説明

国際特許分類[F16F13/10]の内容

国際特許分類[F16F13/10]に分類される特許

1 - 10 / 209


【課題】弾性仕切り壁の性能を長期にわたって維持し易くすること。
【解決手段】内部材3および筒状の外部材2と、両部材2、3を連結する弾性体部材と、弾性体部材を壁面の一部とする外部材2内の受圧液室を、内部材3の外周面3aと外部材2の内周面2aとを連結することにより複数の分割液室11に区画する弾性仕切り壁12と、を備え、内部材3および外部材2は、内部材3の外周面3aにおいて内部材3の周方向に沿った各位置から、内部材3の径方向に沿って外部材2の内周面2aに至るまで延在させた各仮想線V1、V2の長さが、互いに異なるように構成され、内部材3の軸線O1に直交する横断面視で、弾性仕切り壁12において分割液室11を画成する一対の壁表面12a、12bのうちの少なくとも一方、および弾性仕切り壁の中心線CLは、各仮想線V1、V2うちの最短仮想線V2を回避するように配設されている防振装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】微振幅入力時における低動ばね特性を発揮しつつ、大振幅入力時におけるオリフィス流路での液流動効果による高減衰特性を発揮しかつ異音を大幅に低減する。
【解決手段】主液室34Aと副液室34Bとの間を液体流通させることなく仕切る弾性仕切り膜44と、その周縁部を両面から挟持する一対の挟持部材46,48とを仕切り体38に設ける。一対の挟持部材には、弾性仕切り膜44の可撓部52の変位量を、当該弾性仕切り膜の両側から規制する一対の変位規制部58,62を設ける。そして、弾性仕切り膜44の可撓部52に、変位規制部58,62に向かって膜面から突出する薄肉筒状の緩衝部68を見設ける。 (もっと読む)


【課題】第1のオリフィス通路のチューニング周波数よりも高周波数の振動に対する防振効果を、優れた信頼性で安定して得ることのできる、新規な構造の流体封入式防振装置を提供すること。
【解決手段】仕切部材42の主液室58側に弾性隔壁62が配設されて、弾性隔壁62と仕切部材42の対向面間に空気室108が形成されており、仕切部材42に形成された連通路110の一方の端部が空気室108への連通口とされていると共に、連通路110の他方の端部が大気への開放口122とされて、連通路110の開放口122が可撓蓋体124によって覆蓋されている。 (もっと読む)


【課題】コストや所望の防振特性を維持しつつキャビテーション崩壊による異音の発生を抑制することができる防振装置を提供する。
【解決手段】第1取付部材11の液室を軸方向一方側の主液室16aと軸方向他方側の副液室16bとに区画する仕切り部材15と、主液室16aと副液室16bとの圧力差に応じて変位する可動板18と、を備えた防振装置10において、仕切り部材15には、可動板18を収容する収容室29が画成されるとともに、収容室29と主液室16aとを連通する第1連通孔23、および収容室29と副液室16bとを連通する第2連通孔24が形成され、第1連通孔23の仕切り部材15における開口面積は、第2連通孔24の仕切り部材15における開口面積よりも大きくなっていることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】可動板を可動板挿入方向に変位し難くする。
【解決手段】仕切り部材15には、その外周面の一部に開口する挿入口25と、挿入口25から軸方向と交差する方向に延び可動板50を収容する収容室24と、収容室24と主液室16とを連通する第一連通孔26と、収容室24と副液室17とを連通する第二連通孔27とが形成され、収容室24に面する可動板50の少なくとも一つの面は、収容室24への可動板50の挿入方向に沿う途中位置に屈曲部60,61を有するとともに、屈曲部60,61から可動板挿入方向および引き抜き方向へ離間するにしたがって広がるまたは狭まるテーパー状に形成されており、屈曲部60,61を有しテーパー状に形成された可動板の前記面と対向する仕切り部材15の内面は、可動板50の前記面と平行となるように、屈曲部32,35を有しテーパー状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で高周波振動の入力時において防振効果を得ることの可能な防振装置を提供する。
【解決手段】可動板収納部30は、一対の幅板部35を備えている。可動板収納部30の内部には、可動空間34Rが構成されている。可動板収納部30には、軸方向Sに可動板32を挿入可能な開口30Aが構成されている。は、箱部材34の内部には、可動空間34Rが構成されており、一対の幅板部35は、第2液室27の液室20A側と液室20B側とを分断するように配置されている。一対の幅板部35には、複数の連通孔35Hが構成されている。連通孔35Hにより、第2液室27と可動空間34Rとが連通されている。可動板32は、可動空間34Rに収納されている。 (もっと読む)


【課題】高周波振動の入力時において防振効果を得るための可動板を含む可動板ユニットを、簡易に形成することのできる可動板ユニットの製造方法を提供する。
【解決手段】収納部材34の可動空間34Rに面する一部に可動板32を形成する可動板材料を接触させつつ配置して、可動板32の形成処理を行う。その後、可動板32を可動空間内34Rで液体Lの流通方向へ移動させる。 (もっと読む)


【課題】比較的小振幅の振動入力時の低動ばね特性と比較的大振幅の振動入力時の高減衰特性および高動ばね特性とを確保しつつ、比較的高周波数の振動入力時における低動ばね特性を得ることができる液封入式防振装置を提供すること。
【解決手段】凹部14にメンブレン部材20及び変位規制部材30を装着し、空気室40を形成する。よって、比較的小振幅の振動入力時は、メンブレン部材20の弾性変形により第1液室10Aの液圧上昇を抑制して、低動ばね特性を確保できる。また、比較的大振幅の振動入力時は、メンブレン部材20を変位規制により剛性を高め、仕切り部材4のオリフィスにより流体流動効果を発揮させることで、高減衰特性・高動ばね特性を確保できる。更に、仕切り部材4のオリフィスが目詰まりする比較的高周波数の振動入力時は、メンブレン部材20の弾性変形により、第1液室10Aの液圧上昇を抑制して、低動ばね特性を得ることができる (もっと読む)


【課題】通常使用領域での減衰性能を確保しつつ、主液室の過度の正圧状態を抑制する。
【解決手段】液体封入室36を仕切り体40により主液室42と第1副液室44に仕切り、両液室を連結する第1オリフィス流路50を設けた液封入式防振装置10において、仕切り体40に、主液室と第1副液室を仕切る弾性メンブレン54と、第2ダイヤフラム72を設けるとともに、第2ダイヤフラムを介して第1副液室44から区画された第2副液室55と、第1副液室と第2副液室を連結する第2オリフィス流路68を設ける。第2ダイヤフラムの可撓性膜部72Bに第2オリフィス流路68の開口68A周りに当接して取り囲む弁部80を可撓性膜部の膜面から立ち上がる周壁状に設ける。また、弁部80の外側に貫通穴84を設けるとともに、可撓性壁部72Bの第1副液室側の膜面に対向壁86に対して圧接される突起92を設ける。 (もっと読む)


【課題】キャビテーションの発生を抑制する。
【解決手段】オリフィス流路50の主液室側開口50Aの開口方向に対して直交するようにゴム状弾性膜からなる弁部材60を設ける。弁部材60は、その外周部60Aを仕切り体40に液密に保持させる。弁部材の可撓性膜部60Bに、主液室側開口50Aに対向配置されて可撓性膜部60Aの撓み変形によりオリフィス流路50での液体の流れを制限する弁部66を設けるとともに、該開口50Aに対して重ならない位置にオリフィス流路50を主液室側に連通させる連通穴68を設ける。弁部66は、可撓性膜部60Bの撓み変形時に主液室側開口50Aの周りに押し付けられてオリフィス流路50を狭窄する。 (もっと読む)


1 - 10 / 209