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本発明は、酵素的脱グリコシル化または部位指向突然変異誘発のいずれかによって修飾されたグリコシル化を備える、第VIII因子に対する阻害抗体を開示する。修飾されたグリコシル化を備える前記抗体は、FVIIIに対して同等の親和性を有するが、相違する阻害特性を示す。前記抗体の1つもしくは1つの混合物の使用は、第VIII因子の阻害を40から95%の間のレベルまで変調することを可能にする。本発明は、修飾されたグリコシル化を備える第VIII因子に対する阻害抗体、これらの抗体の組み合わせを含む医薬組成物、および前記抗体および抗体混合物を使用して止血障害を治療するための方法を開示する。

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T細胞の活性調節やIL−2の産生などに関係のある、タンパク質相互作用の阻害剤、相互作用阻害剤の検出方法などを提供することを課題とする。PKCθとKPNA1との相互作用の阻害剤、およびKPNA1とNF−κBとの相互作用の阻害剤を提供する。相互作用の阻害剤は、それぞれの組み合わせにおいて相互作用可能な条件下で、相互作用する2種のタンパク質と候補化合物とを共存せしめ、相互作用が生じたか否かを検定し、相互作用を阻害したことが示された候補化合物を阻害剤とする。検出キットには、相互作用する組み合わせのタンパク質を供給する試料が備えられる。 (もっと読む)


本発明は、変形性関節症及び/又は変形性関節症の特定のステージで示差的に発現される新たなバイオマーカーの同定及び選択、並びに新たなバイオマーカーの組み合わせの同定及び選択に関し、同様に新たなバイオマーカーの組み合わせを選択する手段にも関する。本発明のバイオマーカー及びバイオマーカーの組み合わせの産物の発現を測定すると、以下のうち1つ又は複数において特定の利点が示される:(a)個体を変形性関節症であると診断すること、(b)変形性関節症(OA)の2つのステージを区別すること、及び(c)個体を変形性関節症(OA)の特定のステージであると診断すること。理解されているように、本発明のバイオマーカーの産物を測定するために、本発明のバイオマーカーの産物と特異的に及び/又は選択的にハイブリダイズするポリヌクレオチド及びタンパク質もまた、(a)個体を変形性関節症であると診断すること、(b)変形性関節症(OA)の2つのステージを区別すること、及び(c)個体を変形性関節症(OA)の特定のステージであると診断することに使用する前記ポリヌクレオチド及びタンパク質を含むキットと同様に本発明の範囲に包含される。個体の疾患の進行をモニターし、治療法の効力をモニターするための、本発明のバイオマーカーの産物と特異的に及び/又は選択的にハイブリダイズするポリヌクレオチド及びタンパク質の使用が、さらに本発明に包含される。本発明はまた、変形性関節症の新たな治療標的の同定における本発明のバイオマーカーの産物の使用を提供する。本発明はまた、本発明の遺伝子と結合し及び/又はその活性をモジュレートする化合物の同定における本発明のバイオマーカーの産物の使用を提供する。そのような方法によって同定された化合物は、変形性関節症及び変形性関節症の進行を研究するアッセイの開発に有用である。さらに、そのような方法によって同定された化合物は、変形性関節症又はその症状の予防、治療、管理及び/又は改善のための予防及び治療用の組成物の開発におけるリード化合物として有用である。 (もっと読む)


一態様では、本発明は、ヒト腎臓c−DNAライブラリからクローニングし、ヒト味覚組織を含めた他の組織内でも発現されるヒト上皮ナトリウムチャネル(hENaC)のプロファイリング及びスクリーニングを行うための、哺乳動物細胞に基づいた高スループットアッセイに関する。本発明はさらに、ヒトENaC変調剤、好ましくはENaC相乗剤を同定するための、両生類卵母細胞に基づいた中スループット電気生理学的アッセイに関する。細胞に基づいたENaCアッセイにおいてENaCの機能を調節する化合物は、ヒトにおいて鹹味に影響を与えると予測される。本明細書中に記載したアッセイは、既存の細胞発現系よりも優れた利点を有する。哺乳動物細胞の場合、このようなアッセイは標準の96又は384ウェル培養プレート中で高スループット様式で行うことができ、ENaCの機能を阻害する化合物、好ましくはフェナミルなどのアミロライド誘導体を用いることにより増強されたアッセイ結果が得られる。本発明の卵母細胞電気生理学的アッセイ(二電極の電位固定技法)の場合、これらのアッセイによりヒトENaCを特異的に調節する化合物の同定が容易になる。本発明のアッセイは、hENaCの機能を促進(亢進)又は阻害する化合物の検出に有用な強固なスクリーニングを提供する。したがって、ヒトENaCチャネルの活性を亢進又はブロックする化合物はヒトにおいて鹹味を調節するはずである。
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本出願は、リューイ体病(LBD)患者およびその遺伝子導入動物モデルにおいてαシヌクレインの新規断片を明らかにするものである。この疾患はαシヌクレインの凝集を特徴とする。この断片は完全長αシヌクレインのC末端が切断されたものである。一部の断片は、トリシン緩衝液を用いてSDSゲル電気泳動により測定した分子量が約12kDaであり、天然型αシヌクレインのC末端から少なくとも10個のアミノ酸が切断されたものであるという特徴を有する。切断部位は、天然型αシヌクレインの残基(117)の後および残基(126)の前に生じることが好ましい。こうしたαシヌクレインの新規断片の特定には、例えば、創薬、診断、治療、遺伝子導入マウスなどにいくつかの用途がある。 (もっと読む)


組換えベクターが、光放出レポーター・タンパク質をコードする DNA 配列を含む組換え DNA 分子を含む。DNA 配列は、DNA 損傷に対する応答において DNA 配列の発現を活性化するように調整された調節エレメントに操作可能的に連結されている。細胞を形質転換するのに用いるとき、そのベクターは、ベクターで形質転換されていない細胞のゲネチシン感受性に比して、細胞のゲネチシン感受性を実質的に変えない。
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本発明はウラン−キレートペプチドに関し、ウランで汚染された土壌及び水の汚染を除去するための、ならびに、人々を検出及び治療するためのそれらの使用も同様である。前記ペプチドは、4つのカルモジュリンカルシウム結合部位:部位I:D20、D22及びD24残基において選択される残基;部位II:D56、D58及びN60残基において選択される残基;部位III:D93、D95及びN97残基において選択される残基;部位IV:D129、D131及びD133残基において選択される残基;該位置は参考文献でヒトカルモジュリン配列を示す、の少なくとも一つの、一つ、二つまたは三つの残基の、S、T、C、H、Y、N及びQからなる群から選択される中性残基の少なくとも一つの突然変異を含むカルモジュリンループの配列を含むへリックス−ループ−へリックス型構造を有する。 (もっと読む)


ラフォラ病をもつヒトおよびイヌにおいて変異された新規の遺伝子(EPM2B)が記載されている。 (もっと読む)


本発明は、一般的には、創傷閉鎖のための組成物に関する。より具体的には、本発明は、外因性ポリペプチド(例えば抗菌性ポリペプチドおよびケラチノサイト成長因子2)を発現するように操作されたヒト皮膚等価物、ならびに外因性ポリペプチドを発現するように操作されたヒト皮膚等価物を作製するための組成物および方法を提供する。加えて、本発明は、外因性ポリペプチドを発現するように操作されたヒト皮膚等価物により創傷を治療するための方法をも提供する。 (もっと読む)


本発明は、特に細胞における分子事象の発生を証明する方法であって、特異的分子事象の発生の直接的または間接的マーカーである固定タンパク質マーカーの「可溶化」(または可溶化タンパク質マーカーの固定)を検出することを特徴とする、方法に関する。上記タンパク質マーカーは上記検出前の細胞中に存在し、細胞を検出前に原形質膜の透過性にし、これが可溶化したタンパク質を細胞外媒質中に放出し、従ってマーカータンパク質の存在が任意の適当な手段によって細胞または細胞外媒質に検出され、これにより可溶化または固定が起こったかどうか、従って相当する分子事象を検出することができる。
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本発明は、不活性化前は2−ケト−D−グルコン酸(2−KDG)から2,5−ジケトグルコン酸(2,5−DKG)への変換を触媒していた、内在性膜結合2−ケト−D−グルコン酸デヒドロゲナーゼ(2−KDGDH)を不活性化することにより、2−KDGを蓄積するための細菌宿主細胞を改変する方法に関する。 (もっと読む)


バイオマーカーのパネルが、結腸直腸癌の分析のために同定された。当該パネル(マウスの結腸癌モデルを使用して最初に同定された)を使用して、正常ヒト対象のバイオマーカーのパネルに対する外科的及び生検試料由来のヒト組織における変化を評価した。当該パネルは結腸直腸癌のリスクアセスメント、早期診断、予後の確立、患者治療の監視、再発の検出及び治療的介入の発見のための対費用効果が高く、迅速かつ非侵襲性の手順を提供するために使用されるだろう。 (もっと読む)


本発明は、本明細書においてインターロイキン17A/F(IL−17A/F)と命名するインターロイキン17とインターロイキン17Fのヘテロ二量体を含む新規な天然発生のヒトサイトカインを目的としている。また、これらの核酸配列を含んでなるベクター及び宿主細胞、異種ポリペプチド配列に融合した本発明のポリペプチドを含んでなるキメラポリペプチド分子、本発明のポリペプチドに結合する特異的抗体、並びに本発明のポリペプチドを製造する方法が提供される。更には、変性軟骨障害及びその他炎症性疾患の治療方法も提供される。 (もっと読む)


(1)供試化合物が、LKB1のプロテインキナーゼ活性を修飾する、例えば促進するかどうかを判定する工程、および(2)LKB1のプロテインキナーゼ活性を修飾する、例えば促進する化合物を選択する工程を含む、細胞内のAMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)またはAMPKサブファミリーメンバーの活性化またはリン酸化を修飾する、例えば促進する際に使用するための化合物を同定する方法。プロテインキナーゼの活性は、AMPKもしくはAMPKサブファミリーメンバー、またはAMPKもしくはAMPKサブファミリーメンバーのT−ループ領域を包むペプチドを使用して、試験することができる。LKB1は、調製物の中にあってもよいし、STRADおよび/またはMO25との複合体(これは、これらの補助タンパク質非存在下でのLKB1よりずっと大きなキナーゼ活性を有する)の中にあってもよい。LKB1、STRADまたはMO25は組換え体であってもよい。AMPKサブファミリーメンバーは、AMPKα1、AMPKα2、NUAK1、NUAK2、BRSK1、BRSK2、SIK、QIK、QSK、MARK1、MARK2、MARK3、MARK4またはMELKであり得る。 (もっと読む)


本発明は、7a5/プログノスチンのポリペプチドをエンコードする核酸配列および、特に転移性腫瘍の腫瘍診断および腫瘍治療のためのその使用に関する。 (もっと読む)


生物医学研究の多くの領域は、個々の遺伝子または転写産物におけるまれな変異の分析に依存している。ここで、本発明者らは、これまで達成できなかった規模および容易さでそのような変異を定量することができる方法を記載する。そのような分子のコレクションにおける各DNA分子は、配列においてオリジナルと同一であるDNAの何千個というコピーが結合している単一粒子へ変換される。そしてこのビーズの集団は、出発DNA分子の1対1の表示に対応する。DNA分子のオリジナルの集団内の変異はその後、フローサイトメトリーにより蛍光標識された粒子を数えることにより簡単に評価されうる。何百万個という個々のDNA分子が標準的実験装置でこの様式で評価されうる。さらに、特定の変異体がフローソーティングにより単離され、さらなる実験のために用いられうる。このアプローチは、まれな突然変異の同定および定量のために、加えて特定の集団または組織における遺伝子配列または転写産物における変異を研究するために用いられうる。 (もっと読む)


本発明は、検定化合物、又は複数の化合物の混合物が、対象の二つのタンパク質間の相互作用を調節するか否かを測定するための方法に関する。前記測定は、その内の一方が、前記第1タンパク質、タンパク質分解分子のための開裂部位と、遺伝子のアクチベーターとを含む二つの組換え分子を使用することによって可能とされる。第2の組換え分子は、前記第2タンパク質と、前記タンパク質分解分子とを含む。もしも前記検定化合物が前記第1タンパク質に結合すれば、反応が開始され、それによって、前記アクチベーターが開裂されて、レポーター遺伝子を活性化する。
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本発明は、RNA結合ペプチドを提供し、具体的には、次式I:R−Q−R−X(I) (XはR以外のアミノ酸残基を表す。)で示されるアミノ酸配列を含むペプチド、その誘導体又はこれらの塩を提供する。 (もっと読む)


【課題】 レポータージーンアッセイにおいて、その検出感度の優れた新規なレポータージーンアッセイ、該レポータージーンアッセイのための測定キット、および該レポータージーンアッセイに好適に用い得る培地を提供する。
【解決手段】 本発明にかかるレポータージーンアッセイ用の測定キットは、レポーター遺伝子としてルシフェラーゼ遺伝子を有するマウス肝がん細胞H1L6.1と、かかる細胞を培養するための96穴プレートと、RPMI1640培地とウシ胎児血清とペニシリン/ストレプトマイシン混合溶液(体積比1:1)と糖質コルチコイドとからなる培地セットと、を備えて構成される。 (もっと読む)


本発明は、恒常的な高発現ベクター由来のHCEプロモーターにTベクターとしての機能を付与し、簡単で、かつ速かに目的蛋白質を発現させうるTベクター及び発現ベクターとしての機能を共に有するプラスミド(pHCE−FOREX)、該プラスミドに目的遺伝子が挿入されている発現ベクター及びそれを用いた目的遺伝子の発現に関する。
本発明に係るプラスミドは、ただ一回のTベクタークローニング過程のみでも、簡単で、かつ速かに目的蛋白質を発現するベクターに転換することが可能であり、該発現ベクターに転換されたプラスミドは、再形質転換段階が必要なく、高価な誘導物質を添加せずとも、形質転換された大腸菌の培養のみで目的蛋白質の高発現が可能である。したがって、多量の目的遺伝子に対する発現プラスミドの同時製造が可能であり、特定の微生物ゲノムの発現システムの構築及び特定の遺伝子群の発現システムの構築に非常に効率的であると期待される。

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