説明

コンバイン

【課題】一人の操作で潤滑油の油路からエアーを抜けるようにする。
【解決手段】走行機体14の左右一方側の側部に乗降口Nを備えた運転部13が設けてあり、運転部13の前方に、刈取装置3と搬送装置とを備えた刈取搬送部9が配備してあり、刈取搬送部9に潤滑油を供給するための注油タンク27と注油ポンプ28が刈取搬送部9に設けてあり、注油ポンプ28に連通する油路から空気を排気するエアー抜きバルブVが、刈取搬送部9における乗降口Nと同じ側の左右一方側の端部に設けてあり、注油ポンプ28を駆動操作する注油スイッチ25が、運転部13の乗降口Nの近傍に設けてある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、走行機体の左右一方側の側部に乗降口を備えた運転部が設けてあり、前記運転部の前方に、刈取装置と搬送装置とを備えた刈取搬送部が配備してあり、前記刈取搬送部(例えば、刈取装置や、搬送装置における穀稈引起しチェーンや刈り取り穀稈集合用の搬送チェーンや刈り取り穀稈を脱穀部に搬送供給する供給チェーン等)に潤滑油を供給するための注油タンクと注油ポンプが前記刈取搬送部に設けてあり、前記注油ポンプに連通する油路から空気を排気するエアー抜きバルブが設けてあり、前記注油ポンプを駆動操作する注油スイッチが設けてあるコンバインに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のコンバインとしては、前記注油タンクと注油ポンプが、前記刈取搬送部における前記乗降口と同じ側の左右一方側の端部に設けてあり、前記注油スイッチが、運転部における乗降口とは反対側の横側部に設けてあるものがあった(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−005710号公報(図2、図3)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来のコンバインによれば、操作する人が運転部に居ながらにして、注油スイッチを操作して注油ポンプを駆動させることができるものの、例えば、注油ポンプに連通する油路にエアーが溜まっていて、このエアーを油路から抜く必要があるような場合は、一人では操作できない問題点がある。
エアー抜きバルブは、注油ポンプの近傍の油路に設けてあるのが一般的であることから、その位置は、注油ポンプと同様に、刈取搬送部における前記乗降口と同じ側の左右一方側の端部であり、注油スイッチの位置(運転部における乗降口とは反対側の横側部)とは離れている。
従って、注油スイッチを運転部で操作する人と、コンバインの横でエアー抜きバルブを操作する人との少なくとも二名を要する。
【0005】
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、一人の操作で潤滑油の油路からエアーを抜くことができるコンバインを提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の特徴構成は、走行機体の左右一方側の側部に乗降口を備えた運転部が設けてあり、前記運転部の前方に、刈取装置と搬送装置とを備えた刈取搬送部が配備してあり、前記刈取搬送部に潤滑油を供給するための注油タンクと注油ポンプが前記刈取搬送部に設けてあり、前記注油ポンプに連通する油路から空気を排気するエアー抜きバルブが、前記刈取搬送部における前記乗降口と同じ側の左右一方側の端部に設けてあり、前記注油ポンプを駆動操作する注油スイッチが、前記運転部の前記乗降口の近傍に設けてあるところにある。
【0007】
本発明の第1の特徴構成によれば、エアー抜きバルブが、刈取搬送部における乗降口と同じ側の左右一方側の端部に設けてある一方、注油スイッチも、運転部の乗降口の近傍に設けてあるから、エアー抜きバルブと注油スイッチとが近く、一人の操作によって注油スイッチのオン・オフと、エアー抜きバルブの開閉とを実施することができる。
その結果、従来のように、二名の人員で操作をする必要がなくなり、一人の操作で潤滑油の油路からエアーを抜くことができるようになる。
【0008】
本発明の第2の特徴構成は、人為的に操作される操向操作具を備えた操縦部が、前記運転部の前部に備えてあり、前記注油スイッチが前記操縦部の後面部における前記乗降口側の部分に設けてあるところにある。
【0009】
本発明の第2の特徴構成によれば、注油スイッチが操縦部の後面部における乗降口側の部分に設けてあるから、注油スイッチは、運転部から見て操縦部の他の操作部材と同じく前方側に位置し、例えば、運転者が前方を向いてコンバインの運転操作を行っている最中でも、大きく視線を移動させずに無理なく注油スイッチを操作して刈取搬送部への潤滑油の供給を実施でき、操作性が向上する。
更には、注油スイッチは、運転部の前部で且つ乗降口側の部分に設けられているから、注油タンクや注油ポンプやエアー抜きバルブが設けられている刈取搬送部に極めて近い位置にあり、例えば、運転者が乗降口の横に降りた状態で、注油スイッチとエアー抜きバルブとの操作を容易に実施できるようになり、一人でも簡単に無理なく潤滑油の油路から溜まったエアーを抜くことができる。
即ち、注油操作もエアー抜き操作も、共に無理なく一人で簡単に実施することができる。
【0010】
本発明の第3の特徴構成は、前記注油ポンプは、複数の注油先に対応させて複数台設けてあり、前記注油スイッチは、複数の注油先の相対配置関係に合わせて該当する押し操作部を配列してあるところにある。
【0011】
本発明の第3の特徴構成によれば、複数の注油先の相対配置関係のイメージに対して、注油スイッチの押し操作部の配置関係とが一致するから、運転者が注油先に対応した注油スイッチを直観的に認識しやすく、より正確な操作を行えるようになる。
例えば、複数の注油先が、運転部から見て左右に隣接させてあるものを例に挙げて説明すると、それぞれの注油先に対応した注油スイッチも左右に隣接させて設けてあることで、左側(又は右側)の注油先に注油したい場合は、左側(又は右側)に配置した押し操作部を操作すればよく、注油先と押し操作部との位置関係のイメージが一致し、正確なスイッチ操作を直観的に実施することができる。
【0012】
本発明の第4の特徴構成は、前記注油先は、前記刈取装置と、その上方に位置する搬送装置とであり、前記注油スイッチは、前記刈取装置に対する注油スイッチの押し操作部が、前記搬送装置に対する注油スイッチの押し操作部の下方に位置するように配置してあるところにある。
【0013】
本発明の第4の特徴構成によれば、刈取装置と、その上方の搬送装置との相対位置関係が、刈取装置に対する注油スイッチの押し操作部と、その上方に配置した搬送装置に対する注油スイッチの押し操作部との配置と一致するから、運転者が刈取装置と搬送装置とに対応した注油スイッチを直観的に認識しやすく、より正確な操作を行えるようになる。
この作用効果は、運転者が運転部においてスイッチ操作するときも、乗降口の横に降りた状態でスイッチ操作するときも同様に叶えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】コンバインの前半部を示す左側面図
【図2】コンバインの前半部を示す右側面図
【図3】コンバインの前半部を示す平面図
【図4】注油管の配管構成図
【図5】注油スイッチを示す正面図と側面図
【図6】別実施形態のコンバインの前半部を示す右側面図
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明のコンバインについて、その実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1、図2、図3は、コンバインの前半部を示しており、この部分には、クローラ式走行装置11を備えた走行機体14と、走行機体14の右側の側部に乗降口N(図2、図3参照)を備えた運転部13と、植立穀稈を刈り取って脱穀装置7に搬送する刈取搬送部9とが備えられている。
即ち、コンバインは、刈取搬送部9によって稲・麦などの植立穀稈を刈取り処理するとともに、刈取り穀稈を脱穀装置7に供給し、刈取り穀稈を脱穀装置7の脱穀部で回動する扱胴によって脱穀処理するように構成されている。
【0016】
前記刈取搬送部9は、図1に示すように、運転部13の前方に配備してあり、機体最前部に配設されて機体の走行に伴って植立穀稈を分草する複数の分草具1と、植立穀稈を引き起こし処理する複数個の引き起こし装置2と、バリカン型の刈り刃3aを備えた刈取装置3と、その上方に配置された搬送装置6とを備えて構成してある。
【0017】
前記搬送装置6は、搬送する刈取り穀稈の株元側を挟持して搬送するのに作用する挟持搬送装置4と、刈取穀稈の穂先側に作用する係止搬送装置5とを備えてあり、脱穀装置7の脱穀フィードチェーン8の始端部に刈取り穀稈を供給するように構成してある。
【0018】
刈取搬送部9は、メインフレーム10の基端側を、走行機体14に備えた支持部15に対して、横向きの軸芯P1まわりで回動自在に連結してあり、メインフレーム10と走行機体14とにわたって設けられたリフトシリンダ16によって、走行機体14に対して軸芯P1まわりで揺動させて昇降操作できるように構成されている。
【0019】
また、刈取搬送部9には、図4に示すように、前記引き起こし装置2の引起しチェーン2Aや、挟持搬送装置4の挟持搬送チェーン4aや、脱穀フィードチェーン8等のチェーン、及び、刈取装置3の刈り刃3aに対して潤滑油を供給するための注油タンク27と注油ポンプ28、及び、注油ポンプ28に連通する注油管(油路に相当)30から空気を排気するエアー抜きバルブVが設けてある。これらは、図2、図3に示すように、刈取搬送部9における運転部13の前側、即ち、右端の分草杆1の後方で、右端の引き起こし装置2の右側部における下部付近、つまり、右端の引き起こし装置2の横外側に連設された横カバー9Bの内部の下部に配置してある。
注油タンク27と、注油ポンプ28とは、分草フレームの後部と引き起こし装置2の上部とに亘って連結された刈取搬送部9のフレーム9Aに対して固定してある。
【0020】
前記注油ポンプ28は、図4に示すように、前記引起しチェーン2Aと挟持搬送チェーン4aと脱穀フィードチェーン8とからなる注油先に潤滑油を供給する第1ポンプ28Aと、前記刈り刃3aからなる注油先に潤滑油を供給する第2ポンプ28Bとの2台が設けられている。
また、注油管30は、例えば、外部から内部を透視できる合成樹脂製のホース材で構成してあり、前記注油タンク27から各ポンプ28A,28Bを中継して、各注油先への注油ノズル31にまで設けてある。
従って、後述する注油スイッチ25の押し操作部26を押し操作することによって、注油ポンプ28が駆動し、注油タンク27内の潤滑油を吸い込んで、前記注油ノズル31から注油先に吐出供給することができる。
【0021】
また、注油管30の内、前記各ポンプ28A,28Bに近接した下流側には、前記エアー抜きバルブVを取り付けた分岐路30aがそれぞれ設けられており、注油管30の中にエアーが溜まっているような場合に、前記エアー抜きバルブVを空けた状態で前記ポンプ28A,28Bを駆動させて、注油管30の中を移動するエアーを目視で確認しながら分岐路30aに導いて排出できるように構成されている。エアーが排出できたら、前記エアー抜きバルブVを閉める。
因みに、注油管30の中へのエアーの混入は、前記注油タンク27への給油に伴って生じることが多い。
【0022】
前記運転部13には、図2、図3に示すように、運転座席13aの前方側と左側とにわたって平面形状が「L」字形の操縦部13bが設けてあり、右側には、前述の通り乗降口Nが形成されている。
前記操縦部13bは、カバー材17で覆われており、カバー材17は、上面を覆う上面パネル17a、運転座席13aの左側を覆う側面パネル17b、運転座席13aの前側を覆う前面パネル17cとで構成されている。
【0023】
前記上面パネル17aには、複数の人為的に操作される操作レバーやハンドル等の操作具18が上方に突出する状態に設けられている。
【0024】
前記操作具18は、前方側の操縦部13bに配置された操向操作レバー(操向操作具に相当)18aと、固定ハンドル18b、及び、左側の操縦部13bに配置された副変速レバー18cと、主変速レバー18dと、脱穀クラッチレバー18eと、刈取クラッチレバー18fとを備えて構成されている。
前記操向操作レバー18aは、上面パネル17aの右側位置に設けてあり、前後左右に操作することができ、前後に操作することで刈取搬送部9を昇降操作でき、左右に操作することでクローラ式走行装置11を旋回操作できるように構成されている。
前記固定ハンドル18bは、前方側の操縦部13bの幅方向に沿った握り棒で構成してあり、前方側の操縦部13bから運転座席13a側に延出させて形成してある。手摺の役割を果たしている。
前記副変速レバー18c、主変速レバー18dは、前進・後進の切り替えや、走行速度の切り替えを行えるように構成されている。
脱穀クラッチレバー18eは、脱穀装置7のクラッチ操作を行い、刈取クラッチレバー18fは、刈取搬送部9のクラッチ操作を行えるように構成されている。
【0025】
前記前面パネル17cには、前記注油ポンプ28を駆動操作する注油スイッチ25が、後方に操作部が向く状態に設けられている。前記前方側の操縦部13bの上部は、後側ほど上側に位置するように斜め後方上方に傾斜した形状に形成されており、この操縦部13bの上部の後面側の前面パネル17cの傾斜面17Aの上部に注油スイッチ25が取り付けられている。
【0026】
前記注油スイッチ25は、図5に示すように、前記第1ポンプ28Aを操作する第1押し操作部26aと、第2ポンプ28Bを操作する第2押し操作部26bとが、上下配置で一体になったシーソー型のボタンに備えられた中立復帰型のスイッチとして構成してある。注油スイッチ25の操作信号が制御装置32に入力され、制御装置32により第1及び第2ポンプ28A,28Bが以下のように駆動される。
【0027】
この注油スイッチ25は、第1押し操作部26aが押されて第1ポンプ28Aが駆動する第1駆動操作状態と、第2押し操作部26bが押されて第2ポンプ28Bが駆動する第2駆動操作状態と、両操作部26a,26bが中立で何れのポンプも停止している停止操作状態との三状態に切り替え操作できるように構成されている。
第1押し操作部26aと第2押し操作部26bとの上下配置は、それぞれの注油先である搬送装置6と刈取装置3との上下関係に合わせて設定されている。
また、前記前面パネル17cにおける注油スイッチ25の配置は、前面パネル17cの上端に近い部分で、且つ、右端部に近い部分(乗降口Nの近傍)に設定されている。
このように、注油スイッチ25を、前面パネル17cの上端に近い部分に配置してあることで、コンバインの運転部13における注油操作を容易に実施することができる。
一方、注油スイッチ25を乗降口Nの近傍に設けてあることで、エアー抜きバルブVとの距離が縮まり、例えば、運転者が運転部13から降りて刈取搬送部9及び運転部13の横外側に立って、前記横カバー9Bの後側から注油管30に溜まったエアーの状況を見ながら行うエアー抜きバルブVの操作と、注油ポンプ28の操作とを行う際に、容易に実施することができるようになる。
【0028】
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
【0029】
〈1〉 上記実施の形態では、コンバインにおける引起しチェーン2A、挟持搬送チェーン4a、脱穀フィードチェーン8、刈り刃3aを注油先としたものを説明したが、これらに限るものではなく、搬送用のチェーンや伝動用のチェーンなどコンバインの各種チェーン等を注油先とすることができる。
〈2〉 前記注油スイッチ25は、先の実施形態で説明した前面パネル17cの上端側に設けてあるものに限るものではなく、例えば、前面パネル17cの上下中間部や下端側に設けてあってもよい。
また、前面パネル17cに設けることに替えて、上面パネル17aの乗降口N側の端部や、操縦部13bの外側面や、運転座席13aを支持する座席支持フレームの前面や、運転部13の床下の下部フレームの外側面における前記乗降口Nの近傍に設けてあってもよい。
〈3〉 前記エアー抜きバルブVは、右端の引き起こし装置2の横外側に連設した前記横カバー9Bの上部や、上下中間部に配置してもよい。
〈4〉 前記注油ポンプ28は、先の実施形態で説明したように2台設けてあるものに限るものではなく、例えば、一台の注油ポンプ28と、複数の注油先への油路を切り替える切替機構を設けたものであってもよい。
〈5〉 前記注油スイッチ25は、先の実施形態で説明したように、二つの押し操作部26を一体的に設けたもの限るものではなく、例えば、各別に押し操作部26を備えた複数の注油スイッチ25を、個別に設けるものであってもよい。
〈6〉 コンバインは、例えば、図6に示すように、運転部13がキャビン19を備えたものであってもよく、この場合、乗降口Nの開閉扉20は、後方端縁部にヒンジ21を設けて開閉扉20の前端側を揺動させるように取り付けることで、乗降口Nの外側から開閉扉20を開けた状態で前記注油スイッチ25を操作する際に、開閉扉20が注油操作の障害となり難い。
【0030】
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明は、自脱型のコンバインばかりではなく普通型のコンバインにも利用することができる。
【符号の説明】
【0032】
3 刈取装置
6 搬送装置
9 刈取搬送部
13 運転部
13b 操縦部
14 走行機体
18a 操向操作具
25 注油スイッチ
26 押し操作部
27 注油タンク
28 注油ポンプ
30 注油管(油路に相当)
V エアー抜きバルブ
N 乗降口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行機体の左右一方側の側部に乗降口を備えた運転部が設けてあり、前記運転部の前方に、刈取装置と搬送装置とを備えた刈取搬送部が配備してあり、前記刈取搬送部に潤滑油を供給するための注油タンクと注油ポンプが前記刈取搬送部に設けてあり、前記注油ポンプに連通する油路から空気を排気するエアー抜きバルブが、前記刈取搬送部における前記乗降口と同じ側の左右一方側の端部に設けてあり、前記注油ポンプを駆動操作する注油スイッチが、前記運転部の前記乗降口の近傍に設けてあるコンバイン。
【請求項2】
人為的に操作される操向操作具を備えた操縦部が、前記運転部の前部に備えてあり、前記注油スイッチが前記操縦部の後面部における前記乗降口側の部分に設けてある請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
前記注油ポンプは、複数の注油先に対応させて複数台設けてあり、前記注油スイッチは、複数の注油先の相対配置関係に合わせて該当する押し操作部を配列してある請求項1又は2に記載のコンバイン。
【請求項4】
前記注油先は、前記刈取装置と、その上方に位置する搬送装置とであり、前記注油スイッチは、前記刈取装置に対する注油スイッチの押し操作部が、前記搬送装置に対する注油スイッチの押し操作部の下方に位置するように配置してある請求項3に記載のコンバイン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−95552(P2012−95552A)
【公開日】平成24年5月24日(2012.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−244007(P2010−244007)
【出願日】平成22年10月29日(2010.10.29)
【出願人】(000001052)株式会社クボタ (4,415)
【Fターム(参考)】