説明

リヤカメラ装置

【課題】エンジンカバーでボルトの一部を覆われず、全てのボルトが露出して機体上面に取り付けられていても、ボルトを取り外してリヤカメラを建設機械から分離できない盗難防止構造を備えたリヤカメラ装置を提供する。
【解決手段】建設機械の後方を視認するために機体上面に装備された取り付けられるリヤカメラ装置10において、盗難防止部材15が上端面をカバー本体19の下面に密着させた上昇姿勢にあるとき、ストッパ部材25は、盗難防止部材15よりも下側に位置づけられるが、下方への傾動を伴い盗難防止部材15がカバー本体19の下面から下方に離間させた下降姿勢にあるときには盗難防止部材15よりも上側に位置づけられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、盗難防止構造を備えたリヤカメラ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
建設機械の後方監視装置が特許文献1に開示されている。この後方監視装置は、リヤカメラの盗難を防止するためのものである。そのために、カメラを取り付けた取付プレートを機体上面に固定するためのボルトの一部をエンジンカバーで覆い、リヤカメラ装置(カメラユニット)を分離できなくしている。
【0003】
しかしながら、近年の建設機械のレイアウトとして、エンジンカバーがカウンタウエイトから離れて形成されているものが主流となりつつある。このため、主にカウンタウエイト上面に取り付けられるリヤカメラ装置のボルトが露出することになり、容易にボルトを取り外してリヤカメラを機体から分離することができてしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−336361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記従来技術を考慮したものであって、エンジンカバーでボルトの一部を覆われず、全てのボルトが露出して機体上面に取り付けられていても、ボルトを取り外してリヤカメラを建設機械から分離できない盗難防止構造を備えたリヤカメラ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため、請求項1の発明では、建設機械の後方を視認するために機体上面に装備された取り付けられるリヤカメラ装置において、カメラ本体と、該カメラ本体がその上面に固定された取付プレートと、前記取付プレートから下側に突出された保持部材と、前記機体上面に取り付けられたカバーモジュールであって、前記機体上面を覆い、前記取付プレートが載置されるカバー本体と、前記カバー本体の下側に配設され、前記カバー本体との間にてボルト締結空間を確保する板状の床材と、前記カバー本体を切欠いて形成され、前記取付プレートが前記カバー本体上を一方向にスライドして前記カバー本体に載置されるとき、前記ボルト締結空間内への前記保持部材の導入を可能にするガイド溝と、前記床材上から突出されたストッパ部材とを含む、カバーモジュールと、前記保持部材の下端部に保持され、前記保持部材とともに前記ボルト締結空間に配設される盗難防止部材であって、前記保持部材に上下方向に傾動自在に取り付けられた基台部と、該基台部から立設し、ネジ孔が形成された筒状部とを含む、盗難防止部材と、を備え、前記基台部の上方への傾動を伴い前記盗難防止部材が前記筒状部の上端面を前記カバー本体の下面に密着させた上昇姿勢にあるとき、前記ストッパ部材は、前記盗難防止部材よりも下側に位置づけられるが、前記基台部の下方への傾動を伴い前記盗難防止部材が前記筒状部の上端面を前記カバー本体の下面から下方に離間させた下降姿勢にあるときには前記盗難防止部材よりも上側に位置づけられ、前記盗難防止部材は、前記ストッパ部材よりもスライド方向後方にて前記上昇姿勢にあるとき前記取付プレート及び前記カバー本体を貫通するボルトが前記筒状部の前記ネジ孔にねじ込まれることで、前記取付プレート及びカバー本体にボルト締めされていることを特徴とするリヤカメラ装置を提供する。
【0007】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記保持部材は断面略L字状のL型部材であり、前記盗難防止部材の前記基台部は、前記L型部材を挿通させる挿通孔を有し、前記L型部材の屈曲部にて上下方向に傾動自在に係止されていることを特徴としている。
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、前記盗難防止部材を複数備え、前記盗難防止部材と前記取付プレート及び前記カバー本体が複数箇所でボルト締めされていることを特徴としている。
【0008】
請求項4の発明では、請求項1〜3のいずれかの発明において、前記盗難防止部材は、前記取付プレート及び前記カバー本体の最も奥側に形成された第1及び第2のボルト孔に対応する位置に配設されるとともに前記取付プレート及び前記カバー本体とともにボルト締めされ、前記ストッパ部材は、前記盗難防止部材の位置よりも手前側近傍に形成されることを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
請求項1の発明によれば、保持部材をガイド溝に沿ってスライドさせ、盗難防止部材をカバー本体の下面に密着させた上昇姿勢にあるときに、ストッパ部材は盗難防止部材の下側に配置されるので、盗難防止部材はガイド溝に沿ってスライドしたときにストッパ部材を超え、スライド方向後方に配置される。また、盗難防止部材は、保持部材に対して傾動自在に取り付けられている。したがって、取付プレート及びカバー本体とともにボルト締めされた状態で、このボルトを取り外しても、盗難防止部材は保持部材に取り付けられたままであり、その重さで傾動し、下降姿勢となっている。この下降姿勢で保持部材をガイド溝に沿ってスライドさせ、カメラ本体が固定された取付プレートを取り出そうとしても、盗難防止部材がストッパ部材に当接して取り出すことができない。これにより、ボルト締結を解除して建設機械からリヤカメラのカメラ本体を取り外されて盗難されることを確実に防止できる。
【0010】
請求項2の発明によれば、保持部材を断面略L字状のL型部材とし、このL型部材を盗難防止部材の基台部に設けられた挿通孔に挿通する。これにより、盗難防止部材はL型部材の屈曲部にて傾動自在に係止する。したがって、盗難防止部材が下降姿勢にあるときにストッパ部材に当接させてカバー本体が取り外されることを防止できるので、簡単な構造でリヤカメラの盗難を防止することができる。
【0011】
請求項3の発明によれば、複数の盗難防止部材が取付プレート及びカバー本体とボルト締めされているので、取付プレートをカバー本体から取り外すことを確実に防止し、盗難防止性を向上することができる。
【0012】
請求項4の発明によれば、盗難防止部材は、取付プレート及びカバー本体における最も奥側に形成された第1及び第2のボルト孔に対応する位置に配設され、取付プレート及びカバー本体とともにボルト締めされている。また、ストッパ部材もこの盗難防止部材の近傍に形成される。このため、盗難防止部材を持ち上げてストッパ部材を超えさせて、取付プレートを取り外そうとしても、ボルト締結空間の手前側開口から手を奥まで入れる必要があり、手間がかかり面倒とさせることができる。したがって、カメラ本体が取り付けられた取付プレートを取り外すために所定時間を要することになり、盗難防止性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明に係るリヤカメラ装置を備えた建設機械の平面図である。
【図2】本発明に係るリヤカメラ装置を備えた建設機械の側面図である。
【図3】本発明に係るリヤカメラ装置の分解斜視図である。
【図4】取付プレート周辺の部品説明図である。
【図5】カバーモジュールの概略図である。
【図6】本発明に係るリヤカメラ装置の正面図である。
【図7】本発明に係るリヤカメラ装置の側面図である。
【図8】本発明に係るリヤカメラ装置の盗難防止機構が働いたときの概略図である。
【図9】本発明に係るリヤカメラ装置の盗難防止機構が働いたときの概略図である。
【図10】本発明に係るリヤカメラ装置の盗難防止機構が働いたときの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1は本発明に係るリヤカメラ装置を備えた建設機械の平面図であり、図2は側面図である。
図示したように、例えば油圧ショベルからなる建設機械1は、下部走行体2を備え、この下部走行体2上には上部旋回体3が旋回可能に設けられている。上部旋回体3には、前部左側に運転室4が設けられるとともに、その中央部からブーム5が延びている。ブーム5はその両側の所定位置に配設された一対のブームシリンダ6を伸縮させることで起伏される。当該ブーム5の先にはアーム7が配設され、アーム7の先端にはバケット8が取り付けられており、これらアーム7およびバケット8もまた、そのアームシリンダおよびバケットシリンダの伸縮を受けて作動される。9は、建設機械1のエンジン、その他各種機器の点検、修理等のメンテナンス作業を行うために、作業者等がその機体上、具体的には上部旋回体3のエンジン建屋や燃料タンク等の上に上ったときに、作業者の足下が滑らないようにするための滑り止めプレートである。
【0015】
上部旋回体3の機体上面であって後側に、リヤカメラ装置10が取り付けられている。より詳しくは、カウンタウエイト11の上面に取り付けられている。このリヤカメラ装置10は、機体後方を運転室4で作業する作業者が視認するためのものである。自走式の建設機械1では、このように後方の視認性を向上させることにより、作業の安全性を図っている。
【0016】
図3は本発明に係るリヤカメラ装置の分解斜視図である。また、図4は取付プレート周辺の部品説明図であり、図5はカバーモジュールの概略図である。
図示したように、本発明に係るリヤカメラ装置10は、カメラ本体12と、取付プレート13と、カバーモジュール14と、盗難防止部材15で構成されている。カメラ本体12は取付プレート13の下面側からボルト等(不図示)により取付プレート13の上側に固定されている。取付プレート13は、板状のプレート本体18を有している。プレート本体18の下側には、断面略L字状のL型部材(保持部材)16が突出している。このL型部材16は、プレート本体18の下面から延びる垂下部16aと、この垂下部16aから屈曲して横方向に延びる鍔部16bからなる。プレート本体18には、カバーモジュール14に固定するための第1のボルト孔17が複数(図では4個)形成されている。
【0017】
カバーモジュール14は、カウンタウエイト11の上部カバーとなるカバー本体19を有している。カバー本体19には、プレート本体18に形成された第1のボルト孔17に対応して、第2のボルト孔20がそれぞれ形成されている。第2のボルト孔20に対応して、裏ナット22がプレート本体18の取付面の下側に形成されている。なお、プレート本体18とカバー本体19をボルト締めにて固定する場合、通常のナットを用いて固定してもよい。カバー本体19には、手前側(機体前方)から奥側(機体後方)に向かって線状に切欠かれたガイド溝21が形成されている。カバー本体19の下側には、ボルト締結空間23が形成され、その下側は板状の床材24で覆われている。ボルト締結空間23は、手前側の開口面以外は全て囲まれている。床材24には、ストッパ部材25が立設している。
【0018】
盗難防止部材15は基台部15aと筒状部15bで構成される。基台部15aは、L型部材16を挿通可能な挿通孔26が形成されている。筒状部15bは、基台部15aから立設し、内側にネジ孔27が形成されている。このネジ孔27には、上述した取付プレート13とカバーモジュール14を固定するボルト28が螺入され、これらが一体として固定される。すなわち、筒状部15bはボルト28に対する裏ナットである。
【0019】
上記のような構成のリヤカメラ装置10は、まずカウンタウエイト11の上部カバーとしてカバーモジュール14のカバー本体19が溶接されている状態で、ガイド溝21に沿ってL型部材16をスライドさせる。このとき、盗難防止部材15はL型部材16を挿通孔26にて挿通し、上下に傾動自在に係止している状態である。L型部材16のスライド時、盗難防止部材15が移動する下側にストッパ部材25があるため、これに当たらないように、盗難防止部材15の上面をカバー本体19の下面に当接させる。このように盗難防止部材15がカバー本体の下面に密着した上昇姿勢の状態で、ガイド溝21の所定位置までL型部材16をスライドさせたら、第1のボルト孔17、及び第2のボルト孔20とネジ孔27を合わせてボルト28を螺入する。その他の第1のボルト孔17及び第2のボルト孔20はボルト締めにより固定される。
【0020】
図6は本発明に係るリヤカメラ装置の正面図であり、図7は側面図である。
図示したように、リヤカメラ装置10が機体(カウンタウエイト11)上面に取り付けられた状態では、複数のボルト28(図では4本のボルト28)で、取付プレート13とカバーモジュール14が固定されている。そのうち1箇所には、盗難防止部材15が固定されている。このとき、盗難防止部材15はL型部材16に係止している。本発明に係るリヤカメラ装置10は、このような状態で機体上面に取り付けられる。
【0021】
図8〜図10は本発明に係るリヤカメラ装置の盗難防止機構が働いたときの概略図である。
図8に示すように、ボルト28を全て取り外してカメラ本体12を取り外そうとしても、盗難防止部材15がストッパ部材25に引っ掛かり、カメラ本体12が固定された取付プレート13を取り外すことができない。具体的には、盗難防止部材15を固定しているボルト28(図6参照)を取り外すと、盗難防止部材15がL型部材16に係止したままボルト締結空間23内を落下し、下降姿勢となる。この状態で、ガイド溝21(図3参照)に沿ってL型部材16をスライドさせても、盗難防止部材15がストッパ部材25に当接し、取付プレート13を引き抜くことができない。これにより、カメラ本体12の盗難防止性を高めている。
【0022】
図9はカメラ本体12を持ち上げて盗難を試みた状態を示している。このようにしても、盗難防止部材15の筒状部15bがその重みでL型部材16に係合したまま斜め(下降姿勢)になっているので、ストッパ部材25を超えて取付プレート13を引き抜くことができない。したがって、カメラ本体12が盗難されることはない。これを実現するため、ストッパ部材25の高さは、カバー本体19の下面に盗難防止部材15の筒状部15bを当接させたときに、基台部15aの下面にほぼ密着するか、あるいはそれに近いくらい若干の隙間を有するように設定することが好ましい。
【0023】
図10は取付プレート13を斜めにして持ち上げて盗難を試みた状態を示している。このようにしても、盗難防止部材15はストッパ部材25に当接し、取付プレート13をガイド溝21に沿ってそれ以上スライドさせて引き抜くことができない。
【0024】
以上説明した盗難防止性をさらに向上させるために、盗難防止部材15を複数個取り付けてもよい。このようにすれば、誤って盗難防止部材15の一つがストッパ部材25を超えてしまっても、その他の盗難防止部材15が別の、又は同じストッパ部材に当接して取付プレート13が引き抜かれることを防止する。複数の盗難防止部材15は、手前側から奥側に対して(前後方向に)取り付けてもよいし、左右両側に取り付けてもよい。この場合、ガイド溝21の長さを適宜調整して形成する。
【0025】
また、盗難防止部材15を奥側(機体後方)に取り付け、ストッパ部材25もこの近傍に形成すれば、盗難防止部材15を手で持ち上げてストッパ部材25を超えさせるのにボルト締結空間23の手前側から手を入れなければならず、盗難に際しての手間と面倒をかけさせることができる。したがって、盗難防止性をさらに向上することができる。また、ストッパ部材をガイド溝21に沿って複数個形成すれば、誤って盗難防止部材15がストッパ部材25を超えてしまっても、次なるストッパ部材25が盗難防止部材15に当接し、結果として取付プレート13が引き抜かれることを防止できる。
【0026】
さらに好ましくは、図7に示すように、取付プレート13の手前側上方にエンジンカバー29を備える構成とした建設機械に本発明に係るリヤカメラ装置10を適用することにより、エンジンカバーを開けるための鍵がなければボルト締結空間23に手を挿入できないので、盗難防止性がさらに向上する。
【符号の説明】
【0027】
1 建設機械
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 運転室
5 ブーム
6 ブームシリンダ
7 アーム
8 バケット
9 滑り止めプレート
10 リヤカメラ装置
11 カウンタウエイト
12 カメラ本体
13 取付プレート
14 カバーモジュール
15 盗難防止部材
15a 基台部
15b 筒状部
16 L型部材(保持部材)
16a 垂下部
16b 鍔部
17 第1のボルト孔
18 プレート本体
19 カバー本体
20 第2のボルト孔
21 ガイド溝
22 裏ナット
23 ボルト締結空間
24 床材
25 ストッパ部材
26 挿通孔
27 ネジ孔
28 ボルト
29 エンジンカバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
建設機械の後方を視認するために機体上面に装備された取り付けられるリヤカメラ装置において、
カメラ本体と、
該カメラ本体がその上面に固定された取付プレートと、
前記取付プレートから下側に突出された保持部材と、
前記機体上面に取り付けられたカバーモジュールであって、
前記機体上面を覆い、前記取付プレートが載置されるカバー本体と、
前記カバー本体の下側に配設され、前記カバー本体との間にてボルト締結空間を確保する板状の床材と、
前記カバー本体を切欠いて形成され、前記取付プレートが前記カバー本体上を一方向にスライドして前記カバー本体に載置されるとき、前記ボルト締結空間内への前記保持部材の導入を可能にするガイド溝と、
前記床材上から突出されたストッパ部材とを含む、カバーモジュールと、
前記保持部材の下端部に保持され、前記保持部材とともに前記ボルト締結空間に配設される盗難防止部材であって、
前記保持部材に上下方向に傾動自在に取り付けられた基台部と、
該基台部から立設し、ネジ孔が形成された筒状部とを含む、盗難防止部材と、
を備え、
前記基台部の上方への傾動を伴い前記盗難防止部材が前記筒状部の上端面を前記カバー本体の下面に密着させた上昇姿勢にあるとき、前記ストッパ部材は、前記盗難防止部材よりも下側に位置づけられるが、前記基台部の下方への傾動を伴い前記盗難防止部材が前記筒状部の上端面を前記カバー本体の下面から下方に離間させた下降姿勢にあるときには前記盗難防止部材よりも上側に位置づけられ、
前記盗難防止部材は、前記ストッパ部材よりもスライド方向後方にて前記上昇姿勢にあるとき前記取付プレート及び前記カバー本体を貫通するボルトが前記筒状部の前記ネジ孔にねじ込まれることで、前記取付プレート及びカバー本体にボルト締めされていることを特徴とするリヤカメラ装置。
【請求項2】
前記保持部材は断面略L字状のL型部材であり、
前記盗難防止部材の前記基台部は、前記L型部材を挿通させる挿通孔を有し、
前記L型部材の屈曲部にて上下方向に傾動自在に係止されていることを特徴とする請求項1に記載のリヤカメラ装置。
【請求項3】
前記盗難防止部材を複数備え、前記盗難防止部材と前記取付プレート及び前記カバー本体が複数箇所でボルト締めされていることを特徴とする請求項1又は2に記載のリヤカメラ装置。
【請求項4】
前記盗難防止部材は、前記取付プレート及び前記カバー本体の最も奥側に形成された第1及び第2のボルト孔に対応する位置に配設されるとともに前記取付プレート及び前記カバー本体とともにボルト締めされ、前記ストッパ部材は、前記盗難防止部材の位置よりも手前側近傍に形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のリヤカメラ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−42979(P2011−42979A)
【公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−191802(P2009−191802)
【出願日】平成21年8月21日(2009.8.21)
【出願人】(000005522)日立建機株式会社 (2,611)
【Fターム(参考)】