説明

アジャスタ構造

【課題】 従来のアジャスタ構造は、装置の側面に障害物があると当該障害物を退かしてから高さの調整をしなければならず作業がしにくかった。
【解決手段】 装置の前面に延伸したシャフトを廻すことにより、動力伝達手段を介してアジャスタを上下動させる。その結果、アジャスタに直接触れることなく、装置の前面より当該装置の高さの調整することが可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動入出金機などの自立型装置における床面への固定具であるアジャスタの構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
以下、図10の自動入出金機を例にして説明をする。従来これらの自立型装置においては、地震などによる装置の移動、或いは転倒の防止の為、図10に図示するように装置の筐体1の底面にアジャスタプラパート2(以下、アジャスタと称す。)を取り付けて地面から一定の高さを保った状態で装置を設置する方法が一般に採用されている。
【0003】
アジャスタ2は図9に示すような器具であり、滑り止めの足部21を有し、装置が地面に固定される際に足部21が接地して装置を支持する。
【0004】
さらに足部21の上方に重ねて設けられた六角部分22を有し、スパナなどの工具で当該部分を挟んで回転させ、筐体1の底部の図示しないネジ穴に、ネジ溝を形成した軸部23を螺合することにより装置1に固定する。また、スパナなどの工具で六角部分22を挟んで回転させて軸部23及び足部21の装置の底面からの突出する長さを変えて装置の地面からの高さを調節する。
【特許文献1】特開平10−294569号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のアジャスタ構造では、装置底面の前面寄りの位置及び背面寄りの位置に各々2個ずつ、計4個のアジャスタ2を互いに独立して取り付ける構造となっている。
【0006】
通常、これらのアジャスタでは前述したように六角部分22を取扱者が自らの手でスパナ等の工具を使って個々に廻して装置の地面からの高さを調節している。
【0007】
図11に示すように、自動取引装置は限られた接地スペースに複数台の装置が、狭い間隔で隣接して接地される場合が多く、このような設置形態では顧客の利便性の観点から複数の装置の操作パネルの高さを揃える必要があり、必然的にアジャスタの高さの調節も頻繁に行わなければならない。
【0008】
しかしながら、特に装置の奥の方に設けられているアジャスタの高さを調整しようとする場合、装置の側面に他の装置が並べられていたり、背面が壁に接していたりすると容易に手を差し入れることができず、そのような場合は隣接する装置を退かして、高さの調整を行おうとする装置の側面に作業者が入り込むのに十分な空間を確保してから作業を行わなければならず作業者の負担が増大する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記のような課題を解決するために、本発明では自動取引装置の背面寄りにアジャスタを上下動可能に取付けるとともに、自動取引装置の前面に向かって延伸して設置され、前記アジャスタを前記装置の前面より回転させることができるシャフトとを設け、装置の前面で該シャフトを廻すことによりアジャスタを上下動させて容易に装置の高さの調整できる構造とした。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、装置の前面方向に延伸させたシャフトを回転させてその動力をアジャスタに伝達し、該アジャスタを上下動させる構造にした為、装置の側面や背面が障害物で塞がれてしまった場合にもアジャスタの高さの調整が容易になる。結果として隣接する装置の本体を退かすことなく装置の地面からの高さの調整を容易に行えるので、取扱者の作業負担を大幅に軽減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
(第1の実施の形態)
(構成)
図1及び図2は、本発明の第1の実施の形態を示したものである。以降、各図面に共通する要素には同一の符号を付す。
【0012】
図1は本発明のアジャスタ構造の概要図である。また図2は当該アジャスタ構造を筐体1の底部側面から見た図を示したものである。
【0013】
図2の1Aは装置1の底面の相当するロアベースであり、2はロアベース1Aに取り付けられて、装置1を支えるアジャスタである。3はシャフトでありロアベース1Aのアジャスタ2を取付けた位置から、ロアベース1Aの前方に延びている。
【0014】
4はカバー部材であり、図3に示したようにカバー面41と取付面42の2つの平面を有し、カバー面41の中央にはアジャスタ2の軸部23が貫通する支持穴44が設けられており、カバー部材4の側面にはシャフト3の先端部が挿入される支持穴45が設けられている。
【0015】
また、取付面42には取付穴43が設けられていて、取付穴43を介して取付面42をロアベース1Aの底面にネジ止めすることによりカバー部材4を装置1に固定する。取付面42がロアベース1Aに装着された状態では、カバー面41はロアベース1Aと一定の距離を隔てて位置付けされて両者の間に空間が形成される。
【0016】
アジャスタ2は図9に示した概観となっており、第1の実施の形態においては従来技術のアジャスタと同様であり、アジャスタ2の軸部2には図示しないネジ溝が刻まれている。アジャスタ2の軸部23はカバー部材4の外部から支持穴44を貫通して、その先端部はロアベース1Aに設けられた図示しないネジ穴に螺合する。
【0017】
6はウォームギアであり、前述したカバー部材4の取付面41とロアベース1Aの間の空間に組み込まれ、支持穴44を貫通して当該空間に突出させたアジャスタ2の軸部23がウォームギア6の回転中心に設けられた図示しない穴を貫通するとともにアジャスタ2と一体に取り付けられている。これにより、ウォームギア6が回転するとアジャスタ2も同時に回転するようになっている。アジャスタ2の軸部23はウォームギア6を貫通したのち、その先端部はカラー7とを介してロアベース1Aの図示しないネジ穴に螺合する。
【0018】
なお、カラー7はウォームギア6とロアベース1Aの間を押さえ、また滑りをよくする為に取り付けられるものである。
【0019】
一方、シャフト3の先端に設けられた溝部32はカバー部材4の支持穴45を介して、カバー部材4の内部に入りこみ、ウォームギア6と噛合する。
【0020】
5はブラケットであり、図5に示したように取付穴51、シャフト支持穴52を有し、取付穴51を介してロアベース1Aにネジ止めされ、シャフト支持穴52は、装置1の前方に延伸したシャフト3を回転可能に支持する。
【0021】
(動作)
上記したアジャスタ構造を実際に動作させた場合について説明する。
【0022】
先ず、作業者は装置前面に延伸しているシャフト3の先端33に、シャフト3を回転させるための工具を取り付ける。
【0023】
シャフトの装置前面の端は六角ボルトの頭形状や、六角穴付きボルトの六角穴、すり割などの加工が施されている。これによりスパナ、レンチ、ドライバなどを取り付けたりあるいはシャフトの先端を挟むなどして容易に回すことができる。
【0024】
また、回転用の工具はシャフト先端の取付けの形状に合わせてシャフトを回転させることができるものであればどのようなものでもよい。
【0025】
作業者が工具によりシャフト3を矢印aの方向に回転させたとする。このとき、シャフト3は、ブラケット5及びカバー4に対して回転自由なので、そのまま回転による動力はウォームギア6に伝えられる。
【0026】
アジャスタ2はウォームギア6と一体に取り付けられているので、アジャスタ2はウォームギア6と共に矢印cの方向に回転する。
【0027】
アジャスタ2の軸部23の先端は、ロアベース1Aのネジ穴に螺合しているので、軸部23はアジャスタ2の回転によりロアベース1Aの内部に徐々に進入して、矢印eの方向に上昇する。
【0028】
これによってアジャスタ2の足部21とロアベース1Aとの間隔が狭くなり、ロアベース1Aの地面からの高さが低くなる。
【0029】
次に、作業者によってシャフト3が反対の矢印bの方向に回転させられると、シャフト3からの動力を受けて、ウォームギア6が矢印dの方向に回転することによりアジャスタ2が回転する。
【0030】
軸部23はアジャスタ2の回転によりロアベース1Aのネジ穴から徐々に矢印fの方向に突出して足部21とロアベース1Aの間隔が広くなり、ロアベース1Aの地面からの高さが高くなる。
【0031】
このようにして装置1の高さを調節することが可能となる。
【0032】
(第2の実施の形態)
(構成)
図4及び図5は、本発明の第2の実施の形態を示したものである。図3は本発明のアジャスタ構造の概要図であり、図4は当該アジャスタ構造を装置1の底部の斜め下から見た図を示したものである。
【0033】
第2の実施の形態は、リンク部材11を介してシャフト3の回転の動力を伝達してアジャスタ2を上下動させるものである。
【0034】
図4の1Aは装置1の底面の相当するロアベースであり、2はロアベース1Aに取り付けられ装置1を支えるアジャスタである。
【0035】
3はシャフトでありロアベース1Aのアジャスタ2を取り付けた位置から、ロアベース1Aの前方に延びている。
【0036】
図4の10はボックス部材であり箱型の形状をしている。ボックス部材10の底面には、図5に示したように支持穴101が設けられている。ボックス部材10の上部は取付面ロアベース1Aの底面にネジ止めすることによりカバー部材10を装置1に固定する。
【0037】
ボックス部材10のシャフト3側の壁面105にはリンク挿入口104が形成され、このリンク挿入口104にリンク部材11が挿入される。
【0038】
リンク部材11は図4に示したように、その両端にリンク支持穴を有し、一方をナックル9、もう一方を後述するリンク支持軸12に回動自由に支持される。
【0039】
ボックス部材10の支持穴101を貫通したアジャスタ2の軸部23は、その先端部はロアベース1Aに設けられた図示しない支持穴に貫入する。
【0040】
リンク部材11はアジャスタ2の軸部23に形成された該長穴25を貫通した後、カバー部材4の内部に設けられたリンク回転中心11に先端を回動可能に支持される。
【0041】
なお、本実施の形態では、図6に示すように予めアジャスタ2の軸部23に長穴45を設け、リンク部材8が貫通できるようにしておく。
【0042】
ロアベース1Aの前方にはブラケット5が固定されており、タップブロック8の両側面を揺動可能に支持している。またタップブロック8の中央には雌ネジ穴81が設けられている。シャフト3のもう一方の端はナックル9を介してリンク10に連結されており、ナックル9の図示しない軸受け部を中心にしてリンクが揺動可能になっている。連結されたシャフト3はタップブロック8の雌ネジ穴に相対する範囲3Aが雄ネジ加工されており、当該部分がタップブロック8の雌ネジ穴81に貫通している。
【0043】
(動作)
第2の実施の形態を動作させた場合について説明する。先ず、第1の実施の形態で説明したのと同様に、作業者は装置前面に延伸して設けられているシャフト3の先端33に、シャフト3を回転させるための工具を取り付ける。
【0044】
作業者が工具を用いてシャフト3をa方向に回転させると、シャフト3の雄ネジとタップブロック8の雌ネジによってシャフト3がc方向に移動する。これにより、シャフト3のもう一方の端に連結されたナックル9を介して、リンク10がリンク回転中心11を中心にして回動しアジャスタ2のリンク穴の内側からアジャスタ2を押し上げ、アジャスタ2が上下動して高さの調節がなされる。
【0045】
アジャスタ2の軸部23の先端は、ロアベース1Aの図示しない穴に挿入されているので、軸部23はアジャスタ2の上動によりロアベース1Aの内部に徐々に進入する。これによって装置1の底面は、アジャスタ2の足部21との間隔が狭くなるように移動して底面の地面からの高さが低くなる。
【0046】
シャフト3をb方向に回転させると、シャフト3とタップブロック8の噛合うよってシャフト3がd方向に移動する。これにより、シャフト3のもう一方の端に連結されたナックル9を介して、リンク10が下方に押し上げられて、リンク回転中心11を中心にして回動し、アジャスタ2のリンク穴の内側からアジャスタ2を押し下げる。
【0047】
そして、アジャスタ2の軸部23はアジャスタ2の下動によりロアベース1Aの外部に徐々に突出し、装置1の底面はアジャスタ2の足部21との間隔が狭くなるように移動して底面の地面からの高さが高くなる。このようにして装置1の高さを調節することが可能となる。
【0048】
(第3の実施の形態)
(構成)
次に本発明の第3の実施の形態について説明する。図7は第3の実施の形態を示した概略図である。第3の実施の形態は、アジャスタ2にシャフト3からの動力を伝達する手段として、2つのカム部材を用いたものである。
【0049】
1Aは装置1の底面の相当するロアベースであり、2はロアベース1Aに取り付けられて、装置1を支えるアジャスタである。3はシャフトでありロアベース1Aのアジャスタ2側からロアベース1Aの前方に延びている。
【0050】
また、4はカバー部材でありカバー面41と取付面42の2つの平面を有し、カバー面41の中央付近にはアジャスタ2の軸部23が貫通する支持穴24が設けられている。
【0051】
取付面42には取付穴43が設けられていて、取付穴43を介して取付面42をロアベース1Aの底面にネジ止めすることによりカバー部材4を装置1に固定する。カバー面41の端部を折り曲げて、取付面42を形成しているので、取付面42がロアベース1Aに装着された状態では、カバー面41はロアベース1Aが一定の距離を隔てて位置付けされて両者の間に空間が形成される。
【0052】
本実施の形態のカバー部材4の壁面には切り欠き46が形成されている。後述するように上部カム12の先端が移動する際に当該切り欠き46に入り込む。また、下部カム13の側面は、カバー部材4に水平移動ができないように支持されているので、垂直方向の移動のみが可能なように支持されている。
【0053】
12及び13は上部カム及び下部カムであり、共に、図8に示すように傾斜面を有するブロック形状の部品である。
【0054】
上部カム12と下部カム13は互いに傾斜面を密着させて、シャフト3の延伸方向に対して傾斜面を向けた状態で前述したロアベース1Aと、カバー面41の間の空間に、上部カムと下部カムが上下に重なった状態で組み込まれている。なお、カバー部材4の内部の空間で上部カムは下部カムに対してスライドが可能になっている。
【0055】
アジャスタ2の軸部23はカバー部材4の下方から、支持穴を介して、貫通し下部カム13に一体に取り付けられている。
【0056】
装置1の前方では、タップブロック8が装置1の底面に固定されている。タップブロック8の中央には図示しない雌ネジ穴が設けられている。シャフト3のもう一方の端は上部カム12に固定されており、シャフトの前後の移動に伴って、上部カム12が水平方向に移動する。
【0057】
(動作)
第3の実施の形態を実際に動作させた場合について説明する。先ず、第1の実施の形態で説明したのと同様に、作業者は装置前面に設けられているシャフト部の先端に、シャフト3を回転させるための工具を取り付ける。
【0058】
図7において作業者が工具を用いて、装置の前方のシャフト3をa方向に回転させる。その結果、シャフト3の雄ネジとタップブロックの雌ネジによってシャフト3が移動し、タップブロック8に連結された上部カム12が矢印dの方向に動く。上部カム12の移動方向に対向する位置のカバー部材4の壁面には切り欠きが形成されているので、上部カム12の先端は当該切り欠きに入り込むように水平移動する。
【0059】
下部カム13の側面は、カバー部材4に水平移動ができないように支持されているので、上部カム12が水平移動してもこれに追従して、水平方向にずれることはなく、上部カム12のd方向の移動に伴い、その傾斜面がずれることによって、下部カム13の全体がf方向に押し下げられる。
【0060】
アジャスタ2の軸部23はカバー部材4の支持穴を介して下部カム13に上下動自由に一体に接続されているので、下部カム13の下降により徐々に足部21が装置1の底面から離間するように突出し、これによって装置1の底面は、アジャスタ2の足部21との間隔が広くなるように移動して底面の地面からの高さが高くなる。
【0061】
一方、シャフト3をb方向に回転させると、シャフト3の雄ネジとタップブロックの雌ネジによってシャフト3がc方向に押し出されて移動し、タップブロック8に連結された上部カム12がc方向に動く。
【0062】
下部カム13のカバー部材4に接した側面は、カバー部材4に水平移動ができないように塞がれているので、上部カム12が水平移動してもこれに追従して水平方向にずれることはなく、下部カム13はカバー部材4の内部でばねの付勢力により垂直方向eに押し上げられる。
【0063】
その結果、装置1の底面は、アジャスタ2の足部21との間隔が狭くなるように移動して、底面の床からの高さが低くなる。このようにして装置1の高さを調節することが可能となる。
【0064】
以上、本願発明の実施の形態を説明したが、上記実施の形態ではアジャスタ2に動力を伝達する手段としてシャフトを利用しているが、装置前方から加えた回転の動力を装置後方のアジャスタに伝達するものであれば、例えば、ゴムベルトやチェーンのようなものを装置前方へ延伸させた構造にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0065】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概観図である
【図2】本発明の第1の実施の形態の側面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のカバー部材及びブラケットの概要図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の側面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の概略図である。
【図6】第2の実施の形態のアジャスタの概観図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の概略図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態のカバー部材及びカム部材の概要図である。
【図9】従来のアジャスタの概観図である。
【図10】従来のアジャスタを取り付けた自動取引装置の外観図である。
【図11】従来の自動取引装置を複数設置した概観図である。
【符号の説明】
【0066】
1 装置
2 アジャスタ
3 シャフト
4 カバー部材
6 ウォームギア
8 リンク部材
10 ボックス部材
12 上部カム
13 下部カム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置の筐体の底部にアジャスタを取付け、装置を支持するアジャスタ構造において、
前記装置の背面寄りの位置に上下動可能に取付けられた前記アジャスタと、
前記アジャスタを前記装置の前面より回転させるシャフトと、
前記シャフトの回転を前記アジャスタに伝達する動力伝達部材とを設けたことを特徴とするアジャスタ構造。
【請求項2】
前記動力伝達部材はギアであり、該ギアは前記シャフトと噛合し回転することにより、前記アジャスタを上下動させることを特徴とする請求項1記載のアジャスタ構造。
【請求項3】
前記動力伝達部材はリンクであり、該リンクの一端を回転可能に支持することにより、前記アジャスタを上下動させることを特徴とする請求項1記載のアジャスタ構造。
【請求項4】
前記動力伝達部材は上部カム部と、該上部カム部の移動に追従して上下動する下部カム部を有することを特徴とする請求項1記載のアジャスタ構造。
【請求項5】
前記上記カム部及び下部カム部はともに傾斜面を有する形状であり、該傾斜面どうしを接することを特徴とする請求項4記載のアジャスタ構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2006−93310(P2006−93310A)
【公開日】平成18年4月6日(2006.4.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−275253(P2004−275253)
【出願日】平成16年9月22日(2004.9.22)
【出願人】(000000295)沖電気工業株式会社 (6,645)
【出願人】(591089556)株式会社 沖情報システムズ (276)
【Fターム(参考)】