説明

ばね式ブレーキアクチュエータのインジケータ装置

【課題】メカニカルリリースが確実に行われていることを外見で判断することのできるばね式ブレーキアクチュエータのインジケータ装置を提供する。
【解決手段】ハウジング20内にパワースプリング45によりばね付勢されたピストン40を備え、このピストン40を貫通するリリースボルト50に螺合したナット44を当該リリースボルト50の回転によりパワースプリング45のばね力に抗してリリースボルト50の軸50B上を移動させてメカニカルリリースを行うばね式ブレーキアクチュエータ100において、ナット44がメカニカルリリースの完全作動位置、或いはその近傍位置に到達したときに、当該ナット44で押されてリリースボルト50の一端部から外部に突出するインジケータ70を備えるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ばね式ブレーキアクチュエータのインジケータ装置に係り、特に、バスやトラック、トレーラー等の大型車両の空圧ブレーキシステムに用いられるばね式ブレーキアクチュエータのインジケータ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、バス、トラック及びトレーラー等の大型車両においては、運転者のブレーキペダル操作によって制動する通常のブレーキに加えて、パーキングブレーキレバーの操作によって制動するパーキングブレーキを備えている。
【0003】
この種のパーキングブレーキでは、上記パーキングブレーキレバーの操作により、ブレーキアクチュエータを作動し、このブレーキアクチュエータの作動により、ブレーキシューをドラムに当接させて制動するのが一般的である。上記ブレーキアクチュエータとしては、従来、ばね式ブレーキアクチュエータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。ばね式ブレーキアクチュエータは、パワースプリングのばね付勢力に基づいてブレーキ力を発生させるものである。このばね式ブレーキアクチュエータは、圧縮空気の圧力によりパワースプリングを縮めてブレーキ力を解除できるとともに、圧縮空気を得られない状況でも人力でブレーキ力を解除できるように、メカニカルリリース機構を備えている。この種のアクチュエータは、ハウジング内にパワースプリングによりばね付勢されたピストンを備え、このピストンの移動方向に沿って延びるリリースボルトにナットを螺合し、リリースボルトの回転によりナット部材を軸方向に移動させ、このナット部材の移動を用いてピストンをパワースプリングの付勢力に抗して移動させることでパワースプリングの付勢力に基づくブレーキ力を解除(メカニカルリリース)できる。メカニカルリリースは、例えば路上で緊急的にばね式ブレーキアクチュエータによるブレーキ力を解除するときだけでなく、ばね式ブレーキアクチュエータを分解修理するとき等に行われるもので、当該アクチュエータの分解作業は、リリースボルトに螺合したナットを、メカニカルリリースの完全作動位置まで移動させた状態で行うことが、作業安全性の面から望ましい。
【特許文献1】特表2000−501159号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来技術によるばね式ブレーキアクチュエータでは、リリースボルトに螺合したナットを、リリースボルトの回転により軸上を移動させ、メカニカルリリースを行う場合に、上記ナットが、メカニカルリリースの完全作動位置まで移動したか否かを外見で判断するのが困難であった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、メカニカルリリースが確実に行われていることを外見で判断することのできるばね式ブレーキアクチュエータのインジケータ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、ハウジング内にパワースプリングによりばね付勢されたピストンを備え、このピストンの移動方向に沿って延びるリリースボルトにナットを螺合し、リリースボルトの回転によりナット部材を軸方向に移動させ、このナット部材の移動を用いてピストンをパワースプリングの付勢力に抗して移動させることでパワースプリングの付勢力に基づくブレーキ力を解除できる、ばね式ブレーキアクチュエータにおいて、ナット部材がブレーキ力の解除位置、或いはその近傍位置に到達したときに、当該ナット部材の移動に追従して外部に突出するインジケータを備えたことを特徴とするものである。
この構成によると、ナット部材がブレーキ力の解除位置、或いはその近傍位置に到達したときに、ナット部材の移動に追従してインジケータが外部に突出するため、メカニカルリリースによってブレーキ力が解除されたことを外見で確実に判断することができる。
この場合において、インジケータが、リリースボルトの一端部に設けたインジケータ収容穴内に配置され、ナット部材がブレーキ力の解除位置、或いはその近傍位置に到達したときに、インジケータ収容穴内から外部へ突出してもよい。
この構成によると、リリースボルトの一端部からインジケータが突出する構成であるため、リリースボルトを回転させてメカニカルリリースを行う作業者は、その作業によってブレーキ力が解除されたことを容易に知ることができる。
【0006】
ナット部材がブレーキ力の解除位置、或いはその近傍位置に到達したときに、当該ナット部材に押されてリリースボルトの軸方向に沿って移動するスリーブユニットを備え、このスリーブユニットが、ナット部材に当接してリリースボルトの外周を摺動するスリーブと、このスリーブに一体に設けられ、リリースボルトに形成された径方向に貫通する横孔内を通して径方向に延びるピンとを含み、ナット部材がスリーブを押し、ピンがインジケータ収容穴内のインジケータを押してもよい。
この構成によると、インジケータ装置は、比較的にコンパクトな構成であって、ナット部材の動きに追従してより確実に作動する構成にできる。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、ナット部材がブレーキ力の解除位置、或いはその近傍位置に到達したときに、当該ナット部材の移動に追従して外部に突出するインジケータを備えたため、メカニカルリリースが確実に行われていることを外見で簡単に判断できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るブレーキアクチュエータを示す断面図である。
100は、ブレーキアクチュエータを示し、このブレーキアクチュエータ100は、バス、トラック及びトレーラー等の大型車両のブレーキペダルの踏み込み操作に連動して、ブレーキ装置を作動させるためのサービスブレーキアクチュエータ部100Aと、パーキングブレーキレバーの操作に連動して、上記ブレーキ装置を作動させるためのパーキングブレーキアクチュエータ部(ばね式ブレーキアクチュエータ)100Bとで構成されている。
【0009】
サービスブレーキアクチュエータ部100Aは、ダイアフラムハウジング21を備え、このハウジング21内には、ダイアフラム30が配置され、このダイアフラム30によって、ハウジング21内が、圧力室31と大気圧室32とに仕切られている。この大気圧室32には、操作ロッド33が配置され、この操作ロッド33は、ダイアフラム30に当接するピストン34に取り付けられている。35は、コイルばねを示し、36は、シール用ベローズを示している。操作ロッド33は、車両の走行中、コイルばね35によって、ダイアフラム30が圧力室31を押し退ける方向に常時付勢される。そして、ブレーキペダルの踏み込みが行われると、圧力室31に連通する接続部37から圧縮空気が導入され、圧力室31の内圧が上がり、操作ロッド33が、コイルばね35の付勢力に抗して、ダイアフラム30が大気圧室32を押し退ける方向に突出する。
【0010】
操作ロッド33の先端に対向して、ブレーキ装置のブレーキシリンダ(図示せず)が設けられており、この操作ロッド33が大きく突出すると、これに押されてブレーキシリンダ(図示せず)が動作し、車両にブレーキが掛かる。
【0011】
パーキングブレーキアクチュエータ部100Bは、中間ハウジング22及び仕切り壁25を備え、中間ハウジング22内には、ピストン40と、これを付勢するパワースプリング45とを備えている。上記ピストン40は、中間ハウジング22内をばね室35と圧力室36とに仕切っており、外周部にはシール部材43を備え、パワースプリング45のばね力で付勢されて、中間ハウジング22内を、当該中間ハウジング22の軸方向に移動自在である。このピストン40は、パワースプリング45のばね受けを兼ねた環状のピストン本体41と、このピストン本体41に一体的に連なり、中間ハウジング22の軸方向に延びた筒状構成のピストンロッド42とを備え、このピストンロッド42の先端部42Aは、仕切り壁25の貫通孔25Aを貫通して延びている。この貫通孔25Aとピストンロッド42の外周部との間には、シール部材27が配設されている。ピストンロッド42の先端部42Aには、キャップ部42Bが嵌合し、このキャップ部42Bは、サービスブレーキアクチュエータ部100A側のダイアフラム30に当接自在に構成されている。
【0012】
上記中間ハウジング22には、ばね収納ハウジング23が、ボルト26により結合されている。ばね収納ハウジング23は、パワースプリング45のばね受けを兼ねた本体部23Bと、この本体部23Bに一体的に連なり、リリースボルト50を保持するボス部23Aとを備え、このボス部23Aの内側を、リリースボルト50の軸部50Bが、当該ばね収納ハウジング23の外側から貫通している。ばね収納ハウジング23と中間ハウジング22とがハウジング20を構成する。
【0013】
リリースボルト50は、ばね収納ハウジング23のボス部23Aの内端に対し、座金57及びリリースボルト50の軸部50Bに設けたCリング58により係止され、ボス部23Aの外端に対し、座金59を介して係止され、軸方向への抜け出しが阻止されている。また、リリースボルト50の軸部50Bは、ばね収納ハウジング23の外側に突出し、この突出部には、六角形のナット状のヘッド部53が嵌合し、このヘッド部53は、キー53Aを介して軸部50Bに固着されている。
【0014】
リリースボルト50のねじ部50Aは、ピストン40のピストンロッド42の内側を同軸心に延びている。リリースボルト50のねじ部50Aには、ピストン40のストロークエンドを規制するためのナット44が螺合されている。ナット44の六角形の外周部は、図2に示すように、ピストン40のピストンロッド42の内側に設けた、六つの半円形の突起部48により保持され、突起部48が回り止めとなる。従って、リリースボルト50が回転するとき、ナット44は、ねじ部50Aの軸上を移動自在であり、このナット44は図中右端に移動したときにねじ部50Aの先端のストッパ51に当接し、移動を停止する。
【0015】
図3は、本実施形態によるインジケータ装置1を示す。
ピストン40のピストンロッド42に開口した貫通孔の端部42Cには、ピストンストッパ46が嵌合し、このピストンストッパ46は、Cリング47により、端部42Cの孔内に抜け止め保持されている。ピストンストッパ46は環状であり、開口部46Aには、スリーブユニット60が貫通自在に配置されている。
このスリーブユニット60は、リリースボルト50の軸部に嵌合し、リリースボルト50の外周を摺動する環状のスリーブ61と、このスリーブ61に一体に取り付けられ、リリースボルト50の軸方向と直交してリリースボルト50の径方向に貫通して形成された横孔52内を通して当該径方向に延びるピン62とを備えている。
このスリーブユニット60は、スリーブ61をリリースボルト50の軸部に嵌合し、その後に、横孔52を貫通するように、スリーブ61に予め設けた一対の対向孔(図示せず)間にピン62を打ち込んで組み付ける。
【0016】
本構成では、リリースボルト50の一端部(軸部50B)の内側に、インジケータ収容穴54が貫通して形成され、このインジケータ収容穴54内に、インジケータ70が配置されている。このインジケータ70は、リターンスプリング72を介して、インジケータ70の軸方向内方に付勢されており、通常時において、インジケータ70の外端70Aは、軸部50Bの外側に露出せず、インジケータ70の内端70Bは、横孔52を貫通し、スリーブユニット60のピン62に当接している。
【0017】
つぎに、本実施の形態の動作を説明する。
車両走行中には、サービスブレーキアクチュエータ部100Aが、専ら動作し、パーキングブレーキアクチュエータ部100Bは、動作を停止する。この状態において、リリースボルト50のねじ部50A上のナット44は、図1に示すように、ストッパ51に当接するまで図中右端に移動している。
すなわち、パーキングブレーキアクチュエータ部100B側では、車両走行中、図示を省略した流体導入口を介して、中間ハウジング22の圧力室36に圧力流体が導かれ、パワースプリング45のばね力に抗して、ピストン40が図1の状態(図中左方に押し切った状態)に移動するため、ピストンロッド42の先端部42Aのキャップ部42Bが、サービスブレーキアクチュエータ部100A側のダイアフラム30を押し出すことがない。この状態で、ブレーキペダルの踏み込みが行われると、サービスブレーキアクチュエータ部100A側では、圧力室31に連通する接続部37から圧縮空気が導入され、圧力室31の内圧が上がり、操作ロッド33が押し出され、ブレーキ装置のブレーキシリンダ(図示せず)が作動し、車両にブレーキが掛かる。
【0018】
一方、車両停止時に、運転者によりパーキングブレーキレバー(図示せず)が引かれると、それに連動して、パーキングブレーキアクチュエータ部100B側では、中間ハウジング22内の圧力室36の圧力流体が排出される。
すると、パワースプリング45のばね力により、ピストン40が、図1の状態から図中右方に移動し、ピストンロッド42の先端部42Aのキャップ部42Bが、サービスブレーキアクチュエータ部100A側のダイアフラム30に当接する。更なるピストン40の移動に伴って、操作ロッド33が押し出され、ドラムブレーキのブレーキシリンダ(図示せず)が作動し、車両のパーキングブレーキが掛かる。
【0019】
本構成では、パーキングブレーキアクチュエータ部100Bのメカニカルなブレーキ解除(以下、メカニカルリリースという。)が可能である。
メカニカルリリースは、例えばパーキングブレーキアクチュエータ部100Bの分解メンテナンス時等に行われる。図1の状態において、リリースボルト50のヘッド部53に、スパナ等の工具を掛けて、リリースボルト50を回転させる。すると、当該リリースボルト50の回転に伴って、リリースボルト50のねじ部50Aのナット44が、図中左方に移動し、ついには、図4に示すように、ピストンストッパ46に当たった状態で停止する。この状態では、パワースプリング45の圧縮状態がメカニカルに保持されるため、圧力室36内の圧力流体の有無に関わらず、ピストン40の移動はない。
従って、本構成において、メカニカルリリース時には、パーキングブレーキアクチュエータ部100Bの機能は完全に停止する。
【0020】
リリースボルト50の回転初期の段階では、図3に示すように、スリーブユニット60全体は、インジケータ70(リターンスプリング72のばね力)で押され、図中右方に付勢されている。ナット44の移動が進み、ナット44がスリーブユニット60のスリーブ61に当たると、スリーブユニット60全体が、リターンスプリング72のばね力に抗して図中左方に移動する。この移動に伴い、スリーブユニット60のピン62が、インジケータ70の内端70Bを押し、その外端70Aを、インジケータ収容穴54から突出させる。本構成のインジケータ70は、ナット44がメカニカルリリースの完全作動位置(図中左端)の近傍位置に移動したとき、インジケータ収容穴54からの突出を開始し、メカニカルリリースの完全作動位置(図中左端)に至って突出を停止する。
【0021】
本実施の形態では、図4に示すように、メカニカルリリースが確実に行われた場合、リリースボルト50の軸部50Bのインジケータ収容穴54から、インジケータ70の外端70Aが突出するため、作業者は、インジケータ収容穴54から突出したインジケータ70の外端70Aを外見することにより、メカニカルリリースが確実に行われたことを容易に判断することができる。
【0022】
以上、一実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものでないことは明らかである。
例えば、上記実施の形態では、外形が六角形のナット44を用いたが、ナットの外形は四角形等の多角形でもよい。この場合、ピストン40のピストンロッド42の内面に、上記ナットの形状に対応した回り止め用の突起が設けられることは言うまでもない。また、上記実施の形態では、ナット44がスリーブユニット60を押し、スリーブユニット60がインジケータ70を押しているが、これに限定されず、ナット44がインジケータ70を直接押したり、ナットがピストンあるいはピストンストッパを介してスリーブユニット60を押してもよい。さらに、上記実施の形態では、インジケータ70をリリースボルト50の中心に設けているが、これに限定されず、ハウジングの外部に突出すれば、いずれの位置にインジケータを設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】ナットを示す断面図である。
【図3】リリースボルトを示す拡大断面図である。
【図4】メカニカルリリース状態を示す断面図である。
【符号の説明】
【0024】
1 インジケータ装置
20 ハウジング
40 ピストン
44 ナット
45 パワースプリング
50 リリースボルト
50B 軸部(軸)
70 インジケータ
100 ブレーキアクチュエータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジング内にパワースプリングによりばね付勢されたピストンを備え、このピストンの移動方向に沿って延びるリリースボルトにナットを螺合し、前記リリースボルトの回転により前記ナット部材を軸方向に移動させ、このナット部材の移動を用いて前記ピストンを前記パワースプリングの付勢力に抗して移動させることで前記パワースプリングの付勢力に基づくブレーキ力を解除できる、ばね式ブレーキアクチュエータにおいて、
前記ナット部材が前記ブレーキ力の解除位置、或いはその近傍位置に到達したときに、当該ナット部材の移動に追従して外部に突出するインジケータを備えたことを特徴とする、ばね式ブレーキアクチュエータのインジケータ装置。
【請求項2】
前記インジケータが、前記リリースボルトの一端部に設けたインジケータ収容穴内に配置され、前記ナット部材が前記ブレーキ力の解除位置、或いはその近傍位置に到達したときに、前記インジケータ収容穴内から外部へ突出することを特徴とする、請求項1に記載のばね式ブレーキアクチュエータのインジケータ装置。
【請求項3】
前記ナット部材が前記ブレーキ力の解除位置、或いはその近傍位置に到達したときに、当該ナット部材に押されて前記リリースボルトの軸方向に沿って移動するスリーブユニットを備え、このスリーブユニットが、前記ナット部材に当接して前記リリースボルトの外周を摺動するスリーブと、このスリーブに一体に設けられ、前記リリースボルトに形成された径方向に貫通する横孔内を通して径方向に延びるピンとを含み、前記ナット部材がスリーブを押し、前記ピンが前記インジケータ収容穴内の前記インジケータを押すことを特徴とする、請求項2に記載のばね式ブレーキアクチュエータのインジケータ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−151213(P2008−151213A)
【公開日】平成20年7月3日(2008.7.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−338406(P2006−338406)
【出願日】平成18年12月15日(2006.12.15)
【出願人】(503405689)ナブテスコ株式会社 (737)
【Fターム(参考)】