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国際特許分類[B22D27/11]の内容

国際特許分類[B22D27/11]に分類される特許

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【課題】本発明は、Alスクラップから高いSiの除去率と高いAl晶出物の回収率を同時に満足し、かつ組成の傾斜が抑えられたAl精製体を効率よく得ることができるAlスクラップの精製方法を提供することを目的とする。
【解決手段】黒鉛製容器3内のAlスクラップ溶湯4から初晶10を発生させる初晶発生工程と、初晶の集積体12と濃化液相11とに分離し、第1の所定圧力を付与する分離及び圧力付与工程と、押し固め板維持工程と、を有した第1段階の精製工程と、黒鉛製容器3内を再加熱し、初晶の集積体12内に取り残された濃化部11aを融解させる再加熱工程と、押し固め板6により初晶の集積体12に第2の所定圧力を付与し、濃化部11aを排出させる濃化部排出工程と、を有した一連の工程を第1段階の精製工程の次に少なくとも1回以上行ない、Al精製体を回収する第2段階の精製工程と、を備えた構成である。 (もっと読む)


【課題】初晶α−Alを晶出させることでミクロ結晶組織が微細化された微細結晶組織を有するAl−Si系合金、その製造方法、その製造装置及びその鋳物の製造方法を提供する。
【解決手段】超音波振動を発生させる超音波振動子8と、前記超音波振動子8に接続され前記超音波振動を所定方向に伝達する超音波ホーン7と、前記溶湯を貯留して前記超音波ホーン7に当接する処理容器2と、前記処理容器2を前記超音波ホーン7側に押圧して固定する処理容器固定手段3と、用いて過共晶Al−Si系合金溶湯の冷却過程の際に前記溶湯に超音波振動を付与することで初晶α−Alを晶出させてなる。 (もっと読む)


【課題】合金ストリップを連続的に鋳造するための鋳造ホイールを提供する。
【解決手段】溶融合金をストリップ6に急速に凝固するための銅‐ニッケル‐ケイ素急冷基体1であって、銅の相とケイ化ニッケル相を有する二相微細組織を有し、銅の相は網状構造のケイ化ニッケルで囲まれた銅に富んだ領域であり、それによりセル寸法を有するセル構造が形成されていて、前記急冷基体は熱伝導性合金から構成され、そして前記組織は少なくとも80%のセルが1μmより大きくそして250μmより小さい寸法を有することによって特徴づけられ、前記熱伝導性合金は、6〜8重量%のニッケル、1〜2重量%のケイ素、0.3〜0.8重量%のクロム、残余が銅および付随的な不純物から成る銅‐ニッケル-ケイ素合金である、急冷基体。 (もっと読む)


【課題】鋳造欠陥を生じることなく製品部分を成形できると共に、鋳造設備を小型化することができる鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋳造圧を高めながら副キャビティ内の溶湯を積極的に冷却することで、初期鋳造圧に達するまでに副キャビティ内の溶湯を凝固させる。これにより、初期鋳造圧に達した時点で、副キャビティ内の溶湯が凝固した分だけ溶湯受圧面積Sが低減され、初期鋳造圧Pに耐え得るための型締め力Fを小さくすることができ、鋳造設備を小型化することができる。このとき、副キャビティ内の溶湯は低圧状態で凝固するため、鋳造欠陥が発生する恐れがあるが、副キャビティ内で成形される部分は製品とは関係がないため、問題とならない。そして、初期鋳造圧Pに達した後に、主キャビティ内の溶湯を凝固させることにより、鋳造欠陥が発生させることなく製品部分を成形することができる。 (もっと読む)


【課題】鋳鉄を鋳造するためのデバイスを提供する。
【解決手段】デバイスは、外壁206、208、210および内壁212、213、220を有する金属チル鋳型100を備える。内壁は、鋳型300と接触している。このデバイスは、さらに、加圧手段400およびチル鋳型冷却手段500を備え、加圧手段400は、チル鋳型の外壁206、208、210に可変圧量を付与し、チル鋳型によって囲まれた溶融材料の容量変化を制御するためにあり、チル冷却手段500は、このチル鋳型の内壁212、213、220を可変冷却するためにある。 (もっと読む)


【課題】 押し湯能力を向上させ引け巣の発生を抑制し、高品質で、歩留まりが高く、凝固時間の短い、鋳造製品を鋳造でき、しかも設備費が安く、消費エネルギーの少ない金型移動式重力鋳造設備を提供すること。
【解決手段】 重力により溶湯3を供給する重力鋳造金型30と、重力鋳造金型30を循環させて鋳造する移動式鋳造設備10とを備える金型移動式重力鋳造設備1であって、傾動装置13で重力鋳造金型30に溶湯3を鋳込んだ後、移送装置19による重力鋳造金型30を移送する駆動力と、重力とを利用して、重力鋳造金型30の押し湯作業を行い、傾動戻し装置16による重力鋳造金型30を回転する回転力と、重力を利用して傾動戻し作業を行い、傾動装置13による傾動以前の状態の回転位置に重力鋳造金型30を戻す。 (もっと読む)


【課題】引け巣やボイドなどの欠陥を防止して信頼性の高い金属−セラミックス接合基板を製造することができる、金属−セラミックス接合基板の製造装置を提供する。
【解決手段】金属−セラミックス接合基板の製造装置100は、内部にセラミックス基板12が設置された鋳型20を導入して鋳型内の雰囲気を置換した後に鋳型を加熱する予熱部200と、この予熱部から鋳型を導入して鋳型の注湯口から鋳型内に溶湯312を注入する注湯部300と、この注湯部から鋳型を導入して鋳型に注入された溶湯を加圧しながら鋳型を冷却して溶湯を固化させる加圧冷却部400とを備えている。 (もっと読む)


【課題】微細な金属ガラスの成形品を高い精度で製造することができる金属ガラスの成形装置および金属ガラスの成形方法を提供する。
【解決手段】金属ガラス成形用材料を溶融し、前記溶融された金属ガラス成形用材料を鋳型を用いて成形する金属ガラスの成形方法であって、前記金属ガラス成形用材料および前記鋳型を加熱し、前記金属ガラス成形用材料を溶融させ、前記溶融した金属ガラス成形用材料および前記鋳型を加熱しつつ、金属ガラス成形用材料に圧力を加えて前記鋳型に含浸させ、前記金属ガラス成形用材料が含浸された前記鋳型を冷却して、前記溶融した金属ガラス成形用材料を凝固させることを特徴とする金属ガラスの成形方法を用いる。 (もっと読む)


【課題】 ガスや酸化皮膜等の巻き込み欠陥が極めて少ない高品質鋳造品を経済的かつ省エネルギー的に製造できる鋳造法および装置を提供する。
【解決手段】 鋳型空隙部2とストーク6の間にシール板7を配置して湯口3をシールし、鋳型空隙部を減圧する。次にシール板の下面に設けられた減圧溝10を通じてストーク内を減圧して溶湯を吸引し、減圧溝に溶湯が進入した時点でシール板を駆動して湯口とストークの間に開口部8を移動し、鋳型空隙部との差圧により鋳型空隙部を溶湯で充満する。この湯口のシールとして消耗式シールを使用することもできる。この場合シール下部を開口部とする。鋳型空隙部が溶湯で充満されたら、直ちにシール板を移動して湯口を閉鎖し、ストーク中の溶湯に外気通気孔11を通じて外気圧を作用させ溶湯を保持炉4中に落下させる。さらに、必要に応じて鋳型空隙部中の未凝固溶湯を加圧する。 (もっと読む)


【課題】振動子の損耗を防止しつつ微細な凝固組織を得ることが可能な凝固方法を提供する。
【解決手段】非接触超音波振動工程において、凝固過程の溶湯1の液面から所定の距離Rを空けて配置した振動子2により溶湯1に超音波振動を付与し、溶湯1の液面の近傍領域において多数の結晶核1a・1a・・・を核生成するとともに結晶核1a・1a・・・を強制対流により溶湯1の底部に搬送し、次に、接触超音波振動工程において、凝固過程の溶湯1の液面に形成された凝固部に接触した振動子2により溶湯1に超音波振動を付与し、凝固部の近傍領域に微細な結晶粒からなる凝固組織を形成する。 (もっと読む)


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