説明

ベルトテンション調整装置

【課題】同時にベルト両辺のベルトテンションを偏りなく正確に調整することができ、しかも、誰が行っても簡易かつ短時間で正確なベルトテンションの調整を行えるようにする。
【解決手段】一方の片辺側ベルト15aに接する第1のアイドラ16が取り付けられ、ベルト走行方向と直角な方向に移動可能なようにケーシング12に取り付けられた第1のアイドラシャフト18と、他方の片辺側ベルト15bに接する第2のアイドラ17が取り付けられ、ベルト走行方向と直角な方向に移動可能なようにケーシング12に取り付けられた第2のアイドラシャフト23と、第1アイドラ16と第2アイドラ17のそれぞれの端部に螺合する左右逆ねじで同一リードになったねじ部を有する左右ねじシャフト30と、ケーシング12上に固定され、左右ねじシャフトを回転可能に支持する支持ブラケット32と、からベルトテンション調整装置を構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベルト・プーリーを利用した伝動機構においてベルトテンションの調整に用いられるベルトテンション調整装置に係り、特に、搬送装置や多関節位置決め装置のベルト伝動機構に適用されるベルトテンション調整装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ワークの搬送や位置決め作業に多関節ロボットが広く利用されている。この種の多関節ロボットでは、ベルト・プーリを用いた伝動機構がアームの中に組み込まれている。伝動機構のベルトに緩みがあると、ワークの運動経路に誤差が生じる。ワークを一定の経路に沿って正確に搬送し、決められた位置に正確に位置決めするには、ベルトテンションの調整を行うことが必要不可欠になる。
【0003】
そこで、従来の一般的なベルトテンションの調整方法を図7に示す。この図7において、1はベルトを示す。ベルト1は無端のベルトで図示しない左右両側にそれぞれ配置されているプーリに巻き掛けられている。2はベルト1にテンションを与えるアイドラを示している。ベルト1に緩みが生じた場合には、図7に示すようにアイドラ2を片側のベルト1に対して押し付けると、ベルト1のテンションを高めることができる。この図7に示す方法のように、ベルトの片側にテンションをかける方法としては、例えば、特許文献1に記載されたベルトテンション調整装置を挙げることができる。
【0004】
これに対して、ベルト1に両側からテンションをかけながら調整する方法を図8に示す。この方式では、それぞれベルト1に押し付けるアイドラ2、2を対にして用い、両者を一体にしてベルト1に沿って移動させることでベルト1のテンションを高めている。この方式を採用した先行技術としては、例えば、特許文献2に記載されたベルトテンション調整方法を挙げることができる。
【特許文献1】特開2005−36923号公報
【特許文献2】特開平10−277984号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のベルト調整方法では、以下のような問題があった。
先ず、図7に示したような片辺のベルト1にテンションをかける方式では、ベルト1のテンションに偏りが生じるという問題がある。そして、テンションの偏りによって、減速機構部およびプーリーが僅かながら回転してしまうため、機械の原点位置に狂いが生じるという潜在的な問題がある。また、テンションの偏りにより、正回転と逆回転とで、動作経路にばらつきが生じる虞がある。
【0006】
これに対して、図8に示したベルト1の両辺にテンションをかける方式では、片辺の場合と異なり、ベルトテンションの偏りはなくなる利点はある。しかし、一対のアイドラ2、2をベルト1に沿って移動させる距離の割りにベルトテンション調整量は少ないため、必要な範囲でテンションの調整をできるようにするためには、アイドラ2が移動できるスペースを広く確保しなければならない。このため、テンション調整機構のために、多関節ロボットのアームが大型化するという欠点がある。また、アイドラの移動量が大きいため、作業性も非常に悪い。
【0007】
そこで、本発明の目的は、前記従来技術の有する問題点を解消し、スペースを取らずにロボットなどのベルト伝動機構に組み込むことができ、同時にベルト両辺のベルトテンションを偏りなく正確に調整することができ、しかも、誰が行っても簡易かつ短時間で正確なベルトテンションの調整を行うことができるしたベルトテンション調整装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の目的を達成するために、本発明は、中空のケーシング内部に駆動側のプーリと従動側のプーリとに巻き掛けられる無端環状のベルトとが収容されたベルト伝動機構のベルトテンションを調整するためのベルトテンション調整装置において、前記ベルトの一方の片辺側ベルトに接する第1のアイドラが取り付けられ、前記ベルト走行方向と直角な方向に移動可能なように前記ケーシングに取り付けられた第1のアイドラシャフトと、前記ベルトの他方の片辺側ベルトに接する第2のアイドラが取り付けられ、前記ベルト走行方向と直角な方向に移動可能なように前記ケーシングに取り付けられた第2のアイドラシャフトと、前記第1アイドラ軸と前記第2アイドラのそれぞれの端部に螺合する左右逆ねじで同一リードになったねじ部を有する左右ねじシャフトと、前記ケーシング上に固定され、左右ねじシャフトを回転可能に支持する支持ブラケットと、とからなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、同時にベルト両辺のベルトテンションを偏りなく正確に調整することができ、しかも、誰が行っても簡易かつ短時間で正確なベルトテンションの調整を行うことができる。しかも、スペースをとらず、多関節搬送ロボットのような細いアームの中にも容易に組み込むことができる
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明によるベルトテンション調整装置の一実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
第1実施形態
図1において、参照番号50は、本実施形態によるベルトテンション調整装置が適用される多関節搬送ロボットを示す。図1(a)は多関節搬送ロボットの正面図、図1(b)は多関節搬送ロボットを上からみた平面図である
まず、この多関節搬送ロボット50について説明する。この多関節搬送ロボット50は、例えば、搬送物として液晶パネルを搬送するのに用いられるロボットである。
【0011】
図1において、参照番号51は、ベッドを示す。多関節搬送ロボット50はベッド51の上を走行することができる。このベッド51の上面には、多関節搬送ロボット50の基部52が設置されている。この基部52には、サーボモータなどの駆動部が組み込まれている。基部52の上端には、水平面上を旋回自在な旋回アーム53が連結されており、この旋回アーム53によって細長い胴部54が鉛直に支持されている。
【0012】
この胴部54には、一対の昇降部55が取り付けられており、胴部54の案内面にそって上下に昇降することができる。そして、昇降部55には、第1アーム56と第2アーム57とかなる腕部が支持されている。これら第1アーム56と第2アーム57は、水平面上を旋回するようになっている。ワークである液晶パネルは、第2アーム57の先端に設けられる図示しない手指形のエンドエフェクタに載せて搬送される。
【0013】
次に、図2は、本実施形態によるベルトテンション調整装置を示している。図3は、ベルトテンション調整装置の平面図である。このベルトテンション調整装置10は、第1アーム56と第2アーム57に動力を伝動するベルト伝動機構のテンションを調整する目的で、図1(b)に示すように、第1アーム56、第2アーム57のそれぞれの内部に組み込まれている。
【0014】
図2において、参照番号12は、アーム本体のケーシングを示す。このケーシング12は中空になっている。このケーシング12の内部には、図示しないプーリーが回転自在に設けられ、これらプーリーには、ベルトしてタイミングベルト15が巻き掛けられている。
【0015】
ここで、図2、図3において、タイミングベルト15については、無端環状のベルトであるが、ベルトテンション調整の機構を説明する便宜のため、一方の片辺側のベルト15aと、他方の片辺側のベルト15bと区別して説明する。
【0016】
一方の片辺側のベルト15aには、第1のアイドラ16が接するように、他方の片辺側のベルト15bには、第2のアイドラ17が接するように、それぞれ配置されている。
【0017】
この場合、第1アイドラ16は、第1のアイドラシャフト18に取り付けられている。この第1アイドラシャフト18は、軸受19を介して支持され、座板20から垂直に垂下するように取り付けられている。この座板20にはタイミングベルト15の走行方向と直角に長溝21が形成されており、この長溝21からボルト22を締め込んで座板20をケーシング12の上面に固定するようになっている。したがって、ボルト22を外せば、座板20は、ケーシング12の上面を滑らせて位置を可変にすることができる。
【0018】
第2アイドラ17についても、同様に第2アイドラシャフト23に取り付けられ、この第2アイドラシャフト23は軸受24を介して支持されるとともに座板25から垂直に垂下するように取り付けられている。この座板25にもタイミングベルト15の走行方向と直角に長溝26が形成されており、この長溝26からボルト27を締め込むことにより、座板25をケーシング12の上面に固定することができる。したがって、座板25は、ケーシング12の上面での位置を可変にすることができる。
【0019】
図2に示すように、第1アイドラシャフト18には径のより大きくなっている頭部18aが形成されており、この頭部18aは座板20の上に突き出るようになっている。第2アイドラシャフト23にも同様に径の拡がった頭部23aが形成されている。
【0020】
第1アイドラシャフト18の頭部18aと、第2アイドラシャフト23の頭部23aには、それぞれ雌ねじ部18b、23bが直径方向に形成されている。左右ねじシャフト30は、その両端部に雌ねじ部18b、23bに螺合する雄ねじ部31a、31bを有している。
【0021】
この左右ねじシャフト30では、両雄ねじ部31a、31bは、ねじが同一のリードであるが、ねじの方向が左右逆ねじになっている。雌ねじ部18b、23bには、これらの雄ねじ部31a、31bに対応した雌ねじが切られていることはいうまでもない。
【0022】
このような左右ねじシャフト30は、シャフトブラケット32を用いてケーシング12の上面で回転可能にに固定されている。この場合、左右ねじシャフト30の軸方向は、タイミングベルト15の走行方向と直角である。この実施形態では、シャフトブラケット32は細長い筐体形のブラケットで、左右ねじシャフト30は、その長手方向の側壁部を挿通されている。そして、左右ねじシャフト30の中央部にはシャフトブラケット32に収まるように、左右ねじシャフト30を回すためのグリップ部33が取り付けられている。
【0023】
なお、図2、3において、参照符合34a、34bは、左右ねじシャフト30の両側の雄ねじ部31a、31bに螺合し、第1アイドラシャフト18、第2アイドラシャフト23の位置を固定するロックナット34a、34bを示す。
【0024】
本実施形態によるベルトテンション調整装置は、以上のように構成されるものであり、次に、その作用並びに効果について説明する。
まず、タイミングベルト15が緩んでいる場合に、ベルトテンションを高くする調整について説明する。
【0025】
図2並びに図3に示す位置で、第1アイドラ16と第2アイドラ17によりタイミングベルト15にベルトテンションを与えていたところ、テンションをより大きくするには、次のように調整を行う。
【0026】
まず、ロックナット34a、34bを緩めておく。そうしてから、図4、図5に示すように、ペンチやスパナなどの工具でグリップ部33を掴んで、左右ねじシャフト30を時計回りの方向、図中矢印方向に少しずつ回す。
【0027】
左右ねじシャフト30が回ると、左右ねじシャフト30は軸方向の位置は固定されているため、左右ねじシャフト30の両端部の雄ねじ部31a、31bに螺合している第1アイドラシャフト18、第2アイドラシャフト23の方が座板20、25とともに移動することになる。そして、左右ねじシャフト30の雄ねじ部31a、31bは左右逆ねじで同一リードのねじになっているため、同一距離を互いに接近する方向に同時に移動することになる。
【0028】
こうして左右ねじシャフト30を回しながら第1アイドラ16と第2アイドラ17を移動させ、適当なベルトテンションになったところで、ロックナット34a、34bを締め付け、第1アイドラシャフト18、第2アイドラシャフト23を固定する。
【0029】
その後、第1アイドラシャフト18を支持する座板20と、第2アイドラシャフト23を支持する座板25は、移動した位置でボルト22、27で固定される。タイミングベルト15のテンションが強いと、タイミングベルト15の走行中に第1アイドラシャフト18、第2アイドラシャフト23には浮き上がらせる力が働くが、座板20、25の固定により、その浮き上がりを防止することができる。
【0030】
次に、タイミングベルト15のテンションが大きすぎる場合は、上記とは逆に、左右ねじシャフト30を反時計回りに回せば、同一距離を互いに離間する方向に第1アイドラ16と第2アイドラ17が同時に移動するので、同様にしてベルトテンションを調整することができる。
【0031】
以上のように、本実施形態によれば、左右ねじシャフト30の両端部に左右逆ねじで同一リードの雄ねじ部31a、31bを設け、この雄ねじ部31a、31bを第1アイドラシャフト18、第2アイドラシャフト23の頭部18a、23aに螺合させているので、左右ねじシャフト30を回すことで、同一距離を接近させたり、あるいは離間させながら、タイミングベルト15の両辺15a、15bのベルトテンションを偏りなく正確に調整することができる。
【0032】
しかも、操作そのものは左右ねじシャフト30を単純に回すだけであるので、誰が行っても簡易かつ短時間で正確なベルトテンションの調整を行うことができる。
【0033】
また、左右ねじシャフト30それ自体は、厳密に位置決めしなくても、シャフトブラケット32を用いてケーシング12の上面に回転可能に固定するだけでよい。第1アイドラ16と第2アイドラ17の移動量の正確さはねじ機構によって担保されているからである。
【0034】
さらに、左右ねじシャフト30は、タイミングベルト15の両辺15a、15bの間に配置されるので、設置スペースをとらず、しかも棒状の左右ねじシャフト30をシャフトブラケット32で支持するという小さくまとまった構造になるので、本実施形態の多関節搬送ロボット50のような細いアーム56、57の中にも容易に組み込むことができる。
【0035】
そして、多関節搬送ロボット50では、タイミングベルト15の左右両辺15a、15bのベルトテンションの偏りが位置制御上の原点を狂わせ、搬送物の位置決め精度の誤差に直結するところ、上記のように、タイミングベルト15のベルトテンションを簡単にしかも正確に偏りなく調整できるので、正確なワーク搬送の実現に寄与することができる。
【0036】
第2実施形態
次に、図6は、本発明の第2実施形態によるベルトテンション調整装置を示す。この第2実施形態では、第1アイドラシャフト18、第2アイドラシャフト23を支持する座板20、25をブラケット40、40で固定するようにしている。ブラケット40、40は、座板20、25の縁部を押さえる保持部40aを有している。なお、図6では、第1アイドラシャフト18のみを示しているのが、第2アンドラシャフト23も同様になっている。
【0037】
タイミングベルト15のベルトテンションを調整するときには、ボルト42を緩めて、ブラケット40による拘束を解除すれば、第1アイドラシャフト18および第2アイドラシャフト23は、座板20、25とともにケーシング12の上面を滑って移動することができる。
【0038】
テンション調整後に、ボルト42を締めれば、ブラケット40、40によって座板20、25をそれぞれ固定し、第1アイドラシャフト18、第2アイドラシャフト23を固定することができる。タイミングベルト走行中は、第1アイドラシャフト18、第2アイドラシャフト23の浮き上がり防止にもなる。
【0039】
以上、本発明に係るベルトテンション調整装置について、多関節搬送ロボットのベルト伝動機構に適用した実施形態を挙げて説明したが、本発明のベルトテンション調整装置は、ロボット以外の種々の機械のベルト伝動装置に適用可能であることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明によるベルトテンション調整装置が適用される多関節搬送ロボットを示し、図1(a)は正面図、図1(b)は平面図である。
【図2】本発明の実施形態によるベルトテンション調整装置の横断面図である。
【図3】本発明の実施形態によるベルトテンション調整装置の平面図である。
【図4】ベルトテンションを高める場合の操作を示す横断面図である。
【図5】ベルトテンションを高める場合の操作を示す平面図である。
【図6】本発明によるベルトテンション調整装置の変形例を示す横断面図である。
【図7】従来のベルトテンション調整方法を示す模式図である。
【図8】従来の別のベルトテンション調整方法を示す模式図である。
【符号の説明】
【0041】
10…ベルトテンション調整装置、12…ケーシング、15…タイミングベルト、16…第1アイドラ、17…第2アイドラ、18…第1アイドラシャフト、20…座板、23…第2アイドラシャフト、25…座板、30…左右ねじシャフト、32シャフトブラケット、50…多関節搬送ロボット、56…第1アーム、57…第2アーム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中空のケーシング内部に駆動側のプーリと従動側のプーリとに巻き掛けられる無端環状のベルトとが収容されたベルト伝動機構のベルトテンションを調整するためのベルトテンション調整装置において、
前記ベルトの一方の片辺側ベルトに接する第1のアイドラが取り付けられ、前記ベルト走行方向と直角な方向に移動可能なように前記ケーシングに取り付けられた第1のアイドラシャフトと、
前記ベルトの他方の片辺側ベルトに接する第2のアイドラが取り付けられ、前記ベルト走行方向と直角な方向に移動可能なように前記ケーシングに取り付けられた第2のアイドラシャフトと、
前記第1アイドラ軸と前記第2アイドラのそれぞれの端部に螺合する左右逆ねじで同一リードになったねじ部を有する左右ねじシャフトと、
前記ケーシングに固定され、左右ねじシャフトを回転可能に支持する支持ブラケットと、
とからなることを特徴とするベルトテンション調整装置。
【請求項2】
前記支持ブラケットは、前記第1アイドラシャフトおよび第2アイドラシャフトの移動量を決定する基準となるように前記左右ねじシャフトの軸方向の位置を一定に支持することを特徴とする請求項1に記載のベルトテンション調整装置。
【請求項3】
前記第1アイドラシャフトおよび第2アイドラシャフトは、ケーシングに浮き上がり防止用のボルトで固定された座板とともに前記ケーシング上を滑って移動することを特徴とする請求項1に記載のベルトテンション調整装置。
【請求項4】
前記第1アイドラシャフトおよび第2アイドラシャフトは、ケーシングに浮き上がり防止用のブラケットで固定された座板とともに前記ケーシング上を滑って移動することを特徴とする請求項1に記載のベルトテンション調整装置。
【請求項5】
前記左右ねじシャフトのねじ部は、前記第1アイドラシャフトと第2アイドラシャフトの頭部に形成された左右逆ねじの雌ねじ部に螺合し、ロックナットで固定されることを特徴とする請求項1に記載のベルトテンション調整装置。
【請求項6】
前記ケーシングは、多関節搬送ロボットのアームのケーシングであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの項に記載のベルトテンション調整装置。
【請求項7】
多関節搬送ロボットのアーム毎に前記ベルトテンション調整装置が設けられていることを特徴とする請求項6に記載のベルトテンション調整装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−266010(P2010−266010A)
【公開日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−118720(P2009−118720)
【出願日】平成21年5月15日(2009.5.15)
【出願人】(000003458)東芝機械株式会社 (843)
【Fターム(参考)】