面に、冷却水供給手段13,14から供給される冷却水を格納容器10の外面上に均一分散させる無数の微小突起16を設けた。 (もっと読む)


【課題】緊急時において運転員の操作や電源系統を必要とする能動的な機器を用いることなく、全て受動的な機器による静的作動によって、迅速にかつ確実に格納容器を冷却する。
【解決手段】冷却水貯蔵タンク9と、原子炉格納容器2の上部外壁面に設置された少なくとも1つの散水ノズル部8と、前記散水ノズル部8と冷却材貯蔵タンク9を接続する散水配管11と、を有する原子炉格納容器2の冷却装置であって、前記散水ノズル部8は、下部に複数の溶融金属流出孔24が設けられた容器13と、前記容器13内の下部に充填された低融点金属14とからなる。 (もっと読む)


【課題】同一の長さ及び幅に対して実質的にさらに大きい有効濾過面積を有することができ、吸入表面を覆う異物及び異物の通過フロー抵抗を実質的にさらに低減することができ、それに相当して冷却水通過前後の圧力降下を減少させることができる濾過管を含むストレーナ濾過装置を提供する。
【解決手段】本発明による濾過管を含むストレーナ濾過装置は、冷却水が流入される少なくとも1つの流入側と、濾過された冷却水が排出される排出側とを備えるストレーナ濾過装置において、複数の濾過孔を有する打ち抜き板を湾曲し、中空管で形成された濾過管と;前記濾過管の上端が結合されるように下部面に形成された第1溝と前記冷却水が流入される流入部とを有する上部板と;前記濾過管の下端が結合される穿孔を有する下部板と;を含み、前記濾過管の内部に存在する濾過された前記冷却水が前記穿孔に流入され、前記排出側に排出される。 (もっと読む)


【課題】同一の長さ及び幅に対して実質的にさらに大きい有効濾過面積を有することができ、吸入表面を覆う異物及び異物の通過フロー抵抗を実質的にさらに低減することができ、これに相当して冷却水通過前後の圧力降下を減少させることができる複数の湾曲部を含むストレーナ壁構造体及びそのストレーナ壁構造体の製造方法並びにそのストレーナ壁構造体を利用した濾過方法を提供する。
【解決手段】本発明による複数の湾曲部を含むストレーナ壁構造体は、冷却水が流入される流入側と、濾過された冷却水が排出される排出側とを備えるストレーナ壁構造体において、前記流入側及び排出側の方向は、開放部で形成される胴体と、前記胴体の内部に挿入され、複数の濾過孔を有する第1打ち抜き板を交互に所定間隔ごとに互いに反対方向に湾曲し、複数の湾曲部を有する第1濾過板と、を含む。 (もっと読む)


【課題】 主として海洋に面した原子力発電所の巨大地震で非常送電遮断時の原子炉停止プロセスにおいて、地震に伴う巨大津波の到来に際し、緊急炉心冷却に必要な電力を供給する安全且つ高信頼度の非常発電設備が求められる。
【解決手段】 発電設備の全ての機器・装置を1棟の耐震・耐波・水密の建屋内に配し、該建屋の地下部に燃料油タンク及びポンプ室を、地上部に2組(常用・予備)の内燃機関駆動の発電機及びその遠隔自動始動を含む運転操作に必要な全ての機器を、屋上に想定最高津波高に破砕波を含む余裕を加えた標高且つ耐震耐波の吸排気塔をそれぞれ配して非常発電設備を構成、なお、津波に曝される海洋沿岸の重要施設の非常発電設備にも応用可能とする。 (もっと読む)


【課題】ポンプなどの動的機器および格納容器外の冷却水タンク等を用いずに、事故時の原子炉格納容器内の雰囲気を長期的に除熱する。
【解決手段】原子炉格納容器1の外部に設けられた少なくとも一つのダクト5と、前記ダクト5の内部に配置された熱交換機3bと、前記格納容器1の内部に配置された少なくとも一つの熱交換機3aと、前記ダクト5内及び格納容器1内に配置された熱交換機3a、3bを接続するヒートパイプ4とを備える。 (もっと読む)


【課題】二重容器漏れのような仮想事象が発生したとしても、漏洩液体金属と冷却空気との接触を防止し、液体金属冷却原子炉から確実に熱を除去する。
【解決手段】内部に液体金属3が満たされた原子炉容器4と、前記原子炉容器4を格納する格納容器6と、前記格納容器6を環状空間35を介して収納するサイロ7と、前記環状空間35を区画し、サイロ7側に空気下降流路12及び格納容器6側に空気上昇流路13を形成する筒状のコレクタ10と、を有する液体金属冷却原子炉において、前記サイロの底部14に前記液体金属3よりも比重が小さい多数の閉止部材15を配置するとともに、前記コレクタ10は締結部材19で接続された上部コレクタ10aと下部コレクタ10bからなり、前記締結部材19の融点は漏洩液体金属3aの温度よりも低いことを特徴とする。 (もっと読む)


本発明によると、所定の構成に共に組み立てられる複数のカセットまたはカートリッジをそれぞれが備える複数のストレーナモジュールを備えるストレーナシステムが提供される。本発明によって構成されるストレーナシステムでは、ストレーナモジュールの「クリーンな」側が、流体結合される吸引ポンプを有するプレナムダクトによって互いに流体接続される。ストレーナモジュールのうちの1つを、ストレーナシステムに含まれる残りの稼働中のストレーナモジュールから有効に隔離するように配置される圧力解放膜(PRM)が、プレナムダクトに組み込まれる。圧力解放膜は、プレナムダクト全体の圧力が所定の閾値を超えて増大するとき、隔離されたストレーナモジュールの始動を促進するように独自に構成される。
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【課題】原子炉格納容器で、原子炉一次格納容器から大量水素を含む高圧ガスをベントした場合の水素の爆轟および爆燃を抑制し、高圧ガスに含まれる放射性物質の漏洩を抑制でき、かつ、通常運転時は運転床を含む空間に運転員が立ち入って作業できるようにする。
【解決手段】原子炉格納容器8は、原子炉圧力容器2を格納する原子炉一次格納容器3と、原子炉一次格納容器3の外部に設置されて、原子炉一次格納容器3と同等の耐圧性と気密性とを有する原子炉二次格納容器4と、原子炉二次格納容器4内に設置されて、原子炉一次格納容器3内の事故時に原子炉一次格納容器3内から放出される高圧気体を受容して閉じ込めながら膨張するエアバッグ5と、原子炉一次格納容器3とエアバッグ5とを連結する気相ベント管6と、を有する。 (もっと読む)


【課題】非常用炉心冷却装置において、小型化並びに低コスト化を可能とすると共に安全性並びに信頼性を向上させる。
【解決手段】原子炉格納容器11内に加圧水型原子炉12を配置して構成し、非常時に原子炉格納容器11または加圧水型原子炉12に一次冷却水を供給すると共に一次冷却水を回収して循環する冷却水循環経路51と、原子炉格納容器11の外部にて冷却水循環経路51を流れる一次冷却水を空気冷却する冷却装置52とを設ける。 (もっと読む)


【課題】液体吸込み口に設けられたストレーナの目詰まりを低減した流体吸込み装置および非常用炉心冷却装置を提供する。
【解決手段】ストレーナ3を介して流体を吸い込む流体吸込み装置において、前記ストレーナ3の下流側配水管7内に設けられた水車27と、前記ストレーナ3の外面に設けられ前記水車によって駆動されるストレーナ洗浄部25、26とを有する。 (もっと読む)


【課題】原子炉格納容器冷却設備により取り込まれる水蒸気やガスの温度を低下させることにより、冷却機能および構造健全性の低下を抑えることができる原子炉格納容器冷却技術を提供すること。
【解決手段】本発明では、原子炉格納容器内部の水蒸気圧を駆動力にしてこの容器内部の水蒸気を取り込み、取り込んだ水蒸気を凝縮させて得た凝縮水を用いて原子炉格納容器を冷却する原子炉格納容器冷却設備において、原子炉格納容器10のドライウェル15およびサプレッションチェンバ16と隔離して設けられ、水蒸気の冷却媒体を貯留する熱交換プール21と、熱交換プール21に浸漬され、原子炉格納容器10のドライウェル15から水蒸気を取り込むと共にこの水蒸気を熱交換プール21の冷却媒体と熱交換させて凝縮水とする熱交換器22と、熱交換器22から凝縮水を引き出し、この凝縮水を原子炉圧力容器12に向かって流れるように案内して放出する凝縮水ドレン配管25とを採用した。 (もっと読む)


【課題】ストレーナの目詰まりを低減した流体吸込み装置および非常用炉心冷却装置を提供する。
【解決手段】流体吸込み配管7に複数段のフィルタ16、17を設けた流体吸込み装置において、上流側の1段目のフィルタ16は大きな異物を除去し、2段目以降の各フィルタ17は前段のフィルタよりも小さい異物を除去する。 (もっと読む)


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