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Fターム[4K070EA13]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 数値の特定 (1,431) | 寸法 (289)

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【課題】 転炉内の溶銑浴面に上吹きランスから酸素ガスを吹き付けて溶銑を脱炭精錬する際に、スピッティング及びスロッピングの発生を抑制してダストの発生量を低減する。
【解決手段】 上吹きランス先端に複数のラバールノズル7が配置された上吹きランス1を用いて溶銑11を脱炭精錬するに際し、上吹きランスから噴射される酸素ガス噴流によって溶銑浴面に形成される火点の凹みの体積を下記の(1)式で定義したとき、(1)式で定義される火点の凹みの体積が1.0〜2.0m3になるように予定される吹錬条件に基づいて設計された上吹きランスを用い、且つ、(1)式で定義される火点の凹みの体積が1.0〜2.0m3になるように酸素ガス供給量及びランス高さを調整して酸素ガスを前記上吹きランスから吹き付ける。但し、(1)式において、Vは火点の凹みの体積、nはノズル孔数、Lは火点深さ、Aは火点面積である。 V=n×L×A…(1) (もっと読む)


【課題】ダスト発生量を低減して鉄歩留りを向上できる転炉吹錬方法を提供する。
【解決手段】ラバールノズルを有する上吹きランスから溶湯に酸素ガスを吹き付けて、脱炭吹錬を行う。この際、脱炭吹錬を、初期、中期、および末期からなる3段階に分けて吹錬する。初期の吹錬では、P=(ρ/2g)・V/1000で定義される湯面動圧Pと、S=S(1−γ)で定義される全火点面積Sとが所定の範囲となるように吹錬する。中期および末期の吹錬では、湯面動圧Pが、それぞれの所定の範囲となるように、上吹きランスに設けられたラバールノズルの数n、ノズル傾角θ、自由噴流広がり角φ、出口径deに応じて、酸素ガス噴出流速V、および/または、ランス高さLhを調整して、吹錬する。これにより、ダスト発生量が低減でき、吹錬が短時間とすることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】ポーラスプラグの詰まりを防止しつつ金属アルミを効率よく使用して脱酸を行うことができるようにする。
【解決手段】本発明に係る脱酸処理における取鍋への金属アルミ添加方法では、転炉3にて精錬した溶鋼4を、複数の気孔を有するポーラスプラグ1が設置された取鍋2内に出鋼し、出鋼した溶鋼4に対して脱酸するに際し、気孔の平均気孔半径を80μm〜100μmとしておき、0<V/α<0.45を満たす間に脱酸のための金属アルミニウム5を取鍋2内へ添加する。ただし、V:取鍋に出鋼した現溶鋼量(ton)、α:転炉から取鍋に出鋼する全溶鋼量(ton)である。 (もっと読む)


【課題】 受鋼後の取鍋のフリーボードに基づいて該取鍋の次回使用時における転炉への鉄源総装入量を求めるにあたり、取鍋のフリーボードを自動的に、且つ短時間で正確に測定することで、フリーボードを測定することによる生産性の低下を招くことなく、転炉への適切な鉄源総装入量を算出することのできる転炉装入量決定方法を提供する。
【解決手段】 本発明の転炉装入量決定方法は、転炉から出鋼される溶鋼3を受鋼した後、次工程に搬送するまでの取鍋1の動線上に非接触型の距離測定器4を設置し、該距離測定器を用いて前記取鍋の側壁上端部から該取鍋内の溶鋼湯面までの距離、即ちフリーボードLを自動的に測定し、測定したフリーボードに基づいて、該取鍋を受鋼用取鍋として次回に使用する転炉脱炭精錬における転炉への鉄源総装入量を決定する。 (もっと読む)


【課題】 絞り部を有する精錬容器の耐火物施工構造において、施工に費やす費用を増大させることなく、機械的要因による耐火物の損傷を軽減することのできる耐火物施工構造を提供する。
【解決手段】 本発明の絞り部を有する精錬容器の耐火物施工構造は、容器の外側から、少なくとも、鉄皮2、永久耐火物3、ワーク耐火物4の3層をこの順に有する精錬容器1の耐火物施工構造であって、ワーク耐火物4として黒鉛を含有する成形煉瓦を使用し、当該成形煉瓦を積み上げていく際に、少なくとも精錬容器の絞り部においては、前記成形煉瓦を、当該成形煉瓦の動的弾性率の高位な面が精錬容器の円周方向を向くように施工する。 (もっと読む)


【課題】改質反応温度の低下に伴うカーボン生成ならびに反応効率の低下を招くことなく、排ガスの増熱と炭酸ガスの排出削減とを確実に達成する。
【解決手段】転炉などの冶金炉から発生する排ガスの回収ダクト内に還元剤を添加し、排ガス中に含まれる炭酸ガスと還元剤とによる改質反応を導いて該排ガスの改質を行うと共に炭酸ガス発生量の削減を行う際に、還元剤添加後の排ガス温度が800℃以下となる位置から急冷されるまでのガス滞留時間を10秒以下に制御する冶金炉発生排ガスの熱エネルギー回収方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高い効率で製鋼スラグを溶融改質処理する方法を提供し、f.CaOをほとんど含まず体積安定性が良好な高品質スラグを得る事を目的とする。
【解決手段】燃料と支燃性ガスをバーナーへ供給して燃焼させながら、改質材として珪酸含有物質を気流搬送によりバーナーへ供給し、バーナー直下に配置されたスラグ鍋内の溶融状態の製鋼スラグに、該珪酸含有物質を添加して製鋼スラグの溶融改質処理を行うに際し、珪酸含有物質、燃料、バーナーへの供給ガスのそれぞれの性状および供給量に関して、予定されている処理条件に応じて、溶射バーナーの火炎温度が最高となる位置のバーナー噴出口からの距離(P)、珪酸含有物質が溶融状態を維持しているバーナー噴出口からの距離(M)、を事前に求めておき、バーナー噴出口からスラグ面までの距離(J)を、P<J≦Mの範囲となる様にバーナーの位置を設定して、溶融改質処理を行う。 (もっと読む)


【課題】転炉内で溶銑予備処理を行った後に、溶銑を転炉内に残したままスラグを排滓鍋に排出する際のスラグの鎮静方法において、排滓鍋内で急速にフォーミングするスラグを効率良く鎮静することにより、排滓鍋からのスラグの溢出を防止しつつ、溶銑予備処理後のスラグを転炉から排滓鍋に短時間で大量に排出する。
【解決手段】転炉10内で溶銑Pの脱燐処理を行った後に、溶銑Pを転炉10内に残したまま、転炉10の下方に設置された排滓鍋30に、塩基度が1.0以上1.5以下で酸化鉄濃度が15質量%以上25質量%以下のスラグSを、排滓鍋30の体積1m当たり0.03トン/分以上の平均排出速度で排出する際に、スラグSのフォーミングを鎮静するために、所定の組成、比重を有する塊状の鎮静材50を、スラグSの排出開始から20秒以内に、連続的または断続的に50kg以上の投入量で排滓鍋30に投入する。 (もっと読む)


【課題】未還元の酸化鉄分を含有する還元鉄を含鉄冷材の一部又は全部として含鉄冷材の溶解を行うに際し、炭材原単位及び酸素原単位を良好に保って溶解を行うことのできる溶銑製造方法及び生産性の高い溶解を行うための最適な溶融スラグ生成条件を提供する。
【解決手段】種湯の存在する溶解炉に還元鉄、炭材、酸素を供給して溶銑を得るに際し、種湯のみ存在する溶解前溶銑浴深さと、溶解完了時の溶解後溶銑深さとの関係が、溶解前溶銑浴深さ/溶解後溶銑浴深さにより定まる指標Rsmを0.6〜0.85に制御する。また、溶解炉内に存在するスラグ量について、溶解開始前の残留スラグ量と溶解終了時のスラグ量との関係が、溶解開始前の残留スラグ量/溶解終了時のスラグ量により定まる指標Rssを0.1〜0.5に制御する。 (もっと読む)


【課題】付着地金となるスピッティング粒鉄が炉口へ付着し難くする。
【解決手段】上底吹きの転炉で上吹きランス7から酸素を吹き込んで吹錬を行う転炉の吹錬方法において、上吹きランス7から酸素を吹き込む送酸速度を、排ガスの空塔速度や湯面から炉口までの高さ等に基づいて調整する。 (もっと読む)


【課題】超硬チップを酸化させたり脱落させたりすることなく、高温域の出湯孔スリーブ能率的に穿孔できる熱間穿孔用ビットおよびこれを用いた転炉の出湯孔スリーブ穿孔方法を提供する。
【解決手段】ビット本体の穿孔面13、14に多数の超硬チップ15を溶接した熱間穿孔用ビットであって、超硬チップの回転方向前方側5〜20mmの近傍位置に冷却孔16、17を形成し、水、不活性ガス、液体窒素から選択された冷却流体を対応する超硬チップに供給して確実に冷却し、高温気相酸化を防止する。冷却流体に酸素を含まないので、穿孔対象である耐火れんが中に含まれる炭素の燃焼を防止し、ビット表面温度の上昇を抑制することができ、使用寿命を飛躍的に向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 転炉内に残留させたスラグ性状に関わらず、良好なコーティング層を安価に形成する。
【解決手段】 出鋼完了後、転炉1内に溶融スラグ2を残留させる。この残留させた溶融スラグ2に、この残留溶融スラグ量と出鋼した溶鋼の炭素濃度に応じて、例えば出鋼した溶鋼の炭素濃度が0.25質量%以下の場合のみ、残留溶融スラグの鉄酸化物濃度が5〜10質量%となるように、たとえば炭材等を添加して攪拌する。その後、補修部位に位置させて養生する。
【効果】 良好なスラグコーティングが容易にかつ短い時間で行え、コーティング頻度を増加できて、転炉内耐火物の損耗抑制が可能となり、補修材原単位が減少する。 (もっと読む)


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