説明

Fターム[4D002AC05]の内容

廃ガス処理 (43,622) | 発生源 (3,432) | セメント製造工場 (136)

Fターム[4D002AC05]に分類される特許

61 - 80 / 136


【課題】セメント原料の焼成に伴う燃料燃焼により発生する二酸化炭素、及びセメント原料の脱炭酸反応により発生する二酸化炭素を流動層セメント焼成設備の外方へ排出する虞がなく、さらには、この二酸化炭素を排ガスから分離・回収することができるセメントクリンカの製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】本発明のセメントクリンカの製造方法は、サスペンションプレヒータ1にて予熱・仮焼された粉状のセメント原料Rを流動層セメント焼成設備2に供給し、流動層焼成炉12にて燃料及び酸素ガスの燃焼熱によりセメント原料R’を焼成しセメントクリンカとするとともに、この流動層焼成炉12内に生じた高濃度の二酸化炭素を含む排ガスを流動層セメント焼成設備2にて循環させる。 (もっと読む)


【課題】セメントキルンから排出される燃焼排ガスから水銀を効率よく除去する。
【解決手段】セメントキルンの排ガスに含まれるダストを集塵する集塵装置2と、集塵ダストを、セメント焼成設備に付設された塩素バイパスの排ガスG4を用いて加熱し、揮発した水銀を回収する水銀回収装置19とを備えるセメントキルン排ガスの処理装置1等。水銀の揮発にあたり新たな熱源を必要としない。300℃以上700℃以下の含塵ガスを固気分離する固気分離装置を通過したガスで集塵ダストを加熱することができ、集塵ダストを加熱した後の塩素バイパスの排ガスに、塩素ガス又は塩化水素を注入する注入装置13を備えてもよい。塩素ガス又は塩化水素を注入することによって、塩素バイパスの排ガス中の塩化水素とも併せて、ダスト中の金属水銀の塩化水銀への転化を促進させることができる。 (もっと読む)


【課題】セメント製造設備の石炭乾燥粉砕手段を用いることにより、新たに水銀捕集剤を用いたり、水銀除去装置や石炭乾留装置を新たに設置することなく、既存の設備を有効利用することで燃焼排ガス中の水銀を容易に除去することができる燃焼排ガスの水銀除去方法を提供する。
【解決手段】石炭C1を石炭乾燥粉砕装置6内にて粉砕して微粉炭C2とし、次いで、セメント製造設備のサスペンションプレヒータ1の最上段のサイクロン1dから排出される燃焼排ガスG1を石炭乾燥粉砕装置6に導入し、この燃焼排ガスG1に含まれる水銀を微粉炭C2に吸着させ、これら水銀が吸着された微粉炭C2’及び水銀が除去された燃焼排ガスG2をバグフィルタ7に導入し、微粉炭C2’のみを捕集して回収するとともに、水銀が除去された燃焼排ガスG2を清浄化された排ガスとして煙突8から排出させる。 (もっと読む)


本発明は、ガス中のCO2量を減少させるための方法に関するものであり、前記方法は、ガス性排出物を、CO2捕捉剤を含有する吸収剤に接触させることによる方法であり、前記CO2捕捉剤は固体複合材料(M)からなる基質上に含浸され、前記材料(M)は、ポリマー(P)と鉱物酸化物、シリコアルミン酸及び活性炭から選択される化合物(C)とを含有し、前記材料(M)は、平均粒径(D50)が100μm以上であり、直径が3.6〜1,000nmの範囲で含まれる細孔で形成される細孔容積Vd1が、少なくとも0.2cm3/gである。また、本発明は前記方法で使用する特定の吸収剤に関する。 (もっと読む)


本発明は、概して、ガス流、特に燃焼排ガス、改質器からの水素ガス、天然ガス、またはセメント窯からのガスからの二酸化炭素の除去に関する。炭素捕捉に使用するための固定化酵素および他のシステムも開示する。
(もっと読む)


(a)燃料の燃焼によりケイ酸マグネシウム水酸化物鉱物原料を直接的に熱活性化して、活性化原料を形成する工程;(b)該活性化原料から、少なくとも酸化マグネシウム及びケイ酸マグネシウムを実質的に含まない金属酸化物を分離して、残留活性化原料を形成する工程;(c)前記分離工程(b)の前後で、溶媒中にこれらの活性化原料を懸濁させて、スラリーを形成する工程;及び(d)該残留活性化原料のスラリーを二酸化炭素と接触させて、該二酸化炭素を炭酸マグネシウムに変える工程を含む、二酸化炭素を固体材料に変える方法。 (もっと読む)


二酸化炭素をCO含有煙道ガスストリームから回収する方法は、大気圧より高いガス圧力で、ストリームを水性溶媒系と接触させてストリームからCOを吸収し、それによりストリームをCO−希薄煙道ガスストリームとする工程と、吸収したCOを含有する溶媒をCO−希薄煙道ガスから分離して、COに富む溶媒ストリームを形成する工程とを含む。CO−希薄煙道ガスが冷却されるようにCO−希薄煙道ガスストリームを膨張し、1つ以上のプロセスストリームを冷却した煙道ガスとの熱交換により冷却する。一態様において、水性溶媒系は、溶解アンモニアならびにアンモニウム、炭酸塩および重炭酸塩イオンを含有しており、COをストリームから吸収して、それによりストリームをCO−希薄煙道ガスストリームとする。この場合、CO−希薄煙道ガスを、前記ガス由来のアンモニアを溶解する水と接触させ、溶解したアンモニアを溶媒系に再循環して戻してもよく、CO−希薄煙道ガスを、その後COに富む煙道ガスのサブストリームであって、CO−希薄煙道ガス中の一部のアンモニアと反応するのに十分な硫黄および/または窒素酸化物を含有するサブストリームと接触させる。反応生成物は、CO−希薄煙道ガスから回収される。これらの方法を実施する装置も開示されている。
(もっと読む)


【課題】石炭を石炭焚きボイラで燃焼させる際に、二酸化硫黄の酸化を低く抑えると共に高い脱硝率を維持したうえで、石炭焚きボイラから排出される排ガス中の水銀を高効率で且つ低コストで除去することが可能な排ガス処理方法及び排ガス処理装置を提供する。
【解決手段】石炭焚きボイラBから排出される排ガス中に含まれる水銀を除去する排ガス処理方法であって、遷移金属であるバナジウムの酸化物及びバナジウム以外の遷移金属の酸化物を担体上に担持して成る脱硝触媒のうちのバナジウム酸化物の一部を該バナジウム以外の酸化還元能力を有する遷移金属酸化物と置き換えた置換触媒9を形成し、置換触媒9を石炭焚きボイラBからの煙道Rに設置した脱硝部3に位置させて、排ガス中に含まれる金属水銀の酸化反応を促進させる。 (もっと読む)


本発明は、CO2等の酸性ガスの吸収条件下で単一層の吸収溶液を得ることができる、特定の第1級または第2級アミンとともに配合されたN,N,N’,N’−テトラメチルヘキサン−1,6−ジアミンの水溶液を使用した吸収方法における、ガス状流出物からの酸性化合物の除去に関する。本発明は、天然ガスおよび産業起源のガスの処理に有利に適用される。
(もっと読む)


プロトンの除去、および/または水酸化物イオン、および炭酸/重炭酸イオンを含む塩基溶液の生成を行い、2つのカソード電解質室間の流体の流動は可能であるが、2つのカソード電解質室間の気体の連絡は制限されるように第1のカソード電解質室と第2のカソード電解質室とに分割されたカソード室中で二酸化炭素を使用する、低電圧で低エネルギーの電気化学システムおよび方法。一方のカソード電解質室中の二酸化炭素ガスを、両方の室中のカソード電解質とともに使用し、電極間に3V未満の電圧を印加して、塩基溶液が生成される。
(もっと読む)


イオンを生成するために従来のアノードとカソードとの間に使用される典型的な3Vよりもはるかに少ない値を使用して水酸化物イオンおよび/または重炭酸イオンおよび/または炭酸イオンを生成する低電圧で低エネルギーの電気化学システムおよび方法;その結果、本発明のシステムおよび方法に起因する二酸化炭素の放出が大幅に減少する。一実施形態において、本発明のシステムは:カソードに接触する第1の電解質と;アノードに接触する第2の電解質と;第1のイオン交換膜によって第1の電解質から分離された第3の電解質と;第2のイオン交換膜によって第2の電解質から分離された第4の電解質と;第3および第4の電解質を分離する第3のイオン交換膜と含む。 (もっと読む)


PSAユニットを使用して、10〜75 mol%の二酸化炭素(CO2)、水蒸気、以下から選択される少なくとも一つの成分:水素、CO、メタン、窒素、酸素、アルゴン、並びに固体粒子を含むフィードガスからCO2リッチのガスを産生するための方法であって、フィードガスが、PSAユニットの上流で少なくとも部分的に乾燥させられ、0.01〜100 mg/m3の固体粒子濃度で前記PSAユニットに入ることを特徴とする方法。
(もっと読む)


【課題】セメントキルン抽気ガスからダストを湿式集塵するにあたり、酸性の水分やスラリー中の石膏分が排気ファンや排気管内に付着するのを抑制し、それらの設備の腐食や故障等を防止する。
【解決手段】セメントキルン5の窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部を抽気しながら冷却するプローブ6と、プローブ6により抽気された抽気ガスG1から粗粉D1を分離するサイクロン10と、サイクロン10から排出される微粉D2を含む排ガスG2を固気分離する高温バグフィルタ11と、高温バグフィルタ11の排ガスG3に含まれる残留ダストや硫黄分を除去するとともに、微粉D2を水洗する湿式集塵機15と、高温バグフィルタ11からの排ガスG3と湿式集塵機15からの清浄ガスG5との間で熱交換させる熱交換器13とを備えるセメントキルン抽気ガスの処理システム1。 (もっと読む)


【課題】セメントキルン燃焼ガス抽気ダストから重金属類を回収するにあたり、疎水化剤の添加量を低減することなどを可能にする。
【解決手段】セメントキルン5の窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部を抽気するプローブ6と、サイクロン10から排出される微粉D2を含む排ガスG2を湿式集塵する湿式集塵機11と、湿式集塵機で生成したスラリーS1を固液分離する第1の固液分離機21と、第1の固液分離機で分離したケーキC1から重金属類を分離する浮選機25とを備えるセメントキルン燃焼ガス抽気ダストの処理システム1。浮選機のテールTを固液分離する第2の固液分離機26と、第2の固液分離機で発生したろ液W2に、第1の固液分離機で分離したケーキを添加してスラリーS3を生成するスラリータンク22と、スラリータンクで生成したスラリーを浮選機に供給するルートとを備えることができる。 (もっと読む)


炭酸塩を含む組成物を製造するための方法が提供され、その方法には金属酸化物の廃棄物源を利用することが含まれる。二価カチオンの水溶液(その一部または全部が、金属酸化物の廃棄物源から得られる)を、CO2と接触させ、沈殿条件に置くと、炭酸塩を含む組成物を得ることができる。いくつかの実施態様においては、燃焼アッシュが、二価カチオンを含む水溶液のための金属酸化物の廃棄物源である。いくつかの実施態様においては、燃焼アッシュを使用して、プロトン除去剤の供給源、二価カチオン、シリカ、金属酸化物、もしくはその他所望の構成成分、またはそれらの組合せが提供される。
(もっと読む)


本発明は、二酸化炭素含有量を低減するためにガスを処理するための方法に関し、この方法は、ガスを少なくとも1つの希土類元素の化合物と接触させることによって、二酸化炭素をこの化合物上に吸着させ、二酸化炭素が欠失したガスを得ることを特徴とする。化合物は、より詳細には酸化物を含有し、希土類元素は、特に、セリウム、ランタンまたはプラセオジミウムから選択できる。 (もっと読む)


合成岩石、例えば骨材を含む組成物、および、それらを生成し使用する方法が提供される。岩石、例えば骨材は、COおよび/または産業廃棄流の他の成分を含有する。COは、二価陽イオン炭酸塩の形態で、例えば炭酸マグネシウムおよび炭酸カルシウムであってもよい。本発明の態様は、CO含有ガス流を水と接触させてCOを溶解すること、および、その水を、炭酸塩含有沈殿生成物、例えば二価陽イオン炭酸塩を生成するのに十分な沈殿条件下に置くことを含む。 (もっと読む)


【課題】セメント製造装置以外に特別な装置や設備を設ける必要がなく、効率的にセメント製造装置からの排ガスの脱硫処理を行うことのできる脱硫方法を提供する。
【解決手段】水酸化カルシウム及び/又はカルシウム含有水和物を、セメント原料の一部としてセメント製造装置1の粉砕機2に供給する。具体的には、セメント原料の一部として、水酸化カルシウム及び/又はカルシウム含有水和物を含有する廃棄物(例えば、生コンクリートスラッジ、廃コンクリート微粉、水酸化カルシウム及び/又はカルシウム含有水和物を含有する汚泥等)を、他のセメント原料とともに粉砕機2に供給する。 (もっと読む)


【課題】セメントキルン排ガスから低コストで効率よく水銀を除去する。
【解決手段】セメントキルンの排ガスに含まれるダストを分級する分級装置3と、分級装置で分級された微粉側のダストD2を加熱する加熱装置4と、加熱装置の加熱によって揮発した水銀を回収する水銀回収装置9とを備えるセメントキルン排ガスの処理装置1等。ダストから水銀の含有率が高い微粉側のダストを選択的に取り出し、該ダストを対象にして水銀の除去処理を行うため、水銀除去に不要な余分なダストを事前に取り除いた状態で除去処理を行うことができ、短時間で多量のセメントキルン排ガスを処理したり、設備規模を縮小化でき、処理効率の向上や処理コストの削減を図ることができる。分級装置として、遠心力式分級機又は慣性力式分級機を用いることができ、該分級装置の部分分級効率50%となる粒径を少なくとも10μm以下とする。 (もっと読む)


CO2を含むガス流と水性アルカノールアミン溶液とを接触することを含む、ガス流からのCO2の捕集のための方法であって、アルカノールアミンは、3-ピペリジンメタノール、トリシン、3-キヌクリジノール、3-ピペリジノ-1,2-プロパンジオール、およびこれらの塩からなる群から選択される。
(もっと読む)


61 - 80 / 136