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国際特許分類[H01M10/39]の内容

国際特許分類[H01M10/39]に分類される特許

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【課題】昇温して使用される溶融塩電解液電池用の安全弁として、熱劣化が抑制されて、シール性の劣化を招くことがない安全弁を提供することができ、サイクル特性が良好な溶融塩電解液電池を提供する。
【解決手段】溶融塩電解液電池の容器に設けられる安全弁であって、容器に形成された貫通孔に挿通されて容器に取り付けられるアルミニウム製のボルトと、ボルトの一端に螺合されている袋ナットとを備えており、ボルトには、軸方向に貫通する通気孔が設けられており、袋ナットには、閉鎖端部が設けられており、閉鎖端部には、軸方向に貫通する排気孔が設けられており、さらに、袋ナットの内部に、ボルトに設けられた通気孔を閉塞する栓体、および栓体と閉鎖端部との間で圧縮されて栓体を前記ボルトの先端へ押圧する圧縮弾性部材が配置されている安全弁。 (もっと読む)


【課題】従来よりも耐久性を有するナトリウム−硫黄電池を提供する。
【解決手段】ナトリウム−硫黄電池は、ナトリウム容器5に収容されたナトリウム中の微量成分の含有量が、Si≦200ppm、Fe≦1000ppm、Ca≦100ppm、K≦200ppmとされている。さらに、固体電解質管4を形成するβアルミナ固体電解質のβアルミナ中の微量成分の含有量が、Si≦200ppm、Fe≦1000ppm、Ca≦100ppm、K≦200ppmであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】Alを負極集電体に用いた電圧効率が充分に高く、また、均一にNaが析出するナトリウム電池を安定的に提供する。
【解決手段】アルミニウム表面に、亜鉛被膜が形成されているナトリウム電池用負極集電体。亜鉛被膜が形成されていないアルミニウム表面には、アルミニウム酸化層が形成されており、亜鉛被膜とアルミニウムとの界面には、アルミニウム酸化層が形成されていないこと、または亜鉛被膜とアルミニウムとの界面には、亜鉛被膜が形成されていない部分に形成されているアルミニウム酸化層よりも薄いアルミニウム酸化層が形成されているナトリウム電池用負極集電体。アルミニウム表面に、亜鉛被膜をジンケート処理によって形成するナトリウム電池用負極集電体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 溶融塩電池の充放電サイクルにおける負極の不可逆容量を補うプレドープの簡便な方法を提供し、低コストに溶融塩電池の容量密度を向上させる製造する方法が課題となる。
【解決手段】 ナトリウムイオンを含有する溶融塩を電解質とし、室温より高い温度で駆動する溶融塩電池の製造方法であって、ナトリウムのドープ、および脱ドープが可能な負極活物質の層を有するシート状の負極と、正極を、前記負極と前記正極が互いにセパレータを介して向き合う方向に対向させた状態で、前記電解質、及びナトリウム金属と共に、前記電池容器に収納した後に、前記ナトリウム金属を溶融させた状態で前記負極と接触させることにより、前記負極活物質に、当該負極活物質においてドープしても脱ドープされない不可逆容量に相当する容量のナトリウムを、ドープすることを特徴とする溶融塩電池の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】正極と負極との位置ずれを防止し、電池のサイクル特性低下を防止することができる溶融塩電池を提供する。
【解決手段】シート状のセパレータと、前記セパレータを介して相対向するシート状の正極および負極とを備え、溶融塩を電解質として用いた溶融塩電池であって、負極は、正極および負極の対向方向と交差する方向の形状が、セパレータの前記方向の形状と、略同一であり、正極の前記方向の形状が、セパレータの前記方向の形状と略相似形であり、正極の前記方向の断面積が、セパレータの前記方向の断面積よりも小さく、正極の両面には、セパレータが備えられ、正極の両面に対向するセパレータ同士の、周縁部に沿った所定の幅の面が融着していることにより、正極の前記方向の位置が固定されている。 (もっと読む)


【課題】ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの主電源装置が万が一使用できなくなった場合にも応急的に走行可能な予備電源装置を備えた電気駆動車両の提供。
【解決手段】車両駆動用の主電源として、室温にて動作する2次電池からなる第一の電源を備え、更に、車両駆動用の予備電源として、室温を超える温度でのみ動作する第二の電源を備えていることを特徴とする電気駆動車両。前記第一の電源は、鉛蓄電池、ニッケル水素電池及びリチウムイオン電池からなる群より選ばれる少なくとも一つであることが好ましく、前記第二の電源は、溶融塩電池であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】容易に溶融塩電池を加熱すると共に、起動時の待機時間を短縮し、溶融塩電池の加熱に必要なエネルギーを低減することができる溶融塩電池装置、及び溶融塩電池装置の制御方法を提供する。
【解決手段】溶融塩電池装置1は、複数の溶融塩電池ユニット3,3,…と、室温で動作可能な補助電池(電力源)41を備える。各溶融塩電池ユニット3はヒータを備えている。起動時には、補助電池41は、一の溶融塩電池ユニット3のヒータへ電力を供給し、一の溶融塩電池ユニット3はヒータで加熱されて動作可能になる。動作可能になった一の溶融塩電池ユニット3は、他の溶融塩電池ユニット3,3,…のヒータへ電力を供給し、他の溶融塩電池ユニット3,3,…はヒータで加熱されて動作可能になる。多くのエネルギーを必要とせずに容易に溶融塩電池が加熱され、溶融塩電池装置1が短時間で起動する。 (もっと読む)


【課題】溶融塩組電池において、ヒータを加熱するための電気エネルギーを低減する構造を提供する。
【解決手段】本発明の閉鎖型溶融塩組電池は、溶融塩組電池B1と、溶融塩組電池B1を加熱するヒータ21と、溶融塩組電池B1の外面を覆う断熱材22と、これらを収容して閉鎖された箱体であって、内面が鏡面状である外箱20とを備えたものである。鏡面状とは例えば表面粗さが最大高さで2.5μm以下であること、であり、このような鏡面状の内面により、外箱20の内部に収容された溶融塩組電池B1、ヒータ21、断熱材22からの輻射熱の吸収を抑制し、これによって、外箱20から外部への熱輻射を抑制する。 (もっと読む)


【課題】安全弁を有する構造であっても、宇宙用途に使用可能な電池を提供することを目的とする。
【解決手段】溶融塩を電解液とする溶融塩電池本体と、この溶融塩電池本体を収容し、内部の気圧が減圧された状態で封止されている電池容器11と、電池容器11に設けられ、電池容器11の内外気圧差が所定値を超える場合に放圧動作を行う安全弁12とを備えた溶融塩電池Bであり、このように構成された溶融塩電池では、地球上での製造時は内部の気圧を減圧する過程で水分が飛ばされ、電池容器内部の水分は極めて低いレベルになる。一方、溶融塩は不揮発性であるため、減圧されることの影響は特に無い。宇宙に運ばれて周囲が真空状態になれば、内部の気圧の方が高くなり、内外気圧差が所定値を超える場合には安全弁12が開いて放圧動作が行われる。 (もっと読む)


【課題】低放電レートでの放電容量が大きいナトリウム溶融塩電池用電極、ナトリウム溶融塩電池および、およびこのナトリウム溶融塩電池の使用方法を提供する。
【解決手段】ナトリウム溶融塩電池用電極において、2種類の正極活物質を含む。第1正極活物質(NaCrO)と第2正極活物質(Na2/3Fe1/3Mn2/3)とは次の2つの関係を有する。第1の関係は、第1正極活物質により正極が形成されたナトリウム溶融塩電池の高放電レートの放電容量が、第2正極活物質により正極が形成されたナトリウム溶融塩電池の高放電レートの放電容量よりも大きいこと。第2の関係は、第2正極活物質により正極が形成されたナトリウム溶融塩電池の低放電レートの放電容量が、第1正極活物質により正極が形成されたナトリウム溶融塩電池の低放電レートの放電容量よりも大きいこと。 (もっと読む)


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