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国際特許分類[G21F9/08]の内容

国際特許分類[G21F9/08]に分類される特許

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【課題】放射性セシウム及び放射性ストロンチウムで汚染された土壌や汚泥等の物質から放射性セシウム及び放射性ストロンチウムを簡易かつ効率的に除去する。
【解決手段】放射性セシウム及び放射性ストロンチウムを含有する物質に対して、セシウム及びストロンチウムを選択的に抽出可能な有機物を接触させる。次いで、少なくとも前記有機物に対して超臨界二酸化炭素を供給及び接触させ、前記有機物を前記超臨界二酸化炭素に溶解させる。次いで、前記超臨界二酸化炭素を減圧し、前記超臨界二酸化炭素を二酸化炭素ガスに転換することにより、前記有機物を前記超臨界二酸化炭素から分離し、除去する。 (もっと読む)


【課題】抽気エゼクター内部に固形分の付着を抑制し、付着した固形分を除去し、抽気性能を維持できるようにした抽気エゼクターを提供する。
【解決手段】駆動水3を噴射させるエゼクターノズル2と、吸入室2と、駆動水3とともに気体が流れる円筒状のディフューザ2とから構成された抽気エゼクター2において、ディフューザ2の流路入口端面2aに対向した位置に洗浄水ノズル6aが臨むように洗浄水配管6を設け、抽気エゼクターの運転中に洗浄水3a(7)を洗浄水ノズル6aからディフューザの流路入口端面2aに供給する。 (もっと読む)


【課題】放射能汚染水から放射性物質を除去して汚染水を無害化する。
【解決手段】放射能汚染水処理システムは、汚染水を減圧雰囲気下で気化させて蒸発水と濃縮汚染水とに分離する蒸発処理装置10と、蒸発処理装置10で分離された蒸発水が供給され、当該蒸発水に残存する放射性物質を除去する逆浸透膜装置20とを備える。蒸発処理装置10は、汚染水が供給される蒸発器11と、蒸発器11内を減圧して、放射性物質の融点よりも低い温度で汚染水を気化させる圧縮機12と、圧縮機12から排出される圧縮蒸気が供給され、当該圧縮蒸気の有する熱を蒸発器11内の汚染水に与える蒸気移送兼伝熱管13とを有する。 (もっと読む)


【課題】核燃料の溶融によって原子炉建屋から周辺の水系に放出された放射性物質を、濾過材や吸着剤を用いずに分離濃縮して固体化する物理的手段。さらに固化体から水によってイオン化された塩類などを分離し、不溶性の放射性物質を分離回収する装置。
【解決手段】汚染水タンクの底部から大気を含む不活性気体を気泡として吹き込み、汚染水の水分を水蒸気として分離する。水蒸気は煙道4に設置したフィルターを通じて大気中に放出されるが、汚染水に含まれた不揮発物質(イオンおよび塩類を含む)はタンク内で濃縮される。濃縮された不揮発物質に中空管から送風を続けることで閉鎖的な空間において風乾を達成し、塩類と放射性物質を含む固化体を得る装置。さらに固化体の構造を凝固材によって安定化し、再び水に浸漬することで脱塩を達成する汚染水処理装置。 (もっと読む)


【課題】核燃料の溶融によって原子炉建屋から周辺の地下水および土壌に放出された放射性物質を分離回収するため、地下水流を遮断して外洋に向かう海水の流れを止める。これら水系に含まれる放射性物質を分離回収する。
【解決手段】原子炉建屋の山側にトレンチを設け、建屋の地下に流入する地下水を遮断して貯水池に貯留する。貯水は原子炉の冷却水として用いると同時に、建屋の外洋側海水面を仕切って防水性の堰堤を築造し、内部の汚染水が外洋に流出することを防止する。汚染水をリッターや腐植および木炭から構成される緩速濾過吸着装置に通して放射性物質を分離回収し、最終的に乾固した内水面に貯蔵する。 (もっと読む)


【課題】長期の使用期間にわたって接合部の破損に対する信頼性の高いライニング構造を有した高耐食プラント機器を提供する。
【解決手段】高耐食材料のライニング板と支持部、鉄鋼材料等の構造材料部からなり、ライニング板と支持部は摩擦攪拌された接合部をもち、支持部は間隙をもって構造材料部に対して幾何学的構造により組み込まれている、もしくは締結されていることによって信頼性の高いライニングを有する高耐食プラント機器を得る。 (もっと読む)


【課題】原子力発電所が地震、及び津波などの天災により破損、及び破壊されて原子力発電所が制御できない場合の、原子炉を冷却、修復及び放射能が空気中に拡散されるのを、完全に遮断して防止する。
【解決手段】核燃料を収納している圧力容器が水漏れしている部分、又は破損している部分を外側から氷結して修復する。また、放射能に汚染された、高濃度の放射能汚染水を氷結して氷の固型物に製氷して、長期間、安定した状態にするために、例えば、長方形状に製氷した氷の内部に、高濃度の放射能を閉じ込めて長期間安全に超低温にて密封して保管する。さらに、放射能に汚染された、高濃度の放射能汚染水を氷結乾燥(以下、略して、フリーズドライ製法とする)にて乾燥させて粉末の状態にして処分する。さらに、原子力発電所を地震により引き起こされる津波からの水没を防御する防波堤を構築する。 (もっと読む)


【課題】セルロース系フィルタースラッジの減容をさらに向上させることができる放射性廃棄物の処理方法を提供する。
【解決手段】セルロース系の使用済のフィルタースラッジを含むスラリーを、廃棄物貯蔵タンクから分解タンクに移送する(S1)。その後、分解タンク内のスラリーにセルロース分解酵素(例えば、セルラーゼ)を添加する(S2)。分解タンク内において、フィルタースラッジがセルロース分解酵素の作用によって糖化する(S3)。糖を含む分解タンク内の溶液に糖分解酵母を添加する(S4)。糖分解酵母の働きによって、溶液内の糖を、エタノールを主成分とするアルコールに分解する(S5)。加熱装置によって分解装置内のアルコールを含む溶液を加熱し、そのアルコールを蒸発させて分離する(S6)。糖がアルコールになって分離されるので、フィルタースラッジの減容をさらに向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】放射性廃液を乾燥粉体化処理した後にペレット化するという作業を円滑に行うことができるように、放射性廃液から簡易にアンモニア(アンモニウムイオン)を除去することが可能な新規な方法を提供する。
【解決手段】放射性アンモニア含有廃液と鉄又は鉄化合物とを接触させる。次いで、前記鉄と接触させた後の前記放射性アンモニア含有廃液を乾燥及び粉体化する。次いで、得られた粉体をペレット化する。 (もっと読む)


【課題】非イオン界面活性剤を含む洗濯廃液の蒸発濃縮時の発泡を抑制できる洗濯廃液の処理方法を提供する。
【解決手段】洗濯廃液収集タンク2から排出された、非イオン界面活性剤、および洗濯時に衣類から溶出した高級脂肪酸、高級アルコールおよび汗(塩分)を含む洗濯廃液が、陽イオン交換樹脂が充填されたイオン交換樹脂塔26に供給される。洗濯廃液に含まれたカチオン成分(例えば、Naイオン)が陽イオン交換樹脂によって除去され、洗濯廃液のpHが低下する。洗濯廃液が洗濯廃液収集タンク2とイオン交換樹脂塔26の間で循環されて洗濯廃液のpHが3.0〜7.5の範囲内の値、例えば、6.0になったとき、イオン交換樹脂塔26への洗濯廃液の供給が停止され、洗濯廃液収集タンク2内の洗濯廃液が加熱器7に導かれて加熱され、濃縮缶5に供給される。pH6.0の洗濯廃液が濃縮缶5で蒸発濃縮される。 (もっと読む)


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