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国際特許分類[C08G69/30]の内容

国際特許分類[C08G69/30]に分類される特許

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【課題】従来の脂肪族ポリアミド樹脂に比較して、十分な相対粘度ηrが達成され、成形可能温度幅が広く、耐熱性、溶融成形性、及び成形サイクルが低減でき、低吸水性を損なうことなく、耐薬品性、耐加水分解性、燃料バリア性に優れたポリアミド樹脂を含む燃料配管部品用ポリアミド樹脂組成物と、それを成形して得られる、耐低温衝撃性等の環境耐性、耐薬品性及び燃料の不透過性に優れる燃料配管部品とを提供する。
【解決手段】ポリアミド樹脂(成分A)を含む燃料配管部品用ポリアミド樹脂組成物であって、前記成分Aが、ジカルボン酸由来の単位とジアミン由来の単位とが結合してなり、前記ジカルボン酸が蓚酸(化合物a)を含み、前記ジアミンが1,6−ヘキサンジアミン(化合物b)及び2−メチル−1,5−ペンタンジアミン(化合物c)を含み、前記化合物bと前記化合物cのモル比が99:1〜50:50である燃料配管部品用ポリアミド樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】ジカルボン酸およびジアミンを主成分とするポリアミドを、水を留去させる工程や途中で内容物を取り出す工程を設けることなく、生産性よく製造する方法を提供する。
【解決手段】ジカルボン酸およびジアミンを主成分とするポリアミドの製造方法であって、以下の工程(i)〜(iii)からなるポリアミドの製造方法。
工程(i):モノマーとしてのジカルボン酸とジアミンを、融点の低い方のモノマーの融点以上で混合し、混合液を得る工程。
工程(ii):工程(i)で得られた混合液を、生成するポリアミドの融点未満で、塩の生成反応と、前記塩の重合による低重合体の生成反応とをおこないながら、生成した塩および低重合体を破砕し、塩および低重合体の破砕混合物を得る工程。
工程(iii):工程(ii)で得られた破砕混合物を、ポリアミドの融点未満に保ち、固相重合する工程。 (もっと読む)


【課題】ポリトリアジンテレフタルアミドとその製造法を提供するものである。
【解決手段】ポリトリアジンテレフタルアミドは、トリアジン構造とベンゼン環構造とをアミド結合で連結した特定の繰返し構造を基本として構成され、末端アミノ基量が1.5ミリ等量/g以下、好ましくは1ミリ等量/g以下、更に好ましくは0.5ミリ等量/g以下である。該ポリトリアジンテレフタルアミドは、メラミンとポリアルキレンテレフタレートを、カルボン酸活性剤の存在下でハロゲン化炭化水素溶媒又は非プロトン性極性溶媒中で反応させることによって得られる。該ポリトリアジンテレフタルアミドは、メラミンとポリアルキレンテレフタレートの割合が、メラミン1モルに対して、ポリアルキレンテレフタレートが、1.3から1.7モルとすることにより得られる。 (もっと読む)


【課題】ポリアミドの固相重合工程において、外部からの熱輻射、熱伝導で所定の温度まで昇温させる方法では、固相重合装置内部に熱ムラが生じ、固相重縮合の反応度合が不均一なることや、反応時間が長いため、低分子量成分が多く発生し、この低分子量成分が、固相重合装置壁面に付着することで、さらに熱伝導が低下する問題がある。また、この低分子量成分は、得られた高分子量ポリアミドの性能低下を招き、ボトル、繊維、フィルムなどの生産性を低下させる。極めて均一性の高い、高分子量ポリアミドを効率的に得る固相重合方法を提供する。
【解決手段】ポリアミドの固相重縮合工程において、マイクロ波をポリアミドに直接照射して行うことにより課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】紡糸時の球晶生成抑制が可能で、結果として毛羽の生成が少なくかつ熱寸法安定性が優れたポリアミド繊維を得ることができるポリアミド組成物およびその製造方法の提供する。
【解決手段】主としてポリヘキサメチレンアジパミドを含むポリアミド樹脂であって、該ポリアミド樹脂中に結晶核剤となる添加物を含有せず、該ポリアミド樹脂中の球晶径が10μm以下であって、該ポリアミド樹脂の結晶化温度Tcが下記aおよびb式を満たすことを特徴とするポリアミド樹脂。Tc(270)−Tc(300)≧20・・・・aTc(300)≦190・・・・bここでTc(T)は、示差走査熱分析(DSC)により最高温度T℃で溶融する条件で測定した降温結晶化温度を示す。 (もっと読む)


【課題】極限粘度[η]が1.0dl/g以上の高重合度のポリアミドを固相重合で製造する場合でも得られたポリアミドにゲルが無く、これを用いた製品における力学性能や耐熱性が良好なポリアミドを提供すること。
【解決手段】ジカルボン酸成分から形成される塩及びジアミン成分から形成される塩又はそれらの低次縮合物を固相状態で加熱し重縮合させるポリアミドの製造方法において、粒径が2mm以下のジカルボン酸成分およびジアミン成分の塩、又はそれらの低次縮合物を固相重合することを特徴とするポリアミドの製造方法。 (もっと読む)


【課題】キシリレンジアミンを70モル%以上含むジアミンとアジピン酸を70モル%以上含むジカルボン酸から成るポリアミドを固相重合するに際し、黄色度の増加が少ないポリアミドの固相重合方法を提供する。
【解決手段】キシリレンジアミンを70モル%以上含むジアミンとアジピン酸を70モル%以上含むジカルボン酸を溶融重合により重縮合して得られた原料ポリアミドを一旦保存したのち固相重合によりさらに高重合度化する方法において、原料ポリアミドを、空気中、遮光状態で、相対湿度5%RH以下、Tg(原料ポリアミドのガラス転移点)未満の温度にて保存し、かつ原料ポリアミドを得てから保存日数を含め20日以内に固相重合を行うことを特徴とするポリアミドの固相重合方法。
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【課題】 機械的強度を低下させることなく、ポリアミド樹脂の結晶化速度を大幅に速めることである。
【解決手段】 (1)ポリアミド樹脂100質量部に対して、該ポリアミド樹脂より高融点のポリアルキレンテレフタルアミドオリゴマー樹脂0.5〜50質量部を配合混錬する、そして、(2)該ポリアミド樹脂組成物を固相重合することである。 (もっと読む)


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