説明

カメラ

【課題】迷光対策が施されたカメラを提供する。
【解決手段】本発明のカメラは、撮影光路から退避するミラーアップ状態と、該撮影光路内に配置されるミラーダウン状態の間で移動可能なミラーユニット30を具備し、ミラーユニット30は、ミラーダウン状態において被写体光を反射してファイダに導くミラー31と、ミラー31を保持するとともに、光軸と垂直に延びとともにミラーダウン状態において被写体光が入射する表面側から窪んで形成された段部、及び該段部に隣接して延びる貫通孔、を有する嵌合部が形成されたメインミラー保持枠33と、該嵌合部に嵌合され、貫通孔を貫通してメインミラー保持枠33の裏面側から突出する突出部、及び段部に係合する係合部、を有する遮光部材50と、を備えることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影光路から退避するミラーアップ状態と、該撮影光路内に配置されるミラーダウン状態の間で移動可能なミラーユニットを備えるカメラに関する。
【背景技術】
【0002】
撮影レンズやカメラ内部の部材よって反射された光(いわゆる迷光)が、撮像部に入射する場合がある。このような迷光を防止するために、ミラーユニット又はその近傍に種々の迷光対策が講じられている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−98469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の課題は、さらなる迷光対策が施されたカメラを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
【0006】
請求項1に記載の発明は、撮影光路から退避するミラーアップ状態と、該撮影光路内に配置されるミラーダウン状態の間で移動可能なミラーユニット(30)を具備し、前記ミラーユニット(30)は、前記ミラーダウン状態において被写体光を反射してファイダに導くミラー(31)と、前記ミラー(31)を保持するとともに、光軸と垂直な方向に延びるとともにミラーダウン状態において被写体光が入射する表面側から窪んで形成された段部(37)、及び該段部(37)に隣接して延びる貫通孔(38)、を有する嵌合部が形成されたミラー保持枠(33)と、該嵌合部に嵌合され、前記貫通孔(38)を貫通して前記ミラー保持枠(33)の裏面側から突出する突出部(51)、及び前記段部(37)に係合する係合部(52)、を有する遮光部材(50)と、を備えることを特徴とするカメラ(1)である。
請求項2に記載の発明は、撮影光路から退避するミラーアップ状態と、該撮影光路内に配置されるミラーダウン状態の間で移動可能なミラーユニット(30)を具備し、前記ミラーユニット(30)は、前記ミラーダウン状態において被写体光を反射してファイダに導くミラー(31)と、前記ミラー(31)を保持するとともに、撮影状態において撮影光路側となる裏面に、光軸と垂直に延びる溝部(238)が形成されたミラー保持枠(233)と、前記溝部(238)に挿入された挿入部(252)、前記ミラー保持枠(233)の前記裏面から突出する突出部(251)、を有する遮光部材(250)と、を備えることを特徴とするカメラ(1)である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のカメラ(1)であって、 前記遮光部材(50,250)は、発泡部材であること、を特徴とするカメラ(1)である。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載のカメラ(1)であって、前記遮光部材(50,250)は、金属であって反射防止加工が施されていることを特徴とするカメラ(1)である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、さらなる迷光対策が施されたカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の第1実施形態を適用したカメラのミラーダウン状態の断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を適用したカメラのミラーアップ状態の断面図である。
【図3】メインミラー保持枠及び、メインミラー保持枠に嵌合された遮光部材とを示す図である。
【図4】図2の部分拡大図であり、迷光の散乱を示す図である。
【図5】第1実施形態の比較形態を示す図である
【図6】本発明の第2実施形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態を適用したカメラ10の断面図であり、ミラーユニット30が撮影光路中に配置されたミラーダウン状態(観察状態)にある場合を示す。図2はカメラ10において、ミラーユニット30が撮影光路から退避したミラーアップ状態(退避状態)にある場合を示す。
【0010】
なお、以下の図において、説明と理解を容易にするために、適宜直交座標系を設けた。この座標系では、撮影者が光軸Aを水平として横長の画像を撮影する場合のカメラ10の位置(以下、通常の撮影位置という)において撮影者から見て左側に向かう方向をX軸プラス方向とする。また、通常の撮影位置において上側に向かう方向をY軸プラス方向、通常の撮影位置において被写体に向かう方向をZ軸プラス方向とする。
【0011】
カメラ10はデジタル一眼レフカメラであり、カメラ本体部11、液晶モニタ12、マウント部20、ミラーユニット30、ファインダ部40、測距センサ部60、シャッタ部70、撮像部80を備えている。
【0012】
カメラ本体部11は、カメラ10の各部が固定されるメインフレームであり、被写体側の端面にマウント部20が設けられている。マウント部20には、撮影レンズや絞りユニットなどを備えた不図示のレンズ鏡筒が着脱自在に装着される。
【0013】
液晶モニタ12は、カメラ本体部11の背面に設けられ、撮像部80で撮影した静止画像やライブビュー画像のほか、操作に関連した情報などを表示する液晶ディスプレイによって構成されている。
【0014】
ミラーユニット30は、メインミラー31、サブミラー32及び不図示のミラー駆動部を備えている。メインミラー31及びサブミラー32は、撮影時以外は定位置に保持されており、撮影時に所定方向に回動するように構成されている。このミラーユニット30は、マウント部20に装着された不図示のレンズ鏡筒を通過した被写体光が入射する位置に設けられ、被写体光をファインダ部40又はシャッタ部70及び撮像部80に入射させる機能を備えている。
【0015】
メインミラー31は、被写体光をファインダ部40に反射させる反射材であり、後述のメインミラー保持枠33に保持されている。このメインミラー31の中央部には光の一部を透過させる特性を有する半透過ミラーが用いられている。すなわち、メインミラー31は、被写体光の一部を透過させてサブミラー32に被写体光を入射させるようになっている。
【0016】
サブミラー32は、メインミラー31を透過した被写体光の一部を測距センサ部60に反射させる反射材であり、不図示のサブミラー保持枠に保持されている。サブミラー32はメインミラー31に対して回動自在に取り付けられており、その回動によりメインミラー31に折り畳まれた状態及びメインミラー31の裏側で起立した状態となる。
【0017】
メインミラー31及びサブミラー32は、撮影前においては、図1に示すミラーダウン状態において、被写体光をファインダ部40及び測距センサ部60へそれぞれ反射している。このうち、ファインダ部40への反射により、撮影者は接眼ユニット17を通じて被写体を観察できる状態となる。
【0018】
そして、静止画撮影のために不図示のレリーズボタンが押されると、上述したミラー駆動部によりメインミラー31が上方に回動してペンタプリズム16側へミラーアップし、それと連動するようにサブミラー32も上方に回動してメインミラー31に重なるように折り畳まれ、図2に示すようなミラーアップ状態となる。
【0019】
これにより、被写体光がミラーユニット30の後側に配置されているシャッタ部70及び撮像部80に入射されて撮影が可能となる。そして、撮影終了後には、ミラー駆動部によりメインミラー31及びサブミラー32がともに下方に回動して、図1に示す定位置に復帰する。
【0020】
ファインダ部40は、ファインダスクリーン15、ペンタプリズム16及び接眼ユニット17を備えている。ファインダスクリーン15は、ミラーユニット30の上方に配置された光学部材であり、ミラーユニット30で反射された被写体光が結像することにより像が形成される。ファインダスクリーン15上の被写体光は、ペンタプリズム16によって接眼ユニット17に導かれる。これにより、撮影者はファインダ18を覗いて被写体光による像を観察することができる。
【0021】
ペンタプリズム16は、ファインダスクリーン15の上方に配置され、ファインダスクリーン15上に結像された被写体光による像を接眼ユニット17へ出射するガラス製のプリズムにより構成されている。接眼ユニット17は、ペンタプリズム16から出射された被写体光が入射する位置に配置された光学部材であり、被写体光による像を所定の倍率に拡大する部分である。ファインダ18は、接眼ユニット17の後方側に配置された接眼光学系であり、撮影者が目視する部分である。
【0022】
測距センサ部60は、サブミラー32で反射した被写体光を入射して、位相差検出方式により被写体光のデフォーカス量を検出する部分であり、不図示の集光レンズ、セパレータレンズ、ラインセンサにより構成されている。この測距センサ部60は、サブミラー32の下方に固定配置されている。
【0023】
シャッタ部70は、ミラーユニット30の後方に配置されており、撮影時にメインミラー31及びサブミラー32がミラーアップしたときに被写体光が入射される。シャッタ部70は不図示の複数のシャッタ羽根を備えており、レリーズボタンなどによる撮影指示に応じてシャッタ羽根を開閉させて、撮像部80に被写体光を入射する。
【0024】
撮像部80は、被写体光による像を撮像する撮像手段であり、シャッタ部70を通過した被写体光が入射する位置に設けられている。撮像部80は、ローパスフィルタ81及び撮像素子82を備えている。撮像素子82はローパスフィルタ81の後方に規則的に配置されたフォトダイオード及びCCD又はCMOSなどで構成されている。
【0025】
撮影者によってレリーズスイッチが操作されると、ミラーユニット30におけるミラー31,32が揺動して光路の上側にミラーアップし、被写体像光は撮像部80の撮像素子16Bへ到達可能となる。そして、シャッタ部70が所定時間(露光時間)開き、撮像素子16Bが像光に露光される。撮像部80は、撮像素子16Bによって像光を電気信号に変換し、その電気的な画像情報を画像処理回路が画像処理して、画像表示部12に画像として表示し、また、撮像画像情報をメモリに記憶(すなわち撮影)する。
【0026】
次に、ミラーユニット30におけるメインミラー保持枠33について説明する。図3はメインミラー保持枠33及び、メインミラー保持枠33に嵌合された遮光部材50とを示す図であり、図3(a)は遮光部材50の斜視図、図3(b)はメインミラー保持枠33の部分斜視図、図3(c)はメインミラー保持枠33に遮光部材50が嵌め込まれた状態を示す部分斜視図である。
【0027】
メインミラー保持枠33は、本実施形態においてプラスチックの成型品である。そして、図3(b)に示すようにメインミラー保持枠33は、矩形形状を有し、ミラーダウン状態において被写体光が入射する側の面(以後、表面という)35にメインミラー31を保持する凹部36が形成されている。凹部36は、メインミラー31を隙間なく保持するように、メインミラー31の形状と略同型であって、本実施形態では矩形形状を有している。そして、メインミラー保持枠33における凹部36の被写体側先端部には、表面35側からその逆の面(裏面)側に向かって窪み、X方向に延びるように形成された段部37、及び該段部37に隣接して延びる貫通孔38、を有する嵌合部39が形成されている。
【0028】
図3(a)に示す遮光部材50は、断面L字形の細長い部材であり、光拡散効果の高い黒色のスポンジ、ゴム等の発泡部材で製造されている。そして、遮光部材50は、図3(c)に示すように嵌合部39に嵌め込まれた状態において嵌合部39の貫通孔38を貫通してメインミラー保持枠33の裏面側から突出する突出部51と、段部37に係合する係合部52と、を備える。
【0029】
なお、遮光部材50は、本実施形態のような発泡部材に限定されない。例えば金属材料で製造し、突出部51の先端51aをさらに尖らすように形成してもよい。また、突出部51に、反射防止用塗装、シボ加工、又は植毛等を行うことにより、より反射防止効果が高くなる。
【0030】
この遮光部材50は、メインミラー保持枠33にメインミラー31が保持されていない図3(b)の状態で、メインミラー保持枠33の表面35側から嵌合部39に嵌め込まれる。この際、突出部51が貫通孔38に挿入され、係合部52が段部37に係合するようにして配置される。その後、ミラーが凹部36に嵌め込まれる。
【0031】
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)図4は、図2の部分拡大図であり、迷光の散乱を示す図である。ミラーアップ状態において、撮影光路から入射した光(迷光)は、ミラーユニット30の先端に設けられた遮光部材50に衝突する。この遮光部材50は、発泡部材によって製造されているので散乱効果が高く、光が散乱されて撮像部80に入射する迷光が減少し、フレアやゴースト等の発生が低減される。
【0032】
図5は、本実施形態の比較形態を示す図である。図5の比較形態は、メインミラー保持枠133と遮光部材150とが一体的に製造されている。このようにメインミラー保持枠133と遮光部材150とを一体的に製造する場合、発泡部材で製造すると、メインミラー保持枠133としての十分な強度が確保できない。また、金属材料で製造すると、コストが高くなり、また重くなる。従って、発泡部材又は金属材料での製造は好ましくなく、プラスチック材料で製造されることになる。
【0033】
しかし、プラスチックで製造する場合、射出成形等が一般的であるが、遮光部材50の突出部151の先端151aを鋭くする成型することが困難となる。このため、撮影光学系から入射した迷光は、突出部151の先端151aが鋭角でなく、また発泡部材でもないため、十分に散乱されず、撮像部80に入射する可能性が高くなる。従って、撮像部80における、フレアやゴーストの発生低減の効果は少ない。
【0034】
一方、本実施形態によれば、メインミラー保持枠33と遮光部材50とを分離し、メインミラー保持枠33をプラスチック成型により製造したので、十分な強度を確保するとともに低コストで製造することができる。そして、遮光部材50を、遮光効果の高い発泡部材または鋭角な突出部51を有する金属材料で製造したので、高い遮光効果を得ることができる。
【0035】
(2)ミラーユニット30は、カメラ10内部において移動及び停止を繰り返すため、衝撃が加わる。遮光部材50とメインミラー保持枠33とを分離した場合において、遮光部材50をメインミラー保持枠33に単に接着しただけでは、移動及び停止の衝撃により、接着が剥がれる可能性がある。しかし、本実施形態では、メインミラー保持枠33の嵌合部39より遮光部材50を挿入し、さらにメインミラー31をその上に配置する構造としたので、遮光部材50とメインミラー保持枠33とが分離する可能性が低く、耐久性が向上する。
【0036】
(3)遮光部材50を発泡材料にした場合、メインミラー保持枠33枠の凹部36において発泡材料で製造された遮光部材50のうえにメインミラー31が配置されることになる。従ってミラーアップ及びミラーダウンによってメインミラー31に加わる衝撃の一部を発泡材料で製造された遮光部材50で吸収することができ、メインミラー31の耐久性が向上する。
【0037】
(第2実施形態)
図6は本発明の第2実施形態を示す図である。第2実施形態は、メインミラー保持枠233の裏面に、光軸と垂直に延びる溝部238が形成されている。そして遮光部材250は、その溝部238にスライド式に挿入可能となっている。その他の形状は第1実施形態と同様であるので同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0038】
図示するように、メインミラー保持枠233の被写体側(Zプラス側)には、裏面から断面T字上の溝部238が形成されている。この溝部238は、図示しないがメインミラー保持枠233のX方向の一端において開口している。また遮光部材250は断面T字状の挿入部252と、溝部238に保持された状態でメインミラー保持枠233の裏面から突出する突出部251とを有する。そして遮光部材250は、メインミラー保持枠233における溝部238の開口端部よりスライド式に挿入されてメインミラー保持枠233に保持される。
【0039】
本実施形態によると、第1実施形態の効果に加え、このようにメインミラー保持枠233における溝部238の開口端部よりスライド式に挿入されてメインミラー保持枠233に保持されるので、着脱が容易であるという効果がある。
【0040】
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
【0041】
(1)第1実施形態では、遮光部材50は断面をL字形とした。しかし、これに限らず、遮光部材をT字形としてもよい。この場合、嵌合部は、遮光部材の形状に対応し、貫通孔に沿ってその両側に段部37が形成された断面T字形の開口形状を有するものとなる。であってもよい。
【0042】
(2)また、第2実施形態においても、遮光部材の挿入部の形状は断面T字形に限定されず、挿入部は断面L字形であってもよい。この場合も、メインミラー保持枠の溝部の形状は遮光部材の挿入部の形状と対応する形状となる。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
【符号の説明】
【0043】
10:カメラ、30:ミラーユニット、31:メインミラー、33,233:メインミラー保持枠、37:段部、50,250:遮光部材、51:突出部、52:係合部、238:溝部、250:遮光部材、251:突出部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮影光路から退避するミラーアップ状態と、該撮影光路内に配置されるミラーダウン状態の間で移動可能なミラーユニットを具備し、
前記ミラーユニットは、前記ミラーダウン状態において被写体光を反射してファイダに導くミラーと、
前記ミラーを保持するとともに、光軸と垂直な方向に延びるとともにミラーダウン状態において被写体光が入射する表面側から窪んで形成された段部、及び該段部に隣接して延びる貫通孔、を有する嵌合部が形成されたミラー保持枠と、
該嵌合部に嵌合され、前記貫通孔を貫通して前記ミラー保持枠の裏面側から突出する突出部、及び前記段部に係合する係合部、を有する遮光部材と、
を備えることを特徴とするカメラ。
【請求項2】
撮影光路から退避するミラーアップ状態と、該撮影光路内に配置されるミラーダウン状態の間で移動可能なミラーユニットを具備し、
前記ミラーユニットは、前記ミラーダウン状態において被写体光を反射してファイダに導くミラーと、
前記ミラーを保持するとともに、撮影状態において撮影光路側となる裏面に、光軸と垂直に延びる溝部が形成されたミラー保持枠と、
前記溝部に挿入された挿入部、前記ミラー保持枠の前記裏面から突出する突出部、を有する遮光部材と、
を備えることを特徴とするカメラ。
【請求項3】
請求項1または2に記載のカメラであって、
前記遮光部材は、発泡部材であること、を特徴とするカメラ。
【請求項4】
請求項1または2に記載のカメラであって、
前記遮光部材は、金属であって反射防止加工が施されていることを特徴とするカメラ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−2531(P2011−2531A)
【公開日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−143918(P2009−143918)
【出願日】平成21年6月17日(2009.6.17)
【出願人】(000004112)株式会社ニコン (12,601)
【Fターム(参考)】